浮気調査費用の相場は10万円から100万円程度
浮気調査の費用相場は10万円から100万円程度と、大きな幅があります。浮気調査の難易度・方法などにより、調査にかかる人件費やその他の諸費用に差が生じるためです。
たとえば、浮気調査の目的が「浮気の事実確認のみ」であれば、調査期間も短く済むことが多く、費用も抑えられる傾向にあります。
一方、裁判に提出するための決定的な証拠を得たい場合には、写真や動画などに加えて詳細な行動記録が載っている「調査報告書」も必要となります。この場合は調査の難易度が高くなるため、費用が膨らみやすくなります。
また、探偵事務所の料金体系によっても、調査費用は前後します。料金トラブルを防ぐためにも、あらかじめ費用の相場を確認し、複数の探偵事務所に見積もりを依頼しておきましょう。
費用内訳 |
費用の相場 |
備考 |
人件費 |
1.5~2.5万円
(調査員2名1時間あたり) |
見積り時に調査員の人数は要確認 |
車両費 |
0~2万円 |
探偵事務所によって異なり、見積り時に要確認 |
諸経費 |
料金プランと探偵事務所ごとに異なる |
主な諸経費は、交通費・通信費・機材費・宿泊費・交際費・燃料費・その他など |
手数料 |
数千円程度 |
調査報告書の作成費用など |
割増料金 |
時間単位で割り増し
(15分、30分、60分など) |
延長料や深夜早朝手当など |
合計費用 |
10~100万円 |
料金プランや探偵事務所ごとに異なる |
ここでは、浮気調査にかかる費用の内訳を詳しく紹介していきます。
人件費│調査員2名1時間あたり1.5万~2.5万円が相場
人件費とは、調査員が尾行や張り込みなどの調査活動に充てる時間に対して発生する費用のことです。浮気調査では、人件費が費用全体の大部分を占める傾向があります。
人件費は探偵事務所によって異なるものの、平均的な費用相場は「調査員2名1時間あたり1.5万円〜2.5万円」となっています。調査員の人件費は、調査に関する専門知識、スキル、経験などによっても変動します。
たとえば浮気調査に合計20時間かかった場合、人件費は30万円〜50万円ほどになる計算です。
なお、浮気調査は基本的に2〜3名体制で行われることが多く、調査員が単独で動くケースは少ないものです。
そのため、探偵事務所の料金表に調査員1名あたりの費用が掲載されている場合、実際には約2倍の費用がかかるものと認識しておきましょう。
車両費│業者によって異なり、0円~2万円が相場
車両費とは、調査に使用する自動車やバイクなどの運搬手段にかかる費用のことです。調査員が尾行や張り込みを行う際に車両を使用することが多く、その費用が別途加算される場合があります。
車両費が発生するかどうかは探偵事務所によって異なっており、料金プラン内に含まれていることもあれば、別途請求される場合もあります。
探偵事務所の方針によっても車両費の有無は異なるため、依頼する前に確認しておくとよいでしょう。
諸経費│人件費を省いた金額が相場
諸経費とは、調査に必要な交通費や宿泊費、機材使用料、通信費など、調査員の人件費以外にかかる実費のことです。
たとえば、パートナーと浮気相手の旅行先を調査する場合、旅先までの移動費や宿泊代が諸経費に含まれます。
諸経費の金額は調査内容や日数によって異なりますが、一般的には1万円〜3万円程度に収まることが多いです。ただし、遠方への移動や長期の張り込みが必要な場合には、それ以上の費用がかかるケースもあります。
探偵事務所ごとに諸経費の料金体系は異なるため、事前にどこまでが経費の範囲になるのかを確認しておくようにしましょう。
手数料│調査報告書の作成費の数千円が相場
手数料は、調査完了後の「調査報告書」の作成に対して発生する費用のことです。
調査報告書の作成手数料は探偵事務所によって異なりますが、一般的には数千円程度が相場となっています。なお、料金プランに報告書作成が含まれている事務所も多く、別途費用が発生しない場合もあります。
調査報告書には、調査先で撮影した写真や動画・その他の記録がまとめられており、裁判でも有効な証拠となります。
費用を抑えたいなどの理由で作成をカットしてしまうと、自身の状況を不利にする可能性があるため、必ず作成してもらうようにしてください。
割増料金│ 延長分を時間単位で課金されるのが相場
割増料金とは、浮気調査の延長や深夜・早朝対応など、通常の調査時間外に発生する追加費用のことです。
予定していた調査時間を超えてもう少しで証拠をつかめそうな場合や、深夜帯の張り込みが必要な場合などに発生するケースがあります。
探偵事務所の料金プランによっても異なりますが、30分や60分など時間単位で延長料金が課金されるケースが多くみられます。
たとえば、1時間あたりの人件費が2万円で2時間の延長が必要になった場合、合計4万円の追加料金が発生するというイメージです。
ただし、探偵事務所によっては「深夜割増○%」や「延長は30分単位で○円」のように別途料金が設定されているケースもあります。想定していたより高額請求になってしまったという事態が起きないよう、相談時に割り増し料金の条件を確認しておきましょう。
