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債務整理を旦那に内緒でする方法!バレない理由と手続き上の注意点について

債務整理 旦那に内緒
監修者
南 陽輔(弁護士)
一歩法律事務所

旦那に内緒で借金をしており、旦那に知られずに債務整理手続きを完了させたいとお考えではないでしょうか。

債務整理には3種類の手続きがあり、任意整理が最も旦那にバレずに行える可能性が高いです。なぜなら、任意整理は家族の所得証明等を必要とせず行える手続きですし、自宅の所有物を差し押さえられるようなこともないからです。

個人再生や自己破産も旦那にバレない可能性はありますが、どちらもリスクが高い方法といえます。

当記事では、債務整理を旦那にバレずに行う方法や、バレないための対策を紹介していきます。実際に債務整理をした人からのアンケート結果も踏まえて解説していくため、旦那にバレずに債務整理をしたい場合には参考にしてみてください。

なお、任意整理を行うことで、何回払いにできるのか、利息が減ると借金はどれぐらいになるのかは「借金減額チェッカー」で簡単に診断できます。気になる方は、どうぞお気軽にご利用ください。
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借金がいくら減らせるか知りたい!
この記事でわかること
  • 旦那に内緒で借金を減らせる可能性が高いのは任意整理
  • 任意整理は旦那へ連絡がいかず、財産の差押えもないので、妻1人で手続きできる。
  • 債務整理には家族への間接的なリスクがあるため、それを踏まえて行うべき。
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旦那に内緒で借金を減らせる債務整理は「任意整理」

債務整理について「財産を差押えられる代わりに借金をなくせる手続き」と誤解されている方が多いですが、それは「自己破産」のことです。

「債務整理」とは借金を減額できる手続きの総称で、次の3種類があります。

種類 説明
任意整理 借金の利息だけを減らせる
自己破産 借金の元金と利息すべてゼロにする
個人再生 借金の元金と利息を減額する

3種類ある債務整理の中でも、旦那に内緒で手続きできる可能性が最も高いのは「任意整理」です。基本的に任意整理は家族にバレにくい手続きです。

まずは「そもそも任意整理って何?」という方に向けた基礎知識と「なぜ旦那に知られないのか?」の理由を解説します。

任意整理とは借金の利息をカットする手続き

任意整理とは、借金の利息だけを減額する手続きのことです。

弁護士が債権者と交渉して、利息のカットによって毎月の返済額を減らし、債務者が今の生活を続けながら3〜5年で完済できるように返済計画を見直します。

他の債務整理と任意整理の違いとして、以下の特徴があります。

  • 借金の元金はそのまま、利息のみを減額あるいはゼロにできる。
  • 財産や給与などを一切差押えられずに手続きできる。
  • 裁判所を介さず、債務者・債権者・弁護士の3者だけで手続きできる

任意整理のメリット・デメリットをくわしく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。

滞納している場合は債権者からの督促をすぐ止められる点もメリット

「そもそも借金していること自体、旦那に知られたくない」という方も少なくありません。

妻に借金がある事実を旦那に知られる場合、次のような債権者からの督促で発覚するケースもあります。

  • 自宅のポストにハガキで督促状を送られてしまう
  • 自宅の固定電話に債権者からの連絡が入る
  • 自宅に訪問して借金の取立てをされる

任意整理を弁護士へ依頼する場合「今後の対応は債務者の代わりに弁護士が担当します」という内容の「受任通知」が送付されて、以降は債権者から債務者への直接連絡が取れなくなります。

そのため、督促が始まる前、または始まったらできるだけすぐに任意整理を開始することで、債権者からの連絡で旦那に知られてしまう可能性を低減できます。

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パートや専業主婦でも、返済計画さえ立てられれば手続き可能

任意整理する場合、「任意整理できる条件=減額後の借金を返済できる収入があること」が条件となるため、「収入の少ないパートや収入のない専業主婦でも任意整理できる?」と疑問に思う方は少なくありません。

任意整理は「減額後の金額なら債務者にも返済できる」と債権者が判断すれば、パートや専業主婦も手続き可能です。

パートで働いている主婦なら、減額後の金額を返済できる一定収入があれば、任意整理が認められる可能性は十分にあります。

収入のない専業主婦であっても、旦那の収入からお小遣いを貰っている場合など、妻が扱える金額で返済可能なら任意整理が認められるケースもあります。

ただし、専業主婦が任意整理する場合、旦那の給与明細や源泉徴収票が必要になるケースもあるため、その場合は注意してください。

個人再生や自己破産は旦那にバレずに行えるのか?

