リボ払いが複数あるならまとめたほうが負担を減らせる
複数のリボ払いがある場合は、まとめることで返済総額にかかる負担を減らせる可能性があります。リボ払いで最も大きな負担になるのは、全額返済までかかり続ける手数料です。
リボ払いの手数料は、カードローンでいう金利のような位置づけであり、立て替えてもらったりすることに対して支払う料金のことです。一般的なカードローンの場合、金利は1.5~18%ですが、リボ払いの手数料は15~18%と、高く設定されています。
そのため、複数のリボ払いを抱えていると手数料により支払総額が膨らみ、毎月返済しても元金が減らず、支払いが終わらない事態に陥りやすいです。そこで、「おまとめローン」や「カードローン」など、リボ払いよりも金利が低い借り入れ先に借り換えれば、借入額は同じでも返済総額を抑えられます。
また、金利は利息上限法により、借入額によって下記のような上限額が定められています。
借入額 |
上限金利 |
10万円未満 |
20% |
10万~100万円未満 |
18% |
100万円~ |
15% |
複数あるリボ払いをまとめる場合、借入額も大きくなるため、必然的に金利も下がりやすいです。実際に、100万円を2社から借り入れる場合と、1社から借り入れる場合とで支払総額を比べてみましょう。
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A社から70万円 |
B社から30万円 |
総額 |
金利 |
18% |
18% |
‐ |
利息総額 |
13万8,728円 |
5万9,448円 |
19万8,176円 |
支払総額 |
83万8,728円 |
35万9,448円 |
119万8,176円 |
|
C社から100万円 |
金利 |
15% |
利息総額 |
16万3,688円 |
支払総額 |
116万3,688円 |
複数の支払いを一社にまとめるだけで、利息を3万円以上カットできています。
その他にも、返済窓口の一本化やクレジットカードの利用枠拡大といったメリットもあります。複数のリボ払いの返済で負担が大きいと感じる場合は、リボ払いのおまとめローンを検討しましょう。
リボ払いが積み重なると危険な理由
リボ払いが積み重なった状態に陥ると、本来「支払いやすい」はずのリボ払いさえ継続するのが難しくなるでしょう。
リボ払いには、定額方式や残高スライド方式などの細かい分類がありますが、おおよそのイメージとして、利用額にかかわらず毎月あらかじめ設定された一定額を支払うだけで済む決済方式を指します。
毎月の返済額が固定される点だけを捉えると、リボ払いは家計の管理がしやすいメリットがあるように思えます。
しかし、リボ払いには以下のようなデメリットがあるので慎重に利用すべきでしょう。
- 手数料が高利率
- 残高や手数料を把握しづらい
- 返済が長期化しやすい
- 支払い総額が増えやすい
手数料が高利率
前述の通り、カード決済をするときに分割払いかリボ払いを選択すると、購入代金に加えて手数料の支払いもしなければなりません。
一括払いでは手数料を取られないので、手数料分だけ分割払い・リボ払いは損をしているといえます。
さらに、リボ払い手数料の利率は、分割払いよりも高利率に設定されていることが多いです。
クレジットカード会社や支払総額に応じて異なりますが、一般的にリボ払い手数料の利率は「年利15~18%程度」、分割払いの利率は支払回数に応じて「年利10〜12%程度」となっています。
上記をふまえて、一括払い・分割払い・リボ払いで100万円の買い物をしたときの手数料を計算すると、下表のようになります。
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一括払い |
分割払い |
リボ払い |
利率 |
なし |
年利10%〜12%程度 |
年利15%程度 |
手数料 |
0円 |
10〜12万円 |
15万円 |
