闇金以外でブラック状態でも合法的にお金を借りられる方法
闇金以外からでも合法的にお金を借りられる方法はたくさんあります。
借入方法
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概要
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生活福祉資金貸付制度
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国が用意する公的な貸付制度。生活で必要な資金を国から借りられる
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地方職員共済組合貸付事業
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地方職員共済組合が営む貸付の事業。地方公務員であれば基本的に貸付の対象になる
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質屋
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価値のある品物を担保に融資を受けられる業者。金融機関で行われるような審査なしで借入できる
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消費者金融
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法律を遵守して貸付を行う業者。多くの業者が即日融資に対応している
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従業員貸付
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福利厚生の一環として企業が用意する貸付制度。緊急時に必要な資金を借りられるケースが多い
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クレジットカードのキャッシング
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クレジットカードのサービスの1つ。利用限度額の範囲内であれば自由に借入が可能
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いずれも、闇金以外から安全かつ合法的にお金を借りられる方法です。なかには、即日融資に対応していたり、金融機関で行われるような審査なしで借入できたりする方法もあります。
そのため、「今日中にお金を借りたい」「ブラックリストでも借入が必要」といった状況に合った借入方法を確認してみてください。
ここからは、闇金以外で合法的にお金を借りられる方法について詳しくお伝えします。
「生活福祉資金貸付制度」なら国からお金を借りられる
国が用意する公的制度のなかには、経済的に困っている世帯などを対象に貸付を行う制度もあります。その中の一つには「生活福祉資金貸付制度」が挙げられ、低所得者世帯・障害者世帯・高齢者世帯が貸付の対象です。
生活福祉資金貸付制度は国が公的制度として貸付を行うため、消費者金融や銀行などの金融機関とは貸付の可否を決定する基準が異なると考えられます。そのため、信用情報に問題がある場合であっても貸付対象になる可能性は高いです。
生活福祉資金貸付制度では、生活費の貸付から福祉資金、教育資金など幅広い資金の貸付を行っています。厚生労働省の公式サイトでは、資金の種類や貸付条件などを確認できるため、参考にしてみてください。
保証人不要で世帯当たり最大20万円の貸付が行われる資金もある
ちなみに、貸付資金の一つである「生活支援金」では、単身世帯最大で15万円以内、2人以上世帯は20万円以内、保証人不要で貸付を行っています。
利子については保証人なしであれば年利1.5%、保証人ありの場合は無利子です。
消費者金融などが行っている審査とはまったく異なる形での審査が行われると考えられるため、信用情報に問題があっても融資を受けられる可能性はあります。
「地方職員共済組合貸付事業」なら地方公務員が共済から借入できる
道府県職員や地方団体関係団体職員を組合員として構成されている、「地方職員共済組合」では貸付事業を行っています。この貸付事業では、組合員が資金を必要とするときに貸付が可能です。
貸付の種類には、車や家電などの購入資金などに使える普通貸付や住宅貸付、教育資金の貸付などが挙げられます。
地方職員共済組合の貸付事業についても、信用情報などの照会はありません。そのため、いわゆるブラックリスト入りの状態であっても、貸付を受けられる可能性はあります。