債務整理には、任意整理以外に「個人再生」「自己破産」という手続きもあります。「個人再生や自己破産は旦那にバレずにできる?」と考えるかもしれませんが、任意整理よりもバレる可能性が高いと考えられます。

弁護士や司法書士から第三者に債務整理したことが伝えられることは基本的にありませんが、任意整理よりも手続きが複雑であるため、その過程で旦那に知られる可能性があるためです。

ここからは、自己破産と個人再生は旦那にバレるのかをそれぞれ解説していきます。

自己破産は旦那にバレる可能性が高い

結論、自己破産は債務整理のなかで旦那にバレる可能性が最も高いです。

そもそも自己破産とは、抱えている借金すべてを帳消しできる手続きのことです。借金返済が困難な場合の最終手段ともいえます。

自己破産はメリットが大きい手続きですが、その反面下記のようなデメリットもあります。

  • 自動車や土地、預貯金などの財産を没収される
  • 裁判所に申し立てが必要
  • 官報に破産した情報が掲載される

自己破産をすると、自動車や土地、預貯金などの財産を没収されます。また、手続きには裁判所への申立てが必要となり、自己破産をした後には官報に情報が掲載されます。

「旦那と共有していた自動車が急に没収になった」「裁判所から通達が届いた」といった場合、旦那に自己破産したことを隠すのは難しいです。

一方、任意整理には、自己破産ほどのデメリットはありません。また、個人再生の場合も同様です。

どうしても旦那にバレずに債務整理をしたい場合、任意整理か個人再生を検討してみるとよいでしょう。

個人再生は旦那にバレずにできる可能性があるが実際は難しい

個人再生とは、将来利息のカットや借金自体の圧縮をするための手続きです。借金を最大で10分の1、概ね5分の1程度に減額できるため、任意整理よりも借金問題を解決できる方法といえます。

自己破産の場合、財産を没収されることが最も旦那にバレやすい原因です。個人再生であれば財産を没収されないため、自己破産よりも旦那にバレる可能性は低いといえます。

とはいえ、自己破産と同様に、個人再生も裁判所への申し立てが必要な手続きです。手続きにはさまざまな書類を用意する必要があるため、その過程で旦那に債務整理を知られてしまう可能性があります。

つまり、バレずに行える可能性はありますが、個人再生は任意整理よりも旦那にバレやすい方法といえます。

個人再生を旦那にバレたくない場合、バレるリスクがあることを十分に把握したうえで、後述する「債務整理が旦那にバレないための対策」を実施してみてください。

任意整理なら旦那に内緒で行える理由5つ

自己破産や個人再生は旦那に知られてしまう可能性が高いのに、なぜ任意整理だけ旦那に内緒で借金問題を解決できるのでしょうか。

任意整理が旦那に知られづらい理由として、以下の5つがあります。

  • 旦那の所得証明などは手続きに必要ない
  • 旦那や勤務先へ連絡されない
  • 家や車など財産は一切処分されない
  • 旦那名義の借金には一切影響しない
  • 旦那が保証人の借金を対象外にできる

まとめると、妻以外には連絡がいかず、家族の所得証明などの書類提出も必要なく、旦那の目が届く財産や借金には一切影響がないので、任意整理は旦那に知られず手続きできるのです。

