【愛知】離婚の公正証書に強いおすすめの行政書士事務所10選
愛知県で離婚の公正証書作成に強い行政書士事務所は下記のとおりです。
- 野口行政書士事務所
- 行政書士原克幸事務所
- 行政書士シオン法務事務所
- 行政書士・特定社会保険労務士 今井和寿事務所
- 行政書士さのよしみ事務所
- とらや行政書士事務
- クオーレ行政書士法人
- 行政書士小林総合事務所
- 行政書士 松久法務事務所
- 行政書士オフィス・シダーグリーン
各事務所の基本情報や特徴について詳しく紹介していきます。
野口行政書士事務所
「野口行政書士事務所」の基本情報は以下のとおりです。
事務所名 |
野口行政書士事務所 |
代表者名 |
野口卓志 |
所在地 |
愛知県名古屋市昭和区桜山町2-48-1-504 |
離婚関連の対応業務 |
・離婚協議書作成
・離婚公正証書原案作成
・公証役場への代理出頭
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報酬目安例 |
・離婚協議書の作成:33,000円(税込)
・公正証書作成サポートA:52,800円(税込)
・公正証書作成サポートB:63,800円(税込)
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無料相談の有無 |
有 |
対応エリア |
全国 |
公式HP |
http://rkn.ngc-office.net/ |
離婚問題に関わる書類作成のサポート、相談に対応している行政書士事務所です。離婚協議書や公正証書の原案作成を依頼できます。
丁寧なヒアリングによって、離婚協議書のみの作成で良いのか、公正証書として作成した方が良いのかといった切り分けをしてもらうことも可能です。配偶者と顔を合わせたくないといった場合は、公証役場への代理出頭の依頼もできます。
プライバシーに配慮して秘密厳守であるのはもちろん、初回相談が無料であることも魅力です。「他事務所に相談したけれど、別の事務所の意見も聞いてみたい」といった希望にも対応しています。
「初回相談無料の事務所を探している」「丁寧な対応の事務所に依頼したい」といった方におすすめの事務所です。
行政書士原克幸事務所
「行政書士原克幸事務所」の基本情報は以下のとおりです。
事務所名 |
行政書士原克幸事務所 |
代表者名 |
原克幸 |
所在地 |
愛知県一宮市千秋町加納馬場米野27-5 |
離婚関連の対応業務 |
・離婚協議書作成
・離婚公正証書原案作成
・離婚相談
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報酬目安例 |
・初回メール ・初回電話:15分まで無料
・初回面談相談(1時間):4,400円(税込)~
・2回目以降相談(30分):4,400円(税込)~
・離婚協議書(定型):27,500円(税込)~
・財産分与付離婚協議書:44,000円(税込)~
・公正証書作成補助:27,500円(税込)~
・不倫慰謝料請求(定型):8,250円(税込)~
・不倫慰謝料請求:22,000円(税込)~
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無料相談の有無 |
有 |
対応エリア |
愛知県、岐阜県など |
公式HP |
http://www.gyousei-hara.com/index.php |
離婚相談や浮気相談、裁判資料の情報収集などのコンサルティング業務を経験してきた代表が開業した行政書士事務所です。不倫や離婚などの男女トラブルを専門としており、離婚協議書や公正証書の作成のサポートに対応しています。
また、不倫相手への慰謝料請求の書面作成なども依頼可能です。離婚問題で悩んでいる場合のカウンセリング、不倫問題などの証拠収集のアドバイスなども受けられます。
「離婚や男女問題に詳しい事務所に相談したい」「実績が豊富な事務所に依頼したい」といった方におすすめの事務所です。
行政書士シオン法務事務所
「行政書士シオン法務事務所」の基本情報は以下のとおりです。
事務所名 |
行政書士シオン法務事務所 |
代表者名 |
大川朋子 |
所在地 |
愛知県名古屋市中村区 |
離婚関連の対応業務 |
・離婚協議書作成
・離婚公正証書原案作成
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報酬目安例 |
・初回相談料(90分まで):無料
・2回目以降相談料(60分):5,500円(税込)
・離婚協議書作成:33,000円(税込)~
・離婚公正証書作成:55,000円(税込)~
・公証役場への立ち合い:11,000円(税込)
