JCBカードの支払いに遅れた場合に生じるペナルティ
JCBカードの場合、毎月10日の支払期日にカード代金を支払ないと、滞納として扱われてしまいます。
JCBカードの締め日は毎月15日、支払期日は翌月の10日です。
前月16日〜今月15日までに利用したカード代金を、翌月10日に支払う形式です。
例えば、1月16日〜2月15日の利用額は3月10日に支払う形になります。
JCBカードでは、支払期日までに入金がないとカード代金の滞納として扱われて、次のようなペナルティを課せられてしまうリスクがあります。
滞納期間 |
リスク |
滞納1日目〜 |
・遅延損害金が発生する |
滞納3日目〜 |
・電話やハガキによる督促
・JCBカードが利用停止になる
・利用可能額が縮小される
|
滞納から2~3ヶ月 |
・JCBカードが強制解約される
・他社のクレジットカードやローンも新規契約できなくなる
|
滞納から3ヶ月程度 |
・カード滞納額の一括返済を求められる
・裁判所に財産や給与を差押えられる
|
まずは「JCBカードの支払いに遅れると、どのようなリスクがあるのか?」について、実際に起こる順番どおりに解説していきます。
【滞納1日目〜】遅延損害金が請求額へ加算される
支払期日までにカード代金を払えなかった場合、その翌日から遅延損害金が加算されます。
遅延損害金とは、クレジットカードの支払いに遅れた際に課せられる罰金のようなもので、支払期日の翌日からJCBが入金確認した日まで発生する利息のことです。
例えば、1月10日に払うはずの請求額を1月31日に払った場合には、1月11日~1月31日までの20日分の遅延損害金を払う必要があります。
もし後からカード代金を払って滞納を解消しても、本来の支払期日に遅れた日数分の遅延損害金は払わなければなりません。
ただし、遅延損害金はすぐ払うわけではなく、2ヶ月後の請求額に加算されるので、そのタイミングで払えば問題ありません。
先述した1月の支払いに遅れたケースであれば、1月11日~1月31日までの20日分の遅延損害金を3月10日に支払えば大丈夫です。
JCBカードの遅延損害金の利率は年14.6%
JCBカードの支払いに遅れていても「遅延損害金がいくらかかっているか?」を正確に把握していない方も多いでしょう。
以下の計算式を使えば、JCBカードの遅延損害金は自分で計算できます。
【遅延損害金の計算方法】
元金×利率÷365日×支払期日後経過日数
JCBカードの遅延損害金の利率はショッピング枠とキャッシング枠で異なり、ショッピングの場合は年14.6%、キャッシングの場合は年20.0%です。
- ショッピング枠の遅延損害金=年14.6%
- キャッシング枠の遅延損害金=年20.0%
例えば、ショッピング枠で利用した10万円の支払いに30日遅れた場合、遅延損害金を1,200円も支払わなければなりません。
「自分で計算した金額が正しいか心配・・・」という場合、電話で正確な遅延損害金の金額を確認できるので、JCB調査デスクへ問い合わせしてみるとよいでしょう。
【滞納3日目〜】電話やハガキによる督促
JCBカードの支払いに遅れた場合、支払期日から3日前後でカード会社から取立ての電話やハガキが届くようになります。
最初はJCBカードの契約時に登録した携帯電話へ連絡されるケースが多いです。
つづいて、何度か携帯電話へ連絡しても繋がらない場合、自宅に電話やハガキが届くことになります。
さらに自宅の電話にかけても連絡が取れない場合、勤務先へ連絡されるケースもあるため注意が必要です。
督促電話というと怖いイメージを抱きがちですが、ドラマや映画でよくみる暴言などは一切なく「いつくらいに払えそうですか?」や「 いくらなら払えそうですか?」 といった質問をされるだけです。
自宅や職場へ電話やハガキが届くと、家族や同僚に知られてしまう恐れもあるので、なるべく携帯電話に連絡があった時点で早めに電話応対しておきましょう。
【滞納3日目〜】JCBカードが利用停止になる
JCBカードの支払いに遅れると、約3日後にはカードが利用停止されてしまいます。
外出先でJCBカードを利用しようとして、カードの承認が降りないことで気が付く方も多いのではないでしょうか。
この時点での利用停止は一時的なもので、滞納したカード代金を入金すれば再びJCBカードが利用できるようになります。
ただし、滞納が続くと永久にJCBカードを利用再開できなくなる恐れもあるので、なるべく早めに支払いを済ませましょう。
【滞納3日目〜】利用可能額が縮小される
JCBカードでは、支払いに遅れると3日後あたりからクレジットカードの利用限度額が減額されてしまう場合があります。
JCBカードを利用停止されても、支払期日から20日以内に入金すれば利用再開できるケースが多いですが、カードの利用限度額が縮小された状態で利用再開されるケースも珍しくありません。
