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不倫発覚後に夫婦関係は再構築できる?再構築すべきかの判断基準や立ち直り方

不倫発覚後に夫婦関係は再構築できる?再構築すべきかの判断基準や立ち直り方

配偶者の不倫が発覚した際、そのまま離婚してしまうのではなく、配偶者を許して夫婦関係の再構築を検討する方もいるでしょう。

夫婦関係を再構築することによるメリットには、経済的な安心を得られたり、子どもへの影響が少なくなったりすることなどが挙げられます。不倫された側にも落ち度がある場合や、不倫されても相手にまだ愛情がある場合、配偶者に子供がよく懐いている場合などは再構築を検討した方がよいかもしれません。

しかし不倫後の夫婦関係の再構築では、不安を抱えたままの生活が続くことや、再構築がうまくいかずに離婚となる恐れがあることなどを覚悟しておく必要があります。

また、再構築をするなら不倫の話を蒸し返さないことや、お互いのスケジュールを共有しつつ本音でコミュニケーションを取ることなどが大切です。

不倫後の再構築で悩んでいるなら、早期解決に向けて弁護士やカウンセラーなどの専門家に相談することも検討してみてください。

本記事では、不倫後の再構築で覚悟すべきことや再構築のメリット、立ち直り方、不倫相手との関係を断ち切らせる方法などについて解説します。

配偶者の不倫が発覚して関係の再構築を検討されている方はぜひ参考にされてください。

不倫後の再構築で覚悟すべきこと

不倫されたあとに再構築を目指すなら、フラッシュバックやまた不倫されるかもしれない不安を抱えた状態での生活になることは覚悟しておかなければなりません。また、再構築のために努力しても最終的に離婚に至ってしまう可能性もあります。再構築するなら、不倫した側もされた側も覚悟を持ってパートナーと暮らしていくことが必要です。

以下で、不倫後の再構築において覚悟すべき2つのポイントを解説します。

不安を抱えたままの生活が続く

パートナーに不倫されたのちに夫婦関係の再構築を決断しても、一度裏切られたことからパートナーに対して疑心暗鬼になりがちです。「不倫相手とまだ繋がっているかもしれない」「また不倫されるかもしれない」といった不安を抱えた状態での生活になってしまうことが考えられます。

強く疑いすぎるあまりにパートナーの生活をすべて管理しようとしたり、精神を病んでしまったりするケースもあります。

不倫からの再構築にあたって、不倫をした側が誠意を見せるべきなのは当然として、不倫された側も自身の心の傷と向き合う覚悟が必要です。不倫による精神的ダメージが癒えるまでには時間がかかるため、不倫からの再構築は長期戦になります。

再構築できず離婚となる恐れがある

不倫後の再構築は決して簡単ではなく、不安や嫌悪感に耐え切れず最終的に離婚に至る可能性もあります。再構築中には不倫した側もされた側も精神的につらい思いをするため、一度不倫で壊れた夫婦関係を修復するのは、実際のところは非常に難しいです。

覚悟を持って再構築を選んだにもかかわらず離婚となってしまったら、「最初から離婚を選んでおけば時間を無駄にしなくて済んだのに」と後悔してしまうこともあるでしょう。再構築を成功させるには、不倫された側の覚悟も大切ですが、それ以上に不倫により夫婦関係を壊した側がパートナーの気持ちに真摯に向き合い、努力し続けることが必要不可欠です。

不倫後に夫婦関係を再構築するメリット

パートナーに不倫されたあとに夫婦関係を再構築することには、以下のようなメリットがあります。

  • 今の生活を続けられる
  • 経済的な安心が得られる
  • 世間体が守られる
  • 子どもがショックを受けるリスクが低くなる

以下で詳しく解説していきます。

今の生活を続けられる

離婚せずに夫婦関係を再構築できれば、これまでの生活を保てます。離婚をすると住居や名前など、生活にかかわる多くのものが変化することになります。転職を余儀なくされたり、子どもがいれば転校させなければならなくなったりするケースもあります。

しかし離婚をせずにいられれば面倒な手続きもする必要がなく、今までの生活を継続することが可能です。生活が急に変わるのは大きなストレスになるので、変化に耐える自信がないなら再構築を選ぶのもひとつの手段であると言えます。

経済的な安心が得られる

離婚ではなく再構築を選べば、経済的な安心を得られます。パートナーが不倫による異動や転職をすることがなければ、基本的には収入が下がることはなく、安定した収入を得られます。

