夫婦254組に聞いた終わってる夫婦の特徴は?20のチェックポイント
「関係が終わっている」と感じている夫婦254組に聞いた、終わっている夫婦の特徴は以下のとおりです。
- 1日の会話時間が5分以下
- 家族の食卓を囲むことがなく、別々に食事をしている
- 別々の部屋で過ごす
- お互いに思いやりを持てない
- 休日は別々のスケジュールで動く
- 夫婦喧嘩が絶えない
- セックスレス期間が長い
- 常に離婚したいと思っている
- 子どもを通さないと夫婦のコミュニケーションが取れない
- 相手に興味がない
- 相手が不幸になることを望んでいる
- 将来の計画に配偶者の存在はない
- 食事の用意をしなくなる
- 相手側の親族と付き合わなくなる
- 内緒にしていることが増えていく
- 配偶者の他に好きな異性がいる
- 結婚生活が苦痛でたまらない
- 目を合わせて話すことが少なくなる
- 相手と協力し合おうとする気持ちは限りなくゼロに近い
- トラブル発生時はお互いに責任をなすりつけ合う
夫婦関係が終わっているかどうかをチェックするため、ぜひ確認してみてください。
1.1日の会話時間が5分以下
円満な夫婦は、今日あったことや過去のこと、将来のこと、好きなこと、子どものことなどについて夫婦で会話をします。
反対に、1日でまったくと言っていいほど会話がない夫婦は、終わっているか、終わりが近づいている可能性があるといえるでしょう。
会話がなくなる理由は多様ですが、話したくないといった明確な意識がある場合のほか、無意識でも接触に抵抗感が生じていたり、関心を失っていたりするのが原因として考えられます。
夫婦間の会話がどれほどあるかを振り返り、その理由について考えてみてはいかがでしょうか。
- 無言で食べ始めて、無言で自分の部屋に戻る。会話を楽しむどころか、雰囲気の悪い時間が苦痛です。(40代女性)
- 話しかけられないようにイヤホンをしていたり、スマートフォンやテレビに集中している。コミュニケーションを避けられています。(40代女性)
- 話しかけても、返事をしない。返事をしても機嫌が悪そうにそっけない返事をするだけ。(30代男性)
なお、円満な夫婦でも、事情や関係性によっては1日の会話時間がほとんどないこともありえます。会話時間が少ないだけで終わっていると評価せず、後述する19個のポイントも含めて、総合的にチェックしてください。
2.家族の食卓を囲むことがなく、別々に食事をしている
円満な夫婦や家庭なら、家族が一堂に会して食事をとります。
食事は、夫婦を含む家族がコミュニケーションをとる貴重なタイミングです。仮に夫婦の寝室が別の場合、夫婦が1日のうち同じ空間で過ごすタイミングは、食事以外にほとんどないでしょう。
そのような貴重なタイミングですら共にすることなく、別に食事をとっている夫婦は、終わっているか、終わりに近づいている可能性があります。
- 夫の帰宅時間が深夜になるため、子どもたちと先に夕食を済ませています。(20代女性)
- 子どもたちが成長して1人でご飯を食べるようになると、夫婦もご飯が別々になりました。(50代男性)
- 明確な理由はわからないけど、いつの間にか別々に食事をするようになっていた。(30代男性)
3.別々の部屋で過ごす
夫婦が別々の部屋で過ごしている場合も、終わっているか終わりが近づいているサインです。当初は同じ寝室で過ごしていても、夫婦喧嘩をした日などを境に、一方が和室や子どもの部屋で過ごすようになるのが具体例です。
同じ空間で過ごすのが苦痛と感じてこのような状態に至り、その状態が長期化しているケースでは、より深刻な事態といえます。
- お互いに1人の時間を大切にしたいから、ほとんど別の部屋で過ごしています。(20代男性)
- 特に一緒にいる理由はない。(30代女性)
- 顔を合わせるとイライラすることが多い。衝突を避けるために別々の部屋で過ごします。(50代男性)
4.お互いに思いやりを持てない
夫婦において、思いやりは関係維持のために欠かせないものです。多様な夫婦関係があるものの、少なくとも夫婦双方に協力や助け合いをする思いやりがなければ、夫婦関係の維持が難しくなることは想像に難くありません。
- 体調悪いって言ってるのに、全く心配する素振りすらない。(30代女性)
- 相談しても、いつも「そんなの気にすることじゃない」と返される。(20代女性)