1.旦那の所得証明等は手続きに必要ないから

自己破産の場合は、同居の家族の所得証明などの提出を求められることがありますが、任意整理の場合はこの提出は必要ありません。

妻だけで任意整理を手続きする場合、必要書類は以下のとおりです。

必要書類 取得方法
妻のクレジットカードやキャッシュカード 手元にあるもの
妻の預貯金通帳 手元にあるもの
妻の住民票 市区町村役場の窓口で取得
妻の給料明細・源泉徴収票 会社の経理係などに問合せして取得
妻の印鑑 手元にあるもの
債権者の一覧リスト 弁護士や司法書士が作成

必要書類はすべて妻の分だけでよいので、基本的に夫名義の書類を用意する必要はありません。

2.旦那や勤務先へ連絡されないから

「債務整理したせいで、旦那に連絡されないか?」と心配される方も多いですが、任意整理が原因で旦那へ連絡されることはまずありません。

任意整理の開始後は弁護士と債権者間での話合いで手続きが進むうえ、受任通知の送付後は債権者から債務者への連絡はなくなります。

任意整理後に連絡があるとすれば弁護士からの連絡だけですが、弁護士には債務者の秘密を守る守秘義務があるため、たとえ旦那でも勝手に連絡することはまずないです。

また、任意整理時の収入確認も債務者の給与明細や源泉徴収票で確認されるため、勤務先へ連絡が行くこともありません。

旦那はもちろん勤務先にも連絡されないので、任意整理した事実を第三者に知られる可能性は限りなく低いです。

3.財産は一切処分されないから

旦那に債務整理した事実を知られる原因として、財産の差押えがあります。

自己破産の場合、債務者の財産を借金返済に充てる代わりに借金を減額してもらうので、以下のような財産を差押えられてしまいます。

  • 現金(66万円を超える部分)
  • 銀行口座にある預金(20万円を超える場合)
  • 給与(1/4の金額または33万円を超える部分)
  • 車など

例えば、車が差押えられた場合は「あれ?車がない?」と旦那から不審に思われますし、家を差押えられた場合は住む場所がなくなるので、債務整理した事実を隠し通すことは難しいでしょう。

しかし、任意整理であれば、財産を一切処分せずに手続きできるため、旦那に知られる可能性は限りなく低いです。

4.旦那名義の借金には一切影響しないから

「任意整理が旦那の借金まで影響したらバレるのでは?」と心配される方もいます。

妻が任意整理する場合、手続き対象になるのは妻名義の借金だけなので、旦那名義の借金には一切影響がありません。

旦那名義の借金まで減らせるわけではありませんが、任意整理した事実を旦那に知られる可能性は低いです。

5.旦那が保証人の借金を対象外にできるから

夫婦で住宅ローンを組む場合など、妻が債務者で旦那が保証人になるケースもあります。

どの債務整理でも、妻の借金を減らす代わりに保証人へ請求が行くため、旦那が保証人の場合は債務整理した事実を知られてしまいます。

しかし、任意整理であれば、手続きする借金を債務者が選べるので、旦那が保証人になっている借金だけ手続きしないことも可能です。

旦那が保証人の借金だけ任意整理せず、他の借金を任意整理すれば、旦那に知られる可能性は低いでしょう。

債務整理をしたことが旦那にバレてしまうパターン

ここまでは、債務整理の各手続きの特性上、旦那にバレるリスクがあるかを解説してきました。任意整理であれば旦那にバレずに手続きできる可能性がありますが、それはあくまで手続きの性質の話です。

自身の行動1つで旦那にバレてしまう可能性もおおいにあるため、バレずに債務整理をしたい場合は下記に注意してみてください。

  • 債務整理に関する書類をみられる
  • 借入先から裁判を起こされる
  • クレジットカードが利用停止された
  • ローンなどの審査に通らない

ここからは、債務整理をしたことが旦那にバレてしまうパターンをそれぞれ解説していきます。

旦那が借金の連帯保証人になっている

債務整理を旦那に知られてしまうパターンには、旦那が借金の連帯保証人になっていることが挙げられます。

連帯保証人を立てている借入先で債務整理を行うと、基本的にはその保証人に返済義務が移ります。旦那が連帯保証人になっている場合、借入先から旦那に請求がいくため、債務整理をしたことを話さなければならない状態になってしまうのです。

