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2024年11月現在

おまとめローンの7つのデメリットは?選び方やデメリットの対処法について解説!

おまとめローンの7つのデメリットは?選び方やデメリットの対処法について解説!

おまとめローンとは、複数の借り入れを一つにまとめるローン商品のことです。複数の業者から借り入れている場合、返済スケジュールの管理がしにくかったり、それぞれの業者ごとに付いた金利によって返済総額が高くなったりするデメリットがあります。

おまとめローンで借金を一つにまとめれば、返済日は月に一度になります。スケジュール管理がしやすくなるほか、借り入れが高額になる分金利上限も低くなるため、返済総額を減らせる点が大きなメリットです。

ただし、おまとめローンには下記のようなデメリットがあります。

  • 返済が長期化すると支払総額が増える
  • 特におまとめローンの利用後は返済期間が長引きがち
  • 審査が厳しい傾向にある
  • 追加で借り入れができない
  • かえって金利が上がる可能性がある
  • 一度の返済額が増える
  • すべての金融機関で対応しているわけではない
  • 別の金融機関から借り入れができてしまう

そのため、デメリットについて頭に入れたうえでおまとめローンが最適な対策か判断しなければなりません。

本記事では、おまとめローンのメリット・デメリットや、デメリットへの対処法について詳しく解説します。特に、事前に返済総額をどの位減らせるかシミュレーションしておくことで、おまとめローン契約後に後悔するリスクを減らせます。

ほかにも、おまとめローンをうまく活用できる対処法を紹介するので、参考にしてみてください。また、おまとめローンでも返済が難しい場合は債務整理を利用する手段もあります。借金の減額は可能ですが、おまとめローンとは異なりブラックリストに登録されてしまいます。

そのため、おまとめローンでも返済が難しい場合は弁護士などの専門家に相談し、どの方法が最適なのかよく考えるのがおすすめです。

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おまとめローンとは複数ある借金を一本化すること

おまとめローンとは、複数社から借りている借金を一本化する方法です。たとえば、A社・B社・C社の3社からの借入総額をD社から借り入れ、それでA社・B社・C社の借金を一括返済し、借入先をD社のみにするといった方法です。

おまとめローンを利用することで返済を1回にまとめられるので返済計画を立てやすくなったり、金利が下がって毎月の利息負担が軽減されたりする可能性があります。

おまとめローンのデメリット

おまとめローンのデメリットとしては、主に以下の7つが挙げられます。

  • 返済が長期化すると支払総額が増える
  • 審査が厳しい傾向にある
  • 追加で借り入れができない
  • かえって金利が上がる可能性がある
  • 一度の返済額が増える
  • すべての金融機関で対応しているわけではない
  • 別の金融機関から借り入れができてしまう

ここからは、それぞれのデメリットについて1つずつ詳しく解説していきます。

返済が長期化すると支払総額が増える

返済期間を長めに設定すれば毎月の返済額は減らせますが、その分だけ元本が減少するペースは遅くなり、利息を支払う期間も長引きます。

利息は未返済の元本に対して発生するため、おまとめローンをして金利を下げられたとしても、返済期間が長期化すると支払総額が増えてしまう可能性が高いです。

具体例として、元本300万円・年利15%・返済期間3年の借金を年利13%のおまとめローンに借り換え、返済期間を4年に延長した場合の支払総額を見てみましょう。

おまとめローン利用前 おまとめローン利用後
金利 年15% 年13%
支払い回数 36回 48回
毎月の支払額(元利均等返済) 10.4万円 8.1万円
利息の総額 75万円 87万円
総支払額 375万円 387万円

おまとめローンの利用によって金利が2%下がり、毎月の支払い額も2万円ほど抑えられましたが、支払期間が延びたことで総支払額が12万円増えています。総支払額を抑えたいなら、金利だけでなく返済期間も考慮する必要があります。

特におまとめローンの利用後は返済期間が長引きがち

おまとめローンの利用後は、無理のない範囲で返済しようと返済期間を長めに設定してしまいがちです。

しかし、返済が長期化すると利息がかさんでしまうため、支払総額が増えてしまうケースも少なくありません。おまとめローンを利用して返済負担を減らすためには、毎月の支払い額を下げすぎないようにし、できるだけ短期間で完済することが大切です。

