掲載件数
410
2024年11月現在

アコムの返済に遅れるとどうなる?真っ先に対応するべきことや滞納のペナルティ

アコムを利用している際、毎月の返済に遅れてしまうこともあるかもしれません。その場合、「アコムへの返済に遅れるとペナルティはある?」「遅れても問題ない?」などと考えることでしょう。

アコムへの返済に遅れることにはさまざまなペナルティがあります。さらに、いわゆる「ブラックリスト入り」になり得るなどのリスクもあるため、アコムへの返済には遅れないのが大切です。

仮にアコムへの返済に遅れそう、または遅れている場合は、アコムへ連絡することを優先的に考えてください。状況に合わせた連絡方法を取ることで、アコムへの返済遅れのペナルティやリスクを軽減できる可能性があります。

当記事には、アコムの返済に遅れた場合、真っ先に対応するべきことから、返済遅れのペナルティやリスクを解説していきます。アコムの返済に今後から遅れないための対策も解説していくため、アコムを利用している場合には参考にしてみてください。

>>【借金の支払いが厳しくなったら至急弁護士に相談を!】借金問題に強い弁護士に無料相談する

最短即日取立STOP!
一人で悩まずに士業にご相談を

ツナグ債務整理で債務整理に強い
弁護士・司法書士を探す
監修
ゆら総合法律事務所
阿部 由羅(弁護士)

アコムの返済に遅れそうなときに真っ先に対応するべきこと

アコムへの返済に遅れている、または遅れそうな状況であれば、真っ先に下記を対応してください。アコムへの返済に遅れた場合にはさまざまなペナルティやリスクがありますが、それらを軽減できる可能性があります。

  • 後日なら返済できる:会員専用ページから支払約束日を登録する
  • 返済額が減れば返済できる:アコム総合カードローンデスクに電話して一時的な返済額の減額を相談する
  • 返済が難しい:アコム総合カードローンデスクに電話をして担当者に相談する

ここからは、アコムの返済に遅れそうなときに真っ先に対応するべきことをそれぞれ解説していきます。アコムへの返済に遅れている、遅れそうな場合は自身の状況に合った方法を確認してみてください。

【後日なら返済が可能な場合】会員専用ページから支払約束日を登録する

アコムでは、返済が遅れそうな場合に会員専用ページから次回の支払日を設定できます。実際に、アコムの公式サイトには下記のように記載されています。

返済期日を過ぎてしまった場合はどうしたらいいですか?

マイページの「お知らせ」にある「次回のお支払期日に関するお知らせです。」でお支払約束日をご登録いただき、約束日までにお支払いください。
引用元 アコム「返済期日を過ぎてしまった場合はどうしたらいいですか?」

アコムへの返済が遅れそう、または遅れている場合であれば、「返済日以降の後日であれば支払いできる」という人もいることでしょう。この場合、支払い可能な日を支払約束日として設定することで、再度アコムへの返済を行えます。

支払方法は銀行振込またはATMのみで、口座振替は利用できません。後日なら返済が可能な場合、アコムの会員専用ページから手続きをしてみてください。

【返済額が減れば返済できる場合】アコム総合カードローンデスクに電話して一時的な返済額の減額を相談する

アコムの問い合わせ窓口である「アコム総合カードローンデスク」では、返済額の一時的な減額などの相談が可能です。実際に、アコムの公式サイトには下記のように記載されています。

今月はいつもの返済金額だとちょっと厳しいのですが...

一時的な約定返済金額の減額など、ご返済金額に関するご相談を電話で承っております。アコム総合カードローンデスクまでお問い合わせください。
引用元 アコム「今月はいつもの返済金額だとちょっと厳しいのですが...」

アコムの返済が遅れている、または遅れそうな場合、「毎月の返済額が少しでも減れば支払いできる」という人もいることでしょう。この場合でアコム総合カードローンデスクに電話をすれば、今月のみ返済額を減額してもらえる可能性があります。

ただし、返済額が減ればその分借入残高も減りづらくなるため、アコムへの完済が長引きます。そのため、「どうしても返済できない」という状況のみ、アコムへの返済額を減額することを検討するようにしましょう。

