リボ払い50万円の返済期間は何年かかる?シミュレーション結果について

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リボ払いで50万円使ってしまったのですが、返済期間は何年くらいのなるのでしょうか?

リボ払いの返済期間は、月々の支払い額設定で変わります。例えば、残高スライド方式だと9年4ヶ月かかる場合もあります。

返済期間を短くする方法はありますか?

月々の支払い額を増やしたり、余裕がないときに繰り上げ返済を行うなどして、なるべく早く元金を減らすことが大切です。また、完済できるまで支払い残高を増やさないようにすることも重要といえます。

すでに月々の支払いが苦しいのですが、この場合はどうすればよいのでしょうか・・・?

支払いが困難な状況であれば、債務整理で減額・帳消しにするのがおすすめです。まずは弁護士などに相談し、適切な方法を聞いてみましょう。

リボ払いの返済がなかなか終わらず、「何年返済を続ければよいのだろう?」と思う人は少なくありません。

リボ払いは月々の支払い額が一定な上、仕組みが複雑なので、使いすぎて返済が長引いてしまいがちです。

返済期間が長引くと、毎月かかる手数料も増えていき、トータルの返済額が高くなってしまいます。返済期間を短くするためには、月々の支払い額を上げたり、繰り上げ返済をしたりといった対策が必要です。

この記事では、リボ払いの仕組みや、50万円のリボ払いを想定した返済シミュレーションを解説しています。リボ払いの返済に悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。

なお、もしも返済がすでに滞っている場合は、債務整理による残債の減額・免除を検討してみましょう。借金問題に詳しい弁護士や司法書士に相談すれば、適切な債務整理の方法をアドバイスしてくれます。

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この記事でわかること
  • リボ払いには「残高スライド方」と「定額方式」があり、それぞれの方法で返済期間が変わる。
  • 最低限の返済しかしていないと、完済まで9年以上かかる可能性がある。
  • リボ払いを早く返済するためには、月々の支払い額を増やすなどして「元金を早く減らすこと」が重要。

リボ払い50万円の返済期間をシミュレーションするための基礎知識

リボ払い50万円の返済期間をシミュレーションする前に、以下の4点を理解しておくことが大切です。

  • リボ払いとは支払い額を一定にする支払い方法
  • 主なリボ払いの種類は2つ
  • 月々の支払い額が低いほど返済総額は多くなる
  • リボ払いの返済期間は支払い額の設定で変わる

リボ払いは仕組みが複雑なので、上記を理解しておかなければ正確なシミュレーションができません。まずは前提となる基礎知識を押さえておきましょう。

リボ払いとは支払い額を一定にする支払い方法

リボ払いとは「リボルビング払い」の略で、どれだけ使っても毎月の支払い額が一定となる返済方法です。クレジットカードや消費者金融、銀行など、さまざまな金融業者が採用しています。

通常、カードローンやクレジットカードは1ヶ月ごとに締め日を定め、そのときの利用額に応じて支払い額が決まります。使いすぎた月があれば、その月の支払い額は高くなるのが普通です。

しかし、リボ払いではどれだけ利用しても、毎月の支払い額は一定です。毎月の支払い額が一定となることで、高額商品が買いやすくなったり、収入が少ない月でも返済可能であったりなどのメリットがあります。

しかし、使いすぎると元金の返済が難しくなり、利息の分だけ返済総額が高額になります。

分割払いとの違い

リボ払いと似た返済方法に、「分割払い」があります。分割払いは、利用額を複数回に分けて支払っていく方法です。

リボ払いと分割払いの違いは、支払い回数が決まっていることと、利用回数による支払い額の変わり方にあります。

例えば、10万円の品物Aを10回の分割払いで購入した場合、支払い額は毎月1万円ずつです(分割手数料を除く)。しかし、その後に20万円の品物Bも10回払いで購入した場合、月々の支払い額は「1万円+2万円=3万円」となります。
一方、リボ払いで支払い額を月1万円にしていた場合、品物A・B両方を買っても支払い額は1万円のままです。月々の返済負担は同じままで、2つの品物を買うことができます。

