SMBCモビットの借金の滞納が続いているなら行った方がいい行動とは？

SMBCモビットの借金滞納が続いている場合に取るべき行動

何らかの理由で借金を滞納してしまうことは、珍しいことでもありません。

この場合何が大事かといえば、放置せず、適切な行動をきちんととることです。

それは資金工面かもしれないですし、深刻な状況であれば債務整理かもしれません。

以下、状況別に適切な対処法をまとめました。ご自身の状況に当てはめ、今後の行動に活かしてください。

一時的な資金不足で借金を払えないときの対処法

冠婚葬祭などの急な出費により、一時的にSMBCモビットからの借金を払えなくなる人は多いです。

「今月だけどうしても返済資金を用意できない」
「あと数日待ってもらえれば払える目処が立つのに・・・」

そのような状況に陥ったら、まずは以下の方法で滞納を回避できないか検討しましょう。

• 会員専用サービスやアプリなどで支払予定日を延長してもらう。
• コールセンターへ電話して返済日・返済金額の交渉をする。
• 保険会社の「契約者貸付」を利用する。
• 生活費をキャッシュレス決済で支払い返済資金を確保する。

会員専用サービスやアプリなどで支払予定日を延長してもらう

あらかじめ返済日までに返済資金を用意できないと分かっている時は、下記のツールを利用して支払予定日を登録し「支払予定日の延長」をしておきましょう。

• 会員専用サービス「Myモビ」
• SMBCSMBCモビット公式スマホアプリ

「お支払予定日登録」という項目から日付を入力するだけで、支払予定日を延長してもらえます。

また、あらかじめ支払予定日を延長しておけば、その日を過ぎるまで電話や郵送物などで督促されることもありません。

ただし、以下の3つの点に注意しましょう。

• 支払予定日の延長ができるのは、返済日当日まで。
• 支払予定日の延長は、最大で返済日の1ヶ月先（30日間）まで。
• 元々の返済日の翌日から、遅延損害金が発生する。

