船橋市で離婚に強い弁護士一覧【無料相談可】

船橋市における弁護士の離婚解決事例

夫の暴力による離婚から慰謝料200万円を獲得した事例

女性は夫の暴力から逃れるため、住所を隠して別居していましたが、財産分与と慰謝料を得て早期に離婚したいと考え、弁護士に相談しました。

弁護士は女性の安全を最優先に考え、戦略をたてました。まず、訴状の住所を法律事務所宛てにすることで、夫に女性の居場所を知られないようにしました。そして、離婚、財産分与、慰謝料、年金分割を求める包括的な訴訟を提起し、メールや写真を証拠として暴力の事実を立証しました。

また、公平な財産分与のため、裁判所を通じて夫の財産状況の開示を求めました。さらに、女性の安全確保の面から、本人尋問ではビデオを利用した別室対応を実現しました。

結果、夫からの慰謝料200万円の支払いと年金分割を含む和解離婚が成立しました。

養育費を減額し経済的負担を抑えて離婚が成立した事例

男性は離婚の際、3人の子どもに対して1人当たり月額5万円、合計15万円の養育費を請求されました。しかし、この金額の支払いが困難だと感じた男性は、解決策を求め弁護士に相談しました。

弁護士はまず、男性の経済状況を綿密に分析しました。その結果、男性の過去2年間の給与が月28日以上の稼働によるものであり、収入水準を長期的に維持することは難しいと判断しました。この主張を裏付けるため、弁護士は男性の勤務実態や収入状況に関する証拠を収集し、裁判所に提出しました。

交渉の結果、裁判所は当初の請求額よりも低い金額での和解案を提示しました。最終的に、1人当たり月額3万円、合計9万円の養育費で和解が成立し、無事離婚に至りました。

収入格差を克服し公平な財産分与を得た熟年離婚事例

女性は子どもの独立を機に離婚を決意しました。しかし、大企業勤務の夫は収入格差を理由に女性を軽視し、話し合いが難しい状況でした。行き詰った女性は、弁護士事務所を訪ねました。

弁護士は夫に離婚と財産分与を申し入れ、粘り強い交渉で当初の拒否姿勢を転換させました。女性の意思の固さ、夫婦関係の必要性の低下、新生活のメリットを説明し、夫から離婚の同意を得ました。

財産分与の交渉では、夫婦の資産状況を調査したうえで、マンションの売却を提案し、価値を明確にして財産分与の資金とする方法をすすめました。退職金の取り扱いについても弁護士が間に入り、意見の相違を調整しました。

最終的に財産分与については2,000万円で合意し、分割払いの取り決めを公正証書にまとめて離婚が成立しました。

離婚を拒否する妻との交渉で解決金を減額し早期離婚した事例

男性は妻の横暴な態度に耐えかね、離婚を決意しました。婚姻期間が短かったため、夫婦だけで離婚できると考えていましたが、妻は関係継続を主張し、話し合いは進展しませんでした。悩んだ末、男性は弁護士に相談することにしました。

弁護士は冷静な対応で、男性の強い離婚意思を妻に伝えました。妻は離婚に応じる姿勢を見せましたが、300万円の高額な解決金を要求してきました。早期離婚を望む男性はある程度の支払いを考えていましたが、この額は高すぎると感じました。

弁護士は法的観点から、妻の提示した金額が高すぎることを説明しました。感情的にならず理論的な交渉を続けた結果、妻も納得しました。男性が提示した解決金100万円で合意に至り、離婚が成立しました。

弁護士の交渉により親権争いを円満に解決した離婚事例

女性は性格の不一致から夫と別居し、離婚を検討していましたが、親権争いを懸念し弁護士に相談しました。予想通り、離婚調停が始まると夫は親権を主張したため、弁護士は対応策を練りました。

まず弁護士は、裁判所に子どもの養育状況の調査を要請しました。この調査では、女性の子育てに問題がないことが明らかになりました。しかし、夫がまだ親権を諦めきれない様子だったため、弁護士は女性と相談のうえ、新たな提案をしました。調停の合間に父と子の面会を提案し、これを実現させたのです。

この面会で夫は久しぶりに子どもと会い、安心した様子を見せました。その結果、夫は親権争いを断念し、女性を親権者とする調停が成立しました。

結果、裁判に発展することなく解決し、女性は無事に親権を獲得して離婚できました。

高額な不貞慰謝料請求を300万円減額し離婚を解決した事例

女性は夫婦関係の冷え込みから不貞行為に及び、夫にそれが発覚したことで500万円という高額の慰謝料を請求されました。困惑した女性は、解決策を見出すため弁護士に助けを求めました。

弁護士はまず、女性から状況を聞き取り、夫婦関係の実態を把握することから始めました。そして、夫婦の絆が弱まっていた事実や、不貞発覚後の夫による暴言や暴力的な行動など、慰謝料を減額につながる事実を整理しました。

