借金300万円を自力で返すには何年かかる?効率のいい返済のコツについて

ついに借金300万円になってしまいました。今は安定して返済できていますが、これだけ大きな額になると不安です。借金300万円を自力で返済するためには、毎月どのくらいの額を、何年くらい返済しなければならないのでしょうか。


借金は、取引利息によって毎月の返済額や返済期間が大きく変わります。仮に、借金300万円を利息制限法の上限である15%で借りていた場合、毎月10万円返済して3年半かかります。
毎月10万円はかなり負担が重いですね・・・。それを3年半も続けられるかどうか。返済を継続していくコツはありますか?


借金を早く完済するために、まずは固定費削減で家計に余裕資金を作り、利息の高い取引から優先的に繰り上げ返済していきましょう。
また、返済が難しい場合は、滞納してしまう前に弁護士に相談して債務整理をすることも検討しましょう。
「いつのまにか、借金が300万円に・・・」
借金が300万円になると、安定した収入がある方でも完済できるか不安になるでしょう。
借金300万円を利息15%で借りている場合、毎月10万円返済に回しても完済には3年半かかり、利息だけで85万円程度支払わなければなりません。借金300万円は、決して簡単に返済できる額ではないでしょう。
この記事では、借金300万円を自力で返すための返済シミュレーション結果を毎月の返済額ごとに表に示して解説します。
そのうえで、自力で返すためのコツや、債務整理をするかどうかの判断基準をお伝えします。今は順調に返済できている方でも、将来的に家族構成や収入に変化があれば、返済が滞る可能性もあるので、参考にしてみてください。
この記事を読んで少しでも返済に不安を感じたら、無料法律相談などで債務整理の相談をしてみましょう。
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- 借金300万円を返済するには、毎月いくら支払い、それが何年継続するかのイメージができる
- 借金300万円を自力で返済するためには、まずは家計の固定費を削減し、浮いたお金で利息の高い取引から繰り上げ返済をしていくことが有効
- 借金300万円を自力で返済できる人は、年収900万円以上の人で、安定した収入があり、滞納をせずに今まで返済ができている人
- 任意整理をすることで、今まで発生した遅延損害金や今後分割弁済する際の利息をカットできる可能性があること
借金300万円に必要な月々の返済額と返済期間シミュレーション
借金300万円という金額を完済するには、まずは毎月どのくらいの金額を何年間返済し続けるのかを、具体的にイメージすることが大切です。
以下のシミュレーションで、毎月の返済額ごとの返済期間のイメージを掴んでおきましょう。
毎月5万円返済する場合
借金300万円の場合、利息制限法の上限利率は15%です。仮に15%で取引している場合、毎月5万円の返済で9年9ヵ月という年月が必要になります。その間に支払う利息も270万円以上と、元金の300万円とそれほど変わりません。
利息が10%であった場合でも、返済には7年3ヵ月かかり、利息は元金の半額近い122万円以上に上ります。
利息 | 返済年数 | 返済回数 | 返済総額 | うち利息額 |
---|---|---|---|---|
15% | 9年9か月 | 117回 | 573万3,415円 | 273万3,415円 |
10% | 7年3か月 | 87回 | 422万6,546円 | 122万6,546円 |
借金300万円で15%、または10%の利息の場合、毎月5万円の返済はあまり現実的な計画とはいえないでしょう。
毎月6万5,000円返済する場合
毎月6万5,000円返済に回せる場合、返済期間や利息負担は少し軽くなります。利息15%なら完済まで約6年間ですが、完済までに支払う利息は元金300万円の半額以上の約160万円にのぼります。
利息が10%の場合は約5年の返済期間、元金300万円に加えて利息85万円程度を支払う必要があります。
利息 | 返済年数 | 返済回数 | 返済総額 | うち利息額 |
---|---|---|---|---|
15% | 6年1か月 | 73回 | 459万0,893円 | 159万0,893円 |