特に、延滞損害金が発生する点には注意が必要です。

支払予定日の延長をしても、返済日が延びることはありません。

そのため、元の返済日の翌日からは遅延損害金が発生します。

コールセンターへ電話して返済日・返済金額の交渉をする

前述した会員専用サービスやアプリで支払予定日の登録ができない場合は、SMBCモビットコールセンターへ電話で連絡しましょう。

真摯な態度で事情を説明すれば、返済日や返済額の相談に乗ってもらえたり、督促の一時停止などの対応を取ってもらえる可能性があります。

交渉次第では「最低返済額での返済」や「利息のみの返済」も認めてもらえるでしょう。

ただし、滞納が常習化している場合、何度も返済日や返済額の相談に応じてもらえるわけではありません。

とはいえ、一時的な資金不足の場合は交渉する価値があるといえます。

保険会社の「契約者貸付」を利用する

どうしても返済日までに返済資金を用意できない場合には、保険会社の契約者貸付で一時的に資金を確保するのも一つの方法です。

契約者貸付は金融機関からの借金と違い、審査なしで借りることができ、すぐにお金が必要な時に最適です。

しかも、返済できなかった時に督促を受けることもないため、積立式の生命保険や個人年金に加入している人は、利用を検討するとよいでしょう。

なお、契約者貸付で適用される金利は、保険会社・保険商品・契約時期で異なり、2～8％程度が一般的です。

詳しくは、加入している保険会社の担当者に問合せてください。

生活費をキャッシュレス決済で支払い、返済資金を確保する

現代社会ではキャッシュレス決済の普及が進み、数多くのキャッシュレス決済を利用できるようになっています。

• クレジットカード
• Apple Pay
• Google Pay
• LINE Pay
• PayPay
• 楽天ペイ
• d払い
• メルペイ

これらキャッシュレス決済のほとんどが、スマートフォンとクレジットカードがあれば誰でもすぐに利用できます。

とくに、LINE Payは既にLINEを利用している人なら新たにアプリをダウンロードする必要はなく、すぐに利用できるのです。

このようなキャッシュレス決済のメリットは「現金の持合せがなくても支払える」ところにあります。

「借金を払うと生活費がなくなる」という場合は、キャッシュレス決済で生活費を支払い、手元に残った現金を返済資金に充てて乗切るのも一つの方法です。

今後、長期にわたり借金を払えない場合の対処法

前述した対処法は、あくまでも一時的な資金不足による滞納を回避するための方法です。

そのため、今後長期にわたり借金を払えない場合は、根本的に借金の負担を減らせる方法で対処する必要があります。

次の項目から、今後、長期にわたり借金を払えない場合、根本的に借金の負担を減らせる方法についてお伝えします。

借換えで利息を減らす

SMBCモビットのような消費者金融は、利息が比較的高く設定されており、少額の借金でも払えない状況に陥りやすいです。

そのため、SMBCモビットからの借金を払うのが難しい場合は、より低金利の銀行カードローンなどに借換えできないか検討してみましょう。

借換えによって月々の返済額を減らしたり、返済期間を短縮できる可能性もあります。

ただし、借換えをして利息を減らしたいと思ったら、SMBCモビットからの借金を払えなくなる前に早めに行動しなければなりません。

前述したとおりSMBCモビットからの借金を払えなくなると、信用情報に事故情報が掲載されてしまうので、借換え時の審査を通過できなくなってしまいます。

もし、既にSMBCモビットからの借金を払えなくなっているなら、次の項目で説明する任意整理を検討するとよいでしょう。

債務整理を開始する

既にSMBCモビットからの借金を払えなくなっており、前述した方法では対処できない場合には、法律事務所へ任意整理を依頼するとよいでしょう。

任意整理とは、法律事務所が間に入って債権者（SMBCモビット）と交渉し、今後支払う予定の利息をカットや減額して3～5年で分割返済する手続きです。

国が認めた借金救済制度である債務整理の1つで、借金自体の負担を大幅に軽減できます。

「自分の場合どれくらい借金の負担が減るのか」より詳しく知りたい場合は、法律事務所へ直接相談するとよいでしょう。

また「いきなり相談するのは不安」という人も、借金減額診断チェッカーを利用することで「自分の場合どれくらい返済負担が軽くなるのか」簡単に調べられます。

ぜひ気軽に利用してみてくださいね。

SMBCモビットの場合は任意整理に強い法律事務所がおすすめ

じつは、SMBCモビットは「和解条件の厳しい業者」として知られています。

そのため、SMBCモビットからの借金が払えなくなり任意整理によって解決したいと考えているなら、他の貸金業者を相手に任意整理をする場合よりも注意して対応しなければなりません。

SMBCモビットからの借金が払えず、法律事務所へ相談する場合は「任意整理に強い法律事務所」を選びましょう。

対応に注意が必要な業者として有名なSMBCモビットですが、任意整理に強い法律事務所へ依頼すれば、SMBCモビットとの交渉実績もあると思われるので安心です。

次の項目から、SMBCモビットとの任意整理を「任意整理に強い法律事務所」へ依頼するのがおすすめな理由について詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。

