宮城県で離婚に強い弁護士一覧全5件【無料相談あり】

宮城県で離婚についての無料法律相談ができる窓口一覧

「離婚を考えているけど、どこで相談すればいいかわからない」という人は、まずは無料で法律相談ができる窓口で自分の状況を相談してみましょう。

宮城県で無料法律相談ができる窓口は以下の通りです。

相談先名	電話番号	受付時間	所在地
法テラス宮城	0570-078369	平日 9時～17時	〒980-0811 仙台市青葉区一番町3丁目6番1号 一番町平和ビル6階
みやぎ男女共同参画相談室	022-211-2570	第4木曜 13時～16時30分 （要予約）	〒980-8570 宮城県仙台市青葉区本町3丁目8番1号
宮城県母子・父子福祉センター	022-295-0013	毎月第3木曜 10時～12時 （要予約）	〒983-0832 仙台市宮城野区安養寺3-7-3
仙台市青葉区区民生活課	022-225-7211	月曜・第1・3金曜 10時～15時 （要予約）	〒980-8701 仙台市青葉区上杉1-5-1
仙台市宮城野区区民生活課	022-291-2111	第2・3・4火曜 10時～15時 （要予約）	〒983-8601 仙台市宮城野区五輪2-12-35

参照：法テラス「法テラス宮城」
参照：宮城県「無料法律相談窓口」

無料相談は、基本的に30分以内などの時間制限が設けられていることがほとんどです。そのため、あらかじめ相談したい内容をまとめておくと、スムーズに相談できるでしょう。

また、上記の窓口以外にも、各弁護士事務所が初回限定や、時間制で無料相談を設けている場合があります。

弁護士費用などに余裕がある場合は、離婚専門の弁護士に相談した方が、より有利な離婚成立を目指せるでしょう。

弁護士を探す際は、離婚問題の解決実績や口コミなどを確認するのがおすすめです。また、実際に相談してみて、自分と弁護士の相性が合うかや、依頼後の費用をわかりやすく提示してくれる事務所であるかも確認して選ぶようにしましょう。

令和4年の宮城県での離婚件数は3,046組で全国15位

宮城県の「人口動態統計年報」によると、宮城県の離婚件数は3,046組となっています。これは全国15位の離婚件数です。

離婚件数全国第1位の東京都の19,255組や、第2位の大阪府の14,462組と比較すると、離婚件数は少ないですが、人口比で見ると比較的高い割合となっています。

離婚件数の多い都道府県は全国的にも人口が多い都市ですが、宮城県は人口が少ないにも関わらず、離婚率が高いという特徴があります。

都道府県	人口	離婚件数	離婚率
宮城県	225万6,000人	3,046件	1.35
青森県	122万1,000人	1,729件	1.42
岩手県	119万4,000人	1,456件	1.22
秋田県	94万5,000人	1,131件	1.20
山形県	105万4,000人	1,197件	1.14
福島県	182万1,000人	2,262件	1.24

参照：宮城県「令和4年人口動態統計（確定数）の概況（宮城県版）」
参照：e-Stat「人口動態調査 / 人口動態統計 確定数 離婚」
参照：総務省統計局「人口推計」

また、令和4年度の宮城県の人口1,000人あたりの離婚率は1.35。全国平均の1.5と比べても低い離婚率です。

この数値は47都道府県中36位に位置しています。全国的に見ても、離婚率が高い地域だとは言えません。

宮城県の離婚する夫婦は「3組に1組」よりも少ない

「3組に1組は離婚する」という説がありますが、これは離婚件数を婚姻件数で割った数です。

宮城県の令和4年度の婚姻件数は、8,431組。この数字で、同年の離婚件数（3,046組）を割ると、約36.1％です。

以前は「3組に1組の夫婦が離婚している」と言われていましたが、宮城県に関しては、徐々に離婚件数が減っています。

統計年度	離婚件数（宮城県）
令和4年度	3,046組
令和3年度	3,228組
令和2年度	3,553組
平成30年度	3,645組

参照：厚生労働省「令和4年度 離婚に関する統計の概況」

宮城県では、離婚件数・離婚率と婚姻件数・婚姻率がともに減少しているため、結婚・離婚に関して慎重になっている男女が増えていると考えられます。

参照：宮城県「令和4年人口動態統計（確定数）の概況（宮城県版）」
参照：e-Stat「人口動態調査 / 人口動態統計 確定数 離婚」
参照：総務省統計局「人口推計」

