債務整理が得意な弁護士を探すならツナグ債務整理

せどりや転売で借金返済をする場合の注意点について

せどりや転売は逆に借金を増やしてしまうことも せどりや転売以外の借金返済方法とは?

せどりや転売なら簡単に稼げて借金の返済もすぐにできると聞いたのですが、本当でしょうか?現在、借金の返済に追われて家計が苦しいので、簡単に返済できるならやってみようと思っています。

確かに、せどりや転売によってお金を稼いでいる人は多いです。しかし、簡単に稼げるというのは間違いです。下手をすると借金を増やしかねないので、借金返済の手段としてはおすすめしません。

そうなんですね・・・。けれど、今の収入では借金の返済が間に合いません。何かいい方法はありますか?

まずは収支の見直しが大切です。借入状況によっては債務整理が効果的な場合もあるので、一度借入状況と収入がわかる資料を持って、法律事務所へ相談にいらしてください。

せどりや転売を副業としている人は多く、正しい知識を持って実践すれば専業にできるくらい稼ぐことも可能です。

しかし、初心者には仕入れる商品の選定が難しかったり、副業として成り立たせるためには仕入れに数万円の元手が必要です。仕入れに失敗して、借金を増やしてしまう事例も珍しくありません。

そのため、せどりや転売をして借金返済をするのはあまり現実的ではないでしょう。

借金返済が苦しい状況なら、法律事務所へ相談して債務整理を検討してください。せどりや転売より早く確実に借金の返済が楽になります。

当サイトでは無料相談を受付けている法律事務所を紹介しているので、ぜひ気軽に相談してみてくださいね。

>>【借金の返済負担を大幅減】法律事務所への無料相談はこちら

あなたの借金がいくら減らせるかは、
借金減額シミュレーターで簡単に診断できます

どうしても返済が厳しい場合は、債務整理が有効な解決策の一つです。
実際にどれくらい借金が減らせるのか、気軽に診断してみましょう。

この記事でわかること
  • せどりや転売は知識や資金が必要なため、借金返済の手段には向いていない。
  • せどりや転売に失敗すると、借金が増える恐れもある。
  • 借金返済のための副業は、元手がかからないものがおすすめ。

せどりや転売が借金返済に向かない理由

せどりとは、仕入れた商品に手数料を上乗せして販売し、利益を得ることです。そして、転売も仕入れた価格よりも高く売って利益を得る行為であり、仕組みは変わりません。

ただ、一般的には以下のように線引きされることが多いです。

  • せどり・・・安く仕入れたものに利益を上乗せして売る
  • 転売・・・品薄・人気商品を買い占めて定価以上の値段で売る

どちらも正しく実践していれば違法性はなく、副業として稼いでいる人も多いです。

しかし、初心者が借金返済のためにせどりや転売をするのは、あまりおすすめしません。

なぜなら、せどりや転売で稼ぐには数万円程度の元手が必要であり、仕入れに失敗すると赤字になる恐れもあるためです。

また、古物商許可を得ていなかったり利益の申告漏れがあると、違法になることもあります。

この項目では、せどりや転売が借金返済に向かない理由を詳しくお伝えします。

せどりや転売で借金返済をするには数万円の元手が必要

前述したように、せどりや転売は「仕入れたものに手数料を上乗せして利益を得る」方法です。

そのため、まずは販売する商品を仕入れなければなりません。そして仕入れるにはもちろん資金が必要です。

また、せどりや転売は運用資金が多いほど利益も多くなる傾向にあり、元手が少ないと成功しても利益は小さくなります。

そのため、借金返済に充てられるまで稼ぐためには、少なくとも数万円の元手が必要でしょう。

しかし、借金返済に追われていると、数万円の元手を捻出するのが難しい状況の方が多いのではないでしょうか。

さらに、その数万円をなんとか捻出できたとしても、必ず成功するとは限りません。

そのため、初心者の場合はとくに、せどりや転売を借金返済の手段とするのはあまりおすすめできないでしょう。

仕入れの知識がないと借金を増やす可能性もある

せどりや転売では、どんなものでも利益を乗せて販売できるわけではありません。

仕入れた商品が売れずに残り、赤字になってしまう恐れもあります。

また、一度売れたからと同じものを大量入荷したのちに、競合が出てきて売れない在庫を大量に抱えてしまうことも珍しくありません。

そのため、仕入れや品定めの知識や経験がないと仕入れた商品が売れずに赤字となり、借金を増やしてしまう可能性があるのです。

商品が売れても手元にお金が入るまでに時間がかかる

せどりや転売では主に以下のような過程で利益を手元に得ます。

上記のように、仕入れから実際に利益を得るまでに時間がかかります。

また、購入者が現れるまでに時間がかなりかかってしまい、カードの引落しや借金の返済期日に間に合わないケースも多いです。

とくに初めてせどりや転売をするときは、仕入れる商品や数を上手く予測できないことも多く、利益を出すどころか仕入れに使った金額の回収にも多くの時間を費やしてしまう可能性があります。