【アコムカードローンデスク】
0120-629-215(※平日9:00~18:00)

「利息のみの返済」は繰り返すと信用情報に悪影響を及ぼすため注意

場合によっては、アコムへの返済額を利息分のみまで減額できる場合もあります。利息のみの返済を繰り返していると、信用情報に悪影響を及ぼす可能性があるので注意してください。

信用情報とは、クレジットカードやローンなどの利用履歴のことです。クレジットカードやローンの審査では、申込者の返済能力を調査するために信用情報が照会されます。

アコムへの返済を行うと、信用情報にその履歴が登録されます。それが利息のみの返済であれば、信用情報には「請求額の一部が入金された」のマークが付いてしまいます。

当然、請求額の「一部」より「全部」入金されている状況のほうが好ましいため、この状況が続くとアコムはもちろん他の金融機関からも良い印象を持たれない可能性があります。

結果、借入やクレジットカード発行の際、審査に落ちてしまうリスクが高まるのです。

もしも、元金の返済が厳しいのであれば、借金そのものを解決しなければなりません。債務整理なども視野に入れた検討が必要でしょう。利息の返済が続いている人、利息の返済しかできない人はまず、弁護士へ相談されてみてはどうでしょうか。

無料 債務整理の相談が できる弁護士はこちら
あなたの借金はいくら減る???/借金減額診断チェッカーはこちら

【返済が難しい場合】アコム総合カードローンデスクに電話をして担当者に相談する

アコム総合カードローンデスクでは、返済に関するさまざまな相談が可能です。

次回の返済期日に間に合わないかも・・・

ご返済日の変更を含め、ご返済期日に関するご相談を電話で承っております。アコム総合カードローンデスクまでお問い合わせください。
引用元 アコム「次回の返済期日に間に合わないかも・・・」

返済が遅れそう、または返済が遅れている場合、「そもそもアコムへの返済ができそうにない」という人もいることでしょう。アコム総合カードローンデスクでは次回の返済が難しい場合の相談も行えるため、アコムへの返済自体ができないのであれば相談をしてみてください。

どのような対応をとってもらえるかは、担当者の判断や利用者の状況次第です。場合によっては、「今月のみ返済を待ってもらえる」「利息のみの支払いに変更してもらえる」などの対応をとってもらえる可能性があります。

アコムの返済に遅れた場合のペナルティ!返済遅れの日数に応じて紹介

アコムの返済に遅れると、さまざまなペナルティが科されます。返済が遅れれば遅れるほどペナルティが科されていくため、アコムの返済が遅れるのであれば、可能な限り早く滞納を解消することが大切です。

  1. 【滞納1日目〜】遅延損害金が発生する
  2. 【滞納1日目〜】信用情報として返済遅れの履歴が登録される
  3. 【滞納数日後〜】アコムから督促の連絡が届く
  4. 【滞納数週間〜】アコムから追加借入ができなくなる
  5. 【滞納3か月程度】強制解約となり財産が差し押さえられる

ここからは、アコムの返済に遅れた場合のペナルティをそれぞれ解説していきます。

【滞納1日目〜】遅延損害金が発生する

アコムへの返済が遅れると、返済期日の翌日から遅延損害金が発生します。

遅延損害金とは、返済に遅れた場合のペナルティとして支払う罰金のようなものです。金利による利息とは別に支払いが必要なため、アコムへの返済が遅れれば遅れるほど遅延損害金が高額になり、支払総額も膨れてしまいます。