したがって、同じ金額の買い物をしているのに、リボ払いを選択するだけで、多額の手数料を支払わなければならないというデメリットが生じます。
残高や手数料を把握しづらい
リボ払いは、毎月の返済額に含まれる手数料がリボ払い残高によって変化するため、残高や手数料を把握しづらいという難点があります。
一括払いなら、翌月の引き落としで購入代金をすべて支払えば返済は終わりです。
また、分割払いなら、決済時に支払回数を指定するため「何ヶ月後に完済するのか」をあらかじめ把握できます。たとえば、10回払いで10万円の買い物をした場合は、毎月1万円に手数料を加算した金額を支払っていき、10ヶ月後に完済するという仕組みです。
しかし、リボ払いの場合には、このように単純な計算で「決済の何ヶ月後に完済するのか」を把握できません。
そのため、残高が残っている状態でリボ払いの利用を繰り返していると、いくら手数料を払っているのか、後いくら支払えば返済は終わるのか、わからなくなってしまうのです。
返済が長期化しやすい
リボ払いは、毎月の支払額のうち手数料が占める割合が大きいため、返済が長期化しやすいというリスクを孕んでいます。
たとえば、リボ払いで10万円の買い物をして、毎月の返済額を1万円に設定したとしましょう。この1万円は「買い物の購入代金とリボ払い手数料の合算」です。
つまり、元本が毎月1万円減っているのではなく、毎月の返済額から手数料分を差し引いた金額しか元本が減っていないということです。
リボ払いは、自分で設定した額を毎月支払えばよいため、負担にならないように低い金額を設定しがちです。そのため、支払額に占める手数料の割合が高くなっているケースが多いです。
借りた金額の返済よりも手数料の支払いがメインになっていしまうため、毎月支払っても元本がなかなか減らず、返済が長期化してしまいます。
支払い総額が増えやすい
リボ払い手数料の支払いは、元本が残っている限り発生し続けます。
つまり、返済期間が長期化すると、その分支払わなければならない手数料も加算されていき、最終的な支払い総額が増えてしまうのです。
したがって「毎月一定額だけを支払えばよい」というリボ払いの目先の安心感に依存してしまうと、中長期的に見て損をしてしまいます。
リボ払いをおまとめローンに借り換えたときのシミュレーション
金利の低い借入先で、リボ払いをおまとめローンに借り換えると、返済総額を抑えられます。どのくらい返済総額に差が出るのか、シミュレーションを以下の表にまとめました。
【50万円のリボ払いを手数料15%から金利12%で借り換えした場合】
|
リボ払い |
おまとめローン |
利用金額 |
50万円 |
50万円 |
金利 |
15% |
12% |
支払元金(月) |
2万円 |
2万969円 |
手数料・利息額 |
8万58円 |
7万1,599円 |
支払総額 |
58万58円 |
57万1,599円 |
支払総額の差は8,459円と、わずかではありますが手数料を低くできることがわかります。
【計50万円の複数のリボ払いをおまとめローンに借り換える場合】
|
リボ払い1社目 |
リボ払い2社目 |
おまとめローン |
利用金額 |
30万円 |
20万円 |
50万円 |
金利 |
15% |
15% |
12% |
支払元金(月) |
1万円 |
1万円 |
2万969円 |
手数料・利息額 |
5万7,388円 |
2万5,757円 |
7万1,599円 |
支払総額 |
35万7,388円 |
22万5,757円 |
57万1,599円 |
リボ払いの支払総額は58万3,145円なので、1万円以上負担を軽減できます。実際の金額は金利条件などによって異なるものの、一般的には、1社あたりの借入金額が大きいほど、おまとめローンに借り換えたほうが支払総額が大幅に安くなる傾向があります。
複数社でリボ払いしている場合や、リボ払いの総額が大きい場合は、おまとめローンへの借入を検討しましょう。
リボ払いをおまとめローンへ借り換えるメリット