ただし、貸付条件を満たせなければ、地方職員共済組合貸付事業でお金を借りることはできません。これらの貸付条件はすべて、組合支部や貸付対象種類によって異なるので、自分が所属する組合へ直接お問い合わせください。
地方共済組合の貸付事業について詳しく知りたい方はこちら
「質屋」なら金融機関で行われるような審査なしで借入できる
高価な品物が手元にあるのであれば、質屋から融資を受けることも検討してみてください。
質屋とは、品物を担保に融資を行う業者のことです。リサイクルショップなどとは異なり、借りたお金を期限までに返済すれば預けた品物は返ってきます。
また、品物を担保に融資が行われる仕組みであるため、金融機関で行われるような審査なしで融資を受けられるのも特徴です。いわゆる「ブラックリスト入り」の状態でも品物によっては借入できる可能性はあります。
ただし、返済期日までに返済ができなければ、「質流れ」という形で預けた品物が没収されてしまいます。品物の没収を避けるためにも、質屋を利用する場合には、期日通りに返済を行うようにしましょう。
「消費者金融」なら最短即日で借入できる業者も多い
主にカードローンを提供している消費者金融も、貸付を行なっている業者です。消費者金融の多くは最短即日融資に対応しているため、申込当日に借入できる可能性もあります。
なお、消費者金融では業者によって申込条件などが違うため、各業者が異なる審査基準を持っていると考えられます。
そのため、「大手消費者金融は審査に通らなかった」という場合であっても、いわゆる「中小消費者金融」と呼ばれる業者であれば審査に通る可能性はあるといえます。
いわゆるブラック状態では審査に通るのは難しいと予測されますが、「大手消費者金融の審査に通らなかった」という場合であれば、中小消費者金融の利用を視野に入れてみるのもよいでしょう。
「従業員貸付」なら働いている会社から借入できる
働いている会社に「従業員貸付制度」が用意されているのであれば、その制度を活用して借入するのも手です。
従業員貸付とは、企業が福利厚生の一環として用意する制度のことで、医療費のような緊急性が高い時のために貸付を受けられるのが一般的です。
あくまで福利厚生の一環としての制度であるため、すべての企業で用意されているとは限りません。しかし、担当部署を通して申し込めば、基本的には数週間程度で貸付を受けられます。
まずは自分が働いている会社で従業員貸付が用意されているのか、担当部署の人に尋ねてみるのが良いでしょう。
「クレジットカードのキャッシング」なら利用限度額の範囲で自由に借入できる
クレジットカードを利用している場合、そのカードのキャッシング機能で借入することも一つの手です。
クレジットカードのキャッシングは、カードの利用限度額の範囲内で自由に借入できる機能です。キャッシング機能が付帯されているクレジットカードを持っていれば、新たにローンなどの契約は不要で借入できます。
キャッシング機能が付帯されているかどうかは、契約者専用ページやアプリなどから確認できます。クレジットカードを利用している場合、そのカードにキャッシング機能が付帯されているかを確かめてみてください。
安全に即日でお金を借りられる大手消費者金融4選
安全に即日でお金を借りるなら、下記の大手消費者金融4社を利用するのがおすすめです。
ここからは、上記の消費者金融の特徴についてそれぞれ詳しく解説していきます。
プロミス
プロミスは、三井住友フィナンシャルグループの子会社である、SMBCコンシューマーファイナンス株式会社が展開している消費者金融です。審査時間は最短3分、契約後の融資時間は最短10秒と大手消費者金融の中で最も早く融資が受けられます。
実質年率は4.5~17.8%で、初めて利用する方は借入の翌日から30日間は金利が一切かかりません。インターネットからなら24時間365日いつでも申し込みが可能で、自宅への郵送物もなしにできるため、家族に内緒でお金を借りられます。
審査時間 |
最短3分 |
実質年率 |
4.5~17.8% |
無利息期間 |
30日間 |
借入限度額 |
500万円 |
申込方法 |
インターネット、アプリ、自動契約機、電話 |
返済方法 |
インターネット、プロミスATM、スマホATM、コンビニ・提携ATM、銀行振込、口座振替、ポイント |
収入証明書 |
借入額が50万円までなら原則不要 |
電話での在籍確認 |
原則なし |
自宅への郵送物 |
原則なし |
アコム
アコムは、三菱UFJフィナンシャルグループに属する消費者金融です。Web完結サービスに対応しており、24時間365日いつでもどこでも借り入れが可能です。審査は最短20分で完了し、楽天銀行の口座を持っている方なら最短1分の振込融資に対応してもらえます。
実質年率は3.0~18.0%で、初めて契約した方なら契約日の翌日から30日間は金利0円で借りられます。審査通過率は他の大手消費者金融の中で比較的高めなので、審査に不安を抱えている方でも安心です。