アコムの遅延損害金の年率は年20.0%です。借入金額別に発生する遅延損害金の目安をまとめましたので参考にしてみてください。

⚪︎アコムからの借入金額10万円の方が延滞をしたときの利息

1日遅れたとき 54円
1週間遅れたとき 383円
10日遅れたとき 547円
1か月(30日)遅れたとき 1,643円

⚪︎アコムからの借入金額30万円の方が延滞をしたときの利息

1日遅れたとき 164円
1週間遅れたとき 1,150
10日遅れたとき 1,643円
1か月(30日)遅れたとき 4,931円

⚪︎アコムからの借入金額50万円の方が延滞をしたときの利息

1日遅れたとき 273円
1週間遅れたとき 1,917円
10日遅れたとき 2,739円
1か月(30日)遅れたとき 8,219円

⚪︎アコムからの借入金額100万円の方が延滞をしたときの利息

1日遅れたとき 547円
1週間遅れたとき 3,835円
10日遅れたとき 5,479円
1か月(30日)遅れたとき 16,438円

たとえば、アコムから100万円借りて1か月後の返済日に間に合わず、1か月間滞納した場合、合計2か月の借入期間となります。この場合、本来の借入期間に対しては「年15.0%以下の利率」、延滞した1か月に対しては「年20.0%の利率」が適用されます。

つまり、「12,328円(本来の利息)+16,438円(延滞金)=28,776円」となるため、返済日から1か月遅れただけで約3万円の利息が発生するでしょう。アコムの最低返済額が借入金額の3%だとすれば、3万円返済してもそのほとんどが利息に充当されてしまう計算です。

遅延損害金は滞納日数が経過するごとに発生します。アコムの返済が遅れる場合、遅延損害金を最小限に抑えるためにも、可能な限り早く滞納を解消するようにしましょう。

【滞納1日目〜】信用情報として返済遅れの履歴が登録される

アコムへの返済が遅れると、返済期日の翌日から返済遅れの履歴が信用情報として登録されます。

信用情報は返済能力の調査を目的として、クレジットカードやローンなどの審査時に確認されます。信用情報に滞納の履歴が残っていると、返済能力を疑われてクレジットカードやローンの審査に通らなくなる可能性があるのです。

今後の生活に支障をきたす可能性もあるため、信用情報に悪影響を及ぼさないためにもアコムへの返済遅れはすぐにでも解消するようにしましょう。

【滞納数日後〜】アコムから督促の連絡が届く

アコムの返済日に遅れてしまったら、返済状況を確認するための督促が行われます。たとえば、電話で督促が行われる場合、「返済日が過ぎていますが、返済予定はいかがでしょうか?」という連絡がきます。

返済督促の連絡は、きちんと返済が済むまで終わりません。場合によっては「借金の返済で頭がいっぱいになる」というストレスがかかった状態になってしまうことも考えられます。

一番ダメなことは現状を放置して、返済を無視することです。放置を続けても返済遅れの現状は変わらないため、アコムへの返済を済ませるための対策を講じておきましょう。

無料 債務整理の相談が できる弁護士はこちら

返済日を著しく過ぎてしまったときは督促状や会社へ連絡をされるおそれがある

アコムの返済日に遅れ続けて再三の電話も無視し続けていると、自宅宛てに督促状が届いたり会社に電話が来たりします。具体的に○日以上延滞したら督促状が届くなどの基準は公表されていません。

ひとつ言えることは「本人との連絡が取れなければすぐにでも会社や自宅に連絡が来る」ということです。本来、むやみに会社に連絡をしたり訪問したりする行為は禁止されています。

しかし、アコム側も債権を回収するためには、お金を借りた本人と連絡を取らなければいけません。そのため、返済日を著しく過ぎても連絡がつかなければ「正当な理由がある」として、会社宛てに電話をかけることがあるでしょう。

会社に電話がかかってくれば、周囲の人に借金の事実や借金を延滞している事実がバレてしまう可能性が非常に高いです。返済日に遅れたときや遅れそうなときはすぐにアコムへ電話をかけるようにしてください。

【滞納数週間〜】アコムから追加借入ができなくなる

アコムへの返済が遅れている状態が続くと、利用限度額に余裕があったとしても追加借入が停止されてしまう可能性があります。「返済が遅れている状態で追加借入があると、その金額も返ってこない可能性がある」と危惧されてしまうためです。

追加借入の停止は、アコムへの返済遅れが解消されるまで続くため、可能な限り滞納は早めに解消するのが良いでしょう。

【滞納3か月程度】強制解約となり財産が差し押さえられる

アコムへの返済遅れが長期間続き、督促も無視や放置を続けていると、「強制執行」が行われるおそれがあります。強制執行までいってしまえば、あなたの財産はもちろん給与までも差し押さえられてしまいます。