- 相手に対する不安が溜まって、それがお互い態度に出ている気がする。(40代男性)
ただし、思いやりのある言葉が全くないからというだけで、思いやりがないと評価するのは早すぎます。思いやろうとする意思があっても、うまく言葉や行動に出せない人が少なくないからです。
また、思いやりがあるかどうかといった視点で相手を観察するのも、おすすめできません。そういった視点に立つと、ささいな言葉や行動だけで思いやりがないと感じてしまうこともあるからです。
思いやりがあるならここまでやるだろうといった水準は、人によって大きくばらつきます。観察的な視点で相手を見すぎず、「思いやりが全くなかったら、あの言葉や行動はなかった」といえるものがあるかを振り返ってみてはいかがでしょうか。
こういった視点に立つことで、夫婦関係が終わっているかどうかをより正確に判断できるはずです。
5.休日は別々のスケジュールで動く
直近1ヶ月あるいは1年間といったスパンで見て、夫婦で共に過ごしたといえる日はありましたか。もしないのであれば、終わりに近づいているか、終わっている夫婦といえるかもしれません。
- お互いに好きなことをやりたいので、休日に一緒に過ごすことはなくなった。(40代男性)
- 旦那は朝早くからどこかに出かけて、私は昼から友達とランチに行く。そんな生活がずっと続いています。(30代女性)
- 休日、出かけていることは出かけているんだけど、行き先はいつも別です。(50代女性)
休日は趣味に没頭するなど、休日の過ごし方は人それぞれです。しかし、夫婦である以上、1年間のうちに2人の誕生日や結婚記念日など、2人の大切なイベントがあるはずです。
そうした大切なイベントにも、一緒にいたくないために何らかの理由・スケジュールを入れて別行動するのであれば、2人の関係を大切に考えていないといえます。
6.夫婦喧嘩が絶えない
夫婦喧嘩が絶えなくなると、夫婦関係は終わりに近づいているかもしれません。通常、ささいなことだけでは喧嘩に発展せず、どちらか一方が我慢して終わるケースがあります。
しかし、夫婦喧嘩が絶えないといえるほどまでの状況では、ささいないことだけでも喧嘩に発展しているのかもしれません。
夫婦喧嘩が絶えない状況になるのは、夫婦の間に埋められない溝や大きな問題が根強く残っているからだと考えられます。価値観の違いなどにもとづく解消できない不満がある場合、ささいないことでも不満が抑えきれず喧嘩に発展します。
- 小さいことから大きなことまで、いつも言い争いをしています。(30代男性)
- すでに、お互いに我慢とか譲るとかいう概念はなくなりました。喧嘩する度に、大事にされていないなと痛感します。(40代女性)
- 相手も自分の好きなもの買ってるのに、私が好きなものを買ったらいつも無駄遣いと攻め立ててくる。言い返すのも疲れました。(30代女性)
なお、完全に夫婦関係が終わっているなら喧嘩すらしないといえる余地もあるため、夫婦喧嘩が絶えないだけで夫婦関係が終わったと評価するには早過ぎるかもしれません。
7.セックスレス期間が長い
性交渉があったのに、今となってはセックスレスの期間が長いといった状況は、夫婦関係が終わりに近づいているサインといえます。
もちろん、それほど性欲がない、忙しくてタイミングが合わないといった原因であれば大きな問題にはなりません。しかし、セックスレスになったのが性交渉の相手として見れなくなった、嫌悪感すら覚えるといった理由なら問題です。
- いつの間にか、どちらも誘うことがなくなった。(30代女性)
- キスですら抵抗感がある。セックスなんてありえないという感じです。(30代女性)
- そういうふうに相手を見れなくなりました。(40代男性)
もっとも、現在の日本では、セックスレスの夫婦もそう珍しいものではありません。
事実、一般社団法人日本家族計画協会が2023年9月に実施した調査では、婚姻関係にある男女の48.3%が1ヶ月以上セックスレスの状態にあるとの結果が報告されました。
したがって、他のチェック項目と比べるとそれほど重視すべきではない場合もあります。
8.常に離婚したいと思っている
一時的ではなく、常時継続的に離婚したいと思っている場合、夫婦関係は終わっているといえるでしょう。
たしかに、夫婦間で意見が衝突したとき、夫婦喧嘩をしたときなどは、「こんな人と一緒にいられない」という感情が大きくなって離婚したいと考えます。