審査が厳しい傾向にある

おまとめローンの申し込み時には必ず審査が行われますが、この審査は一般的なカードローンやキャッシングと比べて厳しい傾向にあります。おまとめローンは複数社の借金をしている方向けのローンなので、借入額が大きくなりやすいです。

借入額が大きいほど返済が滞るリスクが高いため、多くの金融機関では全額返済できるだけの収入や資産があるか、健康状態に問題はないかどうか厳しくチェックされます。

誰でも借りられるような審査が甘いおまとめローンは存在しないため、審査次第ではおまとめローンを利用できない可能性があることを覚えておきましょう。

追加で借り入れができない

おまとめローンは返済専用のローンなので、原則として追加の借り入れができません。一般的なカードローンやキャッシングは、借入限度額の範囲内であれば何度でも追加で借り入れができます。

しかし、おまとめローンでは新たに資金が必要になっても追加の借り入れができないため、追加で資金が必要になった場合は他の金融機関へ借入を申し込む必要があります。

ただし、中には他の金融機関からの借り入れを禁止しているおまとめローンもあるので、追加での借り入れが可能かどうか必ず確認しましょう。

かえって金利が上がる可能性がある

おまとめローンには毎月の利息負担を軽減できるメリットがありますが、すべてのケースでそのメリットが得られるわけではありません。

たとえば、年利10%で借りた100万円と年利15%で借りた100万円を年利13%のおまとめローンに一本化した場合は、一本化した後の金利の方が高くなります。

(100万円×10%)+(100万円×15%)=25万円
25万円÷200万円×100=12.5%
※おまとめローンの金利(13%)の方が0.5%高い

金利が増えた分だけ支払う利息額が増え、完済までの総支払額も増えてしまいます。

特に、消費者金融やクレジットカードのキャッシングよりも金利が低い銀行系のカードローンから借り入れがある方は、おまとめローンの利用によって逆に返済負担が大きくなってしまう可能性が高いので注意が必要です。

一度の返済額が増える

おまとめローンを利用すれば毎月の支払額を抑えられる可能性がありますが、借金の一本化によって1ヶ月に複数回あった返済日を1回にまとめるため、1回あたりの返済額は増加します。

たとえば、A社・B社・C社の3社から以下のように借り入れをしているとします。

借入額 金利 毎月の返済額※
A社 50万円 18% 約18,000円
B社 50万円 17% 約17,800円
C社 100万円 15% 約34,600円
合計 200万円 約70,400円

※返済期間3年・元利均等返済の場合

この3社の借り入れを金利13%のおまとめローンで一本化した場合、毎月の返済額は約67,300円になるので、約3,000円抑えられています。

しかし、1回あたりの返済額で見てみると、おまとめローンの利用前は2~3万程度である一方、おまとめローンの利用後は7万円近くを一度で支払わなければならなくなります。

トータルで見ればおまとめローンを利用した方がお得ですが、これまで3社の返済日がそれぞれ異なっていた場合は一度に支払わなければならない返済金額が増えてしまうため、期日までに返済できるように資金をしっかりと確保しておく必要があります。

すべての金融機関で対応しているわけではない

おまとめローンは、すべての銀行や消費者金融で対応しているわけではありません。金融機関によってはおまとめローンの取り扱いがない場合もあるので、窓口や公式ホームページで確認しましょう。

おまとめローンの取り扱いがなくても、一般的なカードローンで複数社の借金を一本化できる金融機関もあります。

別の金融機関から借り入れができてしまう

おまとめローンは原則として追加の借り入れができませんが、別の金融機関であれば新たな借り入れができる可能性があります。

別の金融機関で借り入れをしてしまうと、おまとめローンでまとめた借金の返済に加え、その借り入れの返済もしていかなければなりません。

新たな借金が原因で返済が苦しくなってしまうのは本末転倒なので、おまとめローンを利用する際は新たな借り入れをしないよう、無理のない計画で返済していきましょう。

おまとめローンのメリット

おまとめローンのメリットとしては、主に以下の5つが挙げられます。

  • 借入額によっては金利を下げられる可能性がある
  • 総量規制の対象外のため高額な借り入れができる
  • 月の返済額を減らしやすい
  • 返済のスケジュール管理がしやすくなる
  • ブラックリストに登録されない