1時間ごとの浮気調査費用相場は1万円から2.5万円程度
一般社団法人日本探偵業協会のアンケート調査によると、浮気調査の費用相場は1時間あたり1万円〜2.5万円程度で、全体の約9割の業者がこの範囲に収まっているとされています。
費用に幅がある理由は、調査員の人数や調査期間、諸経費の有無など、調査内容によって総費用が大きく異なるためです。
浮気調査は、基本的に2〜3名の調査員によって行われます。調査員1名あたりの時間単価は5,000円〜1万2,500円程度が一般的で、2名体制での調査であれば、1時間あたり1万円〜2.5万円が目安となります。
複数日にわたって調査を依頼する場合は、日数に応じて時間単価が加算されるため、トータルで数十万円以上の費用になるでしょう。
なお、探偵業に限らず、専門性の高い職業においては人件費が高くなる傾向があります。調査には専門的なスキルや経験、責任が求められるため、信頼できる調査を希望する方にとっては、費用に見合った安心感が得られるともいえるでしょう。
参考:適正料金費用のアンケート | 一般社団法人 日本探偵業協会
浮気調査の料金体系
浮気調査は、主に「時間制」「パック制」「成功報酬型」の3つの料金体系に分類されます。
各料金プランのメリットやデメリット、向いている人の特徴は以下のとおりです。
料金タイプ |
メリット |
デメリット |
向いている人 |
時間制 |
調査料金が明瞭でわかりやすい |
調査期間によって高額になる可能性がある |
短時間調査で費用を抑えたい人 |
パック制 |
割安な料金で調査が可能な |
調査が短期間で終われば割高な料金になる |
時間あたりの費用を抑えたい人 |
成功報酬型 |
成功に応じた料金が発生する |
成功の捉え方にズレがある場合、トラブルになりやすい |
証拠を確実に掴みたい人 |
それぞれの料金プランについて、次の項目から詳しく解説していきます。
時間制│ 短時間調査で費用を抑えたい方向け
時間制は、調査にかかった時間や、調査に発生した実費に応じて料金が決定するプランです。人件費や交通費、諸経費などを合算した費用が調査費用の合計額となります。
メリット |
デメリット |
・調査費用が明瞭でわかりやすい
・短時間で調査が完了すれば費用が抑えられる |
・調査期間によっては高額になる
・諸経費が追加されることが多い |
時間制は、浮気の日時や行動パターンがある程度把握できている人に向いています。
たとえば「金曜日の夜に浮気相手と会っている可能性が高い」など、調査の時間帯を絞りやすい場合は短時間で効率的に証拠を押さえられるため、費用を抑えやすい傾向があります。
時間制の費用例
時間制の料金プランの場合、浮気調査にかかった時間で費用が決まるので、以下のようなイメージになります。
料金プラン |
時間制 |
依頼目的 |
慰謝料請求の証拠を獲得 |
事前情報 |
パートナーの行動パターンも把握しており、最終判断として浮気の確証を掴みたい |
調査期間 |
20時間 |
調査費用 |
1時間1.8万円(2人分)× 20時間+9万円(諸経費)= 総費用45万円 |
パック制│時間あたりの費用を抑えたい方向け
パック制は、決められた調査時間や日数をまとめて契約する料金プランです。浮気調査のパック制の費用相場は以下のとおりです。
- 20時間:35万円~50万円
- 30時間:60万円~70万円
- 40時間:80万円~90万円
人件費や諸経費、手数料などもすべてパック料金に含まれているため、時間制プランと比較すると1時間あたりの料金は割安になる傾向にあります。
メリット |
デメリット |
・一律料金で費用が把握しやすい
・1時間あたりの調査費用が割安になる傾向 |
・調査が短期間で終了すると割高になる
・調査が途中で終了しても返金されない |
パック制は、浮気の日時がはっきりしていない場合や、ある程度の調査日数が必要になりそうな場合に向いています。
「いつ浮気しているのかわからない」「長期間にわたって行動を監視したい」というケースでは、パック制のほうが時間制よりも割高になりにくく、費用の予測もしやすいため安心です。
パック制の費用例
パック制の料金プランの場合、契約した時間内の調査であれば一律料金となり、追加費用はかかりません。費用のイメージは以下のとおりです。
料金プラン |
パック制 |
依頼目的 |
浮気の有無を確認、慰謝料請求の証拠を獲得 |
事前情報 |
パートナーの浮気の確証はないが、日々の行動が怪しい |
調査期間 |
35時間 |
調査費用 |
65万円(パック料金) |
成功報酬型│証拠を確実に掴みたい方向け
成功報酬型は、成果があった場合のみ報酬金を支払う料金プランです。主に「着手金が必要なプラン」と「着手金が不要なプラン」の2種類があります。
着手金が必要なプランでは、依頼時に20万円~30万円程度の着手金を支払い、決定的な証拠をつかんだときは成功報酬として追加で40万円〜70万円の費用を支払います。