返済額と返済回数を都度管理したいなら分割払い、とにかく月々の支払い額を抑えたいという場合はリボ払いが向いています。

主なリボ払いの種類は2つ

リボ払いにはさまざまな支払い方法がありますが、主流なものとして「残高スライド方式」と「定額方式」の2種類があります。

業者によって細かい部分で違いがあったり、あるいは名称を変えていたりしますが、基本の支払い方法としてこの2つを見ていきましょう。

①残高スライド方式

残高スライド方式は、支払い残高(利用額の累計)によって、段階的に支払い額が変わるリボ払いです。

例えば、支払い残高が10万円以下なら5,000円、10万円超20万円未満なら1万円というように設定されます。各段階の支払い残高を維持する限り、月々の支払い額は変わりません。

定額ではありますが、大きな買い物をすると支払い額が前月比でアップする可能性があります。反対に、支払い残高が減れば支払い額も段階的に下がります。

②定額方式

定額方式は、毎月の支払い額が常に一定のリボ払いです。

支払い残高が10万円でも20万円でも、最初に設定された支払い額のまま変わりません。1万円で設定されているなら、月々の支払い額はずっと1万円のままです。

月々の返済に変動がないため、返済管理をしやすいといえるでしょう。

月々の支払い額が低いほど返済総額は多くなる

リボ払いの支払い額は、元金と手数料(利息)を合わせたものになります。手数料は毎月の支払い残高に応じて変わり、次のように計算します。

支払い残高×年利×利用日数※÷365日

※ここでいう利用日数は、前月締め日から当月締め日までの日数を指す。

また、手数料は月々の支払い額に上乗せする場合(元金均等方式)と、支払い額に組み込む場合(元利均等方式)があります※。

※こちらは「手数料(利息)の加算方法」の種類であり、前述の残高スライド方式・定額方式は「支払い額の決め方」なので、混同に注意。

例えば、支払い額設定が月1万円、ある月の手数料が2,000円だった場合…
・元金均等方式の場合:元金1万円+手数料2,000円=1万2,000円を支払う
・元利均等方式の場合:元金8,000円+手数料2,000円=1万円を支払う

以下の表は、それぞれの方式を「利用額5万円、年利15%、定額方式で支払い額1万円」という条件でシミュレーションしたものです。

返済方式による支払い額の違い
返済回数 月々の支払い額
(元金+手数料)
元金均等 元利均等
1 10,365 10,000
(元金9,635+手数料365)
2 10,493 10,000
(元金9,502+手数料498)
3 10,370 10,000
(元金9,619+手数料381)
4 10,247 10,000
(元金9,738+手数料262)
5 10,123 10,000
(元金9,858+手数料142)
6 0 1,668
(元金1,648+手数料20)
返済総額 51,598 51,668

元利均等方式のほうが元金の減りが遅いため、返済総額も少し多くなっています。

どちらの方式にしても、月の支払い額が低いと元金の減りが遅くなるため、返済総額が高くなります。そのため、リボ払いでは支払い額を可能な限り高く設定し、なるべく早く返済していくことが重要です。

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リボ払いの返済期間は支払い額の設定で変わる

先の解説でもわかる通り、リボ払いの返済期間は「月々の支払い額がいくらで設定されているか」で変わります。とくに、元金をどのくらいのペースで返せるかが重要です。

毎月の支払い額が多ければ、元金の減りは早くなり、返済期間も短縮されます。一方、支払い額が低ければ元金の減りも遅くなり、返済期間は長引きます。

支払い額は業者側で設定されるのが基本ですが、定額方式だと自分で調整できる場合もあります。また、調整できない場合でも、返済日とは別に繰り上げ返済(臨時返済)をすれば、返済期間の短縮が可能です。

返済額のシミュレーションをするときは、まず「自分は毎月いくらぐらい返済できるか」を考えましょう。

リボ払い50万円の返済期間シミュレーション

ここからは、50万円のリボ払いで返済期間が何年かかるか、具体的にシミュレーションしていきましょう。

残高スライド方式と定額方式の2パターンに分けて、月々の支払い額や返済総額も計算します。その他の基本的な条件は、とくに説明がない限り以下のように設定します。

  • 利率:年利15%
  • 手数料:元利均等方式
  • 返済間隔:30日

あくまで参考値なので、実際の返済期間とは異なる場合があることはご了承ください。

残高スライド方式だと9年4ヶ月かかる

残高スライド方式は、支払い残高によって月々の支払い額が変わります。支払い額の設定は業者によって異なるため、ここでは最低支払い額の水準が低いアプラス(SBI新生銀行グループ)を参照します。