ここからは、それぞれのメリットについて1つずつ詳しく解説していきます。

借入額によっては金利を下げられる可能性がある

貸金業者や銀行からの借り入れの金利は、利息制限法によって上限が決められていますが、この上限金利は借入額に応じて以下のように定められています。

借入額(1社あたり) 上限金利
10万円未満 年20%
10万円以上100万円未満 年18%
100万円以上 年15%

複数の借金を一本化することで1社からの借入額が大きくなるため、借金を一本化する前よりも低い上限金利が適用され、利息の支払額を減らせる可能性があります。

たとえば、3社から50万ずつ借りていた場合の上限金利はそれぞれ年18%ですが、おまとめローンによって1社から150万円を借りた場合は上限金利が15%に下がるため、3%分の利息負担を軽減できます。

総量規制の対象外のため高額な借り入れができる

総量規制とは、個人の消費者を過剰な貸付や多重債務から守るためのルールで、年収の3分の1を超える貸付を禁止するというものです。

個人が貸金業者(消費者金融やカード会社)から借金する場合は総量規制が適用されるため、年収の3分の1を超える借り入れはできません。しかし、おまとめローンはこの総量規制が適用されないため、年収の3分の1を超える借り入れが可能です。

月の返済額を減らしやすい

各金融機関では、借入額に応じた最低返済額が決められています。そのため、複数社から借金している場合は、各金融機関が設定する最低返済額を毎月返済していかなければなりません。

たとえば、A社とB社の最低返済金額がそれぞれ1万円、C社の最低返済額が2万円だとすると、最低でも毎月4万円は返済に充てる必要があります。

しかし、おまとめローンを利用して借入先を一本化すれば、借金の元本は変わらなくても最低返済額が下がる可能性があるため、毎月の返済負担を軽減しやすくなります。

返済のスケジュール管理がしやすくなる

金融機関によって返済日や金額などがそれぞれ異なるため、借り入れ先が多いほどスケジュール管理が煩雑になり、入金忘れが起こるリスクも高くなります。

おまとめローンを利用すれば返済期日や引き落とし口座などの管理が楽になり、返済も1ヶ月に1回だけになるので入金忘れを防止できます。

ブラックリストに登録されない

ブラックリストとは、滞納や債務整理の利用によって返済能力に問題があると判断されたときに、その事故情報が信用情報機関に登録されることをいいます。

ブラックリストに登録されると、以下のような影響を受けます。

  • キャッシングやローンの新規契約ができなくなる
  • クレジットカードの使用や新規作成ができなくなる
  • クレジットカードに付帯するETCカードの使用や新規作成ができなくなる
  • 分割払いが利用できなくなる
  • 賃貸物件の契約ができない場合がある
  • 家族や友人などの保証人になれなくなる

多重債務に陥って支払いを2ヶ月ほど滞納するとブラックリストに登録されてしまいますが、おまとめローンを利用した場合はブラックリストに登録されません。

おまとめローンで毎月の返済負担を減らせば、ブラックリストに登録されずに返済を続けられます。ただし、おまとめローンの返済が滞ってしまうとブラックリストに登録されてしまうので注意が必要です。

おまとめローンのデメリットへの対処法

おまとめローンのデメリットに対しては、以下の4つの方法で対処できます。

  • 支払総額が増えないか事前にシミュレーションをする
  • 借入額が大きくなる前に早めに申し込む
  • 審査対策として借り入れ件数をなるべく少なくしておく
  • 月の返済額を下げ過ぎない