しかし、冷静になったときも離婚を考えているようであれば、すでに修復ができない程度に心が離れているのかもしれません。
- 不満を伝えても全く改善する素振りもない。むしろ開き直られている。結婚を続ける意味を感じられなくなった。(40代男性)
- 長い友達関係から結婚しましたが、ストレスが半端じゃないです。距離感も必要だと感じました。(40代女性)
- 結婚したのが間違い。できるものなら離婚して再スタートを切りたい。(30代男性)
9.子どもを通さないと夫婦のコミュニケーションが取れない
子どもを通さないと夫婦のコミュニケーションが取れない状況では、夫婦関係は終わりに近づいているといえます。もちろん、そのような状況に至るのは夫婦が直接の接触を避けているからです。
- 近くにいて妻も聞こえてるはずだけど、直接話したくないので子どもを通して話すようにしています。(40代男性)
- よくやってます。「明日は家にいるの?」とか本人ではなく子どもから聞いてます。(40代女性)
- 子どものことを思うとあまりやってはいけないのでしょうが、ついやってしまいます。(40代男性)
伝えるべき内容について、自分自身が子どもを通じて伝えようとしていないか、反対に子どもを通じて伝えられていることが多くなっていないか、振り返ってみるとよいでしょう。
10.相手に興味がない
夫婦が関係を維持するには、お互いが興味や関心を持ち合っていることが大切です。もし相手に興味がないと言い切れるような状態では、夫婦関係は終わりに近づいているといえるでしょう。
例えば、以下のような状態は相手に興味や関心がなくなったサインの1つといえます。
- いつもより帰りが遅いときに何をしていたのかすら気にならなくなった
- 相手が出かけるとき、誰とどこに行くのか気にならなくなった
- 相手に電話がかかってきたとき、誰からの電話が気にならなくなった
- 何をやってきたのかとか何を考えているのかとか聞かなければ気が済まなかったのに、今となっては全く興味がありません。なぜこうなったのかもわかりません。(30代女性)
- 口に出すのは愚痴か自慢話。聞いていても不快な思いがするので、自然と会話を避けているのだと思います。(20代男性)
- 結婚当初から、愛情どころか興味もありませんでした。(30代女性)
11.相手が不幸になることを望んでいる
相手が不幸になることは、本来、望むものではありません。もし相手の不幸を望むような状態になった場合は、夫婦関係は終わっているといえるでしょう。
まったく関わりのない他人の不幸を望むことは、ほとんどありません。しかし、本来は相互に思いやり、助け合うべき夫婦は、関わりが深いからこそ憎しみの感情を抱くことがあります。
相手の不幸を望む程度に関係が悪化するのは、2人の間に埋められないほど大きな溝があるはずです。相手の不幸を望みながら夫婦関係を修復することは、絶望的と評価せざるを得ません。
- 誠実に向き合ってきたのに、何度も裏切られました。恨みはずっと残ります。(30代女性)
- 自分に与えてきた苦痛を、相手は身をもって知るべきです。(20代男性)
- 相手に何か悪いことないかなと、いつも思ってます。(30代女性)
本記事で紹介している20のチェック項目のうち、相手の不幸を望んでいるかどうかは、特に重要な項目です。仮に他のチェック項目にはそれほど該当しなくても、この項目に該当する場合は夫婦関係が終わっている可能性が高いといえます。
12.将来の計画に配偶者の存在はない
人生においては、大小かかわらず、将来の計画を立てることがあるはずです。具体的には、出産や自動車・マイホームの取得、老後のセカンドライフなどが挙げられます。
もしこのような将来を考えるうえで配偶者の存在が前提でなければ、夫婦関係は終わりに近づいているといえるでしょう。夫婦が将来を共に考えることは、夫婦である以上大切なことです。
仮にマイホームの取得を考えるうえで立地や間取りにおいて配偶者の存在を前提とした計画ができないようであれば、それまでに離婚を想定していると考えざるを得ません。
- 離れて幸せに暮らすのが、私の今の将来の計画です。(40代女性)
- 喧嘩ばかりで愛情や思いやりもない相手との未来はありません。(30代男性)
- 昔はあったけど、理想と現実は乖離し過ぎています。幸せな将来を描くなんて、最初だけではないでしょうか。(30代男性)
