リボ払い返済のコツはこれ!賢い返し方と利息ゼロで返済していく方法とは?

クレジットカードのリボ払いをよく利用していたら、月々の支払額が多くなり悩んでいます。
リボ払いの返済を早く終わらせるコツはありますか?


リボ払いを返済していくうえで心がけるべきなのは、月々の返済額を多めに設定する、まとまったお金が用意できるときに一括もしくは繰り上げ返済をすることです。
さらに毎月きちんと明細を確認し、支払残高があといくら残っているのかを把握するのも重要です。
明細を確認したところ、支払残高はほとんど減っていない状態でした・・・。
月々の返済はすでにいっぱいいっぱいで、繰り上げ返済も難しいです。毎月返済しているのにどうして元本が全然減っていないのでしょうか?


リボ払いは便利ですが、手数料が高いというデメリットがあります。そのため、利用金額に対して返済額が少ないと、返済のほとんどが手数料に充てられて支払残高が全然減らないという事態に陥ってしまうのです。
すでに返済が苦しく、今後どうしても返済額を増やせないのであれば最終手段として債務整理をすることができます。
債務整理は多くの弁護士や司法書士が無料相談を実施しているので、まずは気軽に連絡してみてください。
リボ払いは毎月の返済額を一定にできるため、まとまったお金がない場合でも高額なショッピングを楽しめるのが魅力です。
一方で、割高な利息が発生することから、リボ払いを使いすぎるとなかなか支払残高が減らずに負担となるデメリットも持ち合わせています。
リボ払いを返済するコツとしては、月々無理のない範囲で多めに返済していき、まとまったお金が手元に入ったら一括返済や繰り上げ返済をすることが挙げられます。
そうすれば、支払残高を着実に減らすことができ、支払期間が短くなるので無駄な利息も支払わずに済むのです。
しかし、既に返済がかなり厳しい状況だとしたら、思い切って弁護士・司法書士事務所へ相談することも検討しましょう。
弁護士・司法書士事務所へ相談すれば、専門家である弁護士や司法書士が客観的に状況を判断し、あなたの収入や生活に応じたリボ払い返済のコツを見極めてくれます。
>>【リボの利息がなくなる!】弁護士・司法書士に無料相談してリボ払いを終わらせる

- リボ払いは毎月一定額を返済する仕組みなので、返済不能に陥っていることに気づきにくい。
- リボ払いを早く終わらせるには「一括返済」や「繰り上げ返済」がおすすめ。
- すでに返済不能に陥っているなら、弁護士・司法書士へ債務整理を依頼しよう。
リボ払いの返済を早く終わらせる3つのコツ
リボ払いの支払残高がなかなか減らない理由は、前述したとおり手数料が高いため、利用金額に対して返済額が少ないと返済のほとんどが手数料に充てられてしまうからです。
支払残高を減らせないままリボ払いを続けても、手数料の負担が大きくなってしまうだけです。
そのため、リボ払いはできるだけ早めに終わらせた方が良いといえます。
そこでこの項目では、リボ払いの返済を早く終わらせるコツを紹介しますので、参考にしてください。
すぐにできることばかりですので、ぜひ実践してみてください。
明細を確認して利用金額を増やさない
リボ払いは、支払残高を把握できておらずに気づいたら返済不能となっているケースが多いです。
そのため、利用するごとに明細を確認し「自分が何にいくら使ったのか」や「このままリボ払いを続けていけるのか」を常に把握しておくことが大切です。
明細を確認した結果、リボ払いの返済を続けるのが難しいと感じるときは、利用金額をそれ以上増やさないようにしましょう。
明細を確認して利用金額を増やさないことのメリット
明細を確認して利用金額を増やさないことの最大のメリットは、返済のゴールが常に見えていることです。
リボ払いは使い方を間違えなければ、非常に利便性の高い返済方法です。
支払残高を常に把握し、返済のゴールを見失わないようにしましょう。
一括返済や繰り上げ返済を利用する
リボ払いは毎月の支払日以外でも、お金に余裕のあるタイミングで追加返済をすることができます。
まとまったお金を返済することで、利息の支払総額を少なくすることができますし、月々の負担も軽減させる効果が期待ができますので、是非積極的に活用してください。