審査時間 |
最短20分 |
実質年率 |
3.0~18.0% |
無利息期間 |
30日間 |
借入限度額 |
800万円 |
申込方法 |
インターネット、自動契約機、郵送、電話 |
返済方法 |
インターネット、アコムATM、提携ATM、銀行振込、口座振替 |
収入証明書 |
借入額が50万円までなら原則不要 |
電話での在籍確認 |
原則なし |
自宅への郵送物 |
原則なし |
レイク
レイクは、SBI新生銀行グループの新生フィナンシャル株式会社が展開している消費者金融です。インターネットからの申し込みなら最短15秒で審査結果が確認でき、融資は最短25分で受けられます。
無利息期間は大手他社だと30日間が一般的ですが、レイクなら以下3種類のなかから選べます。
- 30日間無利息
- 60日間無利息(Web申し込み限定)
- 5万円まで180日間無利息
借入額が5万円以内なら半年間は利息がかからないため、少額融資を受けたい方に向いています。
審査時間 |
最短25分 |
実質年率 |
4.5%~18.0% |
無利息期間 |
30日間・60日間(Web申し込み限定)・180日間(5万円に対する利息) |
借入限度額 |
500万円 |
申込方法 |
インターネット、自動契約機、電話 |
返済方法 |
インターネット、スマホATM、提携ATM、銀行振込、口座振替 |
収入証明書 |
借入額が50万円までなら原則不要 |
電話での在籍確認 |
原則なし |
自宅への郵送物 |
原則なし |
SMBCモビット
SMBCモビットは、三井住友カード株式会社が展開している消費者金融です。スマホアプリを利用すれば、モビットカードの契約不要で24時間いつでも取引が行えます。
事前審査は最短15秒、本審査も最短15分で完了します。30日の無利息期間はないものの、Vポイントユーザーなら返済額200円につき1ポイントが貯まり、1ポイント=1円として返済にも利用できます。
インターネットからの申し込みなら電話での在籍確認や自宅への郵送物をなしにできるほか、在籍確認が必要な場合も相談次第で書類提出に切り替えられるため、家族や職場の人に絶対にバレたくない方におすすめです。
審査時間 |
最短15分 |
実質年率 |
3.0~18.0% |
無利息期間 |
なし |
借入限度額 |
800万円 |
申込方法 |
インターネット、三井住友銀行内ローン契約機、電話 |
返済方法 |
インターネット、スマホATM、提携ATM、銀行振込、口座振替、ポイント |
収入証明書 |
借入額が50万円までなら原則不要 |
電話での在籍確認 |
原則なし |
自宅への郵送物 |
原則なし |
大手の審査が落ちたときにおすすめな中小の消費者金融4選
大手の消費者金融の審査が通らなくても、中小の消費者金融に申し込めば融資を受けられる可能性があります。中小の消費者金融の中でも特におすすめなのが下記の4社です。
ここからは、上記の消費者金融の特徴についてそれぞれ詳しく解説していきます。
セントラル
セントラルは、愛媛県松山市に本社を置き、50年以上の実績を持つ老舗の消費者金融です。審査時間は最短30分で、平日14時までの申し込みなら即日でお金が借りられます。初めて利用する方なら借入から30日間は無利息で融資が受けられるのも魅力です。
また、セントラルカードを発行すれば、借入から返済までセブン銀行のATMから24時間取引が可能で、借入限度額内なら何度でもお金が借りられます。中小消費者金融でありながら、大手並みの充実したサービスと利便性の高さがポイントです。
審査時間 |
最短30分 |
実質年率 |
4.8~18.0% |
無利息期間 |
30日間 |
借入限度額 |
300万円 |
申込方法 |
インターネット、自動契約機、店舗、郵送、コンビニ |
返済方法 |
セントラルATM、セブン銀行ATM、銀行振込 |
収入証明書 |
借入額が50万円までなら原則不要 |
電話での在籍確認 |
あり |
自宅への郵送物 |
原則あり(自動契約機からの契約ならなし) |
フクホー
フクホーは、大阪の難波に本社を構える1967年創業の消費者金融です。公式サイトのお借入れ診断を利用すればすぐに借入可能額が確認でき、インターネットや電話なら24時間いつでも申し込みができます。
大阪の難波にある店舗に直接来店すれば、在籍確認を含む審査から融資まで即日で可能です。
返済方式は「自由返済方式」「元利返済方式」の2種類あり、自由返済方式を選べば毎月の返済金額を自由に決められるため、毎月の収支に合わせて無理なく返済していけます。
審査時間 |
最短30分 |
実質年率 |
7.3~18.0% |
無利息期間 |
なし |
借入限度額 |
200万円 |
申込方法 |
インターネット、セブンイレブン、店舗、電話 |
返済方法 |
銀行振込 |
収入証明書 |
必要 |
電話での在籍確認 |
