八王子市で離婚問題に強い弁護士に相談【無料相談・土日相談可】（35件）

八王子市における弁護士の離婚解決事例

400万円の慰謝料請求を100万の支払いに減額できた事例

依頼者男性は、同僚の女性が既婚者であると知りながら肉体関係を持ちました。その後、不倫関係が女性の夫に発覚し、依頼者は女性の夫から慰謝料として400万円を請求されます。しかし、依頼者は裁判を避けつつ、慰謝料を減額できる方法を探し、弁護士に相談しました。

弁護士はまず、依頼者にも配偶者がいる点に着目しました。不貞行為が明るみに出れば、依頼者の配偶者が女性に対して慰謝料を請求する可能性があります。そこで弁護士は、女性の夫に対し、配偶者同士で慰謝料請求の応酬となる可能性を示唆しました。

その上で、女性の夫に減額請求を受け入れ、示談に応じるよう働きかけました。その結果、訴訟には至らず、慰謝料を300万円減額することに成功しました。

30万円の慰謝料請求を70万の支払いに増額できた事例

依頼者は、夫が会社の同僚と不倫関係にあったことを知り、夫の不倫相手に対して慰謝料を請求します。ただ、依頼者は不倫を理由に、夫と離婚する気はありませんでした。

そのため、「不倫が婚姻関係に深刻な影響を与えたわけではない」と判断されたことで、不倫相手側は低額の慰謝料を提示してきます。しかし、依頼者はより高額な慰謝料を請求できる方法を探し、弁護士へ相談しました。

弁護士は、依頼者の夫が婚姻前から不倫相手と関係を続けていた点に着目します。そして、長期に渡る不倫の悪質性を主張し、不倫相手へ慰謝料70万を請求しました。不倫相手から慰謝料の減額を要求されますが、具体的な事実関係を元に交渉した結果、希望額の請求に成功しました。

モラハラを行う夫との離婚が認められた事例

依頼者は結婚してから長きに渡り、夫からのモラハラに苦しんでいました。しかし、離婚に向けた話し合いを試みても、夫に中々取り合ってもらえずに悩んでいました。

そこで、依頼者は弁護士の元へ訪れ、夫と話し合わずに離婚できるよう依頼します。弁護士は依頼者の代理人として、依頼者の夫と交渉を行いました。当初、依頼者の夫はまともに取り合わず、弁護士の要求を拒否しています。

しかし、弁護士が離婚調停の申し立てを示唆したことで、依頼者の夫は裁判まで発展することを恐れ、依頼者との離婚に同意しました。また、解決金として、依頼者の夫に対して50万円の請求にも成功しています。

充実した面会交流が認められた事例

依頼者は離婚に際して、親権をどちらが獲得するか妻と話し合いをしていました。しかし、双方とも親権の獲得を望んでいたため、話し合いでは決着がつかず、離婚調停を申し立てることになります。

依頼者は親権獲得の方法を模索し、弁護士へ相談してきました。しかし、弁護士は監護実績の観点から、出張する機会が多い依頼者には親権獲得の可能性が低いと判断します。そこで、依頼者に対して「親権の獲得は困難である」と伝え、面会交流を充実させる方針を提案しました。

そして調停の末、月に2回の食事を伴う面会交流と、年に4回ほどの宿泊ありの面会交流を取り付けています。また、日常的なオンライン通話や、メッセージでのやり取りも認めさせた上で合意しました。

養育費を月額2万減額させることに成功した事例

離婚に伴い、依頼者は妻から、養育費の支払いを請求されました。当初請求された養育費は月7万でしたが、依頼者にとって負担が大きい額だったため、妻に対して減額を求めました。

しかし、妻に減額を認められなかったことで、話し合いは平行線となり養育費の減額調停へと発展します。そして、依頼者は養育費を減額する方法を模索し、弁護士に相談しました。弁護士は依頼者の収入と資産を調査し、依頼者の妻の要求額が、依頼者の生活に支障を出すほどの額と結論づけます。

そして、弁護士が依頼者の妻に対して、依頼者の収入含め事情をしっかり説明したことで、月の支払額を2万減額させることに成功しました。

退職金債権を保全して財産分与させることに成功した事例

依頼者は夫との離婚に当たって、財産分与を行うことにしました。この際、夫の保有する財産の中で、財産分与の対象となるものは預貯金と退職金でした。しかし、依頼者は退職金が即座に使用され、財産分与での回収ができなくなることを危惧します。

そこで依頼者は、弁護士に退職金を財産分与として、どうすれば回収できるか相談してきました。そこで弁護士は退職金を保全するために、退職金債権の仮差押え手続きを行いました。

そして、退職金が裁判所によって保全されている間に、調停を成立させます。その結果、財産分与として退職金の2分の1に当たる、500万を回収することに成功しました。

八王子市で離婚について法律相談できる窓口

八王子市では離婚について、法律相談できる窓口がいくつかあります。

八王子市で離婚について法律相談できる窓口は主に以下の通りです。

• 法テラス
• 八王子市弁護士会
• 自治体等の法律相談所

それぞれ順番に解説していきます。

法テラス

法テラスとは国が設立した、法的トラブルを解決へ導くためのサポートを受けられる総合案内所です。法テラスではトラブルの内容に合わせて、相談窓口や法に関する情報を提供してくれます。また、経済的に困窮している方には、無料の法律相談や、弁護士費用の立替えの利用も可能です。

しかし、無料相談や立て替えの利用には、収入や資産に関する一定の基準が定められています。この収入や資産の基準は、お住まいの地域によって異なるのが特徴です。

以下が八王子市における、立替制度を利用できる人の条件となっています。

データ引用：法テラス 日本司法支援センター民事法律扶助のしおり

八王子市弁護士会

弁護士会とは、弁護士や弁護士法人が会員として所属する団体です。日本全国には全部で52の弁護士会があります。弁護士会の活動は、弁護士の紹介、弁護士同士の情報交換や研修などさまざまです。

他にも、一般市民向けに法律相談センターを運営し、法律相談を受け付けています。法律相談センターは場所によっては無料で法律相談できるため、経済的に困窮している方も1度調べて見るのがいいでしょう。

八王子市にも、東京三弁護士会多摩支部が運営している法律相談センターがあり、それが八王子市法律相談センターです。慰謝料、離婚、婚姻費用の他にも、不動産、債務整理などさまざまな問題について相談できます。相談料は一般相談は30分5,500円で、クレジット・サラ金相談なら無料で相談可能です。

自治体等の法律相談

八王子市では東京弁護士会から派遣された弁護士が、市役所等で法律相談を受け付けています。また、不定期ですが、市役所以外の総合事務所等でも法律相談が行えるので、ぜひ1度チェックしてみてください。

市役所等の自治体の法律相談は、無料で利用できる場所も多くあります。ただし、法テラスや法律相談センターと違い、不定期に開催されているケースが多いので注意してください。また、定員数や時間にも限りがあるので、利用したい場合は早めの予約が必要です。