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無料相談の有無 |
有 |
対応エリア |
愛知県名古屋市(中川区・中村区・西区・港区)・あま市・清須市・海部郡(大治町・蟹江町)の対面相談は、交通費無料で対応 |
公式HP |
https://shion-gyosei.com/ |
離婚経験のある女性行政書士が開業した事務所です。離婚協議書や公正証書作成の他、公証役場への立ち合いも依頼できます。
代表はメンタルヘルスマネジメント3級、ケアストレスカウンセラーといった資格も有しており、シングルマザー予備軍の悩みに寄り添いながら丁寧に対応してくれます。対面・オンラインの初回相談が90分まで無料であることも魅力です。
「女性の行政書士に話を聞いてほしい」「離婚問題に関する悩みに寄り添ってほしい」といった方におすすめの事務所です。
行政書士・特定社会保険労務士 今井和寿事務所
「行政書士・特定社会保険労務士 今井和寿事務所」の基本情報は以下のとおりです。
事務所名 |
行政書士・特定社会保険労務士 今井和寿事務所 |
代表者名 |
今井和寿 |
所在地 |
愛知県丹羽郡扶桑町大字高木字桜木558番地桜木ハイツ101 |
離婚関連の対応業務 |
・離婚協議書作成
・離婚公正証書原案作成
・公証役場への代理出頭
・離婚時年金分割の手続き
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報酬目安例 |
・離婚協議書についての相談(30分まで):無料
・法律相談:1,100円(税込)~
・合意書・離婚協議書の作成:6,600円(税込)~
・離婚時年金分割の手続き:3,300円(税込)~
・公正証書作成時の代理人:16,500円(税込)~
・内容証明郵便の作成:3,300円(税込)~
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無料相談の有無 |
有 |
対応エリア |
愛知県、岐阜県 |
公式HP |
https://rikon.imaic.net/index.html |
行政書士と社会保険労務士の2つの資格を有した代表の事務所です。離婚協議書や公正証書作成のサポートだけでなく、厚生年金や共済年金の分割手続きも依頼可能です。社会保険業務を取り扱う社会保険労務士でもあるからこそ、年金制度全般から年金分割までを丁寧に説明してもらえます。
離婚協議書の作成については、初回相談を無料としているので、気軽に相談ができます。また、公証役場への代理出頭なども依頼できます。
「熟年離婚で年金分割も検討している」「離婚協議書についてまずは無料相談を受けたい」といった方におすすめの事務所です。
行政書士さのよしみ事務所
「行政書士さのよしみ事務所」の基本情報は以下のとおりです。
事務所名 |
行政書士さのよしみ事務所 |
代表者名 |
佐野佳見 |
所在地 |
愛知県安城市東栄町1丁目5-2丸長ビル402 |
離婚関連の対応業務 |
・離婚協議書作成
・離婚公正証書原案作成
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報酬目安例 |
・相談料(1時間):11,000円(税込)
・考案を要する文書(届出書、同意書、誓約書など):5,500円(税込)
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無料相談の有無 |
有 |
対応エリア |
愛知県 |
公式HP |
https://office-sanoyoshimi.com/ |
女性の行政書士が代表の事務所で、離婚問題や相続(終活)、国際業務、許認可などの業務を取り扱っています。離婚協議書や公正証書作成のサポートを依頼可能です。
女性の行政書士ならではの細やかな気配りなどが期待でき、丁寧なヒアリング、迅速な対応でスムーズに書類作成を進めてくれます。無料相談も実施しています。
「女性の行政書士に相談したい」「無料相談を利用したい」といった方におすすめの事務所です。
煩わしい書類関係も全て作成していただいたのと、遅い時間にも関わらず真摯に対応いただいたことに本当に感謝しております。引用元: Google口コミ
とらや行政書士事務所
「とらや行政書士事務所」の基本情報は以下のとおりです。
離婚協議書や公正証書作成、在留資格や帰化申請、許認可など幅広い業務に対応している行政書士事務所です。事務所での相談は無料であるため、離婚協議書や公正証書作成の流れ、必要な費用などを事前に把握しやすいでしょう。