共働きでも主に生活費を稼いでいるのが不倫をした側だった場合、離婚後は一馬力になるため経済面での不安があるでしょう。とくに自身が専業主婦だった場合は、離婚を機に職探しから始めなければなりません。条件のよい仕事がすぐに見つかるとは限らないことに加え、仕事と育児をひとりで両立させるのは難しいです。

離婚後の経済面が不安なまま離婚すると、のちに大変な思いをする可能性が高いです。したがって、自身の収入が少ない場合は金銭的な負担を減らせるという意味でも、再構築を選ぶことによるメリットは大きいと言えます。

世間体が守られる

離婚をすれば当然、親戚や友人、職場の人に離婚をしたことが伝わります。近年は離婚自体はそこまで珍しくもなくなってきていますが、どうしても世間体が気になる方もいるでしょう。また、離婚を知った人のなかには離婚原因をしつこく聞いてくる人がいる可能性もあります。不倫による離婚であることを知り、周囲に勝手な憶測や噂を流されてしまうかもしれません。

その点再構築をすれば離婚を回避でき、不倫によるいざこざがあったことも周囲にばれる心配がなくなります。

子どもがショックを受けるリスクが低くなる

両親の離婚は、子どもに大きなショックを与えるものです。離婚したという事実に加え、どちらかの親と別々に暮らさなければならなくなるため、離婚後に子どもの精神が不安定になってしまうケースもあります。不倫をした側に子どもが懐いていた場合はとくにショックが大きいでしょう。

幼少期での親の離婚は子どもの人格形成や性格に影響を及ぼす可能性もあるため、場合によっては、子どもの気持ちを第一に考えて再構築を図ることも検討すべきであると言えます。

不倫後に離婚を選ぶリスク

不倫後に再構築せず離婚を選ぶ場合、以下のようなリスクがあります。

  • 経済的に苦しくなる
  • 老後の生活が不安になる
  • 子どもへの悪影響が出る可能性がある
  • 離婚の公表により精神的ダメージを受けることもある

それぞれ詳しく解説していきます。

経済的に苦しくなる

専業主婦(主夫)や、共働きでも不倫したパートナーの稼ぎが主軸であった場合、たとえ慰謝料などをもらったとしても経済的に苦しくなる場合が多いです。子どもがいれば子どもにかかる生活費もすべてひとりでまかなわなければならないため、非常にプレッシャーのかかる生活になることが考えられます。

また婚姻期間中に仕事をしていなかった場合は、職探しから始めなければなりません。条件のよい仕事がすぐに見つかるとは限らないうえ、子供の体調不良などの際は仕事を休まなければならず、仕事と育児の両立が難しくなることが考えられます。したがって離婚後の仕事は、子どもを養える十分な収入が得られるかどうかに加え、急な休みをとりやすいかどうかも重視して選ぶ必要があるでしょう。

老後の生活が不安になる

離婚すると老後に受け取れる年金が半分になります。結婚していれば自分の年金にパートナーの分の年金も合算して使えますが、離婚した場合は相手の年金に頼ることはできません。

年金が足りなければ、働いたり貯金を切り崩したりすることになります。受給までに十分な年金保険料を支払っていなかった場合は離婚により老後の生活が困窮してしまう可能性もあるでしょう。

また、助け合える大人が身近にいなくなることもデメリットと言えます。いざというときに頼れる人がいるのといないのとでは、精神的な負担は大違いです。

子どもへの悪影響が出る可能性がある

離婚は子どもにも大きな影響を及ぼします。片方の親と一緒に暮らせなくなり、場合によっては名字が変わることもあるでしょう。生活環境が変わると心が不安定になりやすく、家が安心できる場ではなくなると精神的トラブルが増加する可能性もあります。両親が揃った家で暮らしている友人たちの中で、自身はひとり親家庭であることが精神的な負担になるケースも考えられます。

離婚の公表により精神的ダメージを受けることもある

離婚をすると、職場や親戚などへの報告で精神的ダメージを受けることもあります。職場には離婚したことを隠しておきたいと考える方もいるかもしれませんが、会社では年末調整などの手続きがあるため、離婚を隠していてもいずればれる可能性が高いです。