差し押さえられる財産の例には、下記が挙げられます。

  • 持ち家や自動車
  • 給料や預貯金
  • 99万円を超える現金

たとえば、給料が差し押さえになった場合、銀行口座に給料が振り込まれる前にアコムへの返済額が差し引かれます。強制的に返済が行われるため、これ以上アコムへの返済を放置することはできません。

アコムの返済に遅れるとさまざまなリスクがある

アコムの返済に遅れるとさまざまなペナルティがあると説明しました。また、ペナルティ以外にも下記のようなリスクがあるため、アコムの返済は期日通りに行うことが大切ですし、仮に遅れているのであれば滞納の早期解消を目指すべきです。

  • 信用情報に滞納の履歴が登録され「ブラックリスト入り」の状態になり得る
  • いわゆる「社内ブラック」となり今後アコムから借入ができなくなる可能性がある
  • アコムから一括返済を求められる可能性がある

ここからは、アコムの返済に遅れた場合のリスクをそれぞれ解説していきます。

信用情報に滞納の履歴が登録され「ブラックリスト入り」の状態になり得る

アコムへの返済が遅れると、その情報が信用情報として登録されます。そして、返済遅れの期間が長期化すると、いわゆる「ブラックリスト入り」の状態になり得るため注意が必要です。

そもそもブラックリストの存在が公表されていないため、「⚪︎日遅れるとブラックリストに載る」とは言い切れません。あくまで一般的に言われている目安では、3か月以上の滞納でブラックリスト入りとなるとされています。

いわゆる「ブラック状態」になると、返済能力を疑われやすくなります。その結果、下記のような悪影響が出る可能性があります。

  • クレジットカードやカードローンの審査に通りづらくなる
  • 住宅ローンや教育ローンなどの目的別ローンの審査に通りづらくなる
  • 携帯電話本体の割賦払い契約が組みづらくなる
  • 保証会社を通した賃貸契約の審査に通りづらくなる
  • 奨学金などの保証人になれない可能性がある

ブラックリスト入りとなると、日常生活に多大なる影響を及ぼします。現在使っているクレジットカードが強制解約させられたり、新たにクレジットカードが作れなくなったりするだけだと安易に考えてはいけません。

クレジットカードが使えないと非常に不便になります。特にネットでの取引が顕著です。ネットでの買い物はクレジットカード決済のものが多いのでネットでの買い物がしづらくなります。

また、ローンが組めなくなるというのも意外に影響があります。特に一番影響を及ぼすのが、スマホ(携帯電話)の購入です

スマホを現金一括で購入している人はあまりおらず、ほとんどの人はスマホを月々の通信料と一緒に分割払いしています。しかし、ブラックリスト入りになると、スマホの分割払いが難しくなります。

「ブラックリストに載っても大丈夫」と安易に考えていると、痛い目に遭うことになりかねません。アコムへの返済が遅れる場合、延滞期間を出来るだけ短くし、早い段階で滞納分を支払うことが大切です。

いわゆる「社内ブラック」となり今後アコムから借入ができなくなる可能性がある

ブラックリスト入りの状態は、信用情報から返済遅れの履歴が消えれば解消されます。返済遅れは最長5年で履歴が消えるため、アコムでの延滞から5年が経過すればブラック状態が解消されます。

しかし、アコムへの返済に遅れると、一般的に「社内ブラック」と呼ばれる状態になり、5年が経過してもアコムから借入ができなくなる可能性があります。

社内ブラックはあくまで一般的に使われる表現ではありますが、「金融機関独自の顧客リストに債務整理などの事故情報が載ること」の意味で使用されるのが一般的です。社内で保管する情報であるため、延滞の履歴が5年以上その会社やグループ会社に残ることも考えられます。

そのため、返済遅れから5年が経ったとしても、アコムとアコムのグループ会社の審査に通らないことも考えられるのです。

社内ブラックとなる基準は公表されていません。1日でも返済遅れの状態が長引けば、その分社内ブラックになる可能性が高まるため、アコムへの返済遅れはすぐにでも解消するのが得策です。