着手金が不要なプランは「完全成功報酬型」とも呼ばれ、浮気調査の成果が出たときにのみ100万円前後の費用を支払う形式になっています。
証拠を確実に掴むための時間や作業量も多くなることから、3つの料金プランの中では費用相場がもっとも高めです。
また「成功の定義の捉え方」に対して、探偵事務所と認識のズレがあるとトラブルになりやすいため、事前にしっかりと成功報酬の支払い条件を確認しておきましょう。
メリット |
デメリット |
・調査に失敗した場合、成功報酬を支払わなくてもよい
・探偵側が調査の成功にこだわってくれる傾向がある |
・双方の成功の捉え方によっては、トラブルになりやすい
・他のプランと比べて調査費用が割高になりやすい |
成功報酬型は、調査が成功するかどうか不安な人や、できるだけ無駄な費用を抑えたいと考えている人に向いています。
「本当に浮気しているか分からない」「証拠が取れない可能性もある」という場合でも、結果が出なければ高額な成功報酬が発生しないため、リスクを最小限に抑えたい人にとっては安心感のあるプランといえるでしょう。
成功報酬型の費用例
成功報酬型の料金プランの場合、仮に30日の浮気調査を続けて、慰謝料請求の証拠を獲得した結果、下記の表のようなイメージになります。
料金プラン |
成功報酬型 |
依頼目的 |
浮気の有無を確認、慰謝料請求の証拠を獲得 |
事前情報 |
パートナーの浮気の確証はないが、日々の行動が怪しい |
調査期間 |
30日 |
調査費用 |
着手金20万円、成功報酬70万円、経費10万円=計100万円 |
浮気調査費用が高額になりやすいケース
浮気調査の費用が高くなりやすいケースの例は、以下のとおりです。
- 数時間の張り込みをして、証拠を掴む必要がある場合
- 数週間に及ぶ中長期的な調査が必要な場合
- 複数の調査員を入れ替えて調査をする必要がある場合
- 交通費・機材費・宿泊費など諸経費が必要な場合
- 裁判に提出するために複数の証拠が必要な場合
- プロしか扱えない特殊な機材を使用する必要がある場合
調査員の稼働時間が長くなるケースでは、浮気調査の費用が高額になりやすいです。
たとえば、パートナーの行動を長時間尾行したり、遠方への出張先で張り込みを行ったりする場合、人件費や諸経費が上がりやすくなるでしょう。
また「裁判で提出できるような明確な証拠を押さえたい」など、調査目的によっても必要な調査内容が変わることから、費用が増加する傾向にあります。
探偵事務所に調査を依頼する際は、まずは現状を整理したうえで無料相談などを活用し、事前にしっかりと打ち合わせを行うことが大切です。疑問点や不安な点をあらかじめ確認しておくことで、調査後のトラブルを防ぎやすくなるでしょう。
浮気調査費用を抑える手段
浮気調査の費用を抑えるための主な方法は、以下のとおりです。
- 複数の探偵社から相見積もりを取る
- 浮気調査の日程を絞っていく
- 配偶者やパートナーの浮気情報を集める
- 探偵事務所にできる限り多くの情報を伝える
- 調査力の高い事務所に依頼する
- 無料相談を活用してみる
次の項目から、浮気調査の費用を抑える手段について詳しく見ていきましょう。
複数の探偵事務所から相見積もりを取る
浮気調査を検討する際は、複数の探偵事務所に相見積もりをして、費用相場を把握しましょう。
また、見積書の中でわからない点があれば素直に先方に伝えて、調査費用の内訳や追加費用の可能性なども1つずつ確認することが大切です。
事前にしっかりと確認しておけば、高額の見積りや調査内容が明記されていない点なども把握でき、高額な費用請求を避けることにもつながります。
さらに相見積もりを通じて、親身になって丁寧に説明をしてくれる探偵事務所を見つけられることで、安心感や信頼にもつながるでしょう。
なお、探偵事務所の選び方については「浮気調査を依頼する探偵事務所の選び方」の項目で詳しく解説しているので、あわせて参考にしてみてください。
浮気調査の日程を絞る
浮気調査を依頼する際には、事前にパートナーの行動パターンを記録しておきましょう。
怪しいと思われる行動の日時や場所などの情報を集めておき、おおよその行動範囲や浮気の時間帯などを探偵に共有すれば、効率的に調査が進みます。
たとえば慰謝料請求を目的に浮気調査を行う場合、浮気の確証があるタイミングを狙って依頼することで、裁判でも有効な証拠を集めやすくなります。
調査期間が短く済めば、結果的に調査費用の負担も軽減できるでしょう。
配偶者の浮気に関する情報を収集する
配偶者の浮気調査を探偵に依頼する前に、自分でできる範囲で情報を集めておくことで調査期間を短縮でき、費用を抑えやすくなります。
たとえば、財布の中にあるレシートや名刺、スマートフォンの連絡先やメッセージ履歴、クレジットカードの利用明細などを確認し、浮気相手との関わりやプレゼントの購入履歴などがないか調べておくとよいでしょう。
さらに、スケジュール帳から約束の予定がないかどうかをチェックするのもおすすめです。
行動範囲や交際関係、出金履歴などの大まかな情報を事前に把握しておくことで、探偵に浮気調査を依頼した際の調査期間を短縮でき、結果的に費用の削減にもつながります。