おまとめローンとは、債務者が複数の借入先から借金をしているときに、低金利の金融機関へ借金を一本化するためのローンです。
おまとめローンを利用してリボ払いをまとめると、以下のようなメリットがあります。
- 返済窓口が一本化できる
- 金利が下がる
- 毎月の返済額を抑えられる
- 総量規制による借入制限を受けない
返済窓口が一本化できる
複数のリボ払いをまとめると、返済窓口が一本化されるので、家計の管理が楽になります。
たとえば、リボ払いの支払先が複数ある状態だと、毎月複数の返済日に追われてしまいます。数日ごとにやってくる返済日ごとに、返済資金を用意するのは簡単ではないでしょう。
また、返済日が借入先ごとに異なることから、支払い忘れなどのトラブルに発展するケースも少なくありません。しかし、リボ払いをおまとめローンでまとめられれば、毎月返済日は1日だけに固定されます。
その返済日だけを目指して、毎月家計をしっかりと管理すればよいので、精神的にも余裕を持って返済していけるでしょう。
金利が下がる
リボ払いをまとめることで、金利が下がる可能性があります。
例えば、リボ払い手数料について、A社15%、B社15%、C社13%の条件で返済をしている場合を考えてみましょう。
この状況で、AB社への返済分をC社にまとめられれば、本来15%の手数料を支払わなければならなかったところ、13%の手数料に軽減されます。
また、ABC社のリボ払い残高すべてを、X社が提供する年利10%のおまとめローンへ借り換えられれば、さらに金利が下がります。
このように、おまとめローンを活用して、高利率のリボ払いから低金利のローンに借り換えられるだけでも、格段に返済が楽になるでしょう。
毎月の返済額を抑えられる
本来であれば毎月の返済を低額に抑えられるリボ払いですが、支払いが複数になれば合計の返済額は高くなり、メリットは薄れてしまいます。
しかし、複数あるリボ払いをまとめることで、毎月の返済額を抑えられる可能性があります。
例えば、A社に2万円・B社に2万円・C社に1万円、合計月5万円のリボ払いの返済をしている場合、月3万円返済の条件でX社のおまとめローンに借り換えれば、毎月の返済額が2万円も減ります。
このように、リボ払いをまとめることで、毎月の返済負担が大幅に軽減される可能性があるのです。
総量規制による借入制限を受けない
総量規制とは、債務者が借金をしすぎて返済できない状況に追い込まれるのを防ぐため、年収の1/3までしか借入できないとするルールです。
リボ払いの支払いに追われている状況では、高利率の手数料で残高が膨れ上がり、いつの間にか総量規制をオーバーしてしまうこともあります。
ただし、リボ払いをまとめる場合のように、債務者にとって有利な契約条件での借入は、例外的に総量規制による借入制限を受けません。
したがって、まとめる前後の契約条件を比較して、リボ払いをまとめるほうが毎月の返済額が低額になり、金利も下がるなら、総量規制を気にせずに返済をまとめられます。
クレジットカードの利用枠が増える
一般的にクレジットカードには、ショッピング枠とキャッシング枠のそれぞれに利用上限が設けられており、この金額内でしか支払いできません。つまり、リボ払いの利用額が大きいほど、買い物で利用できる金額は小さくなります。
しかし、リボ払いをおまとめローンに借り換えると、クレジットカードの支払い残額を見かけ上は完済できるため、カードの利用枠が回復します。
カードの上限額ぎりぎりまでリボ払いをしており、日常生活でカードが使えずに不便な場合は、一度おまとめローンへの借り換えを検討するのがおすすめです。
リボ払いをおまとめローンへ借り換えるデメリット
一方で、複数のリボ払いをおまとめローンに借り換えると以下のようなデメリットが生じます。
- 返済がさらに長期化するリスクが生じる
- 返済総額がさらに増えるリスクが生じる
- 追加で借り入れができない
- 希望額を借りられずまとめきれない可能性がある
返済がさらに長期化するリスクが生じる