ボーナスを受け取ったり臨時収入を得たりしたら、まずリボの返済をするよう心がけましょう。
一括で返せるほどの残高であれば一括払い、一括での返済が厳しいのであればある程度まとまった金額を繰り上げ返済すると良いです。
リボ利用分の一括払いや繰り上げ返済の方法は、口座振替、ATM返済、銀行振込のいずれかを選択できるクレジットカードが多いです。
銀行振込は手数料が必要となるので、口座振替やATM返済を利用するのがおすすめです。
まずは利用しているクレジットカード会社へ問い合わせるか公式サイトを閲覧し、まとめ払いの手順を確認してください。
一括返済や繰り上げ返済を利用することのメリット
一括返済や繰り上げ返済を利用することの大きなメリットは、手数料の総額を減らせることです。
リボ払いでは、毎回支払残高全体に対して手数料がかかります。
つまり、一括返済や繰り上げ返済で支払残高を大幅に減らすことで、手数料の金額を減らせます。
また、完済までの支払回数も減り、手数料を払う回数が少なくなるので手数料の総額が小さくなるのです。
毎月の返済額を増やす
毎月リボ払いの返済をしていて、貯金ができたり次の給料日前に手元にお金が残っていたりするなら、月々の返済額を増やしましょう。
今より増やすことが難しいと感じている場合でも、趣味にかかる費用や交際費などを見直せば無駄遣いしていることが分かるかもしれません。
月々のリボ返済額を増やせれば、完済までの期間を短くできるうえ利息の負担も軽減させることができます。
増額できる金額の単位はクレジットカード会社により異なりますが、1,000円単位で増額できる場合もあるので可能であれば少しでも多めの返済をしましょう。
月々の返済額の変更はネットや電話で対応してくれるので、各クレジットカード会社の公式サイトで確認しましょう。
毎月の返済額を増やすことのメリット
毎月の返済額を増やすことのメリットとしては、一回の支払負担は小さく、前述した2つのコツで得られるメリットを同時に受けられることです。
すなわち、毎月の返済額を増やすと、返済までの支払回数が減るので手数料の総額は小さくなりますし、完済までのゴールが見えやすくなります。
そのため、総合的にバランスの取れた返済のコツといえます。
「一気に支払うのは難しいけれど少しでもお得にリボ払いを利用したい」と考えている人には、おすすめの方法です。
カードローン等に借り換える
カードローンなどでまとまった金額を借りて、リボ払いの利用残高を一括返済し、以降はカードローンを毎月返済していくというのも一つの手です。
リボ払いの手数料より金利の安いカードローンに借り換えできれば、そのままリボ払いを続けていくよりも、返済総額が安くなる可能性があります。
ただし、金利が下がったからといって月々の返済額を下げすぎてしまうと、返済期間が長期化し利息を支払う期間が延びて結果的に返済総額が高くなる場合もあるので注意してください。
また、借り換え後も返済が必要なため、毎月の返済が可能なだけの返済資力がある場合にのみ有効である点も留意しておきましょう。
以下に、リボ払い手数料が年利15%のリボ払い残高50万円をそのまま返済する場合と、金利が年利10%のカードローンで借り換えて返済する場合の返済シミュレーションをまとめたので、参考にしてください。(返済期間はどちらも5年間します)
毎月の返済額 | 返済総額 | |
---|---|---|
リボ払いを続ける場合 | 11,894円 | 713,640円 |
カードローンに借り換える場合 | 10,623円 | 637,380円 |
カードローン等への借り換えのメリット
カードローン等に借り換える方法のメリットは、信用情報にキズをつけずにリボ払いから抜け出せる点です。
債務整理をすることでもリボ払いから抜け出すことは可能ですが、信用情報に一定期間キズがつくことは避けられません。
その点、カードローン等への借り換えなら信用情報にキズがつくデメリットを避けつつ、債務整理をしたときのように毎月の返済額や総返済額の減額といった効果を期待できるのです。
リボ払いはなぜ終わらない?