土日・祝日も対応しており、クレジットカードでの支払いも可能です。口コミ評価も高い事務所であるため、信頼できるといえます。
「無料相談で依頼時の流れや費用を把握したい」「土日・祝日対応の事務所を探している」といった方におすすめの事務所です。
離婚協議書の作成、公正役場代理手続きを依頼しました。5~7件ほど返信来ました行政書士の先生の中で、料金が一番安かったと思います。当初、離婚するにあたって、何から手を付けていいのかわからない状況でしたが、仕事を依頼する有無関わらず一度電話で話しませんかという内容の返信が来ました。引用元: Google口コミ
離婚届の証人代行をお願いしました。急な依頼でしたが即座に対応いただきました。とても助かりました、ありがとうございました。引用元: Google口コミ
クオーレ行政書士法人
「クオーレ行政書士法人」の基本情報は以下のとおりです。
事務所名 |
クオーレ行政書士法人 |
代表者名 |
長野伸太郎 |
所在地 |
本店:愛知県北名古屋市西春駅前一丁目26番地2階
名古屋事務所:愛知県名古屋市中区千代田3丁目7-10
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離婚関連の対応業務 |
・離婚協議書作成
・離婚公正証書原案作成
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報酬目安例 |
・相談料(30分):3,300円(税込)
・相談料(60分):5,500円(税込)
・離婚協議書作成:55,000円(税込)~
・離婚公正証書作成:上記離婚協議書作成+55,000円(税込)~
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無料相談の有無 |
有
※ご紹介のある方
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対応エリア |
愛知県全域、三重県、岐阜県 |
公式HP |
https://cuore-legal.jp/ |
家族法務、入管・国際、許認可など、暮らしの中で起こる法律上の困りごとをサポートしている行政書士事務所です。離婚協議書や公正証書作成のサポートも対応してもらえます。
サービス業や製造業、システムエンジニア、Webマーケティングなど社会人経験豊富な代表が丁寧にサポートしてくれます。論理的思考で依頼者の問題点を整理し、書面作成に取り掛かってくれると、口コミの評価も高いようです。
「道筋を示してくれる行政書士に相談したい」といった方におすすめの事務所です。
急ぎだったのに丁寧に対応していただき、助かりました。引用元: Google口コミ
行政書士小林総合事務所
「行政書士小林総合事務所」の基本情報は以下のとおりです。
事務所名 |
行政書士小林総合事務所 |
代表者名 |
小林正樹 |
所在地 |
愛知県名古屋市中区新栄1丁目5-6スタービル7階705 |
離婚関連の対応業務 |
・離婚協議書作成
・離婚公正証書原案作成
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報酬目安例 |
・相談料(60分):5,500円(税込)~
・離婚協議書作成:55,000円(税込)~
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無料相談の有無 |
有 |
対応エリア |
愛知県、三重県、岐阜県 |
公式HP |
https://kobayashioffice.net/ |
不動産、許認可手続き、家族法務などを取り扱う行政書士事務所です。大手企業との顧問契約や請負契約も多く、経験豊富で信頼度の高い行政書士として知られています。家族法務も取り扱っているため、離婚協議書や公正証書作成の依頼も可能です。また、事前に予約すれば、土日や夜間も対応してもらえます。
「経験豊富な行政書士に相談したい」「土日や夜間にしか時間がとれない」といった方におすすめの事務所です。
落ち着いた方であまり緊張せず話せましたし、親身に聞いてくださったので安心して相談できました。
金額もとても良心的で本当に助かりました。
今後もお願いしたいと思いました。
ありがとうございました。引用元: Google口コミ
行政書士 松久法務事務所
「行政書士 松久法務事務所」の基本情報は以下のとおりです。
事務所名 |
行政書士 松久法務事務所 |
代表者名 |
松久久雄 |
所在地 |
愛知県江南市古知野町高瀬55番地2 |
離婚関連の対応業務 |
・離婚協議書作成
・離婚公正証書原案作成
・離婚届の証人代行