探偵事務所にできる限り多くの情報を伝える
浮気調査を依頼するまでに掴んだ情報は、探偵にすべて共有するようにしましょう。
さまざまな切り口の情報や画像、動画など各データを探偵と共有することで、浮気調査の際に役立つ可能性があります。
探偵からすると、手がかりとなる情報が充実しているのか、少ないのかで調査の難易度が変わってきます。
依頼前にできる限りの情報を整理して伝えておくことで、調査の精度やスピードも向上し、結果として費用や時間の負担を抑えられる可能性があります。
調査力の高い事務所に依頼する
浮気調査の調査力が高い探偵事務所に依頼すれば、費用を抑えられる可能性があります。
探偵事務所は、浮気調査に特化しているところもあれば、行方不明の人探しなどの調査に特化しているところなど、さまざまなタイプがあります。浮気調査に精通している探偵事務所であれば、調査に手間取ることもなく、的確に調査を進めてくれるでしょう。
もしも浮気調査の実績が不十分で、調査力の低い探偵に浮気調査を依頼すると、設定した目的の事実の確認や証拠を掴めず、調査が失敗するリスクがあります。
そのため、料金のみで判断するのではなく、「目的に合わせたプランを提案してくれるか」「浮気調査の実績が豊富か」などを判断基準に依頼する探偵事務所を選びましょう。
無料相談を活用する
多くの探偵事務所では、初回の無料相談を受け付けています。
まずは複数の探偵事務所に相談して浮気調査の相見積もりを取り、追加料金やキャンセル料についても事前に確認しておくようにしましょう。
無料相談に行く前に、確認すべきことは以下のとおりです。
- 浮気調査を依頼する目的
- 現在までのパートナーの状況
- 自分で情報収集をしてきた証拠
- 各探偵事務所の料金プラン
事前に上記のポイントを整理しておくことで、相談時のやり取りがスムーズになり、自分に合った探偵事務所や調査プランを選びやすくなるでしょう。
浮気調査を自身で行うリスク
浮気調査は自力でも行うことはできるものの、以下のようなリスクがある点には注意しておきましょう。
- 浮気の証拠を掴むのが難しい
- 浮気調査が配偶者にばれる可能性がある
- 違法な浮気調査を行ってしまう可能性がある
ここからは、それぞれの特徴を具体的に見ていきます。
浮気の証拠を掴むのが難しい
浮気調査において、決定的な証拠となる「パートナーや不倫相手の顔がわかる鮮明な写真・動画」を撮影するのは、高度な技術と経験が必要になります。
また、調査に不慣れな素人では、尾行や張り込みを行ったり、目撃者からの証言を得たりするなどの行為もハードルが高いでしょう。
調査を行って証拠を得たとしても、内容が不十分であれば法的な証拠として認められない可能性が高いです。
浮気調査が配偶者にばれる可能性がある
自分でパートナーの浮気情報を集めていると、相手に浮気調査をしていることがばれるリスクもあります。
浮気を疑っていることがパートナーに知られてしまったら、パートナーとの関係にヒビが入って悪化するだけでなく、警戒もされてしまうかもしれません。
警戒された場合は、証拠を隠滅されてしまう可能性もあるので、慎重な行動を心掛けましょう。
違法な浮気調査を行ってしまう可能性がある
自分で浮気調査を行う場合、ストーカー行為やプライバシー侵害など、違法行為に繋がる可能性があります。
違法行為になる可能性がある調査の例は、以下のとおりです。
- ID・パスワードを利用して携帯電話を勝手に見る行為(不正アクセス禁止法違反)
- 相手に無断でボイスレコーダーやGPSを仕込む行為(プライバシーの侵害)
- 配偶者や浮気相手を尾行する行為(ストーカー規制法)
違法行為がパートナーに発覚した場合、刑事罰の対象となるだけでなく、逆に訴えられて民事上の責任を問われる可能性もあるので注意しましょう。
浮気調査を依頼する探偵事務所の選び方
浮気調査の依頼において、どの探偵事務所に依頼するのかは非常に重要です。信頼のおける探偵事務所を見つけるためにも、以下の点を意識して選びましょう。
- 公安委員会に届け出のある業者か
- 契約内容・費用の説明の有無があるか
- 追加・キャンセル料が明瞭か
- 調査報告書の内容が正確か
- 調査実績が豊富か
ここからは各ポイントについて、詳しく紹介していきます。
公安委員会に届け出のある業者であること
探偵業を始める場合、各都道府県の公安委員会に探偵業の届け出が義務付けられています。
そのため、浮気調査の依頼を検討している探偵事務所が、正規の業者かどうかをまず確認してみましょう。正規の探偵事務所であれば、探偵業の届け出が承認されており、届出証明番号が事務所や公式サイト、看板などに掲示してあります。
上記のほか、正規の業者でない可能性を確認するポイントは以下のとおりです。
- 業界団体に所属していない
- 無理に契約を迫ってくる
- 支払いを急かしてくる
違法行為を行う業者に浮気調査を依頼しないためにも、まずは届け出の有無は確認しておきましょう。
参考:探偵業ガイド|警視庁
