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2024年11月現在

元金より利息が高いのはおかしい?利息が元金を上回る場合の解決策

カードローンなどから借入をしている人のなかには、元金よりも利息が高くなっている人もいることでしょう。その場合、「利息が借りた金額を上回るのはおかしいのでは」のように考えるかもしれません。

元金より利息が高くなる原因は金利と借入期間にあり、対策を講じなければ返済総額が元金の倍になってしまうケースもあります。

簡単にいえば、利息は適用されている金利や借入期間の長さによって変動するため、「適用されている金利が高い」「借入期間が長い」といった場合には元金より利息が高くなることがあるのです。

とはいえ、「適用されている金利を下げる」「借入期間を短縮する」といった対策をとれば発生する利息を抑えられるため、利息が元金を上回ることを防げる場合があります。

当記事では、元金より利息が高くなる原因やその解決策を解説していきます。「元金より利息が高いのはおかしい」のように感じている場合には参考にしてみてください。

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監修
一歩法律事務所
南 陽輔(弁護士)

元金より利息が高くなる原因は金利と借入期間にある

元金より利息が高くなる原因は、金利と借入期間にあります。

前提として、借入先に支払う利息は、適用されている金利や借入日数、借りている金額によって発生します。計算式にすると、「利息=借入額×金利÷365日×借入日数」となります。

「適用されている金利が低い」「借入日数が短い」「借りている金額が少ない」といった場合は発生する利息を抑えられるため、利息が元金を上回ることなく完済できる場合があるのです。

一方、「金利が高い」「借入日数が長い」「借りている金額が多い」という場合は利息が発生しやすく、元金より利息が高くなるケースがあります。

たとえば、100万円を年15.0%の金利で借りたとして、返済期間を10年と3年で比較してみます。

返済シミュレーション
返済期間 10年計画の返済額
(元金分/利息分)
3年計画の返済額
(元金分/利息分)
1ヵ月 16,133円
(3,633円/12,500円)
34,665円
(22,165円/12,500円)
2ヶ月 16,133円
(3,679円/12,454円)
34,665円
(22,443円/12,222円)
3ヶ月 16,133円
(3,725円/12,408円)
34,665円
(22,723円/11,942円)
4ヶ月 16,133円
(3,771円/12,362円)
34,665円
(23,007円/11,658円)
3年0ヶ月 16,133円
(5,612円/10,521円)
34,659円
(34,232円/427円)
10年 16,133円
(15,934円/199円)
完済済み
返済総額 1,935,960円
(1,000,000円/935,960円
1,247,940円
(1,000,000円/247,940円

今回の条件では、借入期間が3年であれば利息が元金を上回ることはありません。一方、借入期間が10年になると、元金より利息が高くなる計算になりました。

元金より利息が高くなる場合の返済シミュレーション

ここでは、元金より利息が高くなる場合をさまざまな条件でシミュレーションしていきます。「30万円」「50万円」「100万円」と借入額別に返済シミュレーションを解説するため、「どのような場合に利息が元金を上回るのか」を調べる際に参考にしてみてください。

借入額30万円で利息が元金を上回る場合

ここでは、借入額30万円で利息が元金を上回る場合をシミュレーションしていきます。「30万円を金利18.0%で完済」「30万円を10年間で完済」の2パターンでシミュレーションしましたので、参考にしてみてください。

◯30万円を金利18.0%で完済した場合

借入期間 利息総額
1年 30,036円
5年 157,080円
10年 348,600円
15年 569,580円

※実際の金額とは異なる場合があるため、目安として参考にしてみてください。

30万円を金利18.0%で完済した場合、借入期間が1年・5年・10年・15年で比較すれば、10年と15年の場合は利息総額が30万円を超えた金額になりました。そのため、この条件では借入期間が10年と15年になれば、利息が元金を上回るといえます。