アコムから一括返済を求められる可能性がある

アコムへの返済が遅れると、一括返済の通知が届く可能性があります。あくまで一般的に言われている目安ですが、延滞が2か月~3か月程度に及ぶと一括返済を求められるとされています。

一括返済の通知が届いても何もせず無視すると、最終的にアコムから裁判を起こされ、裁判所から支払督促が送られてきます。裁判所から支払督促が届いた場合、債務者の財産を差し押さえようと積極的に動いている証拠です。

裁判を起こされてしまうと、アコムと和解すること事態が難しくなります。そうなる前にアコムへの返済遅れを解消するか、法律事務所など専門家に相談して対処しましょう。

アコムの返済に今後から遅れないための対策

当たり前ですが、アコムを利用している場合、まずはきちんと返済日に返済することが大切です。返済遅れにはさまざまなペナルティとリスクがあるため、延滞していいことはほとんどありません。

アコムへの返済に今後は遅れないためにも、下記のような対策を講じてみてください。

  • アコムの「eメールサービス」を活用する
  • 返済方法を口座振替に変更する
  • アコムの返済日を給料日の直後に変更する
  • アコムのおまとめローンで複数の借入をまとめる

アコムの「eメールサービス」を活用する

アコムでは返済日を忘れないように、返済日3日前と返済日当日にメールをしてくれる「eメールサービス」が用意されています。「返済日に振り込みを忘れてしまう」という場合には、利用がおすすめのサービスです。

アコムの会員専用ページから登録できますので、登録していない方はぜひ登録して有効活用しましょう

とくに、35日サイクルで返済日が変わる返済方法を採用している人は積極的に取り入れましょう。3日前に返済不能だと分かれば、「アコム総合カードローンデスク」に電話をして、返済期日を延長してもらうなどの対策も可能です。

「eメールサービス」は返済期日を忘れないためだけでなく、返済遅れになることを早い段階で気づくためにも活用できるので登録しましょう。

返済方法を口座振替に変更する

自動的に返済してくれる口座振替に変更することも、アコムへの返済遅れの対策になります。毎月自分で返済するとなると返済日を忘れてしまうこともあるかもしれませんが、口座振替なら自動的に口座から引き落とされますので返済日を忘れていても口座に残高があれば問題ありません。

アコムの場合、毎月20日までに会員専用ページから口座振替登録をすると、翌月から口座振替が適用されます。アコムへの返済方法を口座振替に変更したい場合、アコムの会員専用ページから手続きしてみてください。

ただし、一つだけ問題があるとすれば、口座残高がきちんとあるかどうかです。引き落とし日に返済額が口座になければもちろん引き落とすことはできません。

口座振替だから安心だと思っていると、結局返済に遅れてしまう可能性があるため、「eメールサービス」を活用して、アコムの返済日よりも前に返済額を口座に入金しておくようにしましょう。

アコムの返済日を給料日の直後に変更する

アコムでは、毎月の返済日を契約後も変更することが可能です。実際に、アコムの公式サイト「返済日の変更はできますか?」にも、電話または店舗で返済日の変更が可能と記載されています。

仮に、「アコムへの返済日が給料日から離れており、返済当日には返済額が足りなくなってしまう」という場合、アコムの返済日を給料日直後に変更することで、今後は返済遅れを予防できる可能性があります。

【アコムカードローンデスク】
0120-629-215(※平日9:00~18:00)

アコムのおまとめローンで複数の借入をまとめる

もし、アコム以外にも複数の金融機関から借入をしている場合、おまとめローンで返済をまとめることで金利が下がり、返済の負担が軽減できる可能性があります。

アコムでも、複数の借入を一本化できるおまとめローン(借換え専用ローン)を提供しているので、利用を検討してもよいでしょう。

ただし、おまとめローンで金利が下がったからといって、毎月の返済負担を大幅に軽減すると、返済期間が延びることがあります。

返済期間が延びると、結果的に支払う利息総額はむしろ増えてしまう恐れもあるため注意してください。

アコムへの返済が難しいからといって返済額を他社から借りるのはNG

アコムへの返済に遅れそう、または遅れている場合、「他社から返済額を借りてでも返済をしよう」などと考えるかもしれません。しかし、アコムへの返済が難しいからといって返済額を他社から借りると、いわゆる「自転車操業状態」に陥る可能性があります。