例えば、支払期日に3日遅れただけで、利用限度額が30万円から3万円に縮小されていたというケースもあります。
もちろん再び滞納を起こさなければ、きちんと利用限度額が復活するケースもありますが、基本的には減額された状態が3ヶ月程度は続くと考えておきましょう。
【滞納から2~3ヶ月】JCBカードが強制解約される
カード代金の滞納が2~3ヶ月も続くと、一時的な利用停止ではなく、JCBカードの契約そのものを強制解約されることがあります。
ここまで滞納が長引くと「2ヶ月も滞納するような人にもうお金を貸したくない・・・」とカード会社から思われてしまい、ブラックリストへ登録されてしまうのです。
後述する信用情報機関の事故情報は5~10年経てば削除されますが、JCB社内のブラックリストは半永久的に削除されません。
「強制解約される前に自分からカードを解約すれば大丈夫? 」と考える人もいますが、もちろん解約時には滞納額をすべて支払う必要があります。
いちど強制解約されてしまうと、二度とJCBカードを利用できなくなってしまうので、なるべく早い段階でカード会社へ連絡して返済意思を示しておきましょう。
【滞納から2~3ヶ月】他社のクレジットカードやローンも新規契約できなくなる
JCBカードを強制解約された場合、5年間は他社のクレジットカードやローンの新規契約ができなくなるケースも多いです。
2ヶ月以上も滞納が続くと、その事実が信用情報機関というネットワークに事故情報として登録されて、ほぼすべてのカード会社やローン会社へ共有されてしまいます。
すると、他のカード会社やローン会社からも「うちの会社でも料金滞納されてしまうのでは?」と危険視されてしまい、お金を貸してもらえなくなるのです。
事故情報は永久に残るわけではなく、5~10年経てば消去されますが、滞納解消から5年間はクレジットカードやローンを利用できないと認識しておきましょう。
【滞納から3ヶ月程度】カード滞納額の一括返済を求められる
JCBカードを強制解約されても、カード代金の返済義務がなくなったわけではありません。
JCBカードの滞納から3ヶ月ほど経つと、これまでの滞納額を一括返済するようにカード会社から請求されてしまいます。
これは3ヶ月以上も滞納が続くと「いつまで待ってもお金を返してもらえない」と感じたカード会社が、分割払いではなく一括返済で早く回収しようと考えるためです。
一括返済の請求書については、主に内容証明郵便で届く場合が多いです。
一括返済を請求されたら、裁判沙汰にならないように必ずカード会社へ連絡して謝罪した後、必要であれば弁護士にも相談して早期解決を目指しましょう。
【滞納から3ヶ月程度】裁判所に財産や給与を差押えられる
JCBカードの滞納が3ヶ月以上続くと、カード会社から裁判を起こされてしまうケースも少なくありません。
JCBカードを強制解約された後、裁判所から「支払督促」または「訴状」が届いた場合、カード会社から裁判で訴えられてしまう可能性が高いです。
- 支払督促=カード会社が裁判を検討している旨を示す通知
- 訴状=カード会社から訴えられていることを示す通知
もともと払うべきお金を払っていない以上、裁判になれば確実にカード会社が勝訴するため、裁判所から「滞納額をカード会社へ一括返済しなさい」という命令が下されます。
もし裁判所命令を無視して一括返済に応じない場合、強制執行による財産や給与の差押えを受けて、一気に生活が破綻してしまう恐れもあります。
裁判や差押えまで発展してしまうと、もはや個人でカード会社と交渉して和解することは難しいので、必ず2週間以内に弁護士へ相談しましょう。
JCBカードの支払いに遅れたときの対処法
JCBカードの支払いに遅れた場合のリスクがわかったところで「どうすればカードを強制解約されたりせずに済むのか?」といった対処法を知りたい方も多いと思います。
クレジットカードの支払いに遅れると「カード会社に怒られるんじゃないか・・・」と不安になってしまう方も多いですが、入金方法さえ覚えておけば怒られる心配はありません。
JCBカードの支払いに遅れたときの対処法はシンプルで、大きく分けて2パターンです。
「JCBカードからの請求額をいますぐ払えるか?」によって、対処法が異なります。
- いますぐカード滞納額を払える場合=速やかに入金
- いますぐカード滞納額を払えない場合=カード会社や弁護士へ相談
それぞれの対処法について「どのようにすればよいか?」を具体的に解説していきます。
カード滞納額を払える場合は速やかに入金しよう
JCBカードの支払いに遅れてしまった場合、なるべく早く請求額を入金しましょう。
先述したとおり、支払いが遅れるほどリスクも深刻化してしまい、カードの利用停止だけでなく裁判や差押えなどの法的措置に発展する恐れもあります。
しかし、JCBカードでは支払期日に遅れた場合、通常とは入金方法が異なるため注意が必要です。