ここからは、それぞれの対処法について1つずつ詳しく解説していきます。

1.支払総額が増えないか事前にシミュレーションをする

おまとめローンを利用する前には、支払総額が増えないかしっかりとシミュレーションしておきましょう。

返済計画をよく考えずにおまとめローンを組んでしまうと、金利の上昇や返済期間の長期化によって、逆に支払総額が増えてしまう可能性があります。

おまとめローンを提供している各金融機関の公式サイトでは、借入額や金利、返済期間などを入力するだけで毎月の返済額や支払総額を調べられます。

現在の契約条件とおまとめローンの契約条件でそれぞれ返済計画をシミュレーションし、おまとめローンの利用で逆に損をしないかチェックしておきましょう。

2.借入額が大きくなる前に早めに申し込む

おまとめローンの審査は借入額が大きいほど厳しくなる傾向があるため、借入額が大きくなってから申し込むとおまとめローンが利用できない可能性があります。

金利負担が重くて毎月の返済に不安を感じるようになったら、そのまま無理をして返済を続けず、早めにおまとめローンを利用しましょう。

3.審査対策として借り入れ件数をなるべく少なくしておく

おまとめローンを利用する前には現在の借り入れ件数をなるべく少なくしておくことをおすすめします。

おまとめローンの審査は、借り入れ件数が多いほど厳しい傾向にあるためです。借り入れ件数をあらかじめ少なくしておけばおまとめローンの審査に通りやすくなります。

そのため、借入額が少ないなど完済できるところは完済してから申し込みましょう。

4.月の返済額を下げ過ぎない

低金利のおまとめローンに乗り換えても、毎月の返済額を減らして返済期間を長くしてしまうと、完済までのトータルの支払い額が増えてしまう可能性があります。

おまとめローンの契約後も毎月の返済額は大幅に下げないようにし、なるべく短期間で完済することを目指しましょう。

おまとめローンの選び方

おまとめローンを選ぶ際には、以下の4つのポイントを押さえておきましょう。

  • 低金利のおまとめローンを選ぶ
  • 全ての借り入れをまとめられるか確認する
  • 返済方法が手間にならないか確認する
  • 違法業者から借り入れないように注意

ここからは、それぞれのポイントについて1つずつ詳しく解説していきます。

低金利のおまとめローンを選ぶ

おまとめローンはできるだけ上限金利が低いものを選びましょう。上限金利が低ければ低いほど、利息負担も軽減され、支払総額を抑えられます。

銀行系のおまとめローンは消費者金融よりも金利が低めに設定されているため、より低い金利で借り換えたい方は銀行系のおまとめローンを利用するのがおすすめです。

ただし、銀行は消費者金融と比べて審査が厳しい傾向にあります。借入額や借入先が多い場合は審査に通らない可能性が高いので注意が必要です。

全ての借り入れをまとめられるか確認する

おまとめローンは、全ての借り入れが対象になるとは限りません。

おまとめローンによっては、貸金業者からの借り入れ(消費者金融からの借り入れやカードローン、クレジットカードのキャッシング利用分)に限定されている場合もあります。

銀行からの借り入れやクレジットカードのショッピング利用分は借り換えの対象外になる可能性があるので申し込む前に確認しておきましょう。

返済方法が手間にならないか確認する

金融機関への来店が必要な方法だと返済に手間がかかって面倒ですし、返済のし忘れも起こりやすくなります。

そのため、口座引き落としやインターネットバンキング、自宅の近くにあるコンビニのATMなど、手間がかからない返済方法を利用できるおまとめローンを選ぶのがおすすめです。

違法業者から借り入れないように注意

違法業者は正規の貸金業者や銀行から借り入れできないような返済能力が低い人をターゲットにしており、「審査が甘い」「絶対に審査に通る」といった甘い言葉で勧誘してきます。

しかし、違法業者から借り入れをしてしまうと法外な金利を請求されたり、早朝や深夜に取り立てられたりといった被害に遭う可能性が高いです。

「審査が甘い」「絶対に審査に通る」といった表現は貸金業法で禁止されており、これらの表現を用いて勧誘している業者は100%違法業者なので、絶対に利用してはいけません。