債務整理に関する書類をみられる

債務整理をすると、依頼した弁護士や司法書士から書類が届きます。また、個人再生や自己破産の場合は裁判所からの書類も郵送されます。

債務整理に関する書類が自宅に届けば、旦那にそれをみられてしまうリスクがあります。書類をみられてしまえば、債務整理をしたことを隠すことはできません。

借入先から裁判を起こされる

債務整理を検討している場合、借金返済が困難なために支払い遅延が起きていることも考えられます。支払い遅延が続くと、借入先から裁判を起こされる可能性があります。

裁判となった場合には、裁判所から自宅に訴状が届き、旦那にそれをみられてしまうリスクがあります。結果、債務整理することを旦那に話さなければいけない状況にもなり得るのです。

クレジットカードが利用停止された

債務整理をすると、信用情報としてその履歴が登録されて、いわゆるブラックリスト状態になります。ブラックリスト状態では返済能力を疑われやすく、ローンやクレジットカードを利用できなくなるのが一般的です。

旦那のクレジットカードは従来通り利用できますが、妻はカードを新規発行できない上、任意整理前に利用していたカードも利用停止になる可能性が高いです。

クレジットカードを利用しようとして、旦那の前で認証が下りないと「どうしてカードが使えないんだろう?」と不審に思われてしまうため、債務整理後はカードを利用しない方がよいでしょう。

クレジットカードをやめる際、以下のような理由を用意しておくと、旦那を説得しやすいです。

  • 「つい使いすぎてしまうので、クレジットカードは持たないことにした」
  • 「私も旦那の家族カードにして、ポイントをまとめたい」

ただし、家族カードで妻が本会員の場合、旦那の家族カードまで利用停止される恐れがあるため、債務整理前に解約しておきましょう。

プリペイドカードやデビットカードで代用可能

クレジットカードを利用しない場合、類似機能を持つカードを発行するとよいでしょう。

  • プリペイドカード:支払い前にチャージした金額だけ使用できるカード
  • デビットカード:使った金額が口座から即時引落しされるカード

どちらのカードも審査なしで作成できるので、債務整理後のブラックリスト状態でも発行可能です。

JCB・Visa・MasterCardなどの国際ブランドにも対応しているため、カード番号を入力すればクレジットカード同様にネット通販などでも利用できます。

カード自体の見た目もあまり変わらないため、クレジットカードが利用できないことを旦那に知られたくない場合、プリペイドカードやデビットカードで代用するとよいでしょう。

ローンなどの審査に通らない

家や車など高額な物を購入する際にローンを組む方が多いですが、債務整理後はブラックリスト状態となるため、ローンの審査も通りづらくなります。

「どうしてローン審査に通らないんだろう?」と不審に思われる恐れがあるため、旦那にバレずに債務整理をする場合は、手続き後の5年間〜7年間はローンの利用を避けるのが望ましいです。

また、携帯電話本体なども分割払いできなくなるため、可能な限り一括払いで購入するように心がけましょう。

旦那1人であればローンを利用可能

債務整理をしても、信用情報に事故情報が登録されるのは妻1人なので、旦那の信用情報には影響ありません。

ですので、旦那1人でローンを組めば、債務整理後でも家や車を購入できます。

ただし、旦那名義でローンを組む場合でも、妻は信用情報に事故情報が登録されているので、任意整理後は連帯保証人になることは困難です。

高額なローンを組む場合、連帯保証人が必須となるケースが多いため、親・兄弟などに連帯保証人を頼むとよいでしょう。

債務整理をした人へのアンケート!実際は旦那にバレるのか?