この項目では、JCBカードの支払いに遅れた場合の入金方法を確認していきます。
支払期日から20日以内に入金すればJCBカードを利用再開できる可能性が高い
JCBカードの支払期日は毎月10日で、土日祝日の場合は翌営業日になります。
この支払期日から20日以内にカード代金を支払えば、カード会社側の入金確認がとれた後、JCBカードを利用再開できる可能性が高いです。
ただし、何度もカード代金の滞納を起こしている場合など、20日以内に入金してもJCBカードを強制解約されてしまう恐れもあるため、確実に利用再開できるとはいえません。
また、カード会社側の入金確認には3~4営業日かかるため、JCBカードを利用再開できるのは入金した日から数日後と考えておいた方がよいでしょう。
支払金額はホームページや電話で確認可能
カード代金の支払いに遅れると、遅延損害金などで支払金額が増えている場合もあるので、まずは「いくら払う必要があるのか?」を確認しましょう。
JCBカードの支払金額は、ホームページや電話で確認できます。
- 会員専用WEBサービス「MyJCB」
- 0120-592-196(24時間・年中無休・自動音声)
- 0570-000-767(携帯電話の場合・有料)
同じJCBカードでも発行会社によって入金先が異なる
じつはJCBカードには、株式会社ジェーシービーが発行しているプロパーカードと、提携会社が発行している提携カードがあります。
株式会社ジェーシービーが発行するプロパーカードには、以下のような種類があります。
- JCB一般カード
- JCBゴールド
- JCB EIT
- JCB LINDA
- JCB CARD EXTAGE など
また、1961年に生まれたJCBカードは歴史が長いので提携先も多く、いろいろなジャンルの提携カードを発行しています。
「何気なくカードを作ったら、じつはJCBの提携カードだった」という方も少なくありません。
例えば、CMでよく見る楽天カードなどもJCBカードの提携カードを発行しています。
- 楽天カード
- セゾンカード
- ルミネカード
- ファミマTカードなど
支払期日に遅れてしまった場合の入金方法は、同じJCBカードでもカード発行会社によって変わります。
そのため、まずはJCBカードを手元に用意した上で、カードの裏面に記載されている発行会社を確認しましょう。
カード発行会社が「株式会社ジェーシービー」の場合
株式会社ジェーシービーが発行しているプロパーカードの場合、返済期日を過ぎてもいつもの引き落とし口座から自動で引き落としされます。
ただし、引き落とし口座の金融機関によって、引落日が異なるため注意が必要です。
三菱UFJ銀行・三井住友銀行・りそな銀行の場合、入金から最短1日で引き落としされます。
入金方法 |
結果 |
・支払期日18:00までに自分の普通預金口座へ入金
・支払期日15:00までに自分の当座預金口座へ入金
|
滞納にならない |
支払期日の翌営業日以降に自分の口座へ入金 |
毎営業日に再振替される(滞納にはなる) |
みずほ銀行の場合、毎月25日に再び引き落としされます。
入金方法 |
結果 |
・支払期日15:00までに自分の口座へ入金 |
滞納にならない |
・支払期日15:00以降に自分の口座へ入金 |
毎月25日に再振替(滞納にはなる) |
ゆうちょ銀行の場合、毎月26日に再び引き落としされます。
入金方法 |
結果 |
支払期日18:00までに自分の口座へ入金 |
滞納にならない |
支払期日18:00以降に自分の口座へ入金 |
毎月26日に再振替(滞納にはなる) |
ただし、入金してもカード会社がすぐに確認するとは限らないため、いますぐ滞納が解消されるわけではありません。
入金確認が取れるまでの期間は滞納扱いになるため、遅延損害金が発生してしまいます。
いますぐに滞納を解消したい場合、カード会社がもつ指定口座へ振込する必要があるので、JCB調査デスクへ連絡して口座番号を教えてもらいましょう。
カード発行会社が「株式会社ジェーシービー」でない場合
株式会社ジェーシービーではなく提携会社が発行している提携カードの場合、発行会社によって入金方法が異なります。
提携カードの裏面に記載されている、以下のような発行会社へ問い合わせしましょう。
- SMBCファイナンスサービス
- 三菱UFJニコス
- りそなカード
- ゆうちょ銀行 など
JCBの提携カードを発行している提携会社の一覧は、以下のリンクで確認できます。
日本のJCBカード発行会社
どうしてもお金がない場合はカード会社や弁護士へ相談しよう
JCBカードの支払いに遅れた場合、請求額を払うのがベストですが、必ずしもお金の用意があるとは限りません。
だからといって、カード会社へ連絡をせずに滞納を続けてしまうと、ブラックリストへ登録されたり裁判を起こされてしまうなど、余計に状況が悪化してしまいます。