契約内容・費用の説明の有無
探偵業では、契約内容や重要事項を説明し契約書を交付することが義務付けられています。探偵業法の第7条と第8条によると、以下のように書面での交付や説明が契約者に対して求められます。
(重要事項の説明等)
第八条 探偵業者は、依頼者と探偵業務を行う契約を締結しようとするときは、あらかじめ、当該依頼者に対し、次に掲げる事項について書面を交付して説明しなければならない。
引用元 >探偵業の業務の適正化に関する法律 _ e-Gov法令検索
また契約書には、以下の内容の明記も必須です。
- 氏名・住所、法人ならその代表者の氏名
- 調査の内容・期間・方法
- 結果報告の方法と期限
- 委託に関する定めがあるときはその内容
- 契約の解除に関する定めがあるときはその内容
- 作成・取得した資料の処分に関する定めがあると場合はその内容
上記の項目について十分な説明がされない業者は、契約を避けた方がよいでしょう。不適切な業者と契約しないためにも、契約時の対応や書面を確認して、不明点があれば業者に確認して解決しておくことが大切です。
追加・キャンセル料が明瞭か
追加料金やキャンセル料金の有無が明瞭に示されているかどうかも、探偵事務所を選ぶうえで重要なポイントです。
契約前の見積もり額がお手頃だとしても、いざ調査してみると追加料金を求められるケースがあるためです。
たとえば、パック制の料金プランであっても、深夜や早朝の調査に対して追加料金が発生するケースが考えられます。また、時間制のプランでも「もう少しで証拠が取れそう」などの理由で調査員を増員され、別途費用を請求されるケースもあります。
また、キャンセルや調査の変更・解約などが発生した場合の費用も、事前に確認しておくと安心です。
キャンセル料の費用相場は、調査前なら調査料金の総額10〜30%と言われていますが、探偵事務所によって異なります。
追加費用・キャンセル規定を明確にしている探偵事務所であれば、調査の追加費用の目安や調査の継続の有無の判断もしやすいでしょう。
調査報告書の正確さ
探偵事務所の質を判断する上で、調査報告書の正確さは大切です。
もしも浮気調査の実績やノウハウが少ない探偵事務所であれば、証拠の整理などの内容が不十分かもしれません。その場合、慰謝料請求の際の証拠として、裁判でも有利に進めにくくなる可能性があります。
調査報告書には、調査対象者の写真や行動履歴の記録が詳しく記載されています。
調査対象者の基本情報 |
氏名、年齢、住所、職業など |
調査期間 |
調査開始日と終了日 |
調査内容 |
毎日の行動の詳細、日時、場所、相手人物とのやり取りなど
|
写真・動画 |
証拠となる写真や動画 |
調査員の所感・考察 |
調査対象者の行動から推測されることなど |
調査の依頼前に報告書のサンプルをチェックさせてもらい、信頼できそうな探偵事務所を選ぶとよいでしょう。
調査実績が豊富か
探偵事務所を選ぶ際、調査実績の豊富さは重要な判断材料の一つです。
調査実績が豊富な探偵事務所は、浮気調査のノウハウや経験が豊富でより確実な証拠を収集できる可能性も高いでしょう。調査実績を確認する方法は、公式ホームページや無料相談でもらうパンフレットなどが挙げられます。
なかでも、「創業年・実績件数」を見ると、その探偵事務所の歩んできた歴史を想像しやすいでしょう。また、過去の調査内容や浮気調査の成功率、さらには利用者の口コミなども確認しておきましょう。
自分に合った探偵事務所を見つけるためには、複数の業者に無料相談や相見積もりを依頼し、料金や調査内容、対応の丁寧さなどをあらゆる観点から総合的に比較検討することが大切です。
浮気調査を探偵事務所に依頼する流れ
探偵事務所に浮気調査の相談をしてから契約、依頼終了後のアフターケアまでの流れを解説していきます。
流れとしては、大まかに以下の9ステップとなります。
- 問い合わせ・無料相談をする
- 面談・費用の提示で確認する
- 条件に同意して、契約をする
- 浮気調査の事前準備をする
- 浮気調査の開始
- 途中経過の報告
- 浮気調査の終了
- 調査結果の報告書をもらう
- 調査後のアフターケア
ここからは、それぞれの流れについて具体的に解説していきます。
1. 問い合わせ・無料相談
探偵事務所を浮気調査で選ぶ際は、気になる業者にお問い合わせや無料相談をしてみましょう。
無料相談の際には、以下の内容を伝えるようにしてください。
- 自分の悩みや不安
- パートナーの浮気の状況
- 調査で求めること
- ご希望の予算
無料カウンセリングを実施している探偵事務所も多いので、基本的には無料相談を受け付けている探偵事務所に相談しましょう。
その後、正式に浮気調査を依頼するかどうかを判断してみてください。
2. 面談・費用の提示
浮気調査の面談は、浮気調査を成功させるために非常に重要です。
面談時に「どのような方法で浮気調査を行うか」「おすすめの料金プラン」「見積りの提示」などまで提案が行われる流れです。さらに面談を通して、探偵と相談者の信頼関係を築きつつ、調査内容を明確にしていきます。