当サイトでは、実際に債務整理をした人にインターネットでアンケートを実施しました。ここでは、当サイトが独自に取ったアンケートをもとに、「実際には旦那に債務整理がバレるのか?」を解説していきます。

※調査方法…インターネットアンケート
※調査期間…2024年5月

任意整理した人へのアンケート結果

任意整理をした81名の方々からのアンケート結果を紹介します。「任意整理したことを誰かに知らせた?もしくはバレた?」と質問をしたところ、結果は下記のとおりでした。

バレなかった 40人
バレた、または知らせた 41人

アンケートをしたところ、約半数の人から「任意整理をしても誰にもバレなかった」との回答を得られました。

「バレた、または知らせた」という41人に対して、「誰かに知られた人は知らせた理由・バレた原因どちらかを教えてください」とも質問したところ、すべての方から「自分から説明したため」との回答を得られました。

つまり、アンケート結果だけで考えると、自分から話をしなければ旦那に内緒で任意整理できるともいえます。

個人再生した人へのアンケート結果

個人再生をした15名の方々からのアンケート結果を紹介します。「個人再生したことを誰かに知らせた?もしくはバレた?」と質問をしたところ、結果は下記のとおりでした。

バレなかった 6人
バレた、または知らせた 10人

アンケートをしたところ、約1/3の人から「個人再生をしても誰にもバレなかった」との回答を得られました。

「バレた、または知らせた」という10人に対して、「誰かに知られた人は知らせた理由・バレた原因どちらかを教えてください」とも質問したところ、すべての方から「自分から説明したため」との回答を得られました。

なお、個人再生の場合は、必要書類の用意など家族の協力が必要なケースがあります。協力が必要になれば債務整理することを打ち明ける必要があるため、その結果自分から説明した人が多くみられました。

隠したくても隠せない状況になりやすいため、個人再生は任意整理よりも内緒にしづらい手続きといえるでしょう。

自己破産した人へのアンケート結果

自己破産をした29名の方々からのアンケート結果を紹介します。「自己破産したことを誰かに知らせた?もしくはバレた?」と質問をしたところ、結果は下記のとおりでした。

バレなかった 10人
バレた、または知らせた 19人

アンケートをしたところ、約1/3の人から「自己破産をしても誰にもバレなかった」との回答を得られました。

「バレた、または知らせた」という19人に対して、「誰かに知られた人は知らせた理由・バレた原因どちらかを教えてください」とも質問したところ、「家族の協力が必要だったため」「手続きの最中に書類をみられたため」といった回答が多くみられました。

バレずに行えた人もいるようですが、自己破産は債務整理のうちで最も内緒にしづらい手続きです。事情があるかもしれませんが、自己破産をする場合は事前に旦那に相談しておくことが得策です。

債務整理が旦那にバレないための対策

債務整理を行っていることを旦那に内緒にしたい場合、手続きを行う際に気をつけてほしいことがあります。

基本的に、手続きを依頼する弁護士に「旦那に内緒で手続きを進めたい」と伝えれば配慮してくれるかと思いますが、費用の滞納などがあると、弁護士から自宅に連絡がくる可能性も否定できません。

具体的には以下の点に気をつけましょう。

  • 可能な限り早く弁護士や司法書士に相談する
  • 弁護士に自宅へ連絡しないように依頼する
  • 弁護士費用は送れずに支払う
  • 減額後の借金返済も滞納せず払う

可能な限り早く弁護士や司法書士に相談する

旦那に内緒で債務整理をしたい場合、可能な限り早く弁護士や司法書士に依頼してみてください。

旦那に債務整理を知られる原因には、借入先からの督促も挙げられます。弁護士や司法書士に債務整理を依頼すれば、借入先からの督促を止めてもらえるため、旦那にバレる危険性を減らせます。