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報酬目安例 |
・相談料(メール):初回無料、一往復2,200円(税込)、1ヵ月継続11,000円(税込)
・相談料(電話):1ヵ月22,000円(税込)、3ヵ月33,000円(税込)、6ヵ月55,000円(税込)
・相談料(面談):1時間5,500円(税込)
・離婚協議書作成:33,000円(税込)~
・公正証書作成:77,000円(税込)~
・公証役場代理人:11,000円(税込)
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無料相談の有無 |
有 |
対応エリア |
愛知県名古屋市、江南市、扶桑町、大口町、犬山市、岩倉市、小牧市、その他愛知県全般 |
公式HP |
http://www.matsuhisa-houmu.com/ |
相続や離婚問題の書面作成を依頼できる行政書士事務所です。代表は、遺言・相続に強い全国の行政書士として書籍で紹介されたことがある人物で、丁寧な対応の行政書士として信頼できます。
離婚協議書や公正証書作成に加え、離婚届の証人代行も依頼可能です。初回相談は無料、さらに事前予約すれば、土日・祝日や営業時間外も対応してもらえます。
「評価の高い行政書士事務所を探している」「土日・祝日なども対応している行政書士に相談したい」といった方におすすめの事務所です。
行政書士オフィス・シダーグリーン
「行政書士オフィス・シダーグリーン」の基本情報は以下のとおりです。
事務所名 |
行政書士オフィス・シダーグリーン |
代表者名 |
杉本敏文 |
所在地 |
愛知県名古屋市緑区鳴海町字山腰5番地の1 |
離婚関連の対応業務 |
・離婚協議書作成
・離婚公正証書原案作成
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報酬目安例 |
離婚協議書等作成サポート:22,000円(税込)+実費~
離婚協議書等公証役場手続き:13,200円(税込)+実費~
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無料相談の有無 |
記載なし |
対応エリア |
記載なし |
公式HP |
https://cedar-green.biz/ |
法人の補助金申請や許認可から家族法務まで、幅広い業務を取り扱う行政書士事務所です。離婚協議書の作成や公証役場手続きのサポートにも対応しています。
技術者でもある理系行政書士が、依頼者の立場に寄り添って丁寧に対応してくれます。他事務所と比較して、費用が安いのも魅力です。
「地域に根付いた行政書士に依頼したい」「できるだけ費用を抑えたい」といった方におすすめの事務所です。
公正証書作成を安心して任せられる行政書士の選び方
離婚協議書や公正証書の原案作成を依頼する際は、下記のようなポイントを意識して行政書士を選びましょう。
- 離婚分野の業務に詳しい
- 問い合わせへのレスポンスが早い
- 手続き内容や費用をきちんと説明してくれる
- 依頼者にとって不利な情報も隠さない
それぞれ詳しく解説していきます。
離婚分野の業務に詳しい
行政書士が行う業務の分野は、離婚や相続、債務、不動産、法人開業など多岐に渡ります。そのため、離婚協議書や公正証書の原案作成を依頼するのであれば、離婚問題を専門として扱っている行政書士に相談するのが良いでしょう。
離婚問題を専門とする行政書士であれば、作成する離婚協議書に含める離婚条件の相場なども理解しており、書類作成がスムーズに進みます。離婚協議書を公正証書として作成すべきかのアドバイスももらえるでしょう。
問い合わせへのレスポンスが早い
離婚の手続きや書類作成に取り掛かっている方の多くは、手続きを早急に進めて、離婚後の生活に注力したいと考えているでしょう。手続きをスムーズに進めたいのであれば、業務が迅速な行政書士を選ぶことがポイントです。
初回の問い合わせへのレスポンスが早い行政書士を選べば、正式に依頼した際も迅速に対応してもらえる可能性が高く、安心して書類作成を任せられるでしょう。
手続き内容や費用をきちんと説明してくれる
手続きの流れ、費用をきちんと説明してくれる事務所を選ぶこともポイントです。事務所のホームページに料金が記載されている場合もあるので、事前に確認しておきましょう。
離婚協議書の作成、公正証書の作成と同じ依頼内容であっても、費用は事務所によって異なります。複数の事務所を比較して相場を把握しておくと、後悔せずに済むでしょう。
依頼者にとって不利な情報も隠さない
依頼者にとって不利な情報も隠さず、きちんと伝えてくれる行政書士を選ぶこともポイントです。