将来を考える際に配偶者の存在があるか、ご自身や相手の考えを改めて振り返ってみてください。
13.食事の用意をしなくなる
夫婦の理想像は、互いに助け合って暮らすことです。このことは、以下のとおり法律でも明らかといえます。
(同居、協力及び扶助の義務)
第七百五十二条 夫婦は同居し、互いに協力し扶助しなければならない。
引用元 民法第752条
しかし、例えばこれまで料理をしていたのにコンビニやスーパーで購入してきた惣菜やお弁当で済ませるようになった状態は、相手への思いやりが薄れてきたといえるかもしれません。
食事の用意をしなくなるのは、相手を思いやる感情の喪失にも通じる、夫婦関係の終わりを示すサインです。
一方、アンケート調査からは、夫の態度が望ましくないために食事を用意しなくなったケースも多く見受けられました。
- 相手の喜ぶ顔が見たくて料理を頑張っていたのに、それを当たり前と言わんばかりの態度でした。相手のために作る気にはもうなれません。(20代女性)
- せっかく作ってもほとんど無言で、口を開いたかと思えば文句ばっかり。もううんざりです。(30代女性)
- 感謝も何もできない相手に作るものはありません。相手も帰りにご飯買って1人で食べているようで、それで良さそうです。(40代女性)
食事を用意しなくなった側だけに問題があるとは言い切れなさそうです。
14.相手側の親族と付き合わなくなる
夫婦や家族のあり方は多様であるものの、夫婦である以上、相手の親など親族との付き合いも発生するでしょう。
夫婦・家族関係を円満かつ継続的に維持しようとしているなら、相手側の親族ともうまくやっていこうと考える方が多いはずです。
一方、配偶者を嫌いになったり、離婚を視野に入れていたりすると、うまくやっていこうとする気もなくなり、親族との交流がおろそかになることがあります。
- 表面的な笑顔を作ること、気遣いを強要されること、どれも疲れました。(40代女性)
- 妻が私のことを親に悪く話したようで、それから妻の親族は私を見る目が厳しくなったように感じます。付き合いはどんどん薄くなりました。(40代男性)
- それぞれ親子同士の付き合いはありますが、親族付き合いは最初からありません。(30代女性)
相手やご自身について、親族との関わりを避けていないか振り返ってみてください。
15.内緒にしていることが増えていく
夫婦といえども、相手に知られたくない秘密はあるものです。しかし、これまで以上に隠し事が増えたと感じる場合は、夫婦関係が終わりに近づいているサインかもしれません。
特に借金や浮気、へそくりなど異性や金銭に関する重大な隠し事をしている場合は要注意です。
- 最初は何でも言い合える関係でした。でも、いつからか話すことが少なくなり、「え、そうだったの?」と思うような相手の知らないことが増えてきました。(50代男性)
- そもそもお互い相手に対する興味がなく、自然と秘密も増えている感じです。(30代男性)
- いつの日か、「もういっか」と思ってしまい、今では秘密にしていることがたくさんあります。(20代女性)
16.配偶者の他に好きな異性がいる
配偶者の他に好きな異性がいる状態は、夫婦間において非常に深刻です。配偶者以外の異性と交際したいという思いが強くなれば、当然、夫婦関係に大きな亀裂が生じます。
意識せずとも夫婦の距離は離れ、夫婦関係の終わりに近づいてしまうでしょう。
- 職場の若い子にどうしても気がいってしまう。(30代男性)
- 優しさや思いやりを感じられない人より、一生懸命尽くしてくれる人に惹かれてしまいました。(30代女性)
- むしろ不倫という状況を楽しんですらいます。(40代女性)
17.結婚生活が苦痛でたまらない
結婚生活が苦痛でたまらない状況は、離婚する直前の夫婦の状態といえます。結婚生活の維持継続が難しく、具体的に離婚の検討を始める方も多いでしょう。
一方、結婚生活が苦痛でも、離婚後の子どものことや住居、家事、経済面を考えると離婚に踏み切れない方も少なくありません。
結婚生活で心身に大きな悪影響を及ぼしていないか、慎重に振り返ることが大切です。
- 感情的な繋がりが完全に失われた状況では、一緒にいること自体が苦痛。(40代女性)
- 相手は何事も全く協力してくれず、自分だけが大きな負担をしている。相手は自分のことだけしか考えておらず、毎日が苦痛でしかない。(40代男性)