面談で確認しておきたいポイントは以下のとおりです。
- 相談内容を正確に伝えているか
- 希望する調査方法が適切であるか
- 料金プランが予算に収まっているかli>
- 契約内容を理解しているか
- 疑問点や不安な点は解消されているか
上記の内容を確認していき、おすすめの調査方法の提案、相談者との意向や認識にズレがなければ、契約の流れに進んでいきます。
3. 契約を締結し、浮気調査を依頼する
面談時に提案された調査内容や見積り金額、さらに契約書に問題がなければ、契約成立となります。
なお、契約書は後々のトラブル回避のためにも必ず目を通しておくことが重要です。もし契約内容に不明点や疑問点などある場合は、そのままにしないで必ず依頼先の探偵事務所に確認して解決しておきましょう。
契約を締結するうえでのポイントは以下のとおりです。
- 信頼できる探偵社を選ぶ
- 調査内容を明確にしておく
- 契約書の内容をよく確認する
- 疑問点や不安点は質問する
浮気調査は大きな費用が伴うものなので、契約を急がずに充分な時間をかけて決断するように心がけることが大切です。
4. 浮気調査の事前準備
契約の締結後は、浮気調査が始まる流れになりますが、事前に十分な打ち合わせをしたうえで、調査の準備に取り掛かっていきます。
探偵事務所では、一例として以下のような準備・確認が行われます。
- 尾行時に使うルート
- 浮気の証拠獲得に必要な撮影機材の選択
- 張り込み時、調査員の交替のタイミングや場所の確認
- 重要度の高い時間帯は、どのように抜けのない調査ができるか
また事前準備に際して、依頼者側も下記のような各情報の提供をする必要があります。
- 調査対象者の写真
- 調査対象者の情報(出勤に使う駅や路線、時間、鞄の特徴など)
- 調査対象者の乗っている車のナンバーなど
- 相手の特徴、浮気のタイミングや場所(もし、状況が分かれば)
依頼者との事前打合せや提供される情報を元に調査準備を行うため、情報量こそが今後の調査の流れも決めていくことになります。
たとえば、調査対象者が普段移動時に使っているルートや移動手段、さらに1日のライフサイクルや行動の流れ、性格や嗜好性など、わかっている情報はすべて伝えておきましょう。
提供情報の質が高い場合、結果として調査の時間が短縮され、費用を抑えることにもつながります。
5. 浮気調査の開始
探偵事務所にもよりますが、契約締結から調査開始までには数日〜1週間程度かかる場合が多い傾向にあります。
浮気調査が開始されると、面取りから聞き取り・張り込み、尾行などを複数の調査員で実施します。たとえば、尾行調査は徒歩・車・電車・タクシー・飛行機など、調査対象者の行動パターンに応じて使い分けられます。
調査員は、対象者の行動を時系列で記録するため、飲食店や施設を訪れたタイミングで写真や動画を撮影しながら調査を進めていきます。これらの記録は、後に調査報告書を作成する際の重要な資料となります。
このような調査は、浮気の疑いがある行動や不貞行為の決定的な証拠を押さえ、依頼者にその情報を正確に伝えることを目的としています。
6. 途中経過の報告
調査期間中に調査の途中経過として、写真、動画などの証拠の資料をメールやLINEなどで報告を受けることもあります。依頼者としては経過報告を受けられるほうが、探偵社への信頼も高まるでしょう。
途中経過の報告スタイルは、探偵事務所によって異なります。調査結果をリアルタイムで報告してくれるところもあれば、1日の調査内容をまとめて報告してくれるところもあります。
また途中報告後は必要に応じて、調査内容の調整を行うこともあります。たとえば、調査対象者の行動パターンが変わったり、新たな情報が得られたりした場合などです。
7. 浮気調査の終了
浮気調査が終了すると、調査の結果報告を受けます。
なお、浮気調査は必ずしも証拠がつかめるとは限りません。調査を依頼する前に、その点を理解しておくことは大切です。
また、調査期間が終了しそうなタイミングで「あと少し調査を続ければ証拠が掴めそう」という状況になることもあります。そのような場合は、探偵から事情の説明を受けて、調査期間の延長を検討する流れになります。
ただし、調査期間の延長には追加料金が発生するので、事前の相談や契約前に費用の確認はしておきましょう。
8. 調査結果の報告書
浮気調査が完了すると、探偵事務所によって多少の違いはありますが、数日後を目安に「調査報告書」を受け取ることになります。
調査報告書には、調査対象者の行動記録や写真・動画、さらに調査員による考察などが詳しくまとめられており、離婚や慰謝料請求、裁判の際にも有力な証拠として認められる可能性が高いです。
そのため、対象者の行動の流れがわかりやすく整理された報告書を作成してくれる探偵事務所を選ぶことが大切です。
9. 浮気調査後のアフターケア
浮気調査は、調査が終わった時点ですべてが完了するわけではありません。
配偶者の不貞行為が明らかになり、浮気が確定すると、依頼者には大きな精神的ダメージが残ることもあります。たとえば人間不信に陥ってしまったり、心労から心の病を患ってしまったり、さらには離婚裁判や慰謝料請求を決断することもあるでしょう。