また離婚理由を詮索されたり、勝手な噂を流されたりすることで二次被害に遭ってしまうケースもあります。不倫をされた側だとしても、周囲から好奇の目で見られ続ける状況は耐え難く、コミュニティに居づらくなるリスクもあります。

不倫後に再構築するかどうかの判断基準

不倫後に再構築と離婚のどちらを選ぶかは非常に悩ましいところですが、以下のいずれかに当てはまる状況であれば、再構築を検討してみてもよいかもしれません。

  • 不倫された側にも落ち度がある
  • 不倫されても相手のことが好き
  • 子どもがよく懐いている

勢いで離婚して後悔してしまわないためにも、夫婦の現状をしっかりと把握しておくことをおすすめします。

それぞれ詳しく解説していきます。

不倫された側にも落ち度がある

不倫をした側はまぎれもなく有責配偶者ですが、不倫をした原因が不倫された被害者側にあった可能性もあります。パートナーへの不満から不倫に走ってしまったパターンです。考えられる原因には、以下のようなものが挙げられます。

  • 相手にしてくれない
  • いつもイライラしている
  • セックスレス

不倫された側にも落ち度があった場合は、改善策を講じることで夫婦関係を修復できる可能性はあります。ただし、不倫をした側に再構築する意向があるかどうかは見極める必要があります。不倫をした時点ですでに夫婦関係を終わらせる覚悟があったほどの場合は、被害者側がどうアクションしても心変わりする可能性は低いと言えるでしょう。

不倫されても相手のことが好き

パートナーに不倫されても、相手への愛情が残っていて夫婦として続けていきたい気持ちがあるなら、再構築を選ぶのもひとつの手段です。逆に言えば、まだパートナーを好きな気持ちがあるにもかかわらず、不倫をされたからと勢いで離婚してしまうと後悔してしまう可能性があります。

なお不倫でも肉体関係がなかった場合は、あった場合に比べて生理的な嫌悪が少なく、再構築しやすいことが考えられます。自分の気持ちにしっかりと向き合い、後悔しない道を選択しましょう。

子どもがよく懐いている

不倫した側に子どもがよく懐いていた場合、いなくなってしまうことで大きなショックを与えてしまう可能性があります。離婚は子どもに多大な影響を及ぼすため、不倫をされたとしても子どもを含めて家族関係の再構築を図ったほうがよいケースもあります。

ただし、夫婦間の愛情が全くないにもかかわらず、子どもを理由に離婚しないことを選ぶのはおすすめしません。お互いパートナーへの愛情がゼロだと再構築は難しく、そんな夫婦を見て育つ子供の人格形成にも悪影響を及ぼす可能性があるためです。

また、ひとり親世帯になって生活していけるかどうかもよく考えることが大切です。子どもを引き取れば仕事と育児を両立しなければならず、状況によっては経済的に困窮してしまう恐れもあります。

不倫後の再構築のためにやるべきこと

不倫後の再構築を成功させるためには、以下のポイントを押さえることが大切です。

  • 不倫の話を出さない
  • 本音でコミュニケーションを取る
  • お互いのスケジュールを共有する
  • スキンシップを積極的にする
  • カウンセラーを活用する

不倫をした側が再構築を目指してパートナーを気遣うようになれば、不倫前よりも良好な夫婦関係を築ける可能性もあります。夫婦仲をこじらせずよりよい関係を築くためには、些細なことでも夫婦で協力し合うことが大切です。

押さえるべきポイントについて、以下で詳しく解説していきます。

不倫の話を出さない

再構築を目指すにあたり、不倫された側はフラッシュバックに苦しむことがあるでしょう。しかしそのたびにパートナーを責めて不倫の話を蒸し返すと、再構築に向けて努力している相手の気持ちをそいでしまう可能性があります。不倫とは全く関係のない内容で喧嘩をしたときに不倫の話をするのも同様です。

すでに再構築を目指している段階であれば、パートナーが不倫をしたことは過去のことであり、その話をしても何の解決にもなりません。再構築を成功させるには今後の夫婦間の関わりが何よりも大事なので、不倫をされた側は相手を責めたくなる気持ちをぐっとこらえ、不倫の話を出さないよう心がけましょう。

本音でコミュニケーションを取る

夫婦関係の再構築を望むなら、今まで以上に綿密なコミュニケーションを取り、お互いの気持ちや考えを包み隠さず伝えることが大切です。本音で話し合うことで不倫の本当の原因を知れたり、自分に多少なりとも原因があった場合は改善策を講じたりすることができます。