許可や申告の漏れがあると違法になる可能性がある

せどりをおこなうためには「古物商許可」を警察署から得る必要があります。

古物商許可を得ずにせどりをすると、無許可営業とされて3年以下の懲役または100万円以下の罰金が課せられる恐れがあります。

ただし、新品の物を仕入れて販売するのであれば、古物商許可は不要です。

また、せどりや転売で利益を得た場合、税務署に申告して税金を支払わなければなりません。

具体的には、経費を差し引いて得た利益が年間で20万円を超えると、申告が必要です。

この申告を怠ると、のちに調査が入った際に追徴課税を受けることになります。場合によっては脱税などの罪に問われるので注意が必要です。

せどりや転売で失敗して借金を増やしてしまった事例

せどりや転売は、仕入れの経験や知識があったり元手として使える資金が多くある場合などは、副業として月に数十万円を稼ぐことも可能です。

しかし、初心者の場合は失敗するリスクも高く、せどりや転売の利益を借金返済に充てるつもりが逆に借金を増やしてしまったという事例も少なくありません。

そこでこの項目では、せどりや転売に失敗して借金を増やしてしまった事例を2つ紹介しますので、参考にしてください。

※下記は実際にあった事例ではなく、典型的なケースを元設定した解説用の事例です。

出品規制のある商品を大量に仕入れてしまった事例

Aさんは、引っ越しや家具などの買い物が重なったためカードローンから20万円を借入れました。

次の月からは大きな買い物の予定もなかったので、すぐに返せると思ったのです。

しかし、生活費を捻出すると借金の返済をする余裕はなく、利息を払うので精一杯で借入金は一向に減りませんでした。

そんなとき、会社の同期がせどりを副業にして月7万円程度の収入を得ていると聞きました。

とくに難しいこともないというので、さっそくAさんもせどりを始めることに。

Aさんは利益を見込んで、借入を増やして海外製のファッション小物を大量に仕入れました。

出品したところ、商品に使われているロゴが日本のブランド品を模倣しているものだとして、出品規制を受けました。

Aさんは大量の在庫を抱えたまま、増えてしまった借金の返済を続ける事態に。

仕入れの知識がないまま一発逆転を狙った結果、Aさんは借金を増やすこととなってしまったのです。

高額なせどりのセミナーに申込んだが詐欺だった事例

Bさんは投資に失敗して40万円の借金を抱えていました。

そんなとき「せどりで月収150万円は簡単に稼げる!」と謳っているブログを見つけました。

読んでいくうちに、Bさんはせどりに興味を持つように。

そして、そのブログの開設者がせどりで稼ぐためのセミナーを開くという情報がありました。セミナーの参加費は30万円と高額でしたが、Bさんは投資と思って参加することに。

しかし、参加費を振り込んだところ、今までブログに書いてあったことをまとめた資料が届いたきり音信不通となりました。

ブログに問い合わせても返信はなく、Bさんは一気に倍近くに増えた借金に頭を抱えることになってしまったのです。

せどりや転売以外で借金返済をする方法

ここまで、せどりや転売で借金返済をするのは困難であることをお伝えしました。

しかし、現在の収入では借金の返済が追いつかずに困っている人は多いと思います。

そこでこの項目では、せどりや転売以外で借金返済をする方法をお伝えします。

元手がかからずにできる副業も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

収支を正しく把握して支出を減らす

借金の返済がなかなか進まないという方の中には、収支を正しく把握できておらず借金の返済に充てている金額が少ないという方は多いです。

借金返済に充てられる金額が少ないと利息しか払えていない場合も多く、そうなると借金総額は増え、返済が終わるまでに時間がかかってしまいます。

そのため、まずは収支を正しく把握しましょう。

支出を以下のように分類し、収入とのバランスを取るのがおすすめです。

  • 消費・・・生活していくのに欠かせない出費。家賃、食費、水道光熱費など。
  • 投資・・・将来役立つものへの出費。書籍、セミナーの参加費など。
  • 浪費・・・必要以上の贅沢や、無駄なものへの出費。ギャンブル、贅沢な外食など。