そのため、探偵事務所や興信所の立場としては、浮気調査後のアフターケアも依頼者に対しての大事なサポートのひとつです。
探偵事務所が行っているアフターケアの例は以下のとおりです。
- 弁護士の紹介
- 心理カウンセリング
- 再発防止策のアドバイス
- 証拠の整理方法のアドバイス
調査後の対応まで丁寧に行ってくれる探偵事務所を選ぶことで、精神的な負担を軽減でき、今後どう行動すべきかを前向きに判断しやすくなるでしょう。
【目的別】浮気調査に必要な期間
浮気調査の期間は、調査する目的や調査範囲、難易度によって変化します。調査目的ごとの目安となる期間は以下のとおりです。
浮気調査の目的 |
期間 |
浮気の事実確認 |
約2週間 |
不貞行為の調査 |
約1か月 |
裁判の証拠の調査 |
約2か月 |
ここからは、それぞれの目的別に調査期間を詳しく紹介していきます。
浮気の有無だけを調査したい場合は2週間程度
「浮気しているかどうか」だけを確認したい場合は、パートナーと浮気相手のデート現場を押さえることが主な目的となります。
そのため、調査期間は比較的短く、2週間程度で完了するケースが多いです。
パートナーの行動パターンを把握しておき、浮気の疑いがある具体的な日時や場所を事前に伝えておくとよいでしょう。
なお、調査期間が長引いてしまうケースとしては、浮気相手が複数いる場合や、パートナーの行動が慎重で尾行や張り込みの機会がない場合などが想定されます。
不貞行為の調査の場合は1ヶ月程度
パートナーの不貞行為を証明するためには、ラブホテルの出入りや不倫相手の自宅への訪問など、肉体関係を示す証拠の写真や動画が必要とされます。
単に食事や買い物などのデートをしていただけでは不貞行為と認められないため、調査期間は1ヶ月程度を見込んでおくのが一般的です。
ただし、調査対象者の行動範囲が広い場合や、不倫相手が複数いるようなケースでは、証拠を押さえるまでに時間がかかる傾向があります。
裁判の証拠を集める場合は2ヶ月程度
離婚や慰謝料請求を見据えて浮気調査を行う場合は、不貞行為の証拠を複数回にわたって収集する必要があります。
たとえば、同じ日にラブホテルへ出入りしている写真が何枚あっても、裁判では1回分の証拠としか見なされないことがあります。そのため、日をまたいで複数回の不貞行為が確認できる証拠をそろえることが重要です。
裁判に提出するための証拠を集めるのには時間がかかるため、調査期間は2ヶ月程度を見込んでおきましょう。
浮気調査費用を浮気相手に請求が認められる条件
浮気調査にかかった費用は、浮気相手に請求できる可能性があります。
裁判を通して法的に慰謝料を請求する場合は「どのような証拠を得たのか」「調査費用が妥当な金額であったかどうか」など、いくつかの要素が総合的に判断されます。
当事者同士の示談で交渉する場合は、調査費用の全額ではなく、慰謝料の一部として負担を求めることで合意に至りやすくなる傾向があります。目安としては、調査費用の10%〜30%程度が負担額として認められやすいラインとされています。
ここからは、浮気調査費用を浮気相手に請求できる条件について詳しくみていきましょう。
浮気調査の依頼の必要性がある
裁判でパートナーや不倫相手から慰謝料請求を考えている場合、浮気調査は本当に依頼すべきだったのかということを問われます。当時の依頼者の状況について、裁判所からも判断されます。
一例として、以下のようなケースが考えられます。
- 子育てや介護により、自力で調査できない状況にあった
- パートナーが浮気に対して完全否定していた
- パートナーが単身赴任中により調査できない環境にあった
このように、自力ではどうしても調査をしていくことが難しい状況であったことを伝えてください。
浮気調査は、離婚や慰謝料請求を有利に進めるための手段の一つです。浮気依頼の必要性を証明するためには、現在の状況を日記やデータに時系列で記録に残しておきましょう。
不貞行為の事実がある
法定で浮気調査の費用請求が認めてもらえるかは、民法第709条の不法行為の有無が争点になります。下記に実際の内容を引用します。
(不法行為による損害賠償)
第七百九条 故意又は過失によって他人の権利又は法律上保護される利益を侵害した者は、これによって生じた損害を賠償する責任を負う。
引用元 民法第709条|e-Gov法令検索
「不法行為」とは、パートナーと不倫相手で、肉体関係があったかどうか(不貞行為があったかどうか)が焦点になります。不貞の事実を浮気調査などで証拠が得られると、慰謝料として調査費用の請求ができます。
浮気調査の費用を請求する場合、依頼の必要性と不貞の事実の2点の事実を提示しないといけません。
なお、法的に浮気相手に調査費用を請求する場合、全額が認められることは少なく、一部のみが妥当と判断されるケースが一般的です。
より高額な調査費用を回収したい場合は「示談交渉」を検討する
「示談交渉」とは、裁判以外の場で当事者同士が協議して問題解決を図る方法のことです。
