宮城県で不倫・離婚慰謝料に強い弁護士一覧【無料相談可】

宮城県の離婚における不倫の慰謝料請求事例

300万円の請求が認められた事例

夫が妻の様子を不審に思うようになったきっかけは、妻が休日によく一人で出かけるようになったことでした。不審に感じた夫が妻を問い詰めたところ、職場の同僚と不倫関係にあることが発覚。夫は妻と別居し、慰謝料請求のため弁護士に依頼しました。

弁護士は、夫がすでに離婚手続きを進めていることを踏まえ、離婚を前提に慰謝料請求を行う方針を決定。不倫相手に対し、慰謝料300万円を請求することとしました。

すぐに弁護士が不倫相手へ慰謝料請求の通知書を送付しましたが、妻が不倫相手に対する請求の取り下げを要求。不倫相手も慰謝料請求に応じない姿勢を示しました。

その後、不倫相手も弁護士を立て、双方の弁護士間で交渉が行われました。協議の結果、最終的には不倫相手が夫に対し、当初の請求通り慰謝料300万円を支払うことで合意に至りました。

150万円の請求が認められた事例

夫は5年前に初めて妻の不倫に気づきました。当時、妻の「別れる」という言葉を信じ、慰謝料請求などの対応は取らなかったものの、その後も妻が不倫を続けていることが発覚。夫は不倫を正式に終わらせるため、弁護士に依頼しました。

弁護士が夫と打ち合わせた結果、夫は妻との関係修復を望んでいることが判明。そこで弁護士は、慰謝料請求とともに、不倫相手に対して妻への接触禁止を強く求める方針を決定し、その内容を夫に説明しました。夫もこの方針に納得し、正式に依頼を進めることとなりました。

弁護士が不倫相手に連絡すると、不倫相手も弁護士を立て、慰謝料100万円を支払う意向を示して謝罪しました。

しかし、夫側の弁護士は、不倫関係が長期間に及んでいたことを理由に増額を主張。不倫相手側はこれに反論しましたが、夫側弁護士は事実関係をもとに粘り強く交渉を継続。その結果、最終的に不倫相手が慰謝料150万円を支払うことで合意に至りました。

160万円の請求が認められた事例

夫は異性の友人と遊びに出かけることを繰り返していました。一度、不貞行為の有無を疑った妻でしたが、夫はその事実を否定しました。

しかし後日、夫のスマホをチェックしてみると不倫していたことが発覚。妻は離婚手続きを進め、慰謝料請求のため弁護士事務所へ相談しました。

初めは慰謝料280万円を請求しましたが、夫はこの請求を無視。夫側も弁護士を立て、不倫の原因は妻の性行為拒否が大きく関わっているとし、慰謝料40万円を支払うという低額な条件を提示しました。

その後弁護士間での交渉が行われ、最終的には妻に対して慰謝料160万円が支払われることで合意されました。

300万円の請求が認められた事例

妻が日常的に誰かと連絡を取っていることに不信感を抱いた夫が、妻のスマホを確認したところ不倫が発覚しました。

不倫発覚後は、夫婦関係が悪化しており夫は早急な解決を望み、弁護士事務所へ相談。交渉から2週間で、妻が夫に慰謝料300万円を支払うことで合意されました。

100万円の請求が認められた事例

夫の朝帰りが増えたことに不信感を抱いた妻が、夫のメッセージアプリを調べたところ不倫が発覚。夫に問い詰めると、今後不倫相手との関係を断つと言われ、妻はその言葉を信じることにしました。

しかし、妻が後日スマホをチェックすると、夫は不倫関係を継続していたことが発覚。妻は夫と不倫相手の関係を断つために慰謝料請求を決意しました。

初めは慰謝料300万円を請求しました。不倫相手からの応答がなかったため弁護士が訴訟を提起したところ、不倫相手が弁護士を立て請求に応じるようになりました。最終的には慰謝料100万円が支払われることで合意に至りました。