もしJCBカードからの請求額をいますぐに払えないとしても、1人で抱え込まずに事情も含めてカード会社や弁護士へ相談したほうがよいでしょう。
きちんとカード会社へ連絡して返済意思を示すだけで、裁判や財産の差押えといった最悪の事態は避けてもらえる可能性が高いです。
どうしても支払いが難しい場合、弁護士へ債務整理を依頼すれば、自分の払える金額まで返済額を減らしてもらうことも可能です。
JCBカードへ支払いを待ってもらえないか交渉する
もしJCBカードの利用額を払えない場合でも、必ずカード会社へ連絡しましょう。
カード会社へ連絡しないと「この人はカード代金を払う気が一切ない」と思われてしまい、余計に印象が悪くなるため、カードの強制解約や裁判に発展してしまう可能性が高いです。
カード会社へ連絡するだけで「連絡をくれるということは返済意思があるのかな?」と好印象を与えられるので、裁判沙汰にはせずに返済を待ってもらえる可能性があります。
早めにカード会社へ連絡を入れておけば、2ヶ月分のカード代金を一括返済する形にしてもらえたり、リボ払いへ支払方法を変更してもらえるケースもあるので、いちど交渉してみるとよいでしょう。
弁護士に「債務整理」を依頼して返済額を減らしてもらう
利用額が50万円を超えているなど、カード代金の支払いが難しい場合は弁護士へ相談してみるのもひとつです。
- 50万円以上も借金があるため、返済すると給料がほとんど残らない
- すでに何度も支払いに遅れて、JCBから督促を受けている
- JCB以外にも借入先があるので、これから先も返済を続けるのは難しい
このような場合、今後も再びJCBカードの支払いに遅れると、財産や給与の差押えに発展してしまう可能性が高いので、早い段階で債務整理を検討した方がよいかもしれません。
弁護士へ相談すれば、債務整理で合法的に借金を減らしてもらえるので、カード会社も「減額後の金額なら返済できそう」と考えて、和解交渉に応じてくれる可能性が高いです。
「債務整理」というと「自己破産」と勘違いされる方が多いですが「任意整理」や「個人再生」という方法を選べば、家や車を手放さずに借金を減らすことが可能です。
借金問題の無料相談をおこなっている弁護士事務所も多いので、まずは気軽に相談してみてはいかがでしょうか。
まとめ
JCBカードの支払いに遅れても、そのまま放置してはいけません。
JCBカードだけでなく他のクレジットカードやローンまで利用できなくなる上、最悪の場合は裁判を起こされて財産や給与も差し押さえられてしまいます。
もしJCBカードからの請求額を払えない場合でも、カード会社へ連絡しましょう。
早めに連絡してカード会社へ事情を伝えれば、JCBカードの強制解約や裁判沙汰は避けられる可能性が高いので、無視するよりは状況を悪化させずに済みます。
どうしても請求額を払えない場合でも、弁護士へ債務整理を相談すれば、返済額を減らした上でカード会社と和解してもらうことも可能です。
早く連絡するほど、カードの強制解約や裁判に発展するリスクを避けられるので、まずはJCBカードの窓口へ連絡してみましょう。
JCBカードの滞納に関する質問
JCBカードの支払いが遅れた場合、どのようなことが起こりますか?
滞納した日数に応じて遅延損害金が発生し、やがてカードが利用停止・強制解約となります。また、滞納の事実が信用情報機関に共有されるため、JCB以外のクレジットカードやローンなどが利用できなくなります。
滞納してから何日くらいで利用停止・強制解除になりますか?
個別のケースによりますが、おおむね3日後に利用停止、2~3ヶ月後に強制解約となります。
利用停止後でも支払いさえ済ませば、もう一度カードを使えるようになりますか?
支払期日から20日以内に入金すれば、利用を再開できる可能性は高いでしょう。ただし、過去に何度も滞納を繰り返しているなど、これまでの利用履歴によっては短期間で強制解約になる恐れもあります。
支払いが困難な場合、どうすればよいですか?
なるべく早めにサポートセンターへ連絡し、具体的にいつまでなら支払えるか相談しましょう。また、債務整理で借金の減額・免除をしてもらう方法もあります。
債務整理とはなんですか?JCBカードの支払いを減らせるのでしょうか?
債務整理とは、借金の減額・免除をおこなう手続きです。利子を減らして返済期間を調整する「任意整理」や、すべての借金を帳消しにする「自己破産」などがあります。JCBカードの支払いも無理のない返済計画に立て直せる可能性があるので、まずは債務整理に詳しい弁護士へ相談してみましょう。→
【無料相談OK】債務整理に力を入れる弁護士はこちら
最短即日取立STOP!
一人で悩まずに士業にご相談を
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