次は30万円を10年間で完済した場合を想定してシミュレーションをしていきます。

◯30万円を10年間で完済した場合

金利 利息総額
年10.0% 175,680円
年15.0% 280,800円
年18.0% 348,600円

※実際の金額とは異なる場合があるため、目安として参考にしてみてください。

先ほどは、年18.0%の金利で30万円を10年間で完済した場合は、利息が元金を上回る結果となりました。しかし、金利が10.0%または15.0%に下がれば、他の条件が同じでも利息は元金よりも少ない金額になります。

借入額50万円で利息が元金を上回る場合

ここでは、借入額50万円で利息が元金を上回る場合をシミュレーションしていきます。「50万円を金利18.0%で完済」「50万円を10年間で完済」の2パターンでシミュレーションしましたので、参考にしてみてください。

◯50万円を金利18.0%で完済した場合

借入期間 利息総額
1年 50,068円
5年 261,760円
10年 581,080円
15年 949,360円

※実際の金額とは異なる場合があるため、目安として参考にしてみてください。

50万円を金利18.0%で完済した場合、借入期間が1年・5年・10年・15年で比較すれば、10年と15年の場合は利息総額が50万円を超えた金額になりました。そのため、この条件では借入期間が10年と15年になれば、利息が元金を上回るといえます。

次は50万円を10年間で完済した場合を想定してシミュレーションをしていきます。

◯50万円を10年間で完済した場合

金利 利息総額
年10.0% 292,840円
年15.0% 467,920円
年18.0% 581,080円

※実際の金額とは異なる場合があるため、目安として参考にしてみてください。

先ほどは、年18.0%の金利で50万円を10年間で完済した場合は、利息が元金を上回る結果となりました。しかし、金利が10.0%または15.0%に下がれば、他の条件が同じでも利息は元金よりも少ない金額になります。

借入額100万円で利息が元金を上回る場合

ここでは、借入額100万円で利息が元金を上回る場合をシミュレーションしていきます。「100万円を金利15.0%で完済」「100万円を5年間で完済」の2パターンでシミュレーションしましたので、参考にしてみてください。

◯100万円を金利15.0%で完済した場合

借入期間 利息総額
1年 83,096円
5年 427,340円
10年 935,960円
15年 1,519,100円

※実際の金額とは異なる場合があるため、目安として参考にしてみてください。

100万円を金利15.0%で完済した場合、借入期間が1年・5年・10年・15年で比較すれば、15年の場合のみ利息総額が100万円を超えた金額になりました。そのため、この条件では借入期間が15年になれば、利息が元金を上回るといえます。

次は100万円を15年間で完済した場合を想定してシミュレーションをしていきます。

◯100万円を15年間で完済した場合

金利 利息総額
年10.0% 934,280円
年15.0% 1,519,100円

※実際の金額とは異なる場合があるため、目安として参考にしてみてください。

先ほどは、年15.0%の金利で100万円を10年間で完済した場合は、利息が元金を上回る結果となりました。しかし、金利が10.0%に下がれば、他の条件が同じでも利息は元金よりも少ない金額になります。

利息が元金を上回る場合の解決策

利息が元金を上回るケースは、「金利が高い」「借入期間が長い」という場合です。そのため、金利を下げる、または借入期間を短くするための対策を取れば、基本的には利息が元金を上回ることを防げます。

利息が元金を上回ることを防ぎたい場合、下記のような対策をとってみてください。

  • 繰上返済をして返済スピードを上げる
  • 低金利のローンに借り換えをする
  • 返済スピードは下げずにおまとめローンで借金を一本化する

ここからは、利息が元金を上回る場合の解決策を解説していきます。

繰上返済をして返済スピードを上げる

当然ですが、ひと月に返済する金額を増やせば、その分借入期間を短縮できます。そのため、繰上返済をして返済スピードを上げれば、借入期間を短縮でき、利息が元金を上回ることを防げる場合があります。