- 将来の希望も見えない現状を続けること自体が苦痛です。(40代女性)
18.目を合わせて話すことが少なくなる
目を合わせて話す機会がほとんどない夫婦は、夫婦関係が終わりに近づいているといえます。円満な夫婦なら自然と目を合わせて話しますが、関係に亀裂が入っている場合、目を合わせる機会は少なくなるでしょう。
- 相手への興味が薄れてからは、自然と目を合わせて話すことがなくなってきたと思います。(50代女性)
- すぐ喧嘩になるので、感情的にならないためにも、あまり目を合わさず若干距離を置くようにしました。(30代男性)
- いつも「ながら」で話をしているので、あまり目を合わせて話す機会はありません。(40代女性)
もっとも、まったく夫婦間で話をしない場合と比べるとそれほど深刻ではありません。目を合わせて話す機会が少なくなったと感じたタイミングでは、まだ関係の修復ができる状態かもしれません。
19.相手と協力し合おうとする気持ちは限りなくゼロに近い
相手と協力し合おうとする気持ちが限りなくゼロに近い状態であれば、夫婦関係は終わりに近づいているといえます。相手のためを考えて思いやる気持ちがなければ、夫婦生活の維持は困難です。
例えば、子育てや家事は妻がするものだと吐き捨てて協力し合おうとする気持ちがない夫は、妻への思いやりに欠けています。
夫と妻の一方に思いやりや協力の感情がなければ、いずれは他方も相手を大切にしなくなる可能性があります。
- 相手から裏切られてからは、協力も何も関係が一変しました。(40代男性)
- お願いや指摘をしても、いつも口だけで改善は見られません。自分だけが尽くしているようで、協力する気がなくなってしまいました。(20代女性)
- 協力しあう関係にまで戻るのは無理だと思います。どちらも相手を責めてばかりで、協力どころか相手より自分を守ろうという感じです。(30代男性)
20.トラブル発生時はお互いに責任をなすりつけ合う
夫婦が共に生活をしている以上、何もトラブルが発生しないということはありません。しかし、円満な夫婦であれば、トラブルが発生したときこそ相手を思いやり、助け合って解決に動こうとするはずです。
トラブルが発生したとき、相手のせいにするなど責任のなすりつけ合いとなる場合、少なくとも理想的な夫婦の状態とはいえません。当然、責任をなすりつけられた側は、相手から大切にされていないと感じてしまうはずです。
- 自分が少し悪いかもと思っても、あえて自分は絶対に謝らないようにしています。(40代女性)
- 自分自身ができていないのに私に指摘をしてくることにイライラします。(40代女性)
- いつも何かあったら自分のせいにされて、少しも自分は悪くないと思っているようです。毎回疲れます。(40代男性)
夫婦関係が終わってしまう原因は?離婚を考えた方がいい夫婦のチェックリスト
ここまで、終わっている、あるいは終わりに近づいている夫婦の特徴を紹介してきました。なかには、多くのチェックポイントに該当しており、やはり離婚したほうがよいのではと感じた方もいるかもしれません。
しかし、それでも離婚というのは大きな問題であり、離婚するかしないかの判断は簡単なものではありません。
そこで、ここでは以下7つの離婚を考えた方がいい夫婦のチェックリストを紹介します。
- 良好なコミュニケーションが取れない
- DVやモラハラがある
- ストレスが大きい
- 配偶者が浮気をしている
- 配偶者が浪費している
- 仮面夫婦の状態が長く続いている
- 配偶者が家事や子育てを放棄している
もちろん、夫婦のあり方は多様なので、上記に該当するからといって必ずしも離婚する必要はありません。あくまでも一般的な目安として参考にとどめ、最終的にはご自身で慎重に判断してください。
1.良好なコミュニケーションが取れない
夫婦関係を維持するためには、コミュニケーションが欠かせません。コミュニケーションは、夫婦の関係を維持するために限らず、意見や価値観などについて相手をより深く理解するため、また、反対に理解してもらうためにも大切です。
良好なコミュニケーションを取ることで、対立しがちな意見も上手に調整することが可能となります。一方、コミュニケーションが不足している夫婦では相互理解が不十分であるため、意見衝突時の調整もうまくできません。
良好なコミュニケーションが取れない夫婦は、ストレスがたまりやすく、関係の亀裂も埋めにくいといえるでしょう。