自転車操業状態とは、返済のために借入を繰り返している状態のことです。返済のたびに借入が必要になるため、借金が一向に減らない危険な状態ともいえます。

そもそも、自力でアコムへの返済ができない場合、他社から借入するよりも弁護士や司法書士に相談をして借金問題を根本から解決することを検討するべきです。

アコムへの返済が難しいのであれば、まずは返済が遅れそうなことをアコムに連絡したうえで、弁護士などに相談することも視野に入れてみてください。

今後も返済の目処が立たないなら法律事務所へ依頼して解決しよう

アコムの返済日に遅れてしまい、今後の返済見通しも立たないのであれば法律事務所へ依頼するのもひとつの手段です。法律事務所へ依頼することでアコムからの連絡も止まりますし、無理のない範囲での返済計画を立て直すこともできます。

返済日を過ぎたままでいると、アコムからの電話や延滞金の発生、会社などへの連絡を避けられず自分自身が嫌な思いをするはずです。かろうじて、今回の返済ができたとしても「今後、数ヶ月・数年、完済までの見通しを立てたときに本当に無理のない返済ができるのか?」を考えてみてください。

「今さえ乗り越えられれば」を何度も繰り返し、数ヶ月以上続いているのが現状なら法律事務所へ依頼すべきサインです。

次の項目から、実際に法律事務所へ依頼した場合、どのように借金の負担を軽減できるのか、詳しく解説します。

⚪︎法律事務所へ依頼すべきサインが出たら即検討
アコムの返済日に遅れるだけではなく、返済と借入を繰り返している人や利息のみしか返済できていない人も要注意です。

もしも、このような状態が続いているのであれば、いずれ返済が滞ります。早いうちに手を打っておいたほうが良いでしょう。

【5年以上払っていない場合】時効援用で借金がなくなる可能性がある

借金には時効があり、法律事務所へ依頼して「時効援用」をすることで借金がなくなるケースもあります。借金を長い間払えていないなら、まずは時効の可能性を疑ってみましょう。

時効が成立するには、最終返済日から5年経っていることが条件です。

もし、最終返済日がわからない場合は「遅延損害金」の額を確認してください。遅延損害金が元金より高額になっていれば、長い間延滞しており時効の可能性があると推測できます。

なお、借金が時効になっていても自動的に借金がなくなるわけではなく、時効援用という手続きが必要です。また、時効には「中断事由」というものがあり、時効成立前に中断事由が発生すると、時効の期間がリセットされてしまいます。

時効の中断事由には、たとえば以下のようなものがあります。

  • アコムの担当者と借金の返済日や返済金額について電話で話をした。
  • アコムに請求額の一部を返済した。
  • アコムから裁判を起こされ裁判所から通知が届いた。

この他にも、時効の中断事由にはさまざまなものがあり「何が中断事由に該当するか」を自力で判断するのは非常に難しいです。そのため、時効が成立しているかどうかは法律事務所へ相談して確認するのが確実です。

当サイトで紹介している法律事務所は無料相談を受け付けており、時効の成立しているかどうかもすぐに調べてもらえます。まずは電話相談を利用して、専門家に時効が成立しているか確認してもらいましょう。

>>【無料で時効が成立しているか診断】借金の時効に詳しい法律事務所はこちら

アコムの借金を時効援用で解決した事例

実際にアコムの借金を時効援用で解決した人の事例を紹介します。

アコムの借金があり、何回か支払ったのですが、しばらくして支払いをしないまま10年以上放置していました。
アコムから届いた借金の督促状を無視していたら、いつのまにかアコムから督促状は来なくなり、私はアコムの借金のことをすっかり忘れていました。