繰上返済とは、好きな金額を任意のタイミングで返済することです。ローンやキャッシングを提供している金融機関であれば、繰上返済に対応しているのが一般的です。

借入先から指定された返済額だけで返済を続けるのは、借金の元金が減りづらくなるため、借入期間も長期化しやすいです。利息が元金を上回るのを防ぎたい場合、ボーナスや臨時収入といったお金に余裕がある時だけでも積極的に繰上返済をするように心がけてみてください。

低金利のローンに借り換えをする

現在の金利より低いところに借り換えれば、利息を減らして元金より利息が高くなることを防げる可能性があります。

たとえば、「年利15%・借入額100万円・10年返済計画」の借金を金利12%のローンに借り換えた場合、次のようになります。

そのまま返済 借り換え
返済期間 毎月返済額
(元金分/利息分)
1ヵ月 16,133
(3,633/12,500)
14,347
(4,347/10,000)
2ヶ月 16,133
(3,679/12,454)
14,347
(4,391/9,956)
3ヶ月 16,133
(3,725/12,408)
14,347
(4,435/9,912)
4ヶ月 16,133
(3,771/12,362)
14,347
(4,479/9,868)
3年0ヶ月 16,133
(5,612/10,521)
14,347
(6,159/8,188)
10年 16,133
(15,934/199)
14,261
(14,120/141)
返済総額 1,935,960円
(1,000,000円/935,960円)
1,721,640円
(1,000,000円/721,640円)

今回の条件では、返済総額を20万円ほど抑えられる結果となりました。

ただし、借り換えをしても必ず希望条件で借りられるとは限らず、借入額が少なかったり、金利が下がらなかったりする場合もあります。

まずは審査を受けてみて、実際の借入条件を見てから借り換えるかどうか決めるとよいでしょう。

借り換え先の候補としては、次のローンがあげられます。

返済スピードは下げずにおまとめローンで借金を一本化する

おまとめローンとは、複数社からの借入を1社にまとめるためのローンのことです。

複数からの借入があるとその分利息を支払わなければならないため、借金の元金が減りづらくなり、借入期間が長期化しやすくなります。そこで、おまとめローンを利用すれば支払う利息を抑えられ、元金よりも利息が高くなることを防げる場合があります。

ただし、おまとめローンを利用すると、月々の返済額が減るのが一般的です。月々の返済額を減らしてしまうと、おまとめローンを利用したのに利息が元金を上回ることになりかねません。

おまとめローンを利用する場合、可能であれば月々の返済額は現在と変えずに返済を進めていくようにしましょう。

将来利息を負担に感じるなら任意整理の検討も有効

元金より利息が高い状態を解消したければ、月々の返済額を高くし、元金充当(返済額における元金の割合)を上げるのが基本的な方法です。

しかし、実際は「経済的な余裕がない」「現状の返済額で精一杯」という人も多いでしょう。そのように借金の返済で苦しんでいる場合は、任意整理を検討してみてください。

任意整理とは、債権者と交渉をして、返済条件を見直してもらうための手続きのことです。将来分の利息をカットし元金のみを3年〜5年で返していくのが一般的です。

たとえば、「年利15%・借入額100万円・10年返済計画」の借金を、6か月目に任意整理(5年返済計画)した場合、次のようになります。

6ヶ月目で任意整理を行った場合
そのまま返済 任意整理後(5年で返済)
月々の返済額 16,133 16,666円
残りの返済回数 114回 60回
7ヶ月目以降に発生する利息 69,780円 0円
全体の返済総額
(元金/利息)
1,935,960円
(1,000,000円/935,960円)
1,074,305円
(1,000,000円/74,305円)

今回のシミュレーションでは、利息は6ヶ月目までしか支払わないことになるので、全体で見ても7万円弱にしかなりません。そのまま返済を継続するより、返済総額を大幅に減らせます。