リボ払いをまとめれば、毎月の返済額を抑えられる可能性がある反面、結果的に返済がさらに長期化するリスクもあります。
たとえば、ABC社に対して毎月合計5万円返済している状況で、X社のおまとめローンへ借り換えをおこない、毎月3万円で返済していくことにしたとしましょう。
この場合、たとえX社のほうがABC社に比べて利率が低かったとしても、毎月の返済額が大幅に減る分、完済までの期間が長期化する可能性が高いです。
返済が長期化すると毎月返済しなければならないというストレスに負けたり、家計を管理しきれなくなったりと、さらに経済状況が悪くなる恐れがあるでしょう。
返済総額がさらに増えるリスクが生じる
仮に、おまとめローンへの借り換えによって返済期間が延びた場合、その分利息が発生する期間も増えることになります。
すると、おまとめローンで金利が下がったとしても、返済期間が延びたことでそれ以上に発生する利息総額が増えてしまう恐れがあるのです。
利息総額が増えれば、債務者にのしかかる返済総額も増えてしまうため、注意が必要です。
追加で借り入れができない
おまとめローンは、原則として返済専用の金融商品であり、新たな資金の調達には対応していないため、基本的に追加の借入はできません。
ただし、前述の通りおまとめローンは総量規制の例外貸付であるため、年収の1/3以上を借り入れていても別の借入先からであれば、融資を受けることは可能です。しかし、この場合は返済すべき金融機関が増えるため、リボ払いを一本化した恩恵が薄れてしまいます。
そのため、追加融資を受ける可能性がある人は、リボ払いのおまとめローンへの借り換えについて慎重に検討しましょう。
希望額を借りられずまとめきれない可能性がある
リボ払いのおまとめローンへの借入の際には、審査が実施されます。申し込み状況によっては、希望額よりも借入できる金額が少なくなり、リボ払いをまとめきれない可能性があります。
例えば、リボ払いの残額が100万円のところ、新規に借入できる金額が30万円の場合は、一括での完済はできません。借り換えに失敗しやすいのは、次のようなケースです。
- 安定した収入がない
- 「返済比率(収入に対する返済額の割合)」が1/3以上
- 過去に滞納経験がある
- ブラックリストに載っている
希望額を借入できない場合、返済窓口が細分化し金利の面でもさほど優遇されないため、借り換えるメリットはほとんどありません。特に、金利が低いおまとめローンほど審査が厳しい傾向にあるため、収入が少ない人ほど審査落ちの可能性が高いです。
リボ払いをおまとめローンに借り換えたほうが良いケース
リボ払いをおまとめローンに借り換えるべきかどうかは、個人の借入状況などによって異なります。一般的には、次のようなケースに当てはまる場合は、借り換えることで返済の負担を軽減できる可能性が高いです。
- 借入残高が100万円を超えている
- 手数料が15~18%以上のリボ払いを利用している
上記に該当する人は、リボ払いのおまとめローンへの借り換えを検討しましょう。
借入残高が100万円を超えている
リボ払いの借入残高が100万円を超えており、かつ金利が15%より高い場合は、おまとめローンへの借り換えで支払総額を抑えられる可能性が高いです。
金利の設定はカードローン会社によって異なるものの、100万円以上の借入であれば、金利は14%以下が一般的です。なかには、10%未満の低金利で借入できるローン会社もあります。
金利が低いほど支払うべき利息が少なくなり、結果として支払総額も減らせます。そのため、金利が15%以上でかつ100万円以上の借入残高がある人は、おまとめローンへの借り換えを検討しましょう。
手数料が15~18%以上のリボ払いを利用している
金利が15~18%以上のリボ払いを利用している場合は、おまとめローンへの借り換えることで、金利を下げられる可能性が高いです。前述の通り、カードローンでは利息制限法で定められた15~20%の上限金利があり、借入金額によって変動します。