また、そもそもですが借金返済が苦しい状況であれば、問題を解決するために、すぐにでも専門家に依頼するべきともいえます。

弁護士に自宅へ連絡しないように依頼する

債務整理している事実を手続き中に旦那へ知られてしまう場合、弁護士事務所から自宅への連絡で発覚するケースが大半です。

もしポストを開いた旦那が弁護士事務所からの郵便を見つけてしまったら、妻が債務整理している事実の発覚は避けられませんね。

ですので、債務整理に関わる電話や郵便が自宅へ届かないよう、弁護士事務所へ依頼しておきましょう。

  • 電話での連絡は自分の携帯電話にしてもらう
  • 送られてくる書類は郵便局留めにしてもらう

基本的には配慮してくれる弁護士事務所が大半ですが、念のため自宅へ連絡しないように頼んでおくのが賢明です。

弁護士費用は滞納せずに払う

弁護士費用の支払いが滞ると、弁護士事務所から自宅に連絡が届く可能性が高いです。

せっかく旦那に知られずに債務整理できても、弁護士事務所からの連絡で旦那に気づかれてしまっては意味がありませんね。

なお、任意整理を依頼する場合、弁護士事務所によって異なりますが、1社あたり5万円前後の弁護士費用がかかります。

弁護士費用の内訳 金額
相談料 無料~1万円
着手金 1社あたり0~3万円
基本報酬 1社あたり3~5万円
過払い成功報酬 返還された金額の約20%

旦那に内緒で任意整理したいのであれば、弁護士費用は必ず滞納せずに払いましょう。

もし弁護士費用の支払いが滞りそうな場合でも、事前に伝えれば自宅への連絡は避けられる可能性があるので、必ず弁護士事務所へ連絡しましょう。

弁護士費用は分割払い・後払い可能なのが一般的

「任意整理したいけど、弁護士費用を払えるか不安・・・」と躊躇される方がいますが、いますぐ弁護士費用を払えなくても債務整理は依頼できます。

お金に困っている事情を理解しているため、弁護士費用の「分割払い」や「後払い」を認めている弁護士事務所も多いです。

「分割払いや後払いにすると、手数料を上乗せされるのでは?」と心配される方もいますが、基本的に弁護士費用を分割払いや後払いにしても、手数料はほとんど発生しません。

ただし、法律事務所にもよりますが、分割払いの目安は6〜12回と考えておくとよいでしょう。

なお、当サイトでは無料相談&費用の分割払いに対応している法律事務所を紹介していますので、ぜひ気軽に利用してください。

>>【無料相談&費用の分割払い可】債務整理に強い法律事務所はこちら

減額後の借金返済も滞納せず払う

債務整理をして借金を減額しても、減額後の借金返済を2回滞納してしまうと、債権者から返済額の一括返済を求められる可能性が高いです。

一括返済を請求されると、すぐに借金全額を返せる人は少ないため、財産や給与を差押えられてしまう恐れがあります。

財産や給与を差押えられると、ほぼ確実に債務整理した事実を旦那に知られてしまうため、債務整理後の借金返済は必ず滞納せずに払いましょう。

債務整理をすると間接的に家族に影響が起こる

「債務整理をすると家族に影響はある?」と考えている人もいることでしょう。結論、借入先と債務者の間で交わされた契約であるため、債務整理をしても家族に直接的な影響はありません。

ただし、債務整理をすると、いわゆる「ブラックリスト入り」の状態となるため、それが原因で間接的に家族との生活に影響が出る可能性はあります。

具体的には、下記のような影響が出る可能性があります。

  • 旦那や子どもの保証人になれない可能性がある
  • 自身でクレジットカードやローンを契約できない可能性がある

このような影響が出る可能性があるため、本来債務整理をする場合は、旦那を含めた家族に相談をしておくべきといえます。とはいえ、相談できない事情があるのも事実でしょう。

家族に及ぶ可能性がある影響と内緒にしたい事情を天秤にかけたうえで、旦那に内緒で債務整理をすることを検討してみてください。

旦那や子どもの保証人になれない可能性がある

債務整理をすると、旦那や子どもの保証人になれない可能性があります。

保証人は、万が一契約者が返済不能になった際に、代わりに返済をする必要があります。債務整理をすると返済能力がないと判断されてしまい、保証人にはなれないケースも考えられるのです。

保証人が必要なケースには下記が挙げられます。

  • 奨学金
  • 賃貸借契約
  • 住宅ローン

債務整理後に保証人が必要な場合、自身以外の人に頼む、またはそもそも保証人が不要な方法を活用することが必要になります。

自身でクレジットカードやローンを契約できない可能性がある

ブラックリスト状態になると、クレジットカードやローンなどを自身で契約するのが難しくなります。

債務整理をした履歴は最長5年〜7年間信用情報として登録され、金融機関に提供されます。履歴が残っている期間は返済能力を危惧される可能性が高く、審査に通りづらくなってしまうのです。