「毎月返済しているのにリボ払いが終わらない」「明細を確認したら元本が減っていなかった」
リボ払いの仕組みをよく理解しないまま利用し続けると、上記のような状況に陥ってしまう恐れがあります。
そのため、リボ払いがなかなか終わらずに困っているのなら、リボ払いの仕組みを正しく理解し、計画的な返済計画を立てましょう。
支払残高に対して返済金額が少ない
あまり知らない方もいると思いますが、実はリボ払いの支払い方式にはおもに定額方式と残高スライド方式があり、どちらを採用しているかはクレジットカードにより異なります。
定額方式は支払残高に関わらず支払額は毎月一定、残高スライド方式は支払残高に応じて毎月の支払額が変動するという違いがあります。
いずれにしても、リボ払いなら月々いくらずつ支払っていくのかを自身の希望する金額に設定できるのでとても便利に感じるでしょう。
しかし、リボ払いを1回だけでなく繰り返し利用したのにも関わらず、月々の返済額を変更しなければ支払残高は増える一方です。
例えば、定額方式でリボ払いを利用し続けると、下記の図のようにいつまでも支払残高はなくならず、返済は終わりません。
月々の支払額はそのままで支払残高が増えていけば当然支払期間は長期になり、返しても返してもなかなか残高が減らないと感じるようになるのです。
リボ払いは手数料が高く設定されている
リボ払いを利用するとクレジットカードごとに定められた手数料(利息)が発生するのですが、この手数料が高めに設定されているのがリボ払いのデメリットと言えます。
リボ払いの手数料率は年15%が相場とされていて、この金利手数料は銀行系カードローンとほぼ同じです。
分かりやすく言えば、リボ払いをするということは銀行カードローンでお金を借りるのとほぼ同じ分の利息が必要になるというわけです。
具体的な例を挙げるとすると、定額方式のリボ払いで15万円の商品を購入し、毎月5千円ずつ返済する設定ならば、金利15%で全額返済するまでに総額2万8,687円の利息を支払うことになります。
毎月の返済金額がもっと多ければ利息も少なく済みますが、リボ払いでは分割払いと違い返済回数に上限がないので、少しでも月々の負担を減らそうと返済金額を低く設定するケースが多いです。
そのため、支払期間が長期化しリボ払いの利息が膨らみやすく、なかなか残高が減らないという悪循環に陥ってしまいやすいのです。
リボ払いを常時利用している
リボ払いは手数料が高く、いつの間にか支払残高が膨れ上がってしまうケースが多い支払方法です。
そのため、クレジットカードが最初からリボ払いに設定されていたり、家賃や公共料金もリボ払いを利用しているなど、常時リボ払いを利用していると、なかなか支払残高が減りません。
元からクレジットカードがリボ払いに設定されていることもあるので、今一度確認してみましょう。
リボ払いの返済には何年かかるのか?