2.DVやモラハラがある
DVやモラハラがある場合は、ご自身の心や身体を守るため、早期に離婚を検討した方がいいといえます。
しかし、現実にはDVやモラハラがあってもなかなか離婚に踏み切れない方が少なくありません。DVやモラハラがあっても離婚に踏み切れない理由として、「自分にも非があるから」や「離婚の話をしたら何をされるかわからないから」といったものが挙げられます。
前者については、仮にご自身に非があったとしても、DVやモラハラが正当化されることはありません。ご自身の非はまた別に検討すべきものであって、DVやモラハラを我慢すべき理由ではないでしょう。
また、後者については、一人で悩むのではなく、支援機関のサポートを得ることなどを検討すべきです。
DVやモラハラが長期化すると、心身ともに疲弊し、修復にも時間がかかってしまいます。できるかぎり早く状況を改善できるよう、離婚を視野に入れた検討が必要です。
3.ストレスが大きい
DVやモラハラがなくても、価値観や性格が合わず、衝突が激しい場合など、結婚生活では大きなストレスを感じることがあります。
夫婦は同居し、協力し、助け合うものです。しかし、相性という言葉があるとおり、夫婦であっても同居を続けることで心身を疲弊させることがあります。
もしストレスの原因について改善が難しい場合は、ご自身を守るために、離婚を検討することも大切でしょう。
4.配偶者が浮気をしている
浮気は、配偶者を裏切る行為であり、具体的に離婚を検討すべき理由の1つです。法律上も、配偶者の不貞行為は裁判で離婚が認められる事由とされています。
(裁判上の離婚)
第七百七十条 夫婦の一方は、次に掲げる場合に限り、離婚の訴えを提起することができる。
一 配偶者に不貞な行為があったとき。
二 配偶者から悪意で遺棄されたとき。
三 配偶者の生死が三年以上明らかでないとき。
四 配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき。
五 その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき。
引用元 民法第770条第1項
不貞行為の立証ができれば、慰謝料の請求も裁判で認められる可能性があります。
5.配偶者が浪費している
多くの夫婦は家計を1つにしており、いわば経済共同体です。もし配偶者が浪費しているようであれば、経済共同体である夫婦の経済状況が悪化し、浪費した配偶者はもちろん、他方の配偶者の生活も苦しくなる場合があります。
配偶者の浪費は、夫婦生活の基盤をおびやかす重大な事由です。離婚を検討する十分な理由になるでしょう。
また、生活費を考慮せずに浪費する場合は、浮気と同様に裁判で離婚が認められる事由の1つである「配偶者から悪意で遺棄されたとき」に該当する余地があります。
悪意の遺棄に該当するかどうかについて詳しく知りたい方は、離婚問題の対応実績が豊富な弁護士に相談してください。
6.仮面夫婦の状態が長く続いている
仮面夫婦とは、実態を欠きながら法律上(戸籍上)は夫婦関係を維持している夫婦を指します。いわゆる、籍を入れているだけの夫婦です。
仮面夫婦の状態が長期化している場合、配偶者がいることに不満やストレスがたまり、精神的な負担となっているケースも少なくありません。また、仮面夫婦の状態が長いほど、夫婦関係の修復や改善は困難といえるでしょう。
夫婦としての実態がない期間が長期化している場合は、人生の新たなスタートを切るためにも、離婚を検討するとよいかもしれません。
7.配偶者が家事や子育てを放棄している
夫婦が合意して役割分担をしている場合は別ですが、家事や子育ては夫または妻だけがするものとは決まっていません。一方に任せきりの状態よりも、夫と妻が協力して家事や子育てを行う状態がより理想的です。
特に子育ては一方に任せっきりにするのではなく、協力して行うことで子どもとの交流もできます。
仮に妻が夫に家事や子育てを手伝ってほしいとお願いした場合、夫はそのお願いに対して可能な範囲で応じる義務があるといえるでしょう。
もし相手に協力する意思がまったくないときは、夫婦円満の前提ともいえる協力を期待できないことから、離婚を検討したほうがよいかもしれません。
夫婦関係が終わっているときに選択する3つの決断
夫婦関係が終わっているときに選択する行動は、以下の3つです。
