掲載件数
648
2025年06月現在

既婚男性の「4割」が婚姻中のマッチングアプリ利用経験あり│マッチングアプリの不倫実態を調査

既婚男性の「4割」が婚姻中のマッチングアプリ利用経験あり│マッチングアプリの不倫実態を調査

近年では、気軽な出会いの場としてマッチングアプリを利用する人が増加しています。一般的には未婚の若者向けのサービスという印象も強いマッチングアプリですが、今や既婚者による利用も一定数存在し、夫婦関係に新たな問題を生むケースもあるようです。

株式会社Clamppyでは、婚姻済みの全国の男女576人を対象に「マッチングアプリに関する意識調査」を実施しました。

その結果、不倫をしている男性の49%は、マッチングアプリで不倫相手と出会っていると判明しています。また、既婚男性の38%は、婚姻中にマッチングアプリの利用経験があるというデータも見られました。

本記事では、マッチングアプリで不倫をする男性の実態に触れつつ、「なぜマッチングアプリで不倫をするのか?」についても紹介していきます。

◆このアンケート結果について
データを引用される際は、出典元として必ずこちらのURL(https://clamppy.jp/rikon/column/survey/806)をリンクとして埋め込みのうえご記載いただきますよう、お願いいたします。

無料相談・電話相談OK!
一人で悩まずに弁護士にご相談を

ツナグ離婚弁護士で離婚に強い
弁護士を探す

マッチングアプリは不倫の温床?既婚男性の不倫とマッチングアプリの関係

既婚者を対象にアンケートを行ったところ、男性の内35%が不倫経験があると判明しました。そして、不倫した男性の内、49%がマッチングアプリで不倫相手と出会っているとわかりました。

また、不倫の有無に関わらず、既婚男性の38%は婚姻中にマッチングアプリの使用経験があるようです。

既婚男性の35%は不倫経験あり

既婚者を対象に不倫経験についてアンケートをとったところ、既婚男性の35%が不倫経験ありと回答しました。また、既婚女性の不倫経験者が26%となっており、男性の方が女性に比べて不倫経験が多い傾向にあります。

既婚男性の38%は婚姻中にマッチングアプリの利用経験あり

既婚者に不倫の有無に関わらず、「婚姻中のマッチングアプリの使用経験」についてアンケートを取ったところ、既婚男性の38%が婚姻中のマッチングアプリの使用経験ありと回答していました。女性の使用率が16%なので、既婚男性は女性に比べ2倍ほど、婚姻中にマッチングアプリを使用していると分かります。

不倫をした男性のうち49%はマッチングアプリで不倫相手と出会った

不倫経験がある方を対象にアンケートを取ったところ、男性の49%がマッチングアプリで出会っていると回答しました。これは、女性と比べると、14%ほど多い傾向にあります。

コメントを確認したところ、マッチングアプリは女性と出会う手段としては比較的手軽であるため、始めやすい傾向にあるようです。また、居住地から離れた場所でも、不倫相手を探せる手段として使用されているケースも見られました。

  • 「単身赴任で半年間、居住地を離れることがあり当時の妻とも夜の生活がほとんどなかったため、マッチングアプリを利用して、不倫相手とマッチングできた。」男性40代
  • 「会社の同僚が、いくつかのマッチングアプリを利用していて若い女性といい思いをしている自慢話を聞いていたから、同僚に教えて貰って自分もやってみたのが始まりです。」男性50代

なお、男性がマッチングアプリ以外の不倫相手と出会う方法としては、職場、飲み屋、SNSと続いています。

既婚男性のマッチングアプリを通じた不倫の実態

マッチングアプリの利用目的について調査したところ、男性の利用目的1位は「ワンナイトの相手を探すため」でした。また、婚姻中の利用期間やマッチング人数について調査したところ、出会う人数は2〜3人、利用期間は半年から1年が最多となっています。

また、マッチング相手に「既婚者かどうか伝えたか?」を調査したところ、38%が既婚者と伝えていないと回答していました。その内、18%がマッチング相手に、既婚者とバレたようです。

マッチングアプリ利用目的1位は「ワンナイトの相手を探していたから」

マッチングアプリを利用した目的を調査したところ、最も多かった回答は「ワンナイトの相手を探すため」でした。他の利用目的としては、「性的欲求を満たすため」、「癒しを求めたかったから」が続いています。このことから、男性は性的欲求を満たすために、マッチングアプリを利用する傾向が高いようです。

  • 「当時の妻ともあまり触れ合いが無い状況の時、半年間の単身赴任がきっかけで、ワンナイトの女性目当てでマッチングアプリを利用した。」男性40代
  • 「同僚が、若い子と美味しい思いをしていたので自分もしたくてパパ活を含めて欲求の捌け口を探していた」男性50代

一方で、女性の利用目的1位は「癒しを求めたかったから」で、次いで「配偶者以外の異性と交流してみたかった」、「なんとなく興味本位で登録したから」が続きます。女性は配偶者以外の異性に癒しや、女性として見られるトキメキを得るために、マッチングアプリを利用する傾向にあるようです。