ところが、最近になって、またアコムから手紙が届きました。アコムの手紙を見ると、借金の遅延損害金と合計すると、とても支払えない金額の支払いを請求されていました。
自分では、アコムの督促に対応ができないで困ってしまいました。


アコムの借金の債務整理を相談できる弁護士・司法書士を探し、事務所に行って司法書士さんに、アコムの借金の滞納、督促状の手紙のことを相談しました。
相談すると、司法書士さんから、「アコムの借金は時効になっているので、時効の援用をすることができる。」と教えてもらいました。


すぐに、司法書士さんに、アコムの借金の時効の援用を依頼しました。依頼すると、すぐに、アコムからの督促状は、自宅に届かなくなり、ほっとしました。
しばらくすると、司法書士さんは、時効の援用の代理人として、内容証明書を、アコムに送付してくれました。


アコムからの督促は、あれから、一度もありません。自分で、アコムと話をして、時効の援用の手続きをすることは出来なかったので、司法書士に依頼して良かったと思います。

このように、法律事務所の弁護士・司法書士に時効援用を依頼することで、アコムからの督促をすぐに止めることができ、直接アコムと話すことなく借金問題を解決できます。
出典:アコム│借金踏み倒し・借り逃げ・時効-秀都司法書士事務所

時効が成立していなくても「任意整理」で借金の負担を軽減できる

借金が払えなくなってからまだ日が浅かったり、途中で時効の中断事由が発生していて時効が成立していない場合も、法律事務所へ依頼することで借金の負担を軽減できます。

この場合、任意整理という手続きでアコムと法律事務所が交渉し、将来利息のカットや借金の分割返済を認めてもらうのが一般的です。

次の項目から、アコムの借金を任意整理した場合の効果について、さらに詳しく解説します。

原則5年の返済期間で和解できる

アコムと任意整理をした場合、原則60回(5年)での分割返済で和解するケースが多いです。

分割回数は60回以内

引用元:アコムの任意整理(残債交渉)に対する対応|銀座中央法務事務所

ただし、返済期間が短い場合(1年未満など)の場合は、60回での和解は難しい可能性もあります。

この場合、24〜48回前後の分割払いにまとまる可能性が高いようです。

3年未満の場合は最長でも48回前後
1年前後の場合は最長でも24回~36回前後

引用元:アコムの任意整理(残債交渉)に対する対応|銀座中央法務事務所

このように、これまでの返済年数にもよりますが、アコムと任意整理した場合、原則5年での返済が目安と考えておきましょう。

1年以上の返済実績があれば将来利息をカットできる

アコムへの借金返済を1年以上続けていた実績があれば、任意整理によって将来利息がカットされる可能性が高いです。

②将来利息について(利率は下げて頂けます)
取引期間が概ね3年~4年以上あれば将来利息は免除
取引期間が1年未満の場合はほぼ対象になります。
取引期間が6ヵ月未満の場合ほぼ確実に対象です。
返済回収等は、以下の要素を考慮した上で決定されます。
総債務額、返済原資、収入状況、家計の状況、家族構成
※なお、和解日までの経過利息は付加が必要です。

引用元:アコムの任意整理(残債交渉)に対する対応|銀座中央法務事務所

ただし、返済実績が1年未満の場合は、将来利息の一部カット、または将来利息込みでの分割返済になる可能性もある点は留意しておきましょう。

2007年より前から取引があれば過払い金を請求できる

利息制限法により、貸金業者が設定できる金利には上限が設けられています。

しかし、アコムは2007年6月17日以前、その上限を超える年利27.375%の金利で貸付をおこなっていたといわれています。

アコムでは、2007年6月までは利息制限法を上回る、出資法に基づいた27.375%の金利で貸付を行っていました。

引用元:アコムの借金は任意整理(債務整理)で解決!任意整理に応じない条件も紹介!【司法書士監修】|はたの法務事務所

利息制限法の上限を超えて支払った利息のことを「過払い金」といい、任意整理と同時に過払い金請求をおこなうことで取り戻せたり、今ある借金の残金から差し引くことが可能です。

