鳥取県で離婚についての無料法律相談ができる窓口一覧

「離婚を考えているけど、どこで相談すればいいかわからない」という人は、まずは無料で法律相談ができる窓口で自分の状況を相談してみましょう。

鳥取県で無料法律相談ができる窓口は以下の通りです。

相談先名 電話番号 受付時間 所在地
法テラス鳥取 0570-078357
(IP電話:050-3383-5495)
毎週火・木曜 13時30分~15時30分 〒680-0000
鳥取市西町2-311
鳥取市福祉文化会館5階
鳥取県弁護士会 法律相談センター鳥取 0857-22-3912 平日 9時00分~17時00分 〒680-0000
鳥取市東町2-221
鳥取県弁護士会 法律相談センター倉吉 0858-24-0515 平日 9時00分~17時00分 〒682-0000
倉吉市葵町724-15
鳥取県弁護士会 法律相談センター米子 0859-22-3912 平日 9時00分~17時00分 〒683-0000
米子市西福原2-1-10
米子しんまち天満屋4階第5教室

参照:法テラス「法テラス鳥取
参照:鳥取県弁護士会「アクセス

無料相談は、基本的に30分以内などの時間制限が設けられていることがほとんどです。そのため、あらかじめ相談したい内容をまとめておくと、スムーズに相談できるでしょう。

また、上記の窓口以外にも、各弁護士事務所が初回限定や、時間制で無料相談を設けている場合があります。

弁護士費用に余裕がある場合は、離婚専門の弁護士に相談した方が、より有利な離婚成立を目指せるでしょう。弁護士を探す際は、離婚問題の解決実績や口コミなどを確認するのがおすすめです。また、実際に相談してみて、弁護士との相性や依頼後の費用提示の明確さも確認しましょう。

令和4年の鳥取県での離婚件数は763組で全国47位

鳥取県の「人口動態統計年報」によると、鳥取県の離婚件数は763組となっています。これは全国47位(最下位)の離婚件数です。

都道府県 人口 離婚件数 離婚率
鳥取県 55万0,000人 763件 1.41
島根県 68万7,000人 813件 1.25
岡山県 189万0,000人 1,901件 1.45
広島県 284万0,000人 5,037件 1.48
山口県 137万0,000人 2,515件 1.35

参照:鳥取県「令和4年人口動態調査
参照:e-Stat「人口動態調査 / 人口動態統計 確定数 離婚
参照:総務省統計局「人口推計

また、令和4年度の鳥取県の人口1,000人あたりの離婚率については1.41。全国平均の1.47と比べても低い離婚率です。この数値は47都道府県中25位の位置。全国的に見ても離婚率が低い地域です。

鳥取県の離婚する夫婦は「3組に1組」から「4組に1組」へ

「3組に1組は離婚する」という説がありますが、これは離婚件数を婚姻件数で割った数です。鳥取県の令和4年度の婚姻件数は1,981組。この数字で、同年の離婚件数(763組)を割ると、約38.5%です。

統計年度 離婚件数(鳥取県)
令和4年度 763組
令和3年度 814組
令和2年度 814組
平成31年度/令和元年度 1,073組

参照:厚生労働省「令和4年度 離婚に関する統計の概況

鳥取県では、離婚件数は徐々に減少傾向にあります。しかし、婚姻件数も同時に減少しているため、特殊離婚率(離婚件数÷婚姻件数)は高い水準を維持しています。

鳥取県の種類別離婚件数

離婚方法には6つの種類があり、それぞれ以下のように異なります。

離婚方法 説明
協議離婚 話し合い等で両者の合意のもと、離婚届を提出する離婚方法。日本の離婚の約90%は協議離婚によるもの。
調停離婚 話し合い等で離婚に合意できない場合や、慰謝料・財産分与・親権などについて合意できない場合に、家庭裁判所の調停のもと離婚する方法。
審判離婚 離婚調停でほとんどの条件で合意できているにもかかわらず、些細な原因で調停不成立となる場合、裁判所が審判を下す方法。
判決離婚 協議・調停・審判で離婚が成立しない場合に、裁判所が判決を下す離婚方法。判決離婚には法定離婚事由が必要です。
和解離婚 離婚訴訟中に、双方が譲歩して合意に達する離婚方法。
認諾離婚 離婚訴訟中に、被告が原告の主張を全面的に受け入れて成立する離婚方法。

令和4年度の人口動態調査によると、鳥取県の離婚方法の種類別離婚件数は以下の通りです。

離婚方法 離婚件数
協議離婚 661組
調停離婚 71組
審判離婚 11組
判決離婚 15組
和解離婚 5組
認諾離婚 該当なし

参照:厚生労働省「令和4年度 離婚に関する統計の概況

鳥取県の協議離婚の件数が圧倒的に多く、全体の約86.7%を占めています。話し合い等で双方で合意できない場合は、調停・審判・判決離婚などになりますが、時間やお金が余計にかかってしまうため、弁護士に相談した上で「協議離婚」を選ぶ場合が多いようです。

令和4年度の鳥取県の配偶者からの暴力(DV)に関する相談件数は842件

令和4年度に、鳥取県内の相談機関で受け付けた配偶者からの暴力相談件数は842件です。令和3年度の相談件数(1,020件)と比較すると、178件減少しています。

一時保護に至るケースは10件で、前年度の13件から減少しています。DVに関する相談は減少傾向にありますが、相談者の約98.1%が女性であり、鳥取県において女性が配偶者からの暴力に苦しむケースが多いことが明らかです。

夫婦の間にDVやモラハラがあること自体に気づいていない場合もあるため、少しでも疑問に感じた場合はDVやモラハラについて相談できる機関に相談してみましょう。

DVやモラハラ被害を受けたときに無料相談できる鳥取県の窓口一覧

DVやモラハラ被害を受けた際に、無料相談ができる鳥取県の窓口は以下の通りです。

相談先名 電話番号 受付時間
DV相談+(プラス) 0120-279-889 24時間受付(電話・メール)
チャット:12時~22時
DV相談ナビ #8008 24時間受付
鳥取県配偶者暴力相談支援センター(福祉相談センター) 0857-27-8630 月~金曜 8時30分~17時15分(DV緊急通報は24時間)
鳥取県男女共同参画センター(よりん彩) 0858-23-3939 火~日曜 9時~17時(第3木曜を除く)
よりん彩東部相談室 0857-26-7887 月~金曜 9時~12時、13時~17時(第3木曜を除く)
鳥取県警察本部 警察総合相談電話 #9110
0857-27-9110
24時間受付
鳥取県警察本部 性犯罪110番 0857-22-7110 24時間受付
男性DV相談(よりん彩) 0858-23-3955 毎週土曜 13時30分~17時30分

参照:八頭町公式ホームページ「男女共同参画関連の相談窓口
参照:鳥取県配偶者暴力相談支援センター「配偶者暴力相談支援センター
参照:鳥取県男女共同参画センター「よりん彩
参照:DV相談プラス「内閣府 DVのお悩みひとりで抱えていませんか?
参照:男女共同参画局「DV相談について

緊急性が高い場合や、危険が迫っている場合は、迷わず110番をして身を守るようにしましょう。