これらの情報をもとに、弁護士は夫側との交渉に臨みました。整理した事情を明確に指摘し、慰謝料の減額を粘り強く求めたのです。当初、夫側は慰謝料額を下げることに難色を示しましたが、弁護士は諦めることなく交渉を続けました。

結果、慰謝料を200万円へと大幅に減額する合意を取り付け、離婚が成立しました。

船橋市で離婚について法律相談できる窓口

船橋市では、以下の施設でも法律相談を実施しています。

• 法テラス
• 千葉県弁護士会
• 自治体等の法律相談
• 自治体以外での法律相談

法テラス

法テラスは国によって設立された、法的トラブル解決のための支援施設です。離婚だけでなく、借金、労働、相続など、日常生活で起こりうる法的問題に対してサポートを行っています。

全国各地にある法テラスの事務所では、それぞれの悩みに応じて、最適な相談窓口や、関連する法制度の情報を無料で提供しています。千葉県内には法テラス千葉と、法テラス松戸が設けられ、どちらの施設でも同様のサポートを受けることが可能です。

また、法テラスでは経済的に余裕がない方々へ向けて、弁護士による無料法律相談も実施しています。相談時間は1回30分で、同一問題につき3回まで利用が可能です。

さらに、問題が解決に至らず、弁護士への依頼が必要になった場合は、依頼費の立替制度も提供しています。これは、法テラスが一時的に依頼費の支払いを代行する制度で、利用者は後日、分割での返済を行う流れとなります。

無料相談、立替制度には以下のような収入、資産についての条件があります。事前予約の際の確認事項となりますので、あらかじめご注意ください。

なお、法テラスではご自身のお悩みが法的トラブルか分からない方や、相談に躊躇している方に向けて法テラス・サポートダイヤル（0570-078374）を提供しています。

受付日時は平日の9時～21時と土曜日の9時～17時です。(祝日・年末年始を除く)

専門のオペレーターが適切なアドバイスをしてくれるため、法律相談に対する不安を軽減してくれるでしょう。

千葉県弁護士会

千葉県弁護士会は、千葉県内に事務所を構えるすべての弁護士及び弁護士法人が加入する団体です。

弁護士会には以下のような委員会や施設が設けられ、基本的人権の擁護、社会正義の実現に向けて活動を行っています。

• 人権擁護委員会
• 刑事弁護センター
• 犯罪被害に関する委員会
• 高齢者・障がい者支援センター
• 子どもの権利委員会

また、千葉県弁護士会では県内に14か所の法律相談センターを設け、地域住民に向けて法的支援も提供しています。船橋市内にお住まいの方は船橋法律相談センターがアクセスしやすいでしょう。

こちらでは法律全般に対しての質問が可能で、離婚についてもお悩みを相談できます。相談料は1回30分につき2,000円（税込）です。（2回まで予約可）

相談時間については平日のほか、土曜日も対応しています。

予約、お問い合わせについては、下記電話番号までお願いいたします。

また、相談の予約については法律相談インターネット予約から申し込むことも可能です。船橋法律相談センターだけでなく、千葉県内にあるすべての法律相談センターから場所を選択することができます。

自治体等の法律相談

船橋市では市内在住・在勤者を対象に弁護士との無料法律相談を実施しています。離婚、相続、家庭問題をはじめ金銭問題、土地問題などさまざまな内容への問い合わせが可能です。

相談時間は1回につき30分以内で、同じ内容については2回以上相談することはできません。予約の混雑状況から、別の案件であっても次の予約までは3か月以上空ける必要があります。

また、以下にあてはまるケースでは利用が不可となっています。

• 現在訴訟中や調停中の案件
• 他の弁護士に依頼している案件
• 国際的な事案

なお、当日の相談を担当する弁護士は市が指定した担当者が対応します。相談者が特定の弁護士を指名することはできない点にご注意ください。

場所については以下の2か所で行われています。どちらの施設においても事前予約が必要です。お申込みは市民の声を聞く課（047-436-2787）までお願いいたします。受付時間は開庁日の午前9時から午後5時です。

相談の時間帯や詳細についてはこちらをご確認ください。

また、船橋市では養育費といった離婚前後に発生する諸問題について、女性弁護士による法律相談を提供しています。事前予約は下記電話番号までお問い合わせください。

なお、千葉県庁でも無料法律相談を受け付けています。日常生活で起こりうる法律問題について相談が可能です。毎月2回、木曜日に実施され、各回6人で、相談時間は1人30分以内となっています。

こちらも予約が必要になりますので、ご利用の際は事前にお問い合わせください。

自治体以外での法律相談

船橋市内にある男女共同参画センターでも法律相談を実施しています。市内に在住・在勤・在学の女性が対象で、法律に関する悩みに対して女性弁護士が対応します。

相談時間は1回40分間で、訴訟中、調停中及び弁護士に依頼している案件についての相談はできませんのでご注意ください。