なお、不倫が発覚してすぐのうちはお互い冷静に話ができない可能性が高いため、ある程度の期間が過ぎてから落ち着いて話し合うのがおすすめです。

お互いのスケジュールを共有する

再構築中は、お互いのスケジュールを共有するのが効果的です。不倫をされた側は、再構築をするからと言ってすぐにパートナーを全面的に信じることは難しいでしょう。少し連絡がないだけで不安になったり、疑ったりしてしまうのも無理はありません。そのため少なくとも不倫された側が安心できるまでは、お互いのスケジュールを細かく共有するのがおすすめです。

帰りが遅くなるときはきちんと連絡をしたり、出かけるときは誰とどこに行くのかを報告したりと、不倫された側に寄り添った対応をすることで信頼関係の回復に繋がります。

スキンシップを積極的にする

夫婦関係を再構築するには、スキンシップを取ることも大切です。スキンシップと言っても、ボディタッチなどいきなり身体的接触を図る必要はありません。不倫をした相手に触れるのはどうしても抵抗がある方もいるでしょう。そこで、まずは積極的に夫婦で時間を共有するのがおすすめです。一緒に食事をしたり遊びに行ったり、会話の時間を増やしたりすることから始めてみましょう。

夫婦で同じ時間を過ごすことが当たり前になってきたら、相手の様子を見ながら徐々に体の触れ合いを増やしていくと、身体的接触の抵抗感も薄れていくことが考えられます。

カウンセラーを活用する

不倫後の再構築を成功させるには、カウンセラーを活用することも検討してみてください。不倫後に夫婦関係を再構築するのは決して簡単ではありません。夫婦だけで解決しようとするとかえってこじれてしまったり、結局離婚してしまったりするケースもあります。したがって本気で再構築を考えているなら、第三者を交えて話すのがおすすめです。

家族や友人だと一方の味方になりがちなため、中立的な立場に立てるカウンセラーなどに相談するのがよいでしょう。過去に不倫問題を多く手がけたことのある、不倫問題に詳しいカウンセラーに依頼することをおすすめします。

不倫相手との関係と絶たせる方法

夫婦関係を再構築するには、不倫相手との関係を確実に絶たせる必要があります。絶縁させるために効果的な方法は、以下の3つです。

  • 不倫相手の家族へ報告する
  • 誓約書や示談書を作成する
  • 不倫相手に慰謝料請求をする

それぞれ詳しく解説していきます。

不倫相手の家族へ報告する

パートナーの不倫が発覚したら、不倫相手の家族にも不倫の事実を報告しましょう。また不倫行動をしないよう、家族に見張っておいてもらうことで強力な抑止力になります。

なお、不倫したパートナーが不倫相手の家族の連絡先を教えるかどうかで、再構築したい気持ちの有無を推測することが可能です。もしも素直に応じなければ不倫相手をかばっていることになり、再構築の意思はあまり強くないと考えられます。

誓約書や示談書を作成する

不倫相手と絶縁させるためには、誓約書や示談書を作成するのが効果的です。誓約書とは、不倫の事実や慰謝料などについて話し合ったことを記載した書類のことです。示談書は、示談が成立した事実と合意事項を記録した書類を指します。

それぞれに最低限記載すべき内容は以下のとおりです。

誓約書
  • 不倫をしたという事実
  • 慰謝料額と支払方法
  • 再度の接触を禁止する約束
  • 再度接触した場合のペナルティ
示談書
  • 不倫をしたという事実
  • 慰謝料額と支払方法
  • 清算条項(記載事項以上の請求はないという約束)
  • 再度の接触を禁止する約束

話し合った内容を誓約書や示談書にしておくことで、もし離婚裁判になった際には不貞行為があったという証拠になります。あとから合意をしていなかったと反論されないために、必ず不倫したパートナーと不倫相手双方の直筆署名をもらっておくことをおすすめします。

また再構築を成功させるには、再度不倫相手と接触した場合のペナルティとして、慰謝料を追加で支払うことや離婚することなどを具体的に指定しておきましょう。

なお作成した誓約書が法的に効力を発揮するか不安な場合は、弁護士や司法書士に依頼して公的証書にするのもおすすめです。

不倫相手に慰謝料請求をする

不倫相手に慰謝料を請求すれば、事の重大さを認識させ、不倫再発のリスクを低減させることが期待できます。慰謝料請求をするには、慰謝料金額が140万円以下なら簡易裁判所に、140万円以上なら地方裁判所に訴えを提起することになります。自身か不倫相手の住所、もしくは不倫が行われていた場所を管轄する裁判所に申し立てを行いましょう。