例えば、離婚協議書や公正証書に記載する離婚条件について相談する際に、有利な面、不利な面の双方を伝えてくれる行政書士であれば、離婚問題に詳しく、信頼できるといえるでしょう。
上記の条件が揃う、複数の行政書士事務所で迷う場合は、第一印象や自分との相性で選ぶのも良いでしょう。離婚というデリケートな問題の相談であるため、ストレスのないコミュニケーションをとれるかどうかも重要となるためです。
離婚協議書を公正証書にして、離婚時に決めたことを確実に行わせよう
離婚時に取り決めた内容は、離婚協議書として書面に残しておくことが重要です。さらに、離婚後に慰謝料や養育費などの金銭のやり取りがある場合は、離婚協議書を公正証書にしておくとをおすすめします。
離婚協議書を公正証書にすべき理由は、下記のとおりです。
- 金銭の支払いが滞った際に強制執行ができる
- 離婚時の取り決めを証明できる
- 公文書として保管されるので紛失や偽造のおそれがない
各理由について、詳しく解説します。
金銭の支払いが滞った際に強制執行ができる
公正証書に「支払を怠った場合にただちに強制執行に服する」などの強制執行認諾文言を入れておくと、養育費や慰謝料などの金銭の支払いが滞った際に強制執行が可能となります。
離婚後に養育費や慰謝料などの金銭のやり取りが発生する場合、「実際に支払われるのか」「支払いが滞らないか」と心配になる方もいるでしょう。
強制執行認諾文言付きの公正証書を作成しておけば、このような心配がありません。支払いが滞った際に裁判所に申し立てることで、強制執行によって相手の財産や給与の差し押さえができます。
強制執行が可能となる文書は、依頼者の安心につながり、さらに相手方には心理的プレッシャーを与えてくれます。抑止力として支払いが滞るのを防いでくれるでしょう。
離婚時の取り決めを証明できる
公正証書は、公証人が双方の意思を確認し、署名捺印させる書類です。証拠能力の高い公文書であるため、離婚時の取り決めをしっかりと書面で残せます。
離婚時の取り決めは、後から「言った・言わない」「聞いていない」とトラブルになることもあります。離婚後のトラブルを防ぐためにも、公正証書が役に立つでしょう。
公文書として保管されるので紛失や偽造のおそれがない
公証役場で作成する公正証書は、原本、正本、謄本の3通です。依頼者が正本、相手方が謄本を保管し、原本は公証役場で20年間保管されます。
夫婦だけではなく、公証役場でも原本が保管されるため、離婚時の取り決めを偽造される心配がありません。また、手元の正本や謄本が紛失した場合は、再発行ができます。
離婚協議書の書き方や内容について詳しく知りたい場合は、下記の記事を参考にしてみてください
公正証書の作成費用は行政書士に依頼すると安くなりやすい
離婚協議書や公正証書の原案作成は、行政書士の他、弁護士、司法書士にも依頼できます。ただし、弁護士や司法書士は書類作成のみの依頼を受け付けていない場合もあります。また、費用面では下記のような違いがあります。
行政書士 |
2〜10万円 |
弁護士・司法書士 |
5〜15万円 |
行政書士に依頼した方が、比較的安く済むケースがほとんどです。「離婚協議は終わっているので、書面作成のみ依頼したい」「費用を安く抑えたい」といった場合は、行政書士に依頼するのがおすすめです。
一方、「夫婦間の協議が終わっていない」「話し合いが難航しており、調停や裁判になる可能性がある」といった場合は、弁護士への依頼が必要となるでしょう。
行政書士や司法書士は、弁護士のように離婚条件の交渉や裁判の代理といった業務はできません。そのため、依頼な内容が紛争性を帯びているかどうかを踏まえて、依頼先を検討しましょう。
公正証書作成を行政書士に依頼する流れ
行政書士に離婚の公正証書の原案作成を依頼した場合は、下記のような流れで進めていきます。
- 行政書士への相談・打ち合わせ
- 必要書類の準備
- 公正証書の原案確認
- 公証役場での手続き
- 公証役場で公正証書の作成
- 行政書士によるアフターフォロー
行政書士への相談では、公正証書に記載する離婚条件を打ち合わせします。具体的には、財産分与や養育費、慰謝料、面会交流などの条件です。また、公正証書の作成までの流れや費用についての説明も受けます。
相談後は、公正証書の作成に必要な書類を準備します。必要書類は下記のとおりです。
公正証書の原案 |
行政書士が作成 |
本人確認書類 |
以下のうちいずれかが必要
・運転免許証+認印
・パスポート+認印
・マイナンバーカード+認印
・印鑑証明書+実印 |
その他 |
・夫婦と子どもが記載されている戸籍謄本(離婚後はそれぞれのものが必要)
・不動産が財産分与の対象になる場合は登記事項証明書+固定資産税評価証明書または固定資産税納税通知書