アプラスの残高スライド方式は、支払い残高が50万円~30万1円なら支払い額は1万2,000円、30万円~20万1円なら月9,000円というような設定です。

アプラスの残高スライド方式(標準コース)
利用(支払い)残高 月々の最低支払い額
1円~100,000円 3,000円
100,001円~200,000円 6,000円
200,001円~300,000円 9,000円
300,001円~500,000円 12,000円
500,001円~1,000,000円 25,000円

参照:株式会社アプラス「事前登録型リボ払い「リボかえル」について 元利定額残高スライドリボルビング払い方式」

上記の最低支払い額のみを返済していった場合、完済までに9年4ヶ月、返済総額は77万6,549円かかるというシミュレーション結果になりました。

※クリックで返済シミュレーションを開く

支払い回数 毎月の支払い金額 元金 手数料 支払い残高
1 12,000 5,750 6,250 494,250
2 12,000 5,822 6,178 488,428
3 12,000 5,895 6,105 482,533
4 12,000 5,969 6,031 476,564
5 12,000 6,043 5,957 470,521
6 12,000 6,119 5,881 464,402
7 12,000 6,195 5,805 458,207
8 12,000 6,273 5,727 451,934
9 12,000 6,351 5,649 445,583
10 12,000 6,431 5,569 439,152
11 12,000 6,511 5,489 432,641
12 12,000 6,592 5,408 426,049
13 12,000 6,675 5,325 419,374
14 12,000 6,758 5,242 412,616
15 12,000 6,843 5,157 405,773
16 12,000 6,928 5,072 398,845
17 12,000 7,015 4,985 391,830
18 12,000 7,103 4,897 384,727
19 12,000 7,191 4,809 377,536
20 12,000 7,281 4,719 370,255
21 12,000 7,372 4,628 362,883
22 12,000 7,464 4,536 355,419
23 12,000 7,558 4,442 347,861
24 12,000 7,652 4,348 340,209
25 12,000 7,748 4,252 332,461
26 12,000 7,845 4,155 324,616
27 12,000 7,943 4,057 316,673
28 12,000 8,042 3,958 308,631
29 12,000 8,143 3,857 300,488
30 12,000 8,244 3,756 292,244
31 9,000 5,347 3,653 286,897
32 9,000 5,414 3,586 281,483
33 9,000 5,482 3,518 276,001
34 9,000 5,550 3,450 270,451
35 9,000 5,620 3,380 264,831
36 9,000 5,690 3,310 259,141
37 9,000 5,761 3,239 253,380
38 9,000 5,833 3,167 247,547
39 9,000 5,906 3,094 241,641
40 9,000 5,980 3,020 235,661
41 9,000 6,055 2,945 229,606
42 9,000 6,130 2,870 223,476
43 9,000 6,207 2,793 217,269
44 9,000 6,285 2,715 210,984
45 9,000 6,363 2,637 204,621
46 9,000 6,443 2,557 198,178
47 6,000 3,523 2,477 194,655
48 6,000 3,567 2,433 191,088
49 6,000 3,612 2,388 187,476
50 6,000 3,657 2,343 183,819
51 6,000 3,703 2,297 180,116
52 6,000 3,749 2,251 176,367
53 6,000 3,796 2,204 172,571
54 6,000 3,843 2,157 168,728
55 6,000 3,891 2,109 164,837
56 6,000 3,940 2,060 160,897
57 6,000 3,989 2,011 156,908
58 6,000 4,039 1,961 152,869
59 6,000 4,090 1,910 148,779
60 6,000 4,141 1,859 144,638
61 6,000 4,193 1,807 140,445
62 6,000 4,245 1,755 136,200
63 6,000 4,298 1,702 131,902
64 6,000 4,352 1,648 127,550
65 6,000 4,406 1,594 123,144
66 6,000 4,461 1,539 118,683
67 6,000 4,517 1,483 114,166
68 6,000 4,573 1,427 109,593
69 6,000 4,631 1,369 104,962
70 6,000 4,688 1,312 100,274
71 6,000 4,747 1,253 95,527
72 3,000 1,806 1,194 93,721
73 3,000 1,829 1,171 91,892
74 3,000 1,852 1,148 90,040
75 3,000 1,875 1,125 88,165
76 3,000 1,898 1,102 86,267
77 3,000 1,922 1,078 84,345
78 3,000 1,946 1,054 82,399
79 3,000 1,971 1,029 80,428
80 3,000 1,995 1,005 78,433
81 3,000 2,020 980 76,413
82 3,000 2,045 955 74,368
83 3,000 2,071 929 72,297
84 3,000 2,097 903 70,200
85 3,000 2,123 877 68,077
86 3,000 2,150 850 65,927
87 3,000 2,176 824 63,751
88 3,000 2,204 796 61,547
89 3,000 2,231 769 59,316
90 3,000 2,259 741 57,057
91 3,000 2,287 713 54,770
92 3,000 2,316 684 52,454
93 3,000 2,345 655 50,109
94 3,000 2,374 626 47,735
95 3,000 2,404 596 45,331
96 3,000 2,434 566 42,897
97 3,000 2,464 536 40,433
98 3,000 2,495 505 37,938
99 3,000 2,526 474 35,412
100 3,000 2,558 442 32,854
101 3,000 2,590 410 30,264
102 3,000 2,622 378 27,642
103 3,000 2,655 345 24,987
104 3,000 2,688 312 22,299
105 3,000 2,722 278 19,577
106 3,000 2,756 244 16,821
107 3,000 2,790 210 14,031
108 3,000 2,825 175 11,206
109 3,000 2,860 140 8,346
110 3,000 2,896 104 5,450
111 3,000 2,932 68 2,518
112 2,549 2,518 31 0
合計 776,549 500,000 276,549