SMBCモビットが任意整理の交渉に応じる

任意整理は依頼する法律事務所と債権者（SMBCモビット）との力関係が和解条件に大きく影響する手続きです。

そのため、任意整理に不慣れな法律事務所に依頼してしまうと、SMBCモビットが任意整理の交渉にすら応じてくれない恐れがあります。

任意整理の交渉に応じてくれなかった場合、利息のカットどころか分割返済すら認めてもらえないため、債務者は一括で借金の残金を返済することになるでしょう。

その点、SMBCモビットとの和解実績がある任意整理に強い法律事務所へ依頼すれば、SMBCモビットが任意整理の交渉に全く応じない可能性は少ないと考えられます。

さらに、交渉がうまくいけば将来利息や経過利息もカットしてもらえるケースが多いです。

将来利息や経過利息もカットしてもらえれば、借金の返済負担を大幅に軽減できるので、和解後の返済が格段に楽になるでしょう。

3年以上の返済期間で和解することも可能

最近のSMBCモビットの和解傾向として「債務者が今まで返済してきた期間」と同じ期間での分割返済しか認めてくれないのが通常です。

つまり、今まで返済してきた期間が2年以内なら2年、3年以内なら3年の分割にしか応じてくれません。

ただし、任意整理に強い法律事務所が相手であれば、3年以上の返済期間で和解することもあり、なかには返済期間5年での和解に成功したケースもあります。

なお、和解後の返済期間については、債権者の経営状況や和解担当者が代わったタイミングで大きく変わることも多いです。

そのため、最新の和解条件は任意整理に強い法律事務所へ直接相談して確認するようにしてください。

過払金がなくても借金の減額が可能

SMBCモビットは設立当初から法定金利内でしか貸付をおこなっておらず、どれだけ長く利用していても過払い金は発生しません。

そのため、任意整理をする際に過払い金が発生していないか調査をおこなっても、過払い金による借金の減額は見込めないのが通常です。

ただし、前述したように任意整理に強い法律事務所であれば、将来利息や経過利息などさまざまな利息をカットできます。

よって、過払い金が発生していなくても、任意整理による借金の大幅な減額が期待できるのです。

裁判を起こされる前に早期和解が可能

SMBCモビットは任意整理を開始してから3ヶ月が経過すると、和解成立を待たずに裁判を起こすことが多いです。

裁判を起こされてしまった場合、早急に和解しなければ、前述したとおり財産の差押えを受ける恐れがあります。

差押えが確定してしまうと、その後に法律事務所が間に入って交渉しても、SMBCモビットが差押えを解除してくれることはまずありません。

よって、SMBCモビットからの借金を任意整理する場合は、3ヶ月以内の早期和解が必須です。

任意整理に不慣れな法律事務所へ依頼してしまうと、和解交渉や事務手続きに時間がかかり、和解前にSMBCモビットから裁判を起こされかねません。

しかし、任意整理に強い法律事務所であれば、和解交渉も事務手続きもスピーディーにおこなってくれるので、裁判を起こされる前に確実に和解を取りつけられるでしょう。

当サイトでも任意整理に強い法律事務所を紹介しているので、まずは無料相談を利用して相談してくださいね。

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SMBCモビットからの借金が払えなくなった場合のリスク

SMBCモビット（SMBCSMBCモビット）が提供するカードローンは、即日融資や電話確認がないWEB完結の申込みが可能です。

そのため、利用者からの人気も高く、SMBCモビットで借金をしている人は非常に多いです。

しかし、SMBCモビットからの借金が払えなくなってしまうと、滞納期間が長くなるにつれて以下のようなリスクが生じるため十分注意してください。

返済日の翌日以降	遅延損害金が発生・電話や郵便による督促・追加融資の停止
返済日から2ヶ月以降	ブラックリスト入り・一括請求
返済日から3ヶ月以降	裁判所から通知が届く・差押え

次の項目から、SMBCモビットからの借金が払えなくなった場合のリスクについて、さらに詳しくお伝えします。

自宅・実家・勤務先へ督促される

SMBCモビットからの借金が払えなくなると、返済日の翌日以降SMBCモビットから返済を催促する電話がかかってくるのが通常です。

電話があった際、きちんと出て応対したり、着信を確認したらすぐに折返しをすれば、基本的にかかってくるのは本人の携帯のみです。

しかし、借入時に携帯番号の登録をしていなかったり、着信があってもきちんと折返しをしないと、自宅や実家にまでSMBCモビットから電話がかかってきたり督促状が届くこともあります。