借入金額が高くなるほど上限が低くなるのが特徴で、100万円以上の借入の場合は金利15%と最も低くなります。また、借入額が低くても必ずしも上限ぎりぎりの金利が設定されるとは限らず、前述のように14%以下で設定しているカード会社も多くあります。
そのため、借入額が低くても手数料が高い場合は借り換えを検討するのがおすすめです。
リボ払いをおまとめローンへ借り換える際の注意点
リボ払いをまとめる際には、以下のような点にも注意が必要です。
- 今後の生活をしっかり見直す必要がある
- リボ払いをまとめるには厳しい審査がある
- おまとめローンの対象にショッピングリボが入っていないケースがある
- 用途が異なるローンとの一本化はできない
- リボ払いをまとめる方法は挫折しやすい
次の項目から、それぞれ詳しく解説します。
今後の生活をしっかり見直す必要がある
現在のリボ地獄から抜け出すために、リボ払いをまとめる方法を選択するのなら、今までの生活を大きく見直さなければなりません。
なぜなら、おまとめローンによって毎月の返済負担は軽減されたとしても、リボ払いをまとめるだけでは支払残高が減ることはなく、借金の返済義務からは逃れられないからです。
リボ払いをまとめて完済を実現できるように、とくに以下2つのポイントをしっかりと押さえてください。
- 家計の管理をしっかりとおこなう
- カードの取り扱い方法に注意する
家計の管理をしっかりとおこなう
まずは、お金の管理方法を見直し、しっかりと家計管理をおこないましょう。
リボ地獄に陥っている人は、毎月自分がどれだけのお金を使ってしまっているかを把握できていないことが少なくありません。
そこで、家賃や光熱費など、毎月の固定費を計算し、家計簿をつけるなどして生活の支出を客観視することが大切です。
自分が毎月いくら使えるのかを頭に叩き込めば、その範囲で生活しようという意欲につながります。次に、毎月の支出の中で節約できそうなものを洗い出しましょう。
たとえば、スマホのプランを見直す、外食を減らすなどして食費を減らす、光熱費にもこまめに気を配るなどが有効です。
もちろん、過度な浪費やギャンブルなど、不必要な出費は控えるよう心がけるべきです。
カードの取り扱い方法に注意する
リボ払いが積み重なり返済が困難な状況に追い込まれた人は、クレジットカードの取り扱いについても注意が必要です。可能であれば、所有するカードはすべて解約するか、所持するとしても1枚だけに減らしてください。
買い物をする必要があるのなら、現金払いで「今使えるお金の中から必要な支出をする」という癖をつけることが重要です。
そして、仮にクレジットカードで支払いをするとしても、リボ払いを利用せず一括払いを選びましょう。
リボ払いを繰り返したことが原因で返済が困難な状態に追い込まれたという過去を反省して、今後の生活改善に役立ててください。
リボ払いをまとめるには厳しい審査がある
前述の通り、リボ払いをまとめるには、厳しい融資審査をクリアしなければなりません。
そもそも、リボ払いをまとめて借り換えのメリットを享受するには、低金利のローンを選ぶ必要があります。
しかし、銀行カードローンをはじめ低金利のおまとめローンで多額の借り換えをおこなう場合、金融機関は債務者の返済能力を見極めるために厳しい審査をおこないます。
以下のような項目について総合的に判断し、おまとめローンを確実に完済できると評価されない限り審査には通りません。
- 収入状況
- 資産
- リボ払いの残高
- 他社からの借入状況
- 過去の延滞歴
したがって、どれだけリボ払いの返済に苦しんでいても、低金利のおまとめローンへの借り換えができない可能性もあることを覚えておきましょう。
おまとめローンの対象にショッピングリボが入っていないケースがある
おまとめローンの商品によっては、キャッシングリボのみを対象とし、ショッピングリボには利用できないことがあります。
- キャッシング枠:利用限度額内で現金を引き出せる