参考:株式会社アプラス「元利定額残高スライドシミュレーション」

シミュレーション内容を見ると、最初の数回は手数料が元金を上回っています。また、支払い残高と合わせて支払い額も減少しているので、返済期間が長くなっています。

ただし、これはあくまで「最低支払い額のみ返済し続けた場合」の期間です。月々の支払い額が下がらないよう設定したり、繰り上げ返済などで早く返済したりすれば、より短い期間での完済も可能です。

定額方式だと月々1万円で6年7ヶ月かかる

定額方式の場合、月の支払い額をいくらに設定するかが重要です。ここでは、支払い額を1万円と仮定します。

シミュレーションの結果、完済までに6年7ヶ月、返済総額は78万9,501円となりました。

※クリックで返済シミュレーションを開く

支払い回数 毎月の支払い金額 元金 手数料 支払い残高
1 10,000 3,750 6,250 496,250
2 10,000 3,797 6,203 492,453
3 10,000 3,845 6,155 488,608
4 10,000 3,893 6,107 484,715
5 10,000 3,942 6,058 480,773
6 10,000 3,991 6,009 476,782
7 10,000 4,041 5,959 472,741
8 10,000 4,091 5,909 468,650
9 10,000 4,142 5,858 464,508
10 10,000 4,194 5,806 460,314
11 10,000 4,247 5,753 456,067
12 10,000 4,300 5,700 451,767
13 10,000 4,353 5,647 447,414
14 10,000 4,408 5,592 443,006
15 10,000 4,463 5,537 438,543
16 10,000 4,519 5,481 434,024
17 10,000 4,575 5,425 429,449
18 10,000 4,632 5,368 424,817
19 10,000 4,690 5,310 420,127
20 10,000 4,749 5,251 415,378
21 10,000 4,808 5,192 410,570
22 10,000 4,868 5,132 405,702
23 10,000 4,929 5,071 400,773
24 10,000 4,991 5,009 395,782
25 10,000 5,053 4,947 390,729
26 10,000 5,116 4,884 385,613
27 10,000 5,180 4,820 380,433
28 10,000 5,245 4,755 375,188
29 10,000 5,311 4,689 369,877
30 10,000 5,377 4,623 364,500
31 10,000 5,444 4,556 359,056
32 10,000 5,512 4,488 353,544
33 10,000 5,581 4,419 347,963
34 10,000 5,651 4,349 342,312
35 10,000 5,722 4,278 336,590
36 10,000 5,793 4,207 330,797
37 10,000 5,866 4,134 324,931
38 10,000 5,939 4,061 318,992
39 10,000 6,013 3,987 312,979
40 10,000 6,088 3,912 306,891
41 10,000 6,164 3,836 300,727
42 10,000 6,241 3,759 294,486
43 10,000 6,319 3,681 288,167
44 10,000 6,398 3,602 281,769
45 10,000 6,478 3,522 275,291
46 10,000 6,559 3,441 268,732
47 10,000 6,641 3,359 262,091
48 10,000 6,724 3,276 255,367
49 10,000 6,808 3,192 248,559
50 10,000 6,894 3,106 241,665
51 10,000 6,980 3,020 234,685
52 10,000 7,067 2,933 227,618
53 10,000 7,155 2,845 220,463
54 10,000 7,245 2,755 213,218
55 10,000 7,335 2,665 205,883
56 10,000 7,427 2,573 198,456
57 10,000 7,520 2,480 190,936
58 10,000 7,614 2,386 183,322
59 10,000 7,709 2,291 175,613
60 10,000 7,805 2,195 167,808
61 10,000 7,903 2,097 159,905