ただし、任意整理はあくまで債権者との交渉であり、実際の減額幅や返済期間などは個別の事情で変わります。

交渉にあたる弁護士・司法書士の交渉力にも左右されるので、借金問題に注力しているところへ相談しましょう。司法書士は140万円までの案件に対応可能なため、借入額が高額な場合は弁護士に依頼します。

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任意整理をするといわゆる「ブラックリスト入り」になる点に注意する

任意整理をおこなう際に注意すべきなのが、いわゆる「ブラックリスト入り」になることです。

「ブラックリスト」というのは一般的に使用されている表現であって、金融機関が存在を公表しているわけではありません。あくまで、「返済能力を疑われうる情報が信用情報に登録されており、ローンなどの審査に通りづらい状態」をブラックリスト入りと一般的には呼ばれています。

ブラックリストに登録されると、最長5年間は下記の利用が難しくなります。

  • クレジットカードの新規契約
  • カードローンの新規契約
  • 携帯電話本体などの割賦払い契約
  • 保証会社を通した賃貸契約
  • 自動車ローンや住宅ローンなどの目的別ローンの契約

ブラックリスト入りになれば、今後の生活に悪影響を及ぼしかねません。

とはいえ、返済が苦しくなって滞納を続けてしまった場合も、同じようにブラックリスト入りになってしまいます。同じブラックリスト入りなら、早めに任意整理をしたほうが無駄な利息を払わずに済むという考えもできます。

リスクがあるため任意整理をためらう人もいますが、今後返済ができなくなる可能性が高い場合や、すでに滞納しているときは、速やかに任意整理を検討してみましょう。

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任意整理をしても借金問題の解決が難しいなら他の債務整理手続きを検討する

任意整理をしても借金問題を解決できないなら、他の債務整理手続きを検討するのもよいでしょう。

任意整理も債務整理手続きの1種ですが、他にも「自己破産」「個人再生」という手続きがあります。自己破産や個人再生は、裁判所に申し立てて借金を減額・帳消しにする方法です。

自己破産 個人再生
内容 借金をすべて免責(帳消し)にする 借金を1/5〜1/10程度に減らし、原則3年間で分割返済する「再生計画」を立てる
メリット 借金の返済がゼロになる 自宅を残したまま借金を大幅に減らせる
デメリット ・最長5年〜7年間はブラックリスト入り
・ほぼすべての財産を処分
・資格・職業の一時的な制限あり
・最長5年〜7年間はブラックリスト入り

任意整理より借金の負担は軽減できますが、最長5年〜7年間はブラックリスト入りなどリスクも大きくなります。

任意整理をしても返済できないほど困窮している場合は検討すべきですが、経済的にまだ余力があるなら、任意整理をおこなったほうがデメリットは少ないのでおすすめです。

自己破産や個人再生についても弁護士・司法書士に相談できるので、任意整理と合わせてどの方法がベストなのかアドバイスしてもらうとよいでしょう。

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払い過ぎた利息を取り返すことは可能?

CMなどで「過払金請求で払い過ぎた利息を取り戻すことができます」という言葉を聞いたことがある人は多いと思います。

元金より利息が高くて悩んでいる人のなかには、過払金請求で利息を取り戻して、元金の返済に充てられるのではないかと考える人もいるでしょう。

しかし、現行のローンでは原則として過払金は請求できず、どれだけ利息を払っていても取り戻すことはできません。

先に解説した通り、任意整理など別の方法で返済負担を軽くすることを検討しましょう。

現行のローンだと利息を取り戻す「過払金請求」は原則不可能

過払金請求とは、グレーゾーン金利で払いすぎた利息を取り戻す手続きです。

ワンポイント解説

グレーゾーン金利とは?
かつて利息制限法と出資法の間にあった「上限金利の差分」の金利帯。
貸金業者が取れる金利上限は利息制限法で年15%〜20%とされていますが、刑事罰を定める出資法では、かつて上限金利を年29.2%としていました。
つまり、本来なら15%〜20%を超える金利は無効なのに、実際に罰せられるのは29.2%より上なので、多くの貸金業者がその中間であるグレーゾーン金利を取っていったのです。
2010年6月の法改正で出資法の上限金利は20%に引き下げられているため、現行のローンにグレーゾーン金利は発生しません。