10% | 5年1か月 | 61回 | 384万3,589円 | 84万3,589円 |
毎月8万円返済する場合
毎月8万円返済に回せる場合は、利息15%の取引なら4年半で完済できます。ただし、それでも利息は115万円程度支払わなければなりません。
利息が10%なら、完済まで4年、支払利息の負担も約65万円と、だいぶましになるでしょう。
利息 | 返済年数 | 返済回数 | 返済総額 | うち利息額 |
---|---|---|---|---|
15% | 4年6か月 | 54回 | 414万4,832円 | 114万4,832円 |
10% | 4年 | 48回 | 364万8,643円 | 64万8,643円 |
ただし、月8万円までになると、4年以上継続的に支払うのが難しい家庭も多いでしょう。特に住宅ローンや家賃などがある場合は、さらに難しくなるかもしれません。
毎月10万円返済する場合
毎月10万円ずつの返済を安定して継続できるのなら、借金300万円は3年から3年半程度で完済することも可能です。15%なら利息は約84万円、10%なら約50万円程度です。
利息 | 返済年数 | 返済回数 | 返済総額 | うち利息額 |
---|---|---|---|---|
15% | 3年5ヵ月 | 41回 | 384万4,187円 | 84万4,187円 |
10% | 3年1ヵ月 | 37回 | 350万0,039円 | 50万0,039円 |
ただし、毎月10万円を3年から3年半の間確実に返済しなければなりません。返済中にやむを得ない事情が発生して返済ができなくなると、高利の遅延損害金が課されてしまいます。
結論|借金300万円を自力で返済するには長期の支払いが必要
借金300万円、利息15%の借金を自力で返済しようとする場合、以下の負担額と年数がかかります。
- 毎月5万円の返済で9年9ヵ月
- 毎月6万5000円の返済で約6年
- 毎月8万円の返済で4年半
- 毎月10万円の返済で約3年半
毎月の負担額が少ないほど返済期間は長期にわたり、返済総額は大きくなります。返済期間を短縮しようとすれば、毎月の負担額を増やさなければなりません。
借金300万円の返済をコンスタントに継続していくためには、コツがあります。
借金300万円を自力で返済するコツ
借金300万円を自力で返済するコツは、以下の2点です。
- 利息の高いところから返済すること
- 節約するなら固定費を下げること
以下で詳しく説明します。
毎月いくら返済して、いつまで返済するのかを把握する
まずは今自分がどのくらいの金額までなら返済できるのか、家計の収入と支出を把握し、返済計画を立てましょう。
実現可能な返済計画にするためには、自分の収入で無理なく返済を続けていくことができる金額に設定しなければなりません。
確実に返済できる金額が5万円程度と少なく、返済が長期化しそうな場合は、節約などで家計を減らし、返済額を増やす必要があります。
固定費を減らす
家計を節約するなら、固定費をカットすることを検討しましょう。固定費をカットすれば、毎月自動的に一定額が節約できます。
具体的な例として、以下のものは他社に乗り換えたり契約解除したりすることで、一定額カットできます。
- 電力会社を比較して安いところに切り替える
- 携帯電話を格安携帯にする
- 無駄なサブスクリプションサービスを解約する
- 家賃の低いところに引っ越しをする
- 民間保険の見直しをする
固定費を見直せば、こまごまとした節約をするより効果的でストレスも少ないでしょう。
金利が高いところから返済する
固定費をカットして家計に余裕ができたら、余裕資金をまず金利が高いところの返済に当てましょう。
利息が高いほど返済期間が長期化し、その分の利息がかさむため、最終的な返済総額が高くなるからです。利息の高い取引の返済期間を短縮することで、返済額をより大きく減らすことができます。
借り換えやおまとめローンを検討する
利息を下げるため、借り換えやおまとめローンを検討しましょう。利息が安くなれば返済負担は軽くなります。
おまとめローンとは、比較的利息の低い銀行ローンから借り入れた金額で現在の借金を完済し、今後は新しい債権者に対してのみ返済していく方法です。