・年金分割を行うなら年金分割合意書(行政書士に別途依頼)
※公証役場によって異なる場合あり |
行政書士が公正証書の原案を作成したら内容を確認し、必要があれば修正を依頼します。原案が確定したら、公証役場での手続きに進みます。手続きは行政書士が行うことがほとんどです。複数の候補日を伝えて、日程調整をしてもらいましょう。
日程が決まったら、いよいよ公正証書の作成です。当日は夫婦揃って公証役場に出向くのが原則ですが、「配偶者と会いたくない」「仕事で都合をつけられない」などのやむを得ない理由がある場合は、行政書士に代理人として出席してもらうこともできます。公証役場で公正証書に署名捺印すれば、手続きは完了です。
なお、行政書士事務所によっては、公正証書作成後のアフターフォローを実施していることもあります。具体的には、下記のような内容です。
- 子どもの戸籍手続き
- 離婚届の承認
- 年金分割のアドバイス
- 養育費の支払い確認
離婚後の手続きなどに不安がある場合は、上記のようなフォローがあるのか事前に確認しておくと良いでしょう。
愛知県の行政書士について
愛知県行政書士会に所属している行政書士の人数は、下記のとおりです。
参照:各都道府県の行政書士会所在地・会員数等|日本行政書士会連合会
愛知県は、東京都(個人会員8,090人・法人会員360人)、大阪府(個人会員3,853人・法人会員152人)に次ぐ、全国で3番目に行政書士が多い都道府県です。行政書士の数が多いため、自分と相性の良い行政書士を見つけやすいでしょう。
無料相談にも力を入れており、愛知県行政書士会館にて、一般の方に向けた無料相談会(毎月第2火曜日 10:00~16:00)を常設しています。詳しくは、「愛知県行政書士会の無料相談会について」 を確認してみてください。
まとめ
離婚時の取り決めは、「言った・言わない」「聞いていない」といったトラブルを防ぐためにも、離婚協議書に残しておくことが重要です。さらに、離婚後に慰謝料や養育費といった金銭のやり取りがある場合は、離婚協議書を強制執行認諾文言付き公正証書にしておきましょう。万が一、金銭の支払いが滞った際に役立ちます。
また、離婚協議書、公正証書の原案作成は、離婚分野に詳しい行政書士に依頼しましょう。書面に記載する離婚条件など、適切なアドバイスを受けられます。
ただし、行政書士は相手方との交渉や訴訟の対応はできないため、紛争性を帯びている離婚の場合は、弁護士への依頼を検討してみてください。
よくある質問
行政書士に離婚相談するときは、どのような選び方をすれば良いですか?
離婚協議書や公正証書の原案作成を、取り扱い業務としている事務所を選びましょう。事務所のホームページを確認すると、取り扱い業務や専門分野を把握できます。
離婚分野を専門としている事務所であれば、より有益なアドバイスを得られる可能性が高まります。
なお、行政書士事務所は会社設立や許認可、相続など幅広い業務を取り扱っています。離婚に関する書面作成も、1つの業務として対応している事務所がほとんどです。「近隣の事務所に相談したい」などの理由があれば、まずは1度相談してみるのも良いでしょう。
離婚相談で行政書士に依頼するメリットはなんですか?
行政書士に依頼するメリットは、費用を抑えられる点です。離婚協議書、公正証書の原案作成と同じ内容で依頼した場合、弁護士の方が費用が高くなる傾向にあります。
離婚問題が複雑化していない場合、書面作成の依頼だけしたい場合などは、行政書士に依頼するのが良いでしょう。
また、弁護士よりも気軽に相談でき、相手方にも争う印象を与えない面もメリットといえるでしょう。
無料相談・電話相談OK!
一人で悩まずに弁護士にご相談を
- 北海道・東北
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- 関東
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- 東海
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- 関西
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- 北陸・甲信越
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- 中国・四国
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- 九州・沖縄
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