参照:e-Govポータル「利息制限法第1条」e-Govポータル「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律第5条第2項」

上記の解説にある通り、2010年の法改正※でグレーゾーン金利はなくなったため、現在は基本的に適正金利で貸し付けられています。適正金利である以上、利息総額が元金を越えようとも利息は取り戻せないということになります。

※各貸金業者は法改正前に自主的な金利引き下げをおこなったため、実際に過払金請求ができる借入時期は各社で異なります。

過払金請求が可能でも時効が成立している場合がある

借入時期が法改正前でも、時効の成立によって過払金請求ができない場合もあります。

過払金の時効は、最後の取引があった日から10年間(もしくは権利の行使が可能と知ってから5年間)で成立します。

債権は、次に掲げる場合には、時効によって消滅する。
1 債権者が権利を行使することができることを知った時から5年間行使しないとき。
2 権利を行使することができる時から10年間行使しないとき。

引用元:e-Govポータル「民法第166条」

※条文の「権利を行使することができる時」は、2007年の最高裁で「取引が終了したとき(借金を完済したとき)」からと判断されています。

仮に2020年12月31日に完済したのであれば、遅くとも2030年の12月30日までに請求をしなければ、過払金は消滅してしまうのです。

借入時期がグレーゾーン金利時代で、完済してから10年未満しか経っていない人は、早めに弁護士・司法書士に相談のうえ過払金請求を検討しましょう。

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まとめ

元金より利息が高くなる原因は、金利と借入期間にあります。「適用されている金利が高い」「借入期間が長い」という場合、利息が膨らみやすく、元金を上回るケースがあるのです。

逆にいえば、「適用されている金利を下げる」「借入期間を短くする」といった対策を取れば、基本的には利息を抑えられるため、元金より利息が高くなることを防げます。

適用されている金利を下げる対策としては、低金利のローンへの借り換えが挙げられ、借入期間を短縮する対策には、積極的な繰上返済が挙げられます。元金より利息が高くなることを防ぐためにも、可能な限り対策を講じることを検討しましょう。

なお、債務整理の1つである「任意整理」をすれば、将来利息のカットを認めてもらえるのが一般的です。「利息が高額で返済が苦しい」という場合には、任意整理を視野に入れて弁護士や司法書士に相談することも検討してみてください。

利息についてよくある質問

利息が元金を上回っていますが、このまま返済を続けていてもよいでしょうか?

利息が元金を上回っていると、完済まで長期化し、返済総額も増えてしまいます。月々の返済額を上げるなど、早急に対処したほうがよいでしょう。

利息が元金を上回っていると、返済総額はどのくらいになりますか?

細かい条件にもよりますが、元金の倍以上になるケースもあります。

利息しか払えていないのですが、このままでも大丈夫なのでしょうか?

利息しか払えていない状態だと元金が一向に減らないため、返済が長期化してしまい、いわゆる「借金地獄」に陥っている可能性もあります。元金が一向に減らない状態が続くのであれば、任意整理を検討するようにしてみてください。

任意整理はどこに相談すればよいですか?

借金問題を積極的に取り扱っている弁護士や司法書士に相談しましょう。当サイトでも、相談無料で任意整理に対応している弁護士・司法書士を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。→【任意整理で将来利息をカット!】借金問題に強い弁護士・司法書士こちら

利息が元金を上回っている状態なら、過払い金請求はできますか?

過払金請求はグレーゾーン金利で払いすぎた利息を取り戻す方法なので、現行のローンでは請求できません。仮にグレーゾーン金利で借りていたとしても、完済から10年が経つと時効が成立してしまいます。

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更新日 : 2024年11月18日
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