- 離婚して人生の再スタートを切る
- 仮面夫婦として結婚生活を継続する
- 夫婦関係を修復して仲良くなる
夫婦関係が終わっているとき、もう離婚しか考えられないといったケースもあります。しかし、選択肢は離婚だけでなく、離婚が最善の選択とも限りません。
3つの選択肢のなかで、どれが最善の決断なのかを慎重に検討してください。
1.離婚して人生の再スタートを切る
1つ目の選択肢は、離婚して人生の再スタートを切るといった決断です。現在の夫婦関係に見切りをつけて、離婚後の人生をより良くする考えに基づきます。
一度夫婦になったからといって、必ずしも今の配偶者が最善のパートナーであるとは限りません。離婚や再婚をして幸せを掴んでいる人も多いように、見切りをつけた後に幸せを掴める可能性があります。
もちろん、仮に仮面夫婦であったとしても、今までの配偶者に見切りをつけることは簡単ではありません。後述するように、仮面夫婦を継続したり、夫婦関係の修復に向けて動いてみたりする選択肢も十分に検討する必要があります。
2.仮面夫婦として結婚生活を継続する
仮面夫婦は悪いものというように、ネガティブなイメージを抱く方も少なくないでしょう。しかし、夫婦のあり方が多様であるように、仮面夫婦のあり方も多様です。
具体的には、精神的な負担が大きい仮面夫婦とそうでない仮面夫婦があります。後者の仮面夫婦は、適度に距離を保っていると評価することもできるでしょう。
夫婦関係そのものは終わっていても、適度な距離感で負担なく生活を継続できている場合は、焦って離婚する必要性はそれほど高くありません。
一方で、仮面夫婦で離婚したくても、子どもへの影響や経済的な不安、世間体などで容易に離婚できないケースもあります。
このようなケースも、焦って離婚することはおすすめできません。当面の間、仮面夫婦を継続するといった決断もありえるでしょう。
3.夫婦関係を修復して仲良くなる
3つ目の選択肢は、夫婦関係を修復して仲良くなることです。
配偶者は、通常、人生でそう何人も存在するものではありません。離婚で配偶者との関係を絶つことは簡単ですが、関係の修復を試みることも大切です。
夫婦関係を修復できると、これまで以上により良い関係になるでしょう。
しかし、亀裂が入った夫婦関係の修復は簡単ではありません。次章では、夫婦関係の修復方法について詳しく解説します。
夫婦関係を終わらせたくない!修復する6つの方法は
夫婦関係を修復する方法には、以下の6つがあります。
- 相手の良いところを見つけて褒める
- 相手に完璧さを求めない
- 関係を修復したいことを伝える
- 日常的な会話を増やしていく
- 1つでも良いので夫婦で同じ行動を取るようにする
- 弁護士に相談してサポートを受ける
各方法を具体的に紹介していくので、ぜひできるものから実践してください。
1.相手の良いところを見つけて褒める
相手の良いところを褒めることは、関係修復のために欠かせない手段といえます。褒められて悪い気をする人はいません。
褒めることで、相手は自分のことを見てくれていると感じます。関心があることを示すことで、今まで冷え切っていた関係にも改善の兆しが見えるかもしれません。
さらに、確実ではないものの、相手もあなたの良いところを見つけて褒め返してくれる可能性もあります。
夫婦双方が相手の良いところを見つけるといった好循環が生まれると、夫婦の関係修復はほとんど成功したといえるでしょう。
2.相手に完璧さを求めない
相手の良いところを見つけて褒めることが夫婦の関係修復に有効と紹介したものの、「相手に良いところなんてない」と考える方もいるかもしれません。
相手の良いところが見つからない理由として、相手に完璧を求めていることが挙げられます。完璧な人間はいないものの、どうしても配偶者に対して求める水準が高くなる場合があります。
視点を変えることは難しいですが、幼い子どもと接するような視点に立つイメージが大切です。「できて当たり前のことをやってくれない」と悲観的になるのは避けましょう。
3.関係を修復したいことを伝える
関係を修復したいと考えたら、直接、相手に関係を修復したいことを伝えましょう。夫婦だから、あえて言葉に出さなくても通じるということはありません。
むしろ、夫婦だからこそ何事も相手に言葉で伝えることが大切です。