債務整理をすると契約が難しくなる具体例は、下記のとおりです。

  • クレジットカード
  • カードローン
  • 自動車ローンなどの目的別ローン
  • スマートフォンの割賦払い契約
  • 保証会社を通した賃貸契約

家族との生活のなかで、クレジットカードやローンなどを自身で契約しなければならない場面もあるかもしれません。その際、契約ができなければ家族との生活に悪影響を及ぼす可能性があります。

まとめ

旦那に内緒で債務整理したい場合、3種類ある債務整理から「任意整理」という方法を選びましょう。

任意整理であれば、旦那には連絡されず、財産の差押えもないため、旦那に内緒でこっそり借金を減らせます。

ただし、任意整理する場合も弁護士とは連絡を取る必要があるので、自宅以外の宛先へ連絡するように頼んでおきましょう。

旦那に内緒で任意整理した後、クレジットカードやローンを利用しなければ、後から旦那に知られる可能性はほとんどありません。

「旦那に知られたくない」という事情を話せば、アドバイスをくれる弁護士も多いので、まずは無料相談を受けてみるとよいでしょう。

旦那に内緒の借金に関するよくある質問

自分に収入がない場合、旦那にバレずに借金を返済するにはどうしたらいいでしょうか?

ご自身に収入がない場合、固定費を見直して支出を削減する、家計簿アプリや借金返済シートを利用して管理する、など自力でなんとかする方法があります。

パートに行く時間が取れる場合は平日の昼間にスーパーやコンビニなどで単発のアルバイトをしたり、家に不用品があればフリマアプリで売却するなどして返済できる金額を増やしていくことも検討しましょう。

また、一人で返済することが難しい場合は、弁護士に任意整理を依頼することをおすすめします。弁護士に家族に内緒であることを伝えておけば、郵便物を極力少なくしたり、連絡をメールにするなど、債務整理がバレないよう配慮してくれます。

旦那に借金がバレてしまうのはどんな場合が考えられますか?

一番確率が高いのは、滞納により自宅に債権者からの郵便物が届くことです。家庭の固定電話を登録している場合は、督促電話にも注意しましょう。

また、滞納を繰り返すと債権者から訴訟提起され、裁判所から訴状が届くこともあります。

財布に入った消費者金融業者のカードをみられてしまったり、、通帳や取引明細書の記録などから発覚する場合もありますので、借金の証拠となるものの管理には十分注意しましょう。

借金が返済できず、債務整理したいのですが弁護士費用が用意できません。旦那にも内緒の借金なので頼れず困っています。どうしたらよいですか?

債務整理が得意な法律事務所へ相談するのがおすすめです。債務整理が得意な法律事務所は、お金の工面が難しいという依頼者の状況も熟知しているので、相談無料や分割・後払いに対応している事務所が多いです。
当サイトでは、債務整理に力を入れる弁護士や司法書士を紹介しています。ぜひ気軽にお問い合わせください。
STEP債務整理「債務整理に力を入れるおすすめの弁護士を紹介」

旦那にバレずに個人再生や自己破産をすることはできないのでしょうか?

同居の親族にバレずに個人再生や自己破産をすることは、不可能ではありませんが、かなり難しいでしょう。

個人再生も自己破産も裁判所に借金の軽減や免除を申請する手続きなので、国の発行する官報に載ります。また、家計の状況として夫の給与明細表を提出する必要もあります。

官報は一部の人しか見ないものなので、それをきっかけに知られることは少ないかもしれませんが、破産や個人再生は手続きが複雑で揃える書類も多く、何度も弁護士事務所とやり取りをしなければなりません。

任意整理では解決できず、個人再生や自己破産を検討する前に、本当に夫に内緒にしなければならないか、もう一度考えてみてみましょう。

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