- ショッピング枠:利用限度額内で買い物の支払いができる
ショッピングリボを借り換えできない場合は、カードの利用額が回復せず、日常的な買い物にも支障を来す可能性があります。ショッピングリボを一本化したい場合は、対応しているおまとめローンの商品に申し込みましょう。
ショッピングリボに対応可能かどうかは、カードローン会社のHPを確認するか、問い合わせ窓口に直接問い合わせることで確認できます。
用途が異なるローンとの一本化はできない
原則として、リボ払いは、住宅ローンや自動車ローンのような用途が異なるローンとの一本化はできません。これは、リボ払いと他のローンでは金利が異なり、一本化するのが困難であるためです。
一方で、消費者金融からの借入れとなら一本化できることもあります。リボ払い以外のローンと一本化することで、支払管理が楽になり、支払総額も減らせる可能性が高いです。なお、カード会社によっては、条件付きでリボ払いと住宅ローンなどを一本化できるおまとめローンを提供しています。
一本化できる対象はカード会社によって異なるため、リボ払い以外にも複数の債務がある場合は、どの債務が一本化の対象であるかを確認しましょう。
リボ払いをまとめる方法は挫折しやすい
前述したように、リボ払いをまとめると返済期間が長期化する可能性があります。それによって、返済途中で挫折する恐れがあることも理解しておきましょう。
なぜなら、返済を長期間続ける中で、どのタイミングで家計状況が悪化し、うまく返済を続けられなくなるかわからないからです。
仮に、一本化したリボ払い残高を支払えなくなると、最終的には訴訟を提起され財産が差し押さえらえる危険まで生じます。リボ払いを一本化する方法を選ぶなら「長期的な返済を継続しきる」覚悟が必要です。
もし、長期的な返済を継続しきる覚悟ができなかったり自信がないのなら、リボ払いをまとめる以外の方法でリボ払いの問題を解決するべきです。
リボ払いをまとめるのに失敗したら?返済が無理なら債務整理も検討しよう
リボ払いをまとめる方法は、生活改善や借金の完済を目指すために有効な方法の一つですが、デメリットや注意すべき点も多くあるため、利用するかどうかは慎重に判断すべきです。
前述したように、リボ払いをまとめた後に返済できなくなった場合、財産の差し押さえなどを受けるリスクもあるため、リボ払いで膨れ上がった借金を返済するのが困難なら、債務整理も視野に入れて弁護士へ相談することをおすすめします。
とくに、リボ払いの支払い以外にも借金を抱えているのなら、債務整理ですべての借金をまとめて解決できる可能性もあるのです。
なお、債務整理には、以下3つの方法が用意されています。
- 利息をカットし元本のみの返済にできる「任意整理」
- 返済が全額免除される「自己破産」
- 返済額を1/5~1/10程度に減らせる「個人再生」
法律の専門家である弁護士に相談すれば、債務者が現在置かれている状況からスムーズに脱却するために最適な方法を提案してくれます。
まずは無料相談を利用して、自分の借入状況を弁護士に伝え、最も返済負担が軽くなる方法をアドバイスしてもらいましょう。
【リボ払いの返済負担を軽減する方法を伝授】弁護士への無料相談はこちら
任意整理で利息をカット
リボ地獄に陥っている人が任意整理を利用すれば、高利率のリボ払い手数料が免除され、3〜5年で完済を達成できます。
任意整理は債権者と直接交渉を進める手続きなので、任意整理を依頼する弁護士の手腕次第でどれだけ返済負担が軽減されるかは変わってきます。
そこでおすすめなのが、債務整理に強い弁護士へ相談することです。
債務整理に強い弁護士は、リボ地獄に陥っている債務者の窮状を理解しているため、気軽に相談して生活改善の一歩を踏み出せるよう、無料相談の機会を用意しています。
また、債務整理に強い弁護士であれば、クレジットカード会社をはじめとする貸金業者との交渉にも慣れているので、任意整理交渉で債務者にとって有利な交渉結果を引き出してくれます。