あり |
自宅への郵送物 |
原則あり(セブンイレブンのマルチコピー機からの契約ならなし) |
フタバ
フタバは、東京都千代田区に本社を置く、創業50年以上の消費者金融です。インターネットからなら24時間いつでも申し込みが可能で、平日16時までに審査が完了すれば即日融資に対応してもらえます。
年齢制限は73歳までと比較的高く、70歳を超える年金受給者でも申し込みが可能です。金利は他社と比べると高めに設定されていますが、初めての契約なら30日間の無利息サービスが適用されます。
審査時間 |
非公開 |
実質年率 |
14.959~19.945% |
無利息期間 |
30日間 |
借入限度額 |
50万円 |
申込方法 |
インターネット、電話 |
返済方法 |
銀行振込 |
収入証明書 |
原則なし |
電話での在籍確認 |
あり |
自宅への郵送物 |
あり |
ベルーナノーティス
ベルーナノーティスは、通信販売でお馴染みのベルーナグループが展開している消費者金融です。審査は最短30分で完了し、最短24時間以内の融資も可能です。
年齢制限は20歳~80歳までと幅広く、利用者の75%以上は60歳以上なので、年齢制限が不安な方でも安心して利用できます。
無利息期間は14日間と比較的短いものの、初めて契約する人だけでなく、完済後に再度お金を借りる場合でも無利息サービスが適用されます。
審査時間 |
最短30分 |
実質年率 |
4.5~18.0% |
無利息期間 |
14日間 |
借入限度額 |
300万円 |
申込方法 |
インターネット、電話、郵送 |
返済方法 |
銀行振込、口座振替 |
収入証明書 |
借入額が50万円までなら原則不要 |
電話での在籍確認 |
あり |
自宅への郵送物 |
あり |
中小であっても審査が甘いことはない
中小の消費者金融や大手よりも審査が甘いというイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、そのような事実はありません。
どの消費者金融であっても、申込者の返済能力や信用情報が厳しくチェックされるため、回収できる見込みが低いと判断された場合は融資してくれません。
企業によって審査方法は異なるので大手で落ちても借りられる可能性はある
中小の消費者金融でも大手と同様に申込者の返済能力や信用情報は厳しく審査されるので、中小だからといって審査が簡単に通るわけではありません。
しかし、中小の消費者金融は大手と審査システムが異なるため、大手の審査には落ちても中小なら借りられるケースがあります。
大手消費者金融では、申込者の年収や勤務先、借入状況、信用情報などを点数化して融資の可否を決定するスコアリングシステムが採用されており、合計点が基準以下の人は即審査NGとなります。
一方、中小消費者金融は申込者の情報に加え、対面での人物評価で融資の可否を判断しています。そのため、スコアリングシステムの基準に達しないような人でも、対面でのヒアリングで申込者の人間性や事情が考慮され、融資してもらえる可能性もあるのです。
借入以外の方法で必要なお金を用意することも検討しておく
当然ですが、借入以外にもお金を用意する方法はあります。「盲点だった」という方法もあるかもしれないので、借入以外の方法でお金を用意することも検討してみてください。
- 使っていないスマホなどの不要品を売却する
- スキマ時間を活用してアルバイトをする
- 大きな資産を売る
使っていないスマホなどの不要品を売却する
必要なお金を用意する方法として、不要品の売却が挙げられます。
たとえば、ブランド品やパソコン、使っていないスマートフォンなどを売却すれば、まとまったお金になる可能性もあります。不要品のなかに売れそうなものがあれば、売却を検討してみてもよいでしょう。
ただし、フリマアプリを活用した売却は、取引がすぐに成立するかが読めません。また、成立したとしても現金が手元に届くまでに時間がかかる場合もあります。
店頭買取であれば基本的に即日で買い取ってもらえるため、急ぎの事情があれば店舗を活用するのがよいでしょう。
スキマ時間を活用してアルバイトをする
必要なお金を用意する方法として、アルバイトをすることも挙げられます。誰もが思いつく方法であり、「一度検討をした」という人もいるかもしれませんが、スキマ時間だけアルバイトすることを考えてみるのはどうでしょうか。
たとえば、バイトアプリを利用することで、「平日の19時〜21時だけなら時間がある」のような場合でもアルバイトができる可能性があります。
バイトアプリの例として、「タイミー」では、登録が完了していれば最短1時間から働ける案件も取り扱われており、当日中の入金も可能です。
平日は仕事で忙しい場合でもお金を用意する対策が取れるため、スキマ時間を活用してアルバイトをすることも視野に入れてみるとよいでしょう。
大きな資産を売る