62 10,000 8,002 1,998 151,903
63 10,000 8,102 1,898 143,801
64 10,000 8,203 1,797 135,598
65 10,000 8,306 1,694 127,292
66 10,000 8,409 1,591 118,883
67 10,000 8,514 1,486 110,369
68 10,000 8,621 1,379 101,748
69 10,000 8,729 1,271 93,019
70 10,000 8,838 1,162 84,181
71 10,000 8,948 1,052 75,233
72 10,000 9,060 940 66,173
73 10,000 9,173 827 57,000
74 10,000 9,288 712 47,712
75 10,000 9,404 596 38,308
76 10,000 9,522 478 28,786
77 10,000 9,641 359 19,145
78 10,000 9,761 239 9,384
79 9,501 9,384 117 0
合計 789,501 500,000 289,501

参考:株式会社アプラス「元利定額残高スライドシミュレーション」

シミュレーションを詳しく見ると、初回から24回までは手数料が元金を上回っており、最終的な返済総額は残高スライド方式より若干高くなっています。

残高スライド方式より期間が短いのは、初回から最後まで常に一定額を返済しているからです。このように、月々の支払いを一定金額に保てば、数年単位で返済期間を短くできます。

\ 実は、リボ払いも減額可能です! /

リボ払いを早く返済するためのコツ

50万円のリボ払いを無理なく返済しようとすれば、数年単位の期間が必要であることがわかりました。では、なるべく早く返済するためには何をすればよいのでしょうか?

リボ払いを早く返済するためのコツとしては、次の4つが挙げられます。

  • 月々の支払い額を増やす
  • 繰り上げ返済を行う
  • 一括返済を行う
  • 低金利ローンに借り換える

「なるべく早く返済したい」「手数料(利息)をできるだけ減らしたい」という人は、ぜひ上記のコツに取り組んでみましょう。

それぞれ詳しく解説します。

月々の支払い額を増やす

ここまで繰り返し伝えていますが、リボ払いを早く返済するためには元金を多く返していくことが重要であり、元金を多く返すためには月々の支払い額を増やすことが必要です。

例えば、定額方式で支払い額を2万円にした場合、返済期間は2年7ヶ月、返済総額は60万3,248円まで減らせます。1万円のときより、期間も手数料も半分以下です。

※クリックで返済シミュレーションを開く

支払い回数 毎月の支払い金額 元金 手数料 支払い残高
1 20,000 13,750 6,250 486,250
2 20,000 13,922 6,078 472,328
3 20,000 14,096 5,904 458,232
4 20,000 14,273 5,727 443,959
5 20,000 14,451 5,549 429,508
6 20,000 14,632 5,368 414,876
7 20,000 14,815 5,185 400,061
8 20,000 15,000 5,000 385,061
9 20,000 15,187 4,813 369,874
10 20,000 15,377 4,623 354,497
11 20,000 15,569 4,431 338,928
12 20,000 15,764 4,236 323,164
13 20,000 15,961 4,039 307,203
14 20,000 16,160 3,840 291,043
15 20,000 16,362 3,638 274,681
16 20,000 16,567 3,433 258,114
17 20,000 16,774 3,226 241,340
18 20,000 16,984 3,016 224,356
19 20,000 17,196 2,804 207,160
20 20,000 17,411 2,589 189,749
21 20,000 17,629 2,371 172,120
22 20,000 17,849 2,151 154,271
23 20,000 18,072 1,928 136,199
24 20,000 18,298 1,702 117,901
25 20,000 18,527 1,473 99,374
26 20,000 18,758 1,242 80,616
27 20,000 18,993 1,007 61,623
28 20,000 19,230 770 42,393
29 20,000 19,471 529 22,922
30 20,000 19,714 286 3,208
31 3,248 3,208 40 0
合計 603,248 500,000 103,248