リボ払いの返済をするときは「完済までどれくらいかかるのか?」をイメージしてしっかりと返済計画を立てることが大切です。
そこで、この項目ではリボ払い残高別に完済までにかかる年数や支払う手数料額などについて、シミュレーションした結果を紹介します。
リボ払い残高を自力で返済しようか迷っている人は「本当に自力返済が可能なのか?」判断する際の参考にしてください。
リボ払い20万円の場合
まずは、リボ払い残高が20万円の場合で計算します。
リボ払い残高20万円を、毎月の返済額5000円・1万円・3万円の3パターンで返済した場合についてシミュレーションしました。(手数料は実質年率15%とします)
結果は以下のとおりです。
完済にかかる期間 | 支払い総額 | うち手数料 | |
---|---|---|---|
毎月5,000円返済の場合 | 4年8ヶ月 | 278,954円 | 78,954円 |
毎月1万円返済の場合 | 2年 | 231,576円 | 31,576円 |
毎月3万円返済の場合 | 8ヶ月 | 210,126円 | 10,126円 |
毎月5,000円ずつの返済だと、完済するためには5年近く返済を続けなければならないことがわかりました。
また、完済までに支払う手数料額は約8万円と、元金20万円の1/3よりも高い手数料を支払わなければなりません。
一方、毎月3万円ずつ返済する場合、1年以内に完済できますが、それでも1万円以上の手数料を支払う必要があるのです。
リボ払い50万円の場合
続いて、リボ払い残高が50万円の場合で計算します。
リボ払い残高50万円を、毎月の返済額1万円・2万円・3万円の3パターンで返済した場合についてシミュレーションしました。(手数料は実質年率15%とします)
結果は以下のとおりです。
完済にかかる期間 | 支払い総額 | うち手数料 | |
---|---|---|---|
毎月1万円返済の場合 | 6年7ヶ月 | 789,501円 | 289,501円 |
毎月2万円返済の場合 | 2年7ヶ月 | 603,248円 | 103,248円 |
毎月3万円返済の場合 | 1年7ヶ月 | 564,195円 | 64,195円 |
毎月1万円ずつの返済だと、完済にかかる期間はおよそ6年半であることがわかりました。リボ払い残高20万円を毎月1万円ずつ返済した場合に比べると、返済期間は3倍以上に延びるようです。
また、完済までに支払う手数料額は約29万円で、元金の半分以上の金額を手数料として支払わなければなりません。
一方、毎月3万円ずつ返済する場合、2年以内に完済できるうえ完済までに支払う手数料額も約6万円と、毎月1万円ずつの返済する場合の1/4以下に抑えられるのです。
リボ払い100万円の場合
さらに、リボ払い残高が100万円の場合で計算します。
リボ払い残高100万円を、毎月の返済額2万円・3万円・5万円・8万円の4パターンで返済した場合についてシミュレーションしました。(手数料は実質年率15%とします)
結果は以下のとおりです。
完済にかかる期間 | 支払い総額 | うち手数料 | |
---|---|---|---|
毎月2万円返済の場合 | 6年7ヶ月 | 1,579,052円 | 579,052円 |
毎月3万円返済の場合 | 3年8ヶ月 | 1,301,674円 | 301,674円 |
毎月5万円返済の場合 | 2年 | 1,157,936円 | 157,936円 |
毎月8万円返済の場合 | 1年2ヶ月 | 1,094,238円 | 94,238円 |
毎月2万円ずつの返済だと、完済にかかる期間はおよそ6年半であることがわかりました。リボ払い残高50万円を毎月2万円ずつ返済した場合に比べると、返済期間は4年も延びるようです。
また、完済までに支払う手数料額は約58万円で、やはり元金の半分以上の金額を手数料として支払わなければなりません。
一方、毎月8万円ずつ返済する場合、1年ちょっとで完済できるうえ完済までに支払う手数料額も約9万円と、毎月2万円ずつの返済する場合の1/6以下に抑えられるのです。
リボ払い200万円の場合
最後に、リボ払い残高が200万円の場合で計算します。
リボ払い残高200万円を、毎月の返済額5万円・8万円・10万円・15万円の4パターンで返済した場合についてシミュレーションしました。(手数料は実質年率15%とします)
結果は以下のとおりです。
完済にかかる期間 | 支払い総額 | うち手数料 | |
---|---|---|---|
毎月5万円返済の場合 | 4年8ヶ月 | 2,789,895円 | 789,895円 |
毎月8万円返済の場合 | 2年7ヶ月 | 2,413,045円 | 413,045円 |
毎月10万円返済の場合 | 2年 | 2,315,885円 | 315,885円 |
毎月15万円返済の場合 | 1年3ヶ月 | 2,201,700円 | 201,700円 |
毎月5万円ずつの返済だと、完済するためにかかる年数はおよそ5年であることがわかりました。リボ払い残高100万円を毎月5万円ずつ返済した場合に比べると、返済期間は2倍以上も延びるようです。
また、完済までに支払う手数料額は約79万円で、元金の半分まではいかないものの、やはり数十万円単位の高額な手数料を支払わなければなりません。
一方、毎月15万円ずつ返済する場合、1年ちょっとで完済できますが、それでも20万円以上の手数料を支払う必要があるのです。
リボ払いが増え続けるとどんなリスクがある?