相手にとって、夫婦関係を修復したいと伝えられて嫌な気持ちはしないはずです。伝えるだけでも、改善の道筋が見える可能性があります。
4.日常的な会話を増やしていく
夫婦にとって、毎日何らかの会話の機会を確保することは大切です。今日は何をしたのか、週末は何をする予定なのかなど、何気ない日常的な会話を増やしましょう。
会話を増やすことで、会話をしなければ見えてこない、相手の気持ちや考え方に触れられるはずです。
5.1つでも良いので夫婦で同じ行動を取るようにする
冷めきった夫婦は、できる限り、行動を別にしようとします。関係の修復を目指すなら、冷めきった夫婦とは反対に、同じ行動をとるようにしましょう。
もちろん、急にすべての行動を共にするのは容易ではありません。出勤の時間を合わせたり、一緒に食事をとったりなど、無理せず可能な範囲で同じ行動を取るようにしてください。
6.弁護士に相談してサポートを受ける
夫婦の問題について対応した実績が豊富な弁護士なら、夫婦関係修復のための心強いサポートを受けられる可能性があります。
離婚に関して多くの夫婦に関与してきた弁護士は、関係が修復した夫婦の事例や、反対に完全に破綻してしまった夫婦の事例を知っているはずです。
離婚について実績が豊富な弁護士に相談することで、夫婦関係修復の糸口が見つかるかもしれません。
また、弁護士には離婚に関する以下のような問題について相談できます。
- 離婚できるかどうか
- 親権争いについて
- 離婚後の面会交流について
- 配偶者や浮気相手に関する慰謝料について
- 婚姻費用・養育費について
- 財産分与について
- 年金分割について
弁護士に相談することで、DVやモラハラがある場合はもちろん、上記のような問題についてご自身に有利な解決を見込めます。
離婚に関連する問題に直面しそうなときは、早めに弁護士に相談することがおすすめです。
夫婦関係を終わらせてしまうハズレ夫・妻のチェックリスト
夫婦関係を終わらせてしまうハズレ夫・妻のチェックリストをまとめました。ご自身がハズレ夫・妻になってしまっていないかといった視点で、ぜひチェックしてみてください。
ハズレ夫のチェックリスト
ハズレ夫のチェックリストは以下のとおりです。
- ギャンブルや浪費で多額の借金がある
- 家計の貯金を無断で使う
- 過度の倹約家
- 家事や育児に参加しない
- 健康なのに働かない
- 家族の将来を考えない
- 平気で嘘をつく
- 干渉や文句が多い
- 話し合いにならない
- 浮気をする
- マザコン
- 妻の意見を聞かない
- モラハラする
- 暴力をふるう
なお、マザコンについては単にお母さんが好きというだけでは当てはまりません。妻の意見をまったく考慮せず、常に母親の意見に従う場合などが想定されます。
自分自身では当てはまらないと考えていても、妻からすると当てはまると考えられる可能性もあります。慎重に振り返りながらチェックしてみてください。
ハズレ妻のチェックリスト
ハズレ妻のチェックリストは以下のとおりです。
- 浪費癖がある
- 肩書きやステータスで人を見る
- 怒るとヒステリックになる
- ネガティブで粘着質
- 自己中心的でわがまま
肩書きやステータスで人を見るというのは、常に夫を他人と比較して見下すような姿勢などが該当します。また、自己中心的でわがままというのは、夫の意見を全くきかず自身の意見を通すような姿勢です。
自分自身では当てはまらないと考えていても、夫からすると当てはまると考えられる可能性もあります。慎重に振り返りながらチェックしてみてください。
まとめ
終わってる夫婦は、価値観や性格の不一致などに起因する嫌悪感で一緒に過ごす時間が減り、相手への愛情や思いやり、興味・関心を失っていきます。嫌悪感が強い場合、結婚生活に著しい苦痛を覚えたり、相手の不幸を望んだりといった精神的な負担も大きいでしょう。
夫婦関係が終わっている、あるいは終わりに近づいていると感じたときは、ぜひ本記事で紹介した関係修復の6つの方法を実践してください。
まずは、関係を修復したい旨を直接相手に伝え、完璧を求めず、良いところを見つけるといった姿勢が重要です。自分自身がハズレ夫・妻になっていないか、改めて確認することも大切です。
修復できないと思っていた関係も、修復方法を着実に実践することで修復できるかもしれません。
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