もし、2007年6月17日以前からアコムで借金をしているなら、法律事務所へ相談して過払い金がないか一度確認してみるとよいでしょう。

なお、過払い金は過払い金請求をすれば必ず全額取り戻せるわけではなく、依頼する法律事務所と債権者との駆け引きによって取り戻せる金額も変わってきます。できるだけ多くの過払い金を取り戻したいなら、債務整理に強い法律事務所へ依頼することが重要です。

また、過払い金は最終取引から10年で時効を迎え、請求できなくなってしまうので注意してください。少しでも過払い金が発生している可能性があるなら、早めに請求することが大切です。

「自己破産」や「個人再生」なら任意整理以上に借金を減額することも可能

アコムの借金を任意整理した結果、なかには「思ったより月々の返済額が高く払っていける見込みがない」というケースもあります。

その場合、任意整理では借金の負担軽減効果が薄いと考えられるため、より借金の負担を軽減できる自己破産や個人再生を検討するとよいでしょう。

  • 自己破産・・・20万以上の価値ある財産を手放す代わりに借金を全額免除してもらう。
  • 個人再生・・・20万以上の価値ある財産を手放さずに借金を約1/5に圧縮し、3~5年で分割返済する。

自己破産は借金がゼロになる代わりに、家など大きな財産を手元に残せないデメリットがあります。

そのため、残したい財産がある場合は個人再生で借金を圧縮し、返済負担を軽減するとよいでしょう。

実際にどちらの方法で借金問題を解決するかは、法律事務所と相談しながら慎重に決めることをおすすめします。

まとめ

アコムの返済に遅れそう、または遅れているのであれば、すぐにでもアコムに連絡をするべきです。連絡をすることで、返済日を再設定できたり、支払い可能な金額まで減額してもらえたりといった対策を提案してもらえます。

アコムへの返済に遅れてしまうと、遅延損害金が発生し、最終的には財産の差し押さえとなります。また、いわゆるブラックリスト入りとなるうえに、今後アコムから借入ができなくなるなどのリスクもあるため、返済遅れは可能な限り早く解消するのが大切です。

なお、返済日を過ぎてしまうことが続くときや、返済が苦しいときは、無理に返済をする必要はありません。返済が厳しいと感じたときは弁護士へ相談して債務整理を検討してください。

「毎月の返済日が怖い」とか「返済のことを考えると嫌な気持ちになる」など、アコムの返済が苦しいと感じるのであれば、返済に遅れる前に弁護士へ相談しましょう。きっとあなたに最適な解決策を提案してくれるでしょう。

借金の返済日に関するよくある質問

アコムへの返済に遅れると家族や職場にバレてしまいますか?

アコムからの督促によって、自宅や職場に連絡がいけばバレてしまう可能性があります。基本的にまずは利用者の携帯電話に連絡が来るため、その時点で返済遅れの原因や支払可能日を伝えておくと良いでしょう。

数日程度であれば勝手に遅れても大丈夫ですか?

ペナルティやリスクがあるため、数日程度の延滞であっても絶対に避けるべきです。
返済日に遅れそうなことがわかった時点でアコムへ連絡をしてください。

返済に遅れそうなことをアコムに伝えたらどうなりますか?

返済額や返済日の調整などをしてもらえる可能性があります。アコムへの返済に遅れそうであれば、すぐにでも問い合わせ窓口に連絡をしておくと良いでしょう。

返済の継続が難しいのですが、どうしたらよいですか?

返済が厳しい状態なら、家計の支出を見直すなど返済費用が捻出できないか検討しましょう。
それでも目処が立たないのであれば、債務整理を弁護士へ依頼することをおすすめします。
当サイトでは債務整理に力を入れる弁護士を紹介しているので、ぜひ問い合わせてみてください。
STEP債務整理「債務整理に力を入れるおすすめの弁護士を紹介」

最短即日取立STOP!
一人で悩まずに士業にご相談を

ツナグ債務整理で債務整理に強い
弁護士・司法書士を探す

借金問題に関するコラムはこちら

債務整理に強い弁護士・司法書士を探す

掲載事務所
410
更新日 : 2024年11月18日
検索