リボ払いを月々返済していても、繰り返し利用していればなかなか残高が減らなかったり逆に残高が増えてしまったりという自転車操業のような状態に陥る可能性が高いです。
返済額を大幅に増やせるわけではないのにリボ払いをし続けてしまうと、利用限度額に達したり、返済を滞納してクレジットカードそのものの利用ができなくなったりするリスクがあります。
利用限度額に達してリボ払いや分割払いなどが使えなくなる
クレジットカードは申込時の審査で、申込者の年収や他社借入の有無などを踏まえて利用可能枠が決定されます。
クレジットカードのショッピング利用枠のなかには割賦枠が含まれており、リボ払いをはじめ分割払いやボーナス払いは割賦枠の範囲内でしか利用することができません。
たとえば、ショッピング枠が50万円あったとしても、割賦枠が30万円だったとしたら、リボ払いができる上限額は30万円になる計算です。
もちろんボーナス払いや分割払いなどをしていれば、リボ払いは残りの割賦枠の範囲でしか利用できないのです。
さらに言えば、割賦枠の上限いっぱいまでリボ払いを使いすぎてしまった場合は、次回の返済が終わるまでは一時的にリボ払いや分割払い、ボーナス払いでのお買い物はできなくなります。
割賦枠の上限がいっぱいになったとしても、ショッピング枠に余裕があれば一括払いでクレジットカードを利用することはできますが、一括では支払えない高額な商品でどうしてもすぐに必要なものがある場合に不便を強いられるでしょう。
返済が負担となり滞納してしまう
リボ払いの残高が増え続けると返しても返しても思うように減らず、返済するのが負担に感じ滞納してしまうケースがあります。また、収入が減ってしまったり、職を失い無収入になってしまったとしたら月々の返済が滞る可能性が高いです。
もしもリボ払いの支払いを滞納してしまったら、クレジットカードは利用停止になり、返済期日の翌日から遅延損害金が発生します。
遅延損害金の利率は年20%のケースが多く、リボ払いの金利よりも高いので要注意です。
さらに、滞納した状態が2ヵ月や3ヵ月も続けば、クレジットカードは強制解約、リボ払いの一括返済を請求されることになるでしょう。合わせて個人信用情報に金融事故として記録され、いわゆるブラックリスト入りの状態になります。
信用情報に傷がつくと最低5年間は新たなクレジットカードを作ったり、各種ローンを組むことができなくなったりしてとても困るはずです。
リボ払いの滞納は今後の生活へも悪影響を及ぼすので絶対に避けなければなりません。
滞納が続くと給料や財産が差押えられる
リボ払いの滞納が続くと、クレジットカードの利用を停止されます。
その後も滞納し続けると、クレジットカード会社から裁判を起こされて、給料や財産を差押えられる恐れがあります。
裁判まで発展してしまうと、債務整理や一括返済でしか解決できないケースが多いので、長期での滞納は避けなければなりません。
リボ払いの返済が難しいと感じたら、早めに弁護士や司法書士へ相談することをおすすめします。
リボ払いの返済が苦しい場合は任意整理も検討しよう
リボ払いにおいて、利息の負担が非常に大きいのは前述したとおりです。
今現在リボ払いの返済が難しいと思っていても、利息の負担がなくなれば返済が続けられるという人も多いのではないでしょうか。
実は、任意整理という方法なら、リボ払いの利息をなくすことができます。
次の項目から、任意整理について詳しく解説するので参考にしてください。