違法業者かどうか判断がつかない場合は、金融庁の「登録貸金業者情報検索入力ページ」で貸金業者として登録されている正規の業者かどうか調べてみましょう。

おまとめローンでも返済できないなら債務整理を検討する

おまとめローンを利用しても返済できない場合は、早めに債務整理の利用を検討しましょう。

債務整理とは、債権者との交渉や裁判所への申し立てによって借金の返済負担を軽減もしくは返済義務を免除してもらう手続きのことです。債務整理には以下の3通りの方法があります。

任意整理 裁判所を介さずに債権者と直接交渉を行い、将来の利息・遅延損害金のカットや返済計画の見直しによって借金を返済しやすくする手続き
個人再生 裁判所に借金の返済が困難であることを認めてもらい、借金の元本を5分の1から10分の1程度に減額してもらう手続き
自己破産 裁判所に借金の返済が不可能であることを認めてもらい、借金の返済義務を免除してもらう手続き

特に個人再生と自己破産は借金を大幅に減額できるため、返済能力に問題のある方でも借金問題を解決できるでしょう。

ただし、債務整理はおまとめローンと比べて減額効果が大きい分、それ相応のデメリットもあるので注意が必要です。

  • 信用機関のブラックリストに5~10年登録され、一定の制限を受ける
  • 官報に氏名や住所が掲載される(個人再生・自己破産の場合)
  • 保証人・連帯保証人に返済義務を負わせてしまう(個人再生・自己破産の場合)
  • 一部を除く大半の財産を没収される(自己破産の場合)
  • 手続きが完了するまで一部の職業や資格、引越し・旅行が制限される(自己破産の場合)

弁護士などの専門家に相談し、どの方法で借金を減額するのが最適なのかよく検討しましょう。

まとめ

おまとめローンで借金を一本化すれば、返済のスケジュール管理が楽になり、毎月の返済負担も軽減される可能性があります。

しかし、おまとめローンの利用によって逆に金利が上がったり、返済期間の長期化によって支払総額が増えたりするケースもあるので注意が必要です。

また、おまとめローンを利用しても元本はそのまま引き継がれるため、借金の大幅な減額には期待できません。経済的に苦しく完済の見込みが立たない場合は、早めに弁護士などの専門家に相談し、債務整理の利用を検討してみましょう。

おまとめローンに関するQ&A

おまとめローンと債務整理ならどちらが良いですか

安定した収入があって返済にはそれほど困っていないものの、利息負担が重いと感じている方や将来完済できるか不安に感じている方は、低金利のおまとめローンで借金を一本化するのがおすすめです。

ただ、おまとめローンを利用しても元本はそのまま残るほか、毎月の返済金額を減らしすぎると返済期間が長期化して総支払額が増えてしまうリスクもあります。

そのため、年収の3分の1を超える多額の借金を抱えている方や経済的な余裕がない方は、債務整理を利用して借金を大幅に減らすか、返済義務を免除してもらった方が得策だといえます。

おまとめローンの履歴は残りますか

おまとめローンは、一度に複数社に申し込みをしないようにしましょう。審査が通るか不安だからといって、何社もまとめて申し込みをすると、「申し込みブラック」となり、どれも審査が下りない可能性があります。

また、なるべく債権者数を減らしておくと、審査に通りやすくなります。

おまとめローンを申し込むと、一般的なローンやクレジットカードと同様に申し込み履歴が信用情報機関に登録されます。

申し込み履歴が登録されただけでは特に不利益は生じませんが、短い間に複数のおまとめローンに申し込んだ履歴があると、返済能力を疑われておまとめローンやその他のローン、クレジットカードなどの審査に落ちやすくなります。

申し込み履歴は6ヶ月間登録されるため、複数のおまとめローンに申し込む際は最低でも6ヶ月空けてから申し込むようにしましょう。

おまとめローンを利用したら信用情報に傷はつきますか?

おまとめローンを利用しただけでは、信用情報に傷はつきません。

おまとめローンは複数社の借金を一本にまとめただけであり、これだけで返済能力に問題があるとは判断されないため、おまとめローンの利用は事故情報には該当しないのです。

しかし、おまとめローンの返済を滞納すると信用情報に傷がついてしまい、一定期間は新たな借り入れやクレジットカードの利用などに制限がかかってしまうので注意が必要です。

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更新日 : 2024年11月28日
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