宮城県の種類別離婚件数

離婚方法には6つの種類があり、それぞれ以下のように異なります。

離婚方法	説明
協議離婚	話し合い等で両者の合意のもと、離婚届を提出する離婚方法。日本の離婚の約90％は協議離婚によるもの。
調停離婚	話し合い等で離婚に合意できない場合や、慰謝料・財産分与・親権などについて合意できない場合に、弁護士などの調停委員を間に挟んで家庭裁判所の調停のもと離婚する方法。
審判離婚	離婚調停でほとんどの条件で合意できているにもかかわらず、些細な原因で調停不成立となりそうな場合、家庭裁判所が職権により「審判」を下して離婚を成立させる方法。
判決離婚	協議・調停・審判で離婚が成立しない場合に、訴訟を起こして裁判所が判決を下す離婚方法。判決離婚で離婚するには「法定離婚事由」が必要。
和解離婚	離婚訴訟中に、双方の譲歩によって合意して成立する離婚方法。
認諾離婚	離婚訴訟中に、被告が原告の主張を全面的に受け入れることで成立する離婚方法。

現在公開されている令和4年度の人口動態調査によると、宮城県の離婚方法の種類別離婚件数は以下の通りです。

離婚方法	離婚件数
協議離婚	2,839組
調停離婚	186組
審判離婚	24組
判決離婚	15組
和解離婚	23組
認諾離婚	該当なし

参照：厚生労働省「令和4年度 離婚に関する統計の概況」

宮城県では、協議離婚の件数が圧倒的に多く、全体の約89.5％を占めています。話し合いで双方の合意が得られない場合は、調停・審判・判決離婚に進みますが、時間や費用がかかるため、弁護士に相談し「協議離婚」を選ぶことが多いようです。

令和4年度の宮城県の配偶者からの暴力（DV）に関する相談件数は2,177件

令和4年度に、宮城県内の相談機関で受け付けた配偶者からの暴力相談件数は2,177件です。令和3年度の相談件数と比較すると、41件増加しています。

一時保護にまで至るケースの具体的な数値は不明ですが、DVに関する相談は依然として高い水準を維持しています。特に、相談者の約98.8％が女性であり、宮城県では女性が配偶者からの暴力に苦しむケースが多いことが明らかです。

夫婦の間にDVやモラハラがあること自体に気がついていない場合もあるため、少しでも疑問に感じた場合はDVやモラハラについて相談できる機関に相談してみるのがおすすめです。

DVやモラハラ被害を受けたときに無料相談できる宮城県の窓口一覧

DVやモラハラ被害を受けた際に、無料相談ができる宮城県の窓口は以下の通りです。

相談先名	電話番号	受付時間
仙台市配偶者暴力相談支援センター「女性への暴力相談電話」	022-268-5145	月・水～金 9時～17時 火 9時～19時 （祝日・年末年始除く）
宮城県女性相談センター（宮城県配偶者暴力相談支援センター）	022-256-0965	月～金 8時30分～17時 （祝日・年末年始除く）
みやぎ夜間・休日DVほっとライン	022-725-3660	木・土 17時30分～21時 日 13時～17時 （祝日・年末年始除く）
ハーティ仙台「電話相談」	022-274-1885	月～金 13時30分～16時30分 第1～4火 18時30分～21時 （祝日・年末年始除く）
みやぎ男女共同参画相談室	022-211-2570	月～金 8時30分～16時45分 （祝日・年末年始除く）
DV相談プラス	0120-279-889	24時間365日
宮城県警察「警察相談電話」	#9110 または 022-266-9110	24時間365日
宮城県警察「性犯罪被害相談電話」	#8103 または 022-221-7198	24時間365日
仙台法務局「女性の人権ホットライン」	0570-070-810	月～金 8時30分～17時15分 （祝日・年末年始除く）
よりそいホットライン（宮城県専用）	0120-279-226	24時間365日

参照：仙台市公式ウェブサイト「DV・性暴力等に関する相談」
参照：宮城県公式ウェブサイト「配偶者等からの暴力（DV）被害者の支援について」
参照：仙台市男女共同参画推進センター「その他の相談先」
参照：宮城県公式ウェブサイト「無料法律相談窓口」
参照：よりそいホットライン公式サイト「よりそいホットライン」

緊急性が高い場合や、危険が迫っている場合は、迷わず110番をして身を守るようにしましょう。