ただし、慰謝料請求には不倫の証拠が必要となります。確実な証拠として扱われるのは以下のようなものが挙げられます。

  • 性交渉をしている写真や映像
  • 不倫関係があるとわかる音声
  • ホテルに二人で出入りする写真や映像
  • ホテルのレシートやクレジットカード履歴
  • メールやSNSでのやり取り

不倫をしている当事者たちは、気づかれないよう慎重な行動をしている可能性が高いです。自分で証拠集めをしようとするとばれてしまう恐れがあるため、確実な証拠を入手するには、探偵に依頼するのもひとつの手段です。

不倫された側の立ち直り方

信頼していたパートナーに不倫されると、大きなショックを受けて何も手に付かない状態になってしまう方もいるでしょう。再構築を考えていたとしても、簡単には気持ちを切り替えられないことも考えられます。不倫をされた側が立ち直るためには、以下のような方法が効果的です。

  • 自分を責めない
  • 信頼できる人に打ち明ける
  • 今の環境やパートナーから一度離れてみる

それぞれ詳しく解説していきます。

自分を責めない

「不倫をされた自分にも原因があったのでは?」といつまでも自分を責めてしまうと、なかなか立ち直ることができません。不倫をした側にどんな言い分があったとしても、パートナーを裏切る有責行為をしたことはまぎれもない事実です。

不倫をされたことで精神的ダメージは大きいと考えられますが、心の傷の回復は日にち薬と心得ておきましょう。過去をいつまでも引きずるのではなく、少し贅沢をしたり新しい趣味を始めてみたりと、自分のための行動をすることが大切です。

信頼できる人に打ち明ける

パートナーの不倫により受けたダメージを自分だけで抱えると、悲しみや憎しみの感情からなかなか抜け出せなくなることがあります。苦しい感情は、信頼できる第三者に打ち明けてみるのもおすすめです。人に話すことで冷静になれ、自分の気持ちを冷静に整理できます。

打ち明けられる人がいなかったり、周囲に話すのは抵抗があったりする場合は、日記などに書き出してみるのもよいでしょう。自分の思考を目に見えるようにすると、気持ちがすっきりします。

今の環境やパートナーから一度離れてみる

パートナーの不倫が発覚してからも、そのパートナーと変わらず生活をし続けるのは精神的に疲れてしまうでしょう。姿を見るだけで嫌悪感でいっぱいになる場合は、一時的な別居などでパートナーから離れることをおすすめします。心をすり減らしながら同居を続ける必要はなく、一度離れることでリフレッシュできることもあります。とくに普段から家にこもりがちな方は、外に出る勇気も大切です。

不倫の再構築で悩んでいるなら専門家に相談を

不倫後の再構築で悩んでいる場合は、専門家に相談することをおすすめします。不倫問題は、弁護士やカウンセラーに相談することで早期解決できるケースが多いです。とくに不倫問題が得意な専門家なら、最善な方法をアドバイスしてもらえる可能性が高いでしょう。

専門家への相談はハードルが高いと思われがちですが、オンライン申し込みが可能な無料相談なら気軽に活用できます。自分ひとりで悩まず、専門家の力を借りて不倫問題の早期解決を図りましょう。

まとめ

不倫後の再構築で覚悟すべきことは、不安を抱えたままの生活が続くことと、再構築がうまくいかずに離婚となる恐れがあることです。再構築するメリットとしては、経済的な安心を得られることや子どもへの影響が少なくなることなどが挙げられます。不倫をした理由が明確な場合や、不倫されても相手にまだ愛情がある場合、子供が懐いている場合などは再構築を検討してみてください。

また、再構築をするなら不倫の話を蒸し返さないことや、お互いのスケジュールを共有しつつ本音でコミュニケーションを取ることなどが大切です。不倫をされた事実から立ち直るには、自分を責めずに信頼できる人に打ち明けたり、パートナーから一度離れてみたりするのもおすすめです。

不倫後の再構築で悩んでいるなら、早期解決に向けて弁護士やカウンセラーなどの専門家に相談することも検討してみてください。