必要なお金を用意する方法として、大きな資産を売却することも挙げられます。車や不動産、貴金属、株式などを売却することで、まとまったお金を手に入れられるでしょう。
ただし、不動産や株式を売却すると譲渡所得税がかかる可能性があります。売却額全額が手元に入るわけではないので注意が必要です。
闇金には手を出しては絶対にいけない理由
借入を考えている人のなかには、ここまでで紹介した方法ではお金を借りられない人もいることでしょう。このような場合、闇金からお金を借りることも考えるかもしれません。
しかし、どのような理由があっても絶対に闇金からの借入は避けるべきです。闇金は法律を遵守しない違法業者であるため、結果として自分の首を絞めてしまうことになりかねません。
闇金を利用するべきではない具体的な理由には、下記が挙げられます。
- 違法な金利や違法な取り立てをされる可能性が高いから
- 返済能力以上の貸付を行うから
闇金は法外な金利で金銭を貸し出し、利用者の返済能力以上に貸付を行います。そのため、闇金と関わってしまうと、返済ができなくなってしまうリスクが高いです。
お金を回収する手段を選ばず、違法な手段を用いてでも必ず回収するのが闇金業者です。次に、闇金業者に絶対に手を出してはいけない理由について、詳しくお伝えします。
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①法外な金利や厳しい取り立てをされてしまう可能性が高いから
いわゆる闇金と呼ばれる業者は違法であり、法外な利息や厳しい取り立てを行ってでも貸したお金の回収をします。
前提として、貸付の金利は利息制限法という法律によって上限が定められており、制限は下記のとおりとなっています。
貸付金額 |
利率 |
10万円未満 |
20%以下 |
10万円以上100万円未満 |
18%以下 |
100万円以上 |
15%以下 |
貸金業者は利息制限法で定められた上限を超えない金利で貸付をしなければなりません。しかし、法律を遵守しない闇金は利息制限法を無視した金利で貸付を行うため、借入をすると法外な利息を請求されることになりかねません。
法外な利息を払いつつ返済を進めても元金はほとんど減らないため、闇金からの借金をなかなか完済できない悪循環に陥ってしまいます。その結果、闇金からの借入に対する返済が滞りがちになり、厳しい取り立てを受けることとなるでしょう。
借金の取り立てにもルールがある
闇金からの借入に対する返済が滞ると、違法な取り立てを受ける可能性があります。
借金の取り立てに対しても法律が定められており、これに違反をすると債権者は厳しい罰則を受けます。具体的には下記のように定められています。
- 弁護士が介入しているにも関わらず、債務者に接触しようとした場合
- 大声を出したり乱暴な行為をしたりする
- 債務者の意に反し、住居等に居座る行為(不退去罪)
- 債務者以外に借金の弁済を求める行為
- 正当な理由なしに行う勤務先や自宅への電話・FAX・訪問・看板の設置等
- 不適当な時間(21時~8時)の電話等による取り立て
- その他違法と捉えられる取り立て
上記に当てはまる場合には、違法な取り立て行為に該当します。これらの取り立てをしてくるのは闇金業者である可能性が非常に高いため、まずは自分の身を守ることを最優先にし、必要に応じて警察へ相談をしましょう。
②返済能力以上の貸付を行うから
貸金業者は貸金業法という法律を遵守しており、この法律の中には「総量規制」というルールがあります。
総量規制とは、個人に融資をする場合、融資の総額が年収の3分の1を超えてはならないという規制のことです。これは、返済能力を超えた融資を防ぐ目的で金融庁によって定められました。
しかし、闇金は総量規制も遵守しないため、返済能力を超えた融資を行います。返済できないほどの借金をしてしまえば、いわゆる「借金地獄」の状態に陥る可能性が高く、闇金からの借金をなかなか完済できない状態に陥りかねません。
また、前述したように法外な利息も上乗せして請求されるため、元金が減らないどころか、利息によって借金が膨れ上がってしまうリスクもあるのです。
闇金と安全な消費者金融の見分け方
闇金と安全な消費者金融を見分けるポイントとしては、主に下記の3つがあります。
- 審査が甘すぎないか
- 金融庁の闇金検索機能を活用する
- 金融庁のHPで業者の登録内番号を確認する
ここからは、上記のポイントについてそれぞれ詳しく解説していきます。
審査が甘すぎないか
申し込み時の審査が甘すぎる業者は、闇金業者である可能性が高いので注意が必要です。
闇金業者は、無職の人やブラックの人など正規の貸金業者からお金を借りられないような人を主なターゲットにしているため、「ブラックでもOK」「無職でも審査なし」といった甘い宣伝文句を使うことが多いです。
しかし、闇金業者を安易に利用してしまうと、法外な高金利で借金が膨らんでしまい、返済が苦しくなると早朝や深夜でも厳しい取り立てを受ける恐れがあります。