ただし、おまとめローンや借り換えは、通常のローン審査より厳しい傾向があります。対象顧客が既に現在の返済に不安を抱えている可能性が高いうえ、大きな金額を貸し付けなければならないからです。
しかし、審査が通らないのが不安だからといって、いっぺんにたくさんの債権者に審査を申し込むと、「申し込みブラック」となり、どの審査も通らなくなる可能性があります。
あなたが複数の債権者に一度に申し込んでいることは信用情報機関に照会をかければわかってしまうため、「よほどお金に困っている顧客」とみなされてしまうからです。
親族に頼る
親族や信頼できる知人に頼ることができるなら、一時的に頭を下げて貸してもらい、金利が高い取引の返済に充てることも検討しましょう。
事情を真摯に説明し、具体的に借用書などを作成して返済計画を明確にしておけば、協力を得られるかもしれません。
親族や知人から利息なし、もしくは低金利で借りられれば、返済はかなり楽になるでしょう。
借金300万円を返済できるか判断するポイント
借金が300万円あっても、安定した収入があれば完済するのは難しくはありません。ただし、利息が高くなると、その分返済も厳しくなってきます。
以下で、借金300万円を安定的に返済できるか判断するポイントについて解説します。
年収が900万円を超えている
無担保の借金だけで300万円あるなら、年収が900万円以上なければ、途中で返済に詰まる可能性があります。
カードローンなど、貸金業者からの無担保の借金は、年収の3分の1の額までしか借りられないからです。
貸金業者が、顧客に年収の3分の1以上の金額を貸し付けることは、貸金業法で禁止されています。これを「総量規制」といいます。
総量規制を超えた貸し付けは処罰対象となるため、年収の3分の1を超えると、どこからも新たな借り入れができなくなってしまいます。
貸金業法では、年収の3分の1以上の借金を返済するのは難しいとの考えで総量規制を設けています。この基準を考えると、年収が900万円以上の方でなければ、300万円の借金を返済するのは難しいでしょう。
安定した収入がある
長期的に安定した収入が入る見込みがあるかどうかも、判断ポイントとなります。
借金300万円を完済するには、毎月一定額を長期安定して返済できるだけの収入が必要です。
例えば、借金300万円を利息18%で返済する場合、毎月8万円程度を5年間返済し続ける必要があります。これを3年で返済するなら毎月10万円以上必要です。
家賃、光熱水費などの生活費を除いて毎月8万円から10万円程度、3年から5年間返済を続けるだけの収入の見通しがあれば、借金300万円の完済は難しくないでしょう。
今まで滞納せずに返済できている
一定期間滞納せずに返済できているかどうかも、判断の目安になるでしょう。
既に滞納を繰り返している場合、遅延損害金がかさんで残額がもっと増えている可能性があります。また、滞納を繰り返している時点で継続・安定して返済するのが難しいともいえるでしょう。
返済のための借り入れをしていない
自分の収入だけでは返済ができず、返済のために借り入れをしていることはありませんか。返済のための借り入れを繰り返すと、やがて借入額が総量規制に引っかかり、新たな借り入れができなくなってしまいます。
返済を新たな借り入れに頼っていると、その時点で返済が滞ってしまうでしょう。
5年以上返済にかかりそうなら債務整理の検討も効果的
上記の条件をみて、自分は完済が厳しいかもしれないと感じたなら、無理をせず債務整理を検討したほうがいいかもしれません。
滞納が長期化すれば、遅延損害金で返済額は膨らんでしまいます。
債務整理には、ブラックリストに乗るというデメリットがあります。しかし、毎月の返済負担の軽減や総返済額の減額にメリットを感じるようであれば、手続きを検討する余地はあるでしょう。
任意整理なら将来利息をカットできる
安定した収入があり、3~5年程度返済を続けられるなら任意整理を検討しましょう。任意整理は、弁護士が債権者と交渉し、今までに発生した遅延損害金と、和解後の分割弁済で発生する将来利息をカットした金額で和解することを目指す手続きです。
利息 | 毎月返済額 | 総返済額 | うち利息額 |
---|---|---|---|