しかし、当事者同士だけでの示談交渉は、感情的になりやすく、合意に至らないケースも多いのも事実です。弁護士などに以下の点をサポートしてもらうと、円滑に示談交渉を進めやすくなるでしょう。
- 法律的なアドバイス
- 交渉相手とのやり取り
- 合意書の作成
- 必要に応じた調停や裁判手続きへの移行
目的は、離婚や慰謝料請求の条件を当事者間で話し合って、合意を目指すことです。感情的になりすぎず、双方が冷静に条件に向き合えるかが合意に導くための鍵となります。
示談交渉を行うメリット
離婚や慰謝料請求において示談交渉を行うメリットは、以下のとおりです。
- 裁判を回避できる
- 裁判の費用と時間を抑えられる
- 双方の自由な条件設定が可能
- 双方のプライバシーを守れる
- 交渉で早期の解決を実現できる
示談交渉は当事者の都合で話し合えて、裁判などの複雑な手続きは不要です。そのため、お互いの合意さえ得られれば、早期解決も実現可能です。
双方が合意することで交渉成立となるため、相場よりも高い慰謝料・調査費用を請求できる可能性もあります。
示談交渉を行うデメリット
離婚や慰謝料請求において示談交渉を行うデメリットは、以下のとおりです。
- 相手方が慰謝料請求に応じない場合がある
- 希望通りの条件で合意できない場合がある
- 交渉に時間がかかる場合がある
- 法律や交渉の専門知識が必要な場合がある
- 証拠が不十分な場合がある
示談交渉は、当事者同士で話し合うため、交渉自体がうまくいかないケースも想定されます。
こちらの提示した条件に相手が納得しない限り解決には至らないため、場合によっては相手の意見を受け入れ、譲歩する姿勢も必要になることがあります。
双方の見解の相違による平行線が続く場合は、弁護士に依頼して代理で交渉してもらう方法も視野に入れてくとよいでしょう。
浮気調査費用の回収は弁護士に依頼するのがおすすめ
浮気調査費用を回収したい場合、弁護士に依頼するのがおすすめです。
示談交渉や裁判を通じて、浮気相手に慰謝料として調査費用を負担させるためには、調査の必要性や費用の妥当性を法的に主張する必要があるからです。
浮気調査には10万円〜100万円ほどの費用がかかるケースが多く、高額になるほど交渉は難しくなることが考えられます。弁護士に依頼すれば、法的な根拠に基づいて交渉を進められるため、有利に費用を請求できる可能性が高まるでしょう。
浮気調査費用の回収を弁護士に依頼するメリットは以下のとおりです。
- 必要な法律知識を活かして、調査内容を明確にしてもらえる
- 信頼できる関わりのある探偵社を紹介してもらえる
- 探偵社から複数の相見積もりを取って比較検討できる
- 探偵社の調査内容の妥当性を客観的に判断できる
- 浮気調査の違法行為のリスクを事前に回避できる
- 示談交渉をサポートしながら、有利に進められる
- 示談交渉が上手くいかなかったときは、裁判手続きにそのまま移行できる
弁護士に相談・依頼することで、浮気調査や必要な証拠について具体的なアドバイスが受けられます。
また、浮気問題の早期解決に向けたサポートが受けられるため、一人で抱え込まずに前向きな一歩を踏み出しやすくなるでしょう。
まとめ
浮気調査の費用相場はおおよそ10万円〜100万円と幅があります。
調査の目的や内容、探偵事務所ごとの料金体系によって費用が大きく変わるため、事前に複数の業者から見積もりを取り、内容や費用を比較しながら総合的に判断しましょう。
また、浮気や不倫を理由に慰謝料を請求する場合でも、必ずしも全額が認められるとは限りません。パートナーが不倫を否定しているときは、不貞行為の事実や浮気相手の故意・過失を示す証拠が求められます。
証拠集めに悩んだときは、一人で抱え込まず信頼できる探偵事務所や弁護士に相談し、専門家の力を借りながら適切な対応をしていきましょう。
浮気の調査費用の相場に関するよくある質問
浮気調査で証拠を掴んだら慰謝料は支払ってもらえますか?
浮気調査の結果で、必ずしも慰謝料を支払ってもらえるわけではありません。慰謝料請求が認められるかどうかは、裁判所の判断に基づきますが、探偵が押さえた証拠であれば、裁判でも有効な証拠として認められる可能性が高いでしょう。
さらに相手に支払い能力があるかどうかは別問題であり、確実に支払ってもらえるかはわかりません。もしも相手が判決を無視して支払わない場合は、給与の差し押さえを検討するのも一つの手段です。
浮気調査の開始タイミングはいつがいいですか?
浮気調査を始めるタイミングに明確な決まりはありませんが、パートナーに怪しい行動が見られた時点で早めに動くことが大切です。
浮気の証拠を確実に集めるには、数日〜数週間かかることもあり、個人での調査には限界があるため、早めに探偵事務所へ相談しておくと安心です。まずは無料相談を活用して、状況に応じた調査プランを提案してもらいましょう。
無料相談・電話相談OK!
一人で悩まずに弁護士にご相談を
- 北海道・東北
-
- 関東
-
- 東海
-
- 関西
-
- 北陸・甲信越
-
- 中国・四国
-
- 九州・沖縄
-