そのため、すぐにお金を借りたいからといって安易に審査が甘すぎる業者を利用するのは絶対にやめましょう。
金融庁の闇金検索機能を活用する
金融庁や各財務局のHPでは、無登録で貸金業を営んでいると判明した闇金業者の一覧が公表されています。
日本貸金業協会のHPでは、名称や電話番号、住所などの項目を入力することで、借入先の業者が闇金業者であるかどうか調べられます。
融資を申し込む際には、金融庁や各財務局、日本貸金業協会が公表している闇金業者の一覧に申し込み先の業者が掲載されていないかしっかりとチェックしましょう。
日本貸金業協会のヤミ金(悪質業者)の実例検索ページ
金融庁のHPで業者の登録内番号を確認する
借入先の業者が闇金か安全な消費者金融であるかどうかは、金融庁のHPの「登録貸金業者情報検索サービス」でも調べるのが可能です。
たとえば、プロミスやアコム、レイクなどの正規の貸金業者は、財務局や都道府県からの登録を受け、登録番号の交付を受けた上で事業を行っています。
正規の貸金業者なら、金融庁のHPの「登録貸金業者情報検索サービス」で登録番号や名称、住所などを入力すれば検索結果にヒットします。
闇金業者の中には貸金業者としての登録を受けていないにもかかわらず、嘘の登録番号を掲載している業者もいるので、申し込みの際には必ず金融庁のHPで確認しましょう。
日本貸金業協会の登録貸金業者情報検索ページ
闇金業者からお金を借りてしまった場合はすぐに弁護士へ相談する
弁護士に依頼をすれば債権者には受任通知が送付されるため、闇金からの取り立て行為を法的に止められます。また、そもそも闇金からの借金は返済義務がないため、弁護士に相談することで返済を止めることも可能です。
闇金からの借入を放置してしまうと、自身の生活を脅かすのみならず、周囲の人へも多大な影響をもたらす可能性もあります。闇金と関わりを持ってしまった時点で、早期に弁護士へ相談したほうが自分や周囲の人のためになるでしょう。
当サイトでも闇金問題に対応している弁護士を紹介していますので、こちらから弁護士にご相談ください。
多重債務で闇金からしかお金を借りられない状態なら債務整理を検討する
「毎月の借金返済でマイナスになっている」「毎月の返済はギリギリ可能だけど、突発的にお金が必要になったときに困る」など、借金返済が苦しいことが原因で闇金以外から借りられるところを探しているのであれば、債務整理を視野に入れてみてください。
多くの借金を抱え、ギリギリの状態で生活をしているのであれば、今以上に借金を増やすのは絶対に避けなければいけません。闇金からの借入はもちろんのこと、消費者金融からの新たな借入も避けたほうが良いでしょう。
債務整理とは、借金問題を解決するための手続きのことです。弁護士や司法書士に依頼をして手続きを進めるのが一般的で、基本的には借金の減額・免除となります。
債務整理をした方が生活にゆとりが生まれる可能性がある
「債務整理にもお金がかかるし、そんなお金を用意できる余裕はない」と思うかもしれません。しかし、下記の理由により、債務整理を弁護士へ依頼することでむしろ生活にゆとりが生まれる可能性もあります。
- 債務整理手続きを開始すると借金の取り立てや返済が一旦止まる
- 今すぐに債務整理費用の全額を準備する必要はない
前述の通り、債務整理手続きを開始すると、弁護士が債権者に対して受任通知を送付し、債権者は一切の取り立てをできなくなります。これに違反すると、債権者は懲役刑や罰金刑を科されます。
そのため、今まで返済費用に充てていたお金を今後の生活資金にしていけば、生活にゆとりが生まれるでしょう。
そして、弁護士事務所の多くでは、費用の分割払いに対応しています。その他、自己破産や個人再生を行う際に、裁判所へ支払う費用も弁護士に積み立てられるのが一般的です。
これは、借金ではないため、毎月の金額などを弁護士と相談しながら決定できます。つまり、生活にゆとりを持たせながら、確実に積み立てられる費用を支払っていけば良いのです。
ここからは、債務整理の手続きである「任意整理」「個人再生」「自己破産」について解説していきます。
\ 債務整理で返済猶予期間をもらおう! /
「任意整理」なら交渉によって将来利息などをカットできる
任意整理とは、債務者との交渉によって、将来の利息や遅延損害金をカットするための手続きです。
任意整理をした場合、元金自体を3~5年で完済できるように返済条件が見直されるのが一般的です。
たとえば、200万円の借金(年利15%)を、任意整理をして4年で完済する場合と、通常通り月4万2千円で返済する場合の支払総額を比べてみましょう。
任意整理する場合
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任意整理しない場合
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月々の支払額