15% | 10万7,682円 | 376万8,875円 | 76万8,875円 |
任意整理 | 8万3,333 円 | 300万円 | 0円 |
利息 | 毎月返済額 | 総返済額 | うち利息額 |
---|---|---|---|
15% | 7万3,087円 | 431万2,060円 | 131万2,060円 |
任意整理 | 5万円 | 300万円 | 0円 |
任意整理をすることで、3年間で毎月の返済額は約2.5万円、返済総額は約77万円減額することが可能です。5年払いなら毎月の返済額約2.5万円、返済総額約131万円減額できるのです。
毎月8万3,000円程度を3年間、5万円を5年間、余裕をもって返済できるなら任意整理がおすすめです。
任意整理が難しければ個人再生や自己破産も検討する
毎月8万円程度を3年間程度、5万円程度を5年間程度返済することが厳しい場合は、任意整理では厳しいかもしれません。その場合は、他の債務整理方法である、個人再生や自己破産も検討しましょう。
個人再生では裁判所に申し立てることで元金を5分の1~10分の1程度まで減額することが可能です。また自己破産は裁判所に申し立て、自分の大きな財産と引き換えに債務免除を受けられる手続きです。
返済につまづくとどうなる?考えられるリスク7つ
借金が300万円にもなると、返済ができない月もでてくるかもしれません。
しかし、滞納には以下のようなリスクがあります。
- 債権者から手紙や電話、ときに訪問で督促される
- 遅延損害金が付く
- 信用情報機関に金融事故として登録される(ブラックリストに載る)
- どこからも借り入れができなくなる
- 一括請求の通知が届く
- 裁判所から支払督促や訴状が届く
- 判決(決定)を取られて給料差し押さえなどの強制執行を受ける
以上の7つのリスクについて、以下で詳しく解説します。借金の残高が大きいほど滞納するリスクは高くなり、また滞納に対するペナルティも大きくなりますので、注意が必要です。
①債権者から手紙や電話、ときに訪問で督促される
数日間滞納が続くと、債権者から手紙や電話で連絡がきます。
最初は手違いで返済が遅れている可能性もあるため、あくまで「確認」の連絡ですが、返済ができず連絡を無視していると徐々に請求は厳しいものになるでしょう。
担当者の個人名を差出人とするなど、外から督促とわからないよう配慮
「入金が確認できません」「行き違いでしたらご容赦ください」など、丁寧な確認
②社名の入った封筒が届く
手紙のフォントサイズが大きくなり、赤文字やアンダーラインが頻繁に使われる
「至急ご連絡ください」「〇日以内にご入金ください」
③「請求書在中」「至急」などと記載された封筒が届く
最後通告、法的手続きの予告
また、最近ではショートメールやSNSなどを通じて返済を促す連絡が届くこともあります。
②遅延損害金が付く
延滞が続くと、遅れた日数だけ遅延損害金が加算されます。
遅延損害金は延滞に対するペナルティの意味を持つため、通常の利息よりも高く設定されています。
そのため、遅延損害金が発生し始めると、残元金は雪だるま式に膨らんでしまうでしょう。
③信用情報機関に金融事故として登録される(ブラックリストに載る)
ブラックリストに載るのは、債務整理をしたときだけではありません。
「ブラックリストに載る」とは、信用情報機関に金融事故情報が登録され、一定期間新しいローンを組んだりカードを作ったりすることができなくなることをいいます。
以下の場合、ブラックリストに載る可能性があります。
- 2~3ヶ月の滞納
- 期限の利益の喪失
- 保証会社の代位弁済
- 債務整理(任意整理・個人再生・自己破産)
④どこからも借り入れができなくなる
滞納を繰り返してブラックリストに載ってしまった場合、どこからも新たな借り入れができなくなります。
金融機関は、新たな貸し付けをおこなう際に必ず登録している信用情報機関に照会をかけ、顧客に事故履歴がないかを確認するからです。
滞納などの金融事故を起こすと、信用情報機関に事故記録が登録され、情報共有されます。
そのため、照会した結果滞納の情報が記録されていることがわかり、どこの会社の新規借入の審査も通らなくなるでしょう。
⑤一括請求の通知が届く
滞納を2~3ヶ月繰り返すと、「期限の利益を喪失した」として、債権者から一括請求を受けてしまいます。