  • 「他の人と繋がって癒されたかったから」女性30代
  • 「ときめきを思い出したかったから。」女性30代

婚姻中マッチングアプリを通じて出会う人数は2~3名が半数

婚姻中のマッチングアプリの利用状況を調査したところ、男性の47%は2〜3人と出会うと回答していました。次いで、1人が最多となっているため、男性の70%以上はマッチングアプリを通して1〜3人と出会う傾向にあります。

なお、女性の出会う人数も2〜3人が29%で最多です。ただ、出会った人数の内訳としては、男性と異なり2〜3人の次に0人と4〜5人が続きます。

婚姻中マッチングアプリの利用期間は半年〜1年が最多

既婚者男性のマッチングアプリ利用期間としては、6〜12ヶ月が最も多く見られました。次いで、1〜2年、1〜3ヶ月と続きます。一方で既婚女性の利用期間としては、3〜6ヶ月が最多で、次いで1ヶ月未満、1〜3ヶ月となっています。

そのため、女性に比べて、男性はマッチングアプリを長期に渡って利用する傾向にあるようです。また、女性は半年以内にアプリの利用を辞める方が多く見られます。

婚姻中にマッチングアプリを使用した男性の32%が独身専用マッチングアプリを使用

婚姻中に独身専用マッチングアプリを利用したかどうか調査したところ、婚姻中にマッチングアプリを利用した男性のうち32%が利用経験ありと回答しています。女性の利用率が24%だったため、男性は女性よりも婚姻中に独身専用マッチングアプリを利用する傾向にありました。

マッチング相手に既婚者と伝えていない男性は32%

マッチング相手に自分が既婚者であることを伝えた人は、男性で68%、女性で72%と、いずれも7割を超えており、多くの既婚者がマッチング相手に事実を開示していることがわかります。

一方で、男性の32%、女性の28%は「既婚者であることを伝えていない」と回答しており、一定数は既婚であることを隠してマッチングを行っている実態も明らかになりました。

既婚者であることをマッチング相手に伝えなかった理由については、男女ともに「一時的な関係だと割り切っていたから」が最多でした。特に女性の50%、男性の31%がこの理由を挙げています。

また、「伝えることが面倒」といった理由や、「罪悪感がなかった」「相手に引かれると思った」などの心理的な要因も複数見られました。

男女ともに、一時的な関係として割り切っている場合や、伝える手間や抵抗感から、既婚であることを伝えない傾向が見られます。ただし、全体としては7割以上が既婚者であることを正直に伝えており、「隠す」よりも「伝える」姿勢をとる人の方が多い結果となりました。

マッチング相手に既婚者とバレたのは18%

既婚者であると伝えていない男性の内、マッチング相手に既婚者とバレた方は全体の18%見られました。一方で、女性で相手に既婚者とバレた方は22%見られます。そのため、割合としては男性より女性の方が、既婚者とバレる確率は若干高いようです。

配偶者にマッチングアプリでの不倫がバレた男性は11%

マッチングアプリでの不倫が配偶者にバレた男性は、全体の12%見られました。また、「バレたかどうか分からない」と答えた方は19%見られます。一方で、女性は「バレていない」と答えた方は全体の86%見られ、男性に比べ女性の方が「不倫がバレていない」と考えている方が多い傾向にありました。

合わせて不倫がバレた理由も調査したところ、「メッセージのやり取りを見られた」が最多となっています。次いで「アプリをインストールしているのを知られた」「不倫相手の匂いが服に残っていた」と答えた方が多く見られました。

また、不倫がバレていない方に、バレないよう行っている対策を質問したところ、「物的証拠が残らないように注意している」「履歴が残らないようにしている」が最も多く見られました。

メッセージのやり取りを通して不倫がバレる方が多い一方で、メッセージなどの証拠を残さないよう注意すると、不倫がバレる可能性は下がるようです。

不倫は本気?後悔?マッチングアプリ不倫による感情の変化

不倫をした既婚者に対して、不倫の本気度について調査したところ、21%の男性が「本気になった」と回答しています。一方で母数は少なく信憑性は少ないものの、不倫相手と一緒になるために離婚した方は0でした。

なお、本気にならなかった理由について調査したところ、「遊びの関係だから」と回答した方が82%も見られます。

また、不倫した人に「不倫を後悔していないか?」調査したところ、76%の男性は「後悔していない」と回答しました。不倫をした方は「自分の欲求を満たせた」と感じると、不倫を後悔しない傾向にあるようです。

マッチングアプリの不倫で本気になった男性は21%

マッチングアプリで不倫した方を対象に「不倫に本気になったか?」調査したところ、男性の内21%が「本気になった」と回答しています。

本気になった理由としては、「配偶者よりも相手に魅力を感じた」と「相性がとても良いと感じた」が最多でした。より詳しく理由を見てみると、性的な行為の相性がいいかどうかも、本気になる要素となっているようです。

  • 「何人かすごいいい女の子がいて気持ちがいきかけたからです。」男性40代
  • 「あまりにも自分の好みに合っており、性的な行為も非常に優れているから」男性60代