したがって、任意整理での生活再建を希望する債務者は、債務整理に強い弁護士へ早めに相談してください。
【リボ払い手数料を大幅カット可能】債務整理に強い弁護士はこちら
返済が継続できないなら自己破産を
リボ払い残高が膨れ上がり、他にもいくつもの借金を抱えているために、今後返済を継続するのが難しい人は、自己破産で借金を帳消しにするのがおすすめです。
収入がなかったり、借金総額に対して収入が極端に少ない状況では、これ以上無理をして返済を続けてしまうと、債務者の生活自体が成り立たなくなる恐れがあります。
自己破産は、このような窮状に追い詰められた債務者を救うために、原則として借金すべての帳消しを認める制度です。
なお、借金が帳消しになる代わりに一定上の価値ある財産を手放す必要がありますが、自宅や自動車、99万円以上の現金預金を所有していない人なら、ほぼリスクなく手続きできることが多いです。
自己破産を検討する場合、まずは弁護士に相談して、失う財産の範囲も含めて自己破産が適切な選択肢かどうかを見極めてもらいましょう。
個人再生で返済額を大幅に減らそう
リボ払いの返済に困っている人、また、リボ払い以外にも借金がある人が個人再生を利用すれば、利息や遅延損害金がカットされるだけでなく、返済総額を最大1/10にまで減額できます。
個人再生は裁判所を介する手続きのため、強制的に借金を減額でき、また減額後の借金を3〜5年で完済するよう返済スケジュールを作り直せることもメリットです。
さらに、住宅ローン特則により、自己破産と違って住宅ローン返済中の自宅を手放す必要がなく、現在の生活拠点を変える必要なく借金の完済を目指せます。
ただし、個人再生は裁判所の求める厳格な手続きと、個人再生が認められるための厳しい要件を充たさなければなりません。
したがって、現在の債務者の窮状で個人再生を利用できるのかどうか、弁護士に相談して見極めてもらうことをおすすめします。
まとめ
リボ払いを繰り返したことが原因で支払いが厳しい状態にあるのなら、解決策は借り換えなどの方法を利用してリボ払いをまとめるか、弁護士に相談して債務整理をするかの2択です。
前者のリボ払いをまとめる方法を選択すれば、法的な手続きに頼ることなく自分で完済を目指せるので、裁判所や弁護士を利用するのに抵抗があるのならおすすめです。
しかし、そもそもリボ払いの一本化は審査が厳しく通りにくいという事情がありますし、仮に一本化に成功したとしても、長期的に返済を継続しなければなりません。
最終的な返済総額が膨れ上がるだけでなく、返済途中で挫折すれば、訴訟を提起され財産を差し押さえられるリスクもあります。
すでに支払いが厳しい状況なら、まずは法律の専門家である弁護士に相談するとよいでしょう。
弁護士に相談すれば、おまとめローンなどを活用したほうがメリットがあるのか、この段階で債務整理に踏み出してしまったほうが得なのかを含め、債務者の窮状に対して適切なアドバイスをしてくれます。
無料相談の機会を設けている弁護士は多くいるので、ぜひ債務整理に強い専門家に相談してください。
リボ払い・おまとめローンのよくある質問
リボ払いの返済が大変な時はどうすればよいですか?
返済自体が厳しい状況なら債務整理を視野に入れるとよいでしょう。単なる節約法とは違い、借金自体の負担を軽減でき返済がずっと楽になります。
リボ払いの返済が大変な時、おまとめローンより債務整理をおすすめする理由はなんですか?
債務整理はおまとめローンと同様、返済窓口を一本化してリボ払いの支払い管理を容易にし、毎月の返済額を負担の小さい金額に変更できます。加えて、利息や元金をカットし、返済総額を減らせるメリットもあるのです。
リボ払いの返済ができないとどうなりますか?
債権者から一括請求を受け、最終的に裁判所の強制執行によって財産・給与などが差し押さえられます。また、家族や会社に借金の滞納がバレて、信用が失われる恐れもあります。
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