継続して分割弁済をしているとき、滞納がなければ債務者は残額の支払いを一括で請求されることはありません。これを「期限の利益」といいます。
ただし、滞納を繰り返すことで信用を失った債務者は期限の利益を失い、残額を利息を付けて一括で返済するよう請求されてしまうのです。
⑥裁判所から支払督促や訴状が届く
度重なる支払い請求があっても返済ができず、債権者からの連絡を無視し続けてしまうと、債権者より訴訟提起もしくは支払督促を申し立てられてしまいます。
債務額が少額であれば訴訟提起などしてこないと思うかもしれません。しかし、裁判所の手続きも簡便化が進んでおり、現在では「支払督促」の申し立てが、オンラインでできるようになっています。
支払督促手続きは、申立人側の主張内容のみに基づいて裁判所書記官が執行力のある支払い命令を出す制度です。
つまり、債務者側が今までどおり異議申し立てをせずに放置した場合、裁判で判決をとられたことと同じ効力が生じてしまうのです。
参照:督促手続オンラインシステム|初めての方へ
⑦判決(決定)を取られて給料差し押さえなどの強制執行を受ける
支払督促や訴状が届いても対応せずに放置していると、そのまま決定や判決が下り、強制執行を申し立てられます。
令和2年4月1日より民事執行法が改正され、財産の差し押さえがしやすくなりました。
今までは勝訴判決をとっても、債務者の財産がどこにあるかわからなければ差し押さえができませんでしたが、改正により債務者の財産調査が強化され、実効力が向上したのです。
- 支払督促がオンラインでできるようになったこと
- 法改正により差し押さえが簡便になったこと
上記2点の変更により、返済ができないからといって放置していると、判決や決定をとられて給料差し押さえを受けることが現実的になりました。
まとめ
借金300万円を自力で返すためには、利息が15%だった場合、以下のような返済をしなければなりません。
- 毎月5万円の返済で9年9ヵ月
- 毎月6万5000円の返済で約6年
- 毎月8万円の返済で4年半
- 毎月10万円の返済で約3年半
滞りなく返済していくためには、実現可能な返済計画を立て、固定費を削減することで支出を減らし、そこで浮いたお金で積極的に繰り上げ返済をしていきましょう。利息が高い債権者から優先的に返済することで、支払総額を減らすことができます。
借金300万円は、決して簡単に返済できる金額ではありません。返済が長期化すれば、滞納リスクも高くなります。
今は自力で返済を続けるつもりでも、一度弁護士に相談してみましょう。
借金300万円を自力で返済するときに知りたいQ&A
貸金業法の総量規制では、年収の3分の1を超えると借金返済は難しくなると想定してもうけられた規定です。
必ず年収900万円が必要ということではありませんが、900万円以上年収がないと、これ以上はどこからも借金ができなくなります。
自分の収入だけでは返済が難しく、返済のために追加の借り入れをしているような場合、他の債権者からの借り入れができなくなれば、すぐに支払いが滞るようになってしまうでしょう。
借金は、利息によって返済期間や返済額が異なります。
たとえば、15%で300万円を借り入れている場合、毎月10万円を3年半程度返済し続けなければなりません。10%なら10万円を3年程度返済を続ける必要があります。
取引による最終的な利息額は15%なら約84万円、10%なら約50万円を元金300万円にプラスして支払わなければなりません。
返済のコツは、まずは家計を把握して実現可能な返済計画を立てることです。節約をするなら固定費を中心に見直しましょう。固定費を削減すれば、細かく返済するよりも大きな額を毎月確実にカットすることができます。
固定費カットでお金が浮いたら、利息の高いところから積極的に繰り上げ返済をしていきましょう。返済期間を短縮した分、その間に発生するはずだった利息をカットできます。
ただし、返済計画は途中でつまずかないように、余裕をもって立てることも大切です。
利息を減らすため、可能なら借り換えやおまとめローンなども検討してみましょう。

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