宮城県の離婚における不倫慰謝料を請求され減額した事例

500万円の請求に対して70万円の支払いに減額が認められた事例

女性は、既婚男性との交際を通じて不倫関係に陥りました。しかし、その関係が男性の妻に発覚し、慰謝料500万円を請求されました。女性は自ら相手方の代理人と減額交渉を試みましたが、一切応じてもらえませんでした。

そこで女性は弁護士に依頼し、交渉を進めることに。弁護士は、男性側が離婚に至っていないことや、不貞行為の責任が女性側のみにあるわけではないことなどを主張し、減額を求めました。

交渉の結果、女性は今後一切男性に接触しないことを約束することで合意に至り、慰謝料は70万円に減額。示談が成立しました。

150万円の請求に対して80万円の支払いに減額が認められた事例

飲食店で知り合った経営者の男性と性交類似行為を行ってしまった女性は、男性の配偶者から慰謝料150万円を請求されました。

150万円を支払う能力はあった女性ですが、弁護士を立ててしっかりと対応したいという考えから弁護士へ対応を相談。性行為には至っていないことを粘り強く主張し、慰謝料は80万円に減額されました。

宮城県で弁護士事務所以外に不倫について相談できる窓口

宮城県では弁護士事務所以外にも、不倫について相談できる以下の窓口があります。

• 法テラス
• 宮城県弁護士会
• 自治体等の法律相談

法テラス

法テラスは、国が設立した法的トラブルを解決する総合案内所です。不倫以外にも、金銭トラブルや近隣トラブル、誹謗中傷・いじめなどさまざまな悩みを相談できます。

民自法律扶助の制度を利用し、無料法律相談や弁護士・司法書士費用の立替などを受けることもできます。制度の利用には、以下のような基準が設けられているので事前にチェックしておきましょう。

• 勝訴の見込みがないとはいえないこと
• 定められた資力基準を下回っていること

資力基準は「収入」と「資産」の2つについて定めており、それぞれ家族構成によって異なります（地域によって異なる場合もあります）。

※5人家族以上の場合は、1人増えるごとに基準額に33,000円（税込）が加算される

立て替えられた費用は毎月分割で返済する形となるため、経済的に余裕がない方でも相談しやすい環境が整っています。

仙台弁護士会

弁護士会は、弁護士や弁護士法人が加入する団体です。基本的に各都道府県に1つずつ存在し、地域ごとの弁護士の品位と権利を守ることを目的としています。

活動内容は、弁護士の管理・監督・指導・業務改善などをはじめ、法律相談や弁護士紹介など多岐にわたります（各地域の弁護士会によって異なります）。

仙台弁護士会の法律相談は原則30分5,500円（税込）ですが、個人の経済状況によっては法テラスの援助を利用して無料で相談できる場合があります。費用面を懸念する方は、まず問い合わせてみましょう。

自治体の法律相談

仙台弁護士会では宮城県内の市役所や区役所などに弁護士を派遣し、月に1〜5回程度（場所により異なる）の無料法律相談を実施しています。開催日時や問い合わせ先などは、各自治体のホームページにて確認できます。

利用にあたっては予約が必要です。場所によって開催日時が異なるため、事前にチェックしてから予約を行ってください。

エル・ソーラ仙台 相談支援係（女性限定）

エル・ソーラ仙台は平成15年5月に設立され、男女共同参画を推進するための活動支援や交流の促進、男女共同参画に関する相談や図書資料の提供などを実施している施設です。

複合ビル「アエル」内の28階と29階にあり、29階の相談室支援係にて女性相談を提供しており、夫婦問題や子育て・仕事・人間関係・DV（ドメスティック・バイオレンス）など、女性が抱えるさまざまな悩みを相談できます。

第1・第3火曜日と第3土曜日には、弁護士による法律相談も実施しています。

宮城県母子福祉連合会

宮城県母子福士連合会では、毎月第3木曜日に弁護士による相談を無料で実施しています。離婚や借金問題など法律に関するさまざまなトラブルについて、弁護士に相談可能です。予約制となっているため、事前に電話で問い合わせてからご利用ください。