任意整理は将来分の利息をカットする手続き
任意整理とは、債権者であるクレジットカード会社と和解交渉を行い、将来の利息をカットしてもらう手続き方法です。
利息をカットしてもらい、残った元金については3年程度の分割で返済することになります。
リボ払いの年15%もの利息を免除してもらうことができれば、スムーズに返済が進むことが期待できます。
また、任意整理は希望する債権者だけを選択できる債務整理なので、車のローンや住宅ローンを支払っている場合でも、リボ払いをしているクレジットカード会社だけを整理の対象にすれば車や住宅を手放す必要はありません。
さらに他の債務整理と違い、裁判所を介さないため手続き費用が安く、手続き期間も短く済むのも魅力といえます。
任意整理は弁護士・司法書士へ依頼しよう
任意整理をするときは、弁護士や司法書士へ依頼するのがおすすめです。
弁護士・司法書士事務所は敷居が高く利用しにくいと感じる方も多いですが、相談料を無料としている弁護士・司法書士事務所も多く、債務者の相談に親身に耳を傾けてくれます。
万が一交渉がもつれて裁判に至ったとしても弁護士や司法書士ならば手続きを代理で行ってくれるので安心です。
任意整理が本当に必要か悩んでいる場合も専門家の視点でアドバイスをもらえます。
また、任意整理を依頼する前に、以下のボタンから「任意整理をするとリボ払いがどれくらい減るのか」を確認してみてもよいでしょう。
減額チェッカーの利用は完全無料なので、ぜひ気軽に利用してみてください。
まとめ
リボ払いは一見便利なサービスですが、高額な利息がかかったり借金をしているという意識が芽生えにくく利用残高がどんどん増えてしまったりするリスクを伴います。
リボ払いを利用したなら毎月きちんと利用明細を確認し、元本はいくらか利息がどれだけ発生しているのかを把握することが大切です。
月々の返済額を1,000円でも2,000円でも良いので増やし、まとまったお金が手に入ったらリボの繰り上げ返済を優先して行うことが完済までの近道になります。
すでに月々の返済もいっぱいいっぱいでボーナスがない職場だったり、収入が激減したりして完済の目途が立たないのであれば、まず弁護士や司法書士に債務整理をすべきか相談してみましょう。
そのまま放置しているとリボ払いはいつまでも終わりませんので、積極的に行動するよう心がけてください。
リボ払いの返済でよくある質問
リボ払いは、月々の支払いを増やす、もしくは繰り上げ返済や一括返済をすることで、早く完済できます。
リボ払いは安易に使用すると高額な手数料がかかり、残高が膨れ上がる危険があります。
返済自体が厳しい状況なら債務整理を視野に入れるとよいでしょう。単なる節約法とは違い、借金自体の負担を軽減でき返済がずっと楽になります。
債権者から一括請求を受け、最終的に裁判所の強制執行によって財産・給与などが差し押さえられます。また、家族や会社に借金の滞納がバレて、信用が失われる恐れもあります。
どのような方法で解決する場合も、メリット・デメリットがあります。弁護士や司法書士に相談すればメリット・デメリットをふまえて最適な方法を提案してもらえるでしょう。また特に債務整理をする場合は、専門的な知識が必要となります。弁護士や司法書士は債務整理に関するあらゆるノウハウを持っているため、手続きがスムーズにいくようアドバイスをくれるのです。

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