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約4万2千円
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4万2千円
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完済までの年数
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4年
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6年1ヶ月
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総額
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200万円
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305万7906円
(利息:105万7906円)
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なお、任意整理をした後には元金の返済が必要なため、最低限の返済能力がなければ手続きできません。そのため、働いていることや安定した収入があることなどが条件となる可能性があります。
「自分でも任意整理ができるかな?」と思われた方は、まず、弁護士へ相談してみてください。
「個人再生」なら借金を大幅にカットできる
個人再生は、法的強制力を持った手続きであり、借金のすべてをおおよそ1/5〜1/10程度まで減らす手続きです。
任意整理と異なり法的強制力を持っているため、裁判所の判決が下れば、債権者の意思に関係なく借金が減額します。
住宅や車など残したい資産がある方は、これらを失うことなく手続きが可能であるため、メリットとなるでしょう。
また、法的強制力を持った個人再生ですが、借金を抱えた理由を問われないのもメリットです。たとえ、ギャンブルで作った借金であっても、借金を減額できる可能性があります。
「自己破産」なら借金が0になる
多額の借金による返済が厳しいのであれば、自己破産をしてしまうのも一つの手です。
自己破産は、法的強制力のもと借金の返済義務を免責してもらう手続きです。自己破産の免責許可がおりれば、今抱えている借金のすべてを0にできるため、生活再建の目処も立ちやすくなるでしょう。
ただし、自己破産には「住宅や車などの財産を失ってしまう」「最長5〜7年はブラック状態になりローンが組みづらくなる」といったデメリットも多くあります。
今の厳しい生活を鑑みれば許容できる範囲かもしれませんが、借金を抱えているからと言って、必ずしも自己破産をすることが正解とも限りません。自分がどの債務整理をするべきか悩んでいるのであればまずは、弁護士へ相談してみると良いでしょう。
まとめ
前提として、闇金のような違法業者から借入するのは絶対に避けるべきです。法外な利息の請求や悪質な取り立て行為の被害に遭う可能性があります。
闇金以外でお金を借りられるところは多々あり、「消費者金融」「質屋」などが挙げられます。また、国や働いている会社、共済組合などから貸付を受けられる場合もあるため、借入をするのであれば合法かつ安全な方法を選ぶようにしましょう。
なお、「借金問題を抱えており闇金から借りる以外に方法がない」という場合、債務整理を検討するようにしてみてください。闇金を利用してしまうと、借金問題がさらに深刻化するリスクが高く、結果的に弁護士や司法書士に依頼することになりかねません。
問題を深刻化させずに早めに対策を講じるためにも、債務整理を視野に入れつつ弁護士や司法書士に相談してみてください。
闇金から借りる以外の借金問題解決法についてよくある質問
闇金から借りると罪に問われますか?
始めから返済する意思がない状態で闇金から借りた場合は、債務者が刑法に定める詐欺罪となり犯罪者になる可能性があります。また、闇金が違法業者である以上、関わるだけで犯罪に巻き込まれる恐れがあると考えておきましょう。
なぜ闇金から借りるのは危険といわれているのですか?
闇金は違法な業者なので、関わりを持つことで犯罪に巻き込まれる恐れがあります。また、返済が遅れた際に脅迫や暴力を伴う厳しい取り立てを受け、家族や職場にまで被害が及ぶ恐れもあるのです。
多額の借金があるのですが、闇金から借りる以外に解決方法はありますか?
借金問題は弁護士へ債務整理を依頼して、借金の負担を減らすことで解決しましょう。債務整理とは、利息や元金をカットし返済総額を大幅に減らせる国が認めた借金救済制度です。
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