浪費はなるべく削減し、投資も借金返済が終わるまでは控えることで、返済に充てる資金を捻出できるかもしれません。

また、消費に関しても、なるべく自炊を心がけたりスマホを格安のキャリアに乗り換えるなどで節約できます。

もしも自身での収支の管理に自信がなければ、家族や信頼できる友人に収支の管理を手伝ってもらってもよいでしょう。

お金の問題に詳しい弁護士に相談することでも、効果的なアドバイスが得られるのでおすすめです。

元手のかからない副業をして収入を増やす

せどりや転売は元手がかかってしまうため、借金返済のための副業としては初心者には向かないとお伝えしました。

一方で、元手のかからない副業であれば、借金返済の有効な手段です。

以下の仕事は、元手がかからず単発や日払いにも対応していることが多いため、副業としておすすめです。

  • デリバリースタッフ
  • ポスティング
  • 交通量調査
  • 試食案内
  • 試供品の配布

また、手元にパソコンやスマートフォンがあれば、以下のような仕事もよいでしょう。

  • Webライター
  • 在宅秘書
  • データ入力
  • 文字起こし

さらに、以下の仕事は短期間や住込みで効率よく稼げます。

  • リゾートバイト
  • 自動車工場の期間工
  • 年賀状の仕分け
  • クリスマスやバレンタインの限定品販売

自分の生活スタイルに合わせた副業を選び、収入を増やして借金返済を効率よく進めましょう。

以下の記事でも、借金返済における副業について詳しく解説しているので参考にしてください。

親戚や友人に金銭的援助をお願いする

借金総額によっては、親戚や友人に金銭的援助をお願いするのもよいでしょう。

その際は、のちのトラブルを防ぐためにも借用書の作成が必須です。借用書の書き方については、下記の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。

また、贈与を受ける場合は受ける側に、以下の税率で贈与税が課せられます。

基礎控除後の課税額 税率 控除額
200万円以下 10%
300万円以下 15% 10万円
400万円以下 20% 25万円
600万円以下 30% 65万円
1,000万円
以下
40% 125万円
1,500万円
以下
45% 175万円
3,000万円
以下
50% 250万円
3,000万円超 55% 400万円

※基礎控除後の課税額・・・110万円以下は贈与税の控除対象になるため、それを差引いたあとの金額

上記は「一般税率」とされ、兄弟間や親子間の贈与の際に利用されます。

祖父母などから贈与を受ける場合は「特例税率」となるため、以下の国税庁のページを確認してください。

参照:国税庁ホームページ「贈与税の計算と税率(暦年課税)」

借金総額が年収の1/3以上なら債務整理を検討する

一般的に、借金総額が年収の1/3以上だと自力で返済を続けるのは困難だといわれています。

その場合、債務整理も視野に入れて弁護士に相談するとよいでしょう。

債務整理とは、国に認められた借金減額の手段で、以下の3つの方法があります。

  • 任意整理・・・将来的な利息をカットして、元金のみを分割で返済していく。
  • 自己破産・・・一定以上の財産を手放して債務を0にする。
  • 個人再生・・・借金総額を1/5程度に圧縮し、残債を分割で返済していく。

どの債務整理手続きをするかは、借入総額や収入によって変わってきます。そのため、まずは借入状況と収入のわかる資料を持って、法律事務所へ相談に行くのがおすすめです。

当サイトでも紹介していますが、無料相談を受け付けている法律事務所が多くあります。借金で不安なことがあるのなら、ぜひ利用してみてください。あなたの状況に合ったアドバイスがもらえます。

また、年収1/3以上というのはあくまでも目安です。自力での返済が困難だと感じた時点で、すぐに弁護士へ相談するのがよいでしょう。

まとめ

せどりや転売は、仕入れの知識や経験があれば副業として効果的です。

しかし、それなりの収入を得るには数万円以上の元手が必要だったり、知識がないと仕入れに失敗するリスクなどから、借金返済の手段としてはおすすめしません。

借金返済の手段としては、以下のような方法を検討するのがよいでしょう。

  • 収支を正しく把握して支出を減らす
  • 元手のかからない副業をして収入を増やす
  • 親戚や友人に金銭的援助をお願いする

自力での返済が難しいときは、借金問題に強い弁護士に相談すると状況に合わせた解決法がわかります。

無料での相談を受け付けている法律事務所も多くあるので、借金に悩んだら一度相談してみるとよいでしょう。

せどり・転売と借金返済についてよくある質問

せどりや転売で借金返済は可能ですか?

せどりや転売は借金返済に向いているとはいえません。仕入れに関する専門知識が必要なうえ、商品が売れても手元にお金が入るまでに時間がかかるため、借金返済ができるようになるまで多くの時間と努力が必要になります。

そもそも、せどりや転売は違法ではないのでしょうか?

事業としておこなう場合、古物商許可の取得が必要です。無許可営業をおこなった場合、懲役や罰金などを科される恐れがあります。

せどりや転売以外に借金を返済する方法はありますか?

デリバリースタッフやポスティングなど、元手のかからない副業で収入を増やしましょう。また、債務整理をおこなうことで、借金を減額・免除するという方法もあります。

債務整理とはなんですか?

債務整理とは、債権者との交渉や公的制度によって、借金を減額・免除する方法です。弁護士に債務整理を依頼することで、支払督促を止めることもできます。

債務整理におすすめの弁護士を知りたいです。

当サイトでは、債務整理の実績が豊富で、借金問題に強い弁護士を紹介しています。相談無料の法律事務所ばかりなので、気軽に問い合わせてみましょう。→厳選された「債務整理に力を入れる弁護士」はこちら

あなたの借金がいくら減らせるかは、
借金減額シミュレーターで簡単に診断できます

どうしても返済が厳しい場合は、債務整理が有効な解決策の一つです。
実際にどれくらい借金が減らせるのか、気軽に診断してみましょう。