不倫相手に本気にならなかった理由1位は「遊びの関係だから」

マッチングアプリでの不倫に本気にならなかった方は、男性の内79%見られました。理由についても調査したところ、「あくまで遊びの関係だったから」と回答した方が、82%を占めています。一方で、女性が本気にならなかった理由は、「配偶者との関係を壊すつもりがなかった」が最多でした。

アプリの利用目的1位が「遊び目的」だったことからも推測できるように、男性は不倫をしても、基本的に遊びの関係と捉えている方が多い傾向にあります。また、「本気になった」と答えた方が21%見られた一方で、不倫相手と一緒になるために離婚した方は見られませんでした。こちらのデータは母数が少なく信憑性は少ないものの、「不倫相手と本気で一緒になろうとする男性」は少ないと考えられる材料にはなるでしょう。

不倫した人の76%は不倫を後悔していない

不倫をした方を対象に「不倫を後悔していないか?」と質問したところ、25%の男性は「後悔していない」と回答していました。女性に関しても「後悔していない」と回答した方は23%を占めています。男女問わず、不倫した方の20%前後は不倫を後悔しない傾向にあるようです。

後悔していない理由1位は「自分の欲求を満たせたから」

不倫を後悔していない方に、その理由を質問したところ、男性の37%は「自分の欲求を満たすことができたから」と回答していました。次いで、「配偶者にバレなかったから」「疲れを解消する手段になったから」と回答する方が多く見られます。男性は、自身の欲求を満たしつつ、配偶者にバレなければ不倫を後悔しない傾向にあるようです。

女性も後悔していない理由の最多は「欲求を満たせたから」となっています。ただ、次いで多く見られた理由としては「疲れを解消する手段になった」と並んで、「不倫相手との関係で新たな気づきを得た」という意見も多く見られました。女性は不倫経験が、自身にどのような影響を与えたかも重視する方も多いようです。

既婚男性のマッチングアプリを利用した不倫の今後

マッチングアプリで不倫をした方に、今後も不倫を続ける可能性について質問したところ、男性の内22%が「ある」と回答しています。理由についても質問したところ、「簡単に異性と出会える手段だから」と答えた男性が29%見られました。

今後もマッチングアプリでの不倫を続ける可能性がある男性は22%

不倫経験者に「今後もマッチングアプリで不倫をする可能性はありますか?」とついて調査したところ、男性の内22%が「ある」と回答しました。なお、「なんとも言えない」と回答をした男性は30%見られます。

一方で、女性の内「ある」と答えた方は12%、「なんとも言えない」と答えた方は19%見られました。女性の方が明確に「今後不倫する可能性はない」と考える方は、多い傾向にあるようです。

不倫を続ける理由1位は「簡単に異性と出会える手段だから」

マッチングアプリでの不倫を続ける理由についても質問したところ、男性の内29%が「簡単に異性と出会える手段だから」と回答しました。次いで「性的欲求が解消されていない」「刺激やスリルが欲しい」が続きました。

一方で、男性では6%ほどしか見られなかった「配偶者への不満が解消されていない」が、女性では24%と最多の理由となっています。女性は、不倫を始めた根本的な理由が、解消されにくい傾向にあるようです。なお、女性側で「簡単に異性と出会える手段だから」という理由で不倫を続ける方は22%見られました。

ように、マッチングアプリは異性と気軽に出会える手段である一方で、既婚者による不適切な利用が見られることも事実です。調査では、婚姻中にマッチングアプリを利用していた人の32%が独身者向けアプリを利用していたという結果もあり、利用者側のモラルが問われる回答も見受けられました。今後は、不倫などのトラブルを未然に防ぐためにも、プラットフォーム側の仕組みづくりや運用体制の見直しが求められるかもしれません。

◆このアンケート結果について
データを引用される際は、出典元として必ずこちらのURL(https://clamppy.jp/rikon/column/survey/806)をリンクとして埋め込みのうえご記載いただきますよう、お願いいたします。

【調査概要】
■調査名:既婚者の不倫(マッチングアプリ)に関するアンケート
■調査対象:既婚者、及び過去に結婚していた方
■調査方法:選択式・記述式のWEBアンケート
■有効回答人数:576名(回答率100%)
■調査期間:2025年4月7日~2025年4月21日

【会社概要】
社名:株式会社Clamppy
代表者:代表取締役社長 大江 剛
事業内容:Webマーケティング / 士業集客コンサルティング
所在地:〒104-0045 東京都中央区築地2-10-6 Daiwa築地駅前ビル9F
電話番号:03-6226-2561 / 03-6226-2562
URL:https://clamppy.jp/
弊社は「士師業×ウェブマーケティング×不動産」の3つの領域に強みを持った会社です。その中でも、顧客を士業(弁護士、税理士、司法書士など)と医師に限定することで、完成度の高い洗練されたサービスをご提供しています。

無料相談・電話相談OK!
一人で悩まずに弁護士にご相談を

ツナグ離婚弁護士で離婚に強い
弁護士を探す

アンケート調査に関するコラムはこちら

離婚に強い弁護士を探す

掲載事務所
648
更新日 : 2025年06月13日
検索
ツナグ離婚弁護士なら離婚に強い弁護士が見つかる!