多くの人が借入の際、緊急連絡先として実家の番号や住所をSMBCモビットに伝えているので、実家に電話や郵便物が届くことは珍しくありません。

また、自宅や実家へ督促しても反応がない場合、登録している勤務先へ連絡してくることもあります。

その結果、家族や勤務先に借金をしていることや借金が払えていない事実を知られてしまうため、払えないと感じたら早めに対処することをおすすめします。

追加融資が受けられなくなる

SMBCモビットからの借金が払えなくなると、返済日の翌日以降ローンカードは利用停止となり、追加融資が受けられなくなるのが通常です。

滞納分がきちんと入金され滞納が解消されるまでは、ローンカードは返済専用カードとなってしまいます。

ただし、督促の電話を受けてすぐに入金すれば、ローンカードは再び使えるようになるので安心してください。

ブラックリストに載る

滞納分を払わないまま返済日から61日が経過すると、信用情報に事故情報が掲載され、SMBCモビット以外の金融機関からも借金ができなくなるのが一般的です。

このように、信用情報に事故情報が掲載された状態を「ブラックリストに載る」と表現します。

同時にSMBCモビットのローンカードも強制解約となり、SMBCモビット独自の顧客リストに滞納の情報が登録され、いわゆる「社内ブラック」の状態になります。

信用情報の事故情報は、一定期間が経過すると削除されるのに対して、SMBCモビット独自の顧客リストに載った滞納情報は、時間が経っても消えることはありません。

そのため、社内ブラックになるとSMBCモビットからは二度と借金できなくなるのが一般的です。

「残金の一括返済」や「高額な遅延損害金の支払い」が求められる

滞納分を払わないまま返済日から2ヶ月経過すると、SMBCモビットから一括請求の通知が届くことがほとんどです。

このとき、滞納分だけでなく借金の残金全額を一括請求されるのが一般的で、さらに「支払完了までの遅延損害金」も合わせて請求されます。

遅延損害金は返済日の翌日以降、滞納日数に応じて発生し、毎月払う利息とは別に請求されます。

SMBCモビットの遅延損害金の利率は年利20％なので、遅延損害金の計算方法は以下のようになります。

なお、SMBCモビットの利息は年利3～18%なので、払えなくなってしまうと利息以上に高い利率の遅延損害金が請求されることになります。

例えば、SMBCモビットから200万円の借金をして払えなくなった場合、滞納日数に応じて発生する遅延損害金の金額は以下のとおりです。

自宅を訪問されたり近所に聞込みをされる

SMBCモビットは滞納が長引いている債務者に対して、債務者の住民票から自宅を調べ直接訪問したり、近所に聞込みをおこなう場合もあります。

これは、後に裁判を起こして裁判所から通知を送るときに、債務者の現住所が必要なため本当にその住所に住んでいるかどうかを調べているのです。

また、自宅の登記簿を取得することで賃貸か持ち家かを調べ、差押えできる財産があるか調べている可能性もあります。

自宅に何度も訪問されたり近所に聞込みなどされてしまうと、周囲に借金をしていることや借金を払えていない事実が知られてしまい、住みづらくなってしまう恐れもあります。

また、SMBCモビットからの通知を放置すると、債権回収会社に債権譲渡されることも珍しくありません。

債権回収会社はSMBCモビット以上に自宅への訪問などを積極的におこなうことが多いので、債権譲渡される前に法律事務所へ相談して対処することをおすすめします。

裁判を起こされ財産を差押えられる

SMBCモビットからの借金を払えないまま返済日から3ヶ月程経過すると、前述した自宅訪問や近所への聞込みで収集した情報を使って、裁判を起こされる恐れもあります。

裁判を起こされると、最終的に以下のような財産を差押えられる恐れがあります。

• 給料
• 銀行口座の預貯金
• 自宅（持ち家の場合）
• 生命保険の解約返戻金

とくに、給料を差押えられた場合、勤務先にも裁判所からの通知が届くため、借金をしていることや借金が払えていない事実を知られてしまいます。

財産差押えを避けるためには、SMBCモビットからの借金を払えないと感じたら、放置せずすぐに法律事務所へ相談することです。

また、既に裁判を起こされた後でも、法律事務所が間に入って交渉すれば差押えを回避できる可能性があるので、諦めず法律事務所へ相談してください。

SMBCモビットと和解後に再び借金が払えなくなったら？

SMBCモビットからの借金を任意整理して和解できたものの、その後に返済ができなくなってしまう人もいるでしょう。

そのような場合、考え得る対処法は以下の2つです。

• SMBCモビット以外の借金も任意整理する
• 「個人再生」や「自己破産」に方針を変更する

次の項目から、それぞれの対処法について詳しく解説します。

SMBCモビット以外の借金も任意整理する

SMBCモビット以外にも借金があり、まだ任意整理をしていないのであれば、SMBCモビット以外の借金を任意整理して借金全体の返済負担を軽減することも検討してみましょう。

SMBCモビットは他の貸金業者と比べて和解条件の厳しい業者なので、SMBCモビット以外の貸金業者が相手であれば、任意整理によって返済負担を大幅に減らせる可能性があります。

もし、SMBCモビット以外の借金を任意整理しても返済が厳しいのなら、次の項目で紹介する自己破産や個人再生も視野に入れて検討するとよいでしょう。

「個人再生」や「自己破産」に方針を変更する

SMBCモビットは和解条件が厳しい業者であるため「交渉してみたら思ったより月々の返済額が高く払っていける見込みがない」というケースもあります。

その場合、任意整理では借金の負担軽減効果が薄いと考えられるため、より借金の負担を軽減できる自己破産や個人再生を検討するとよいでしょう。

自己破産	20万以上の価値ある財産を手放す代わりに借金を全額免除してもらう。
個人再生	20万以上の価値ある財産を手放さずに借金を約1/5に圧縮し、3～5年で分割返済する。

自己破産は借金がゼロになる代わりに、家など大きな財産を手元に残せないデメリットがあります。

そのため、残したい財産がある場合は個人再生で借金を圧縮し、返済負担を軽減するとよいでしょう。

実際にどちらの方法で借金問題を解決するかは、法律事務所と相談しながら慎重に決めることをおすすめします。

まとめ

SMBCモビットからの借金を払えなくなると、裁判を起こされ財産を差押えられる恐れがあります。

差押えが確定してしまうと、その後に弁護士が間に入って交渉しても、SMBCモビットが差押えを解除してくれることは基本的にないので、そうなる前に早めに対処することが大切です。

SMBCモビットからの借金を払えないと感じたら、一刻も早く法律事務所へ相談しましょう。

当サイトでは、全国対応＆24時間無料相談できる法律事務所を紹介しているので、ぜひ気軽に相談してください。