参考:株式会社アプラス「元利定額残高スライドシミュレーション」

残高スライド方式も、月々の支払い額を最低支払い額より高くすることは可能です。無理のない範囲で支払い額を増やして、返済期間を短縮しましょう。

繰り上げ返済を行う

繰り上げ返済(臨時返済)は、所定の返済日とは別に支払いを行うことを指します。繰り上げ返済で支払った分は、全て元金部分に充当されます。

つまり、繰り上げ返済をすればするほど返済期間は短くなりますし、返済総額も減らせるということです。

臨時収入があったときなど、金銭的に余裕があるときは積極的に繰り上げ返済を行いましょう。一度に高額の繰り上げ返済ができれば、大幅な期間短縮も可能です。

一括返済を行う

余裕があれば、一括返済を行うのもおすすめです。先述の通り、所定の返済日以外に支払った場合は全て元金部分に充当されるので、一括返済なら手数料の大半が不要になります。

例えば、先にシミュレーションした「月々1万円の定額方式」の場合、22回目の返済時に一括返済をすれば、56回分の返済期間と16万3,799円の手数料を削減できます。

ボーナスなどでまとまった資金が手に入ったときは、リボ払いの返済を優先するとよいでしょう。

低金利ローンに借り換える

現状のリボ払いより金利の低いローンに借り換えることで、返済期間を短縮することが可能です。

例えば、「月々1万円の定額方式」で利率を年利12%とした場合、返済期間は5年10ヶ月、返済総額は69万6,572円になります。年利を3%下げることで、返済期間は9ヶ月、手数料は9万2,929円の削減ができるのです。

※クリックで返済シミュレーションを開く

支払い回数 毎月の支払い金額 元金 手数料 支払い残高
1 10,000 5,000 5,000 495,000
2 10,000 5,050 4,950 489,950
3 10,000 5,101 4,899 484,849
4 10,000 5,152 4,848 479,697
5 10,000 5,204 4,796 474,493
6 10,000 5,256 4,744 469,237
7 10,000 5,308 4,692 463,929
8 10,000 5,361 4,639 458,568
9 10,000 5,415 4,585 453,153
10 10,000 5,469 4,531 447,684
11 10,000 5,524 4,476 442,160
12 10,000 5,579 4,421 436,581
13 10,000 5,635 4,365 430,946
14 10,000 5,691 4,309 425,255
15 10,000 5,748 4,252 419,507
16 10,000 5,805 4,195 413,702
17 10,000 5,863 4,137 407,839
18 10,000 5,922 4,078 401,917
19 10,000 5,981 4,019 395,936
20 10,000 6,041 3,959 389,895
21 10,000 6,102 3,898 383,793
22 10,000 6,163 3,837 377,630
23 10,000 6,224 3,776 371,406
24 10,000 6,286 3,714 365,120
25 10,000 6,349 3,651 358,771
26 10,000 6,413 3,587 352,358
27 10,000 6,477 3,523 345,881
28 10,000 6,542 3,458 339,339
29 10,000 6,607 3,393 332,732
30 10,000 6,673 3,327 326,059
31 10,000 6,740 3,260 319,319
32 10,000 6,807 3,193 312,512
33 10,000 6,875 3,125 305,637
34 10,000 6,944 3,056 298,693
35 10,000 7,014 2,986 291,679
36 10,000 7,084 2,916 284,595
37 10,000 7,155 2,845 277,440
38 10,000 7,226 2,774 270,214
39 10,000 7,298 2,702 262,916
40 10,000 7,371 2,629 255,545
41 10,000 7,445 2,555 248,100
42 10,000 7,519 2,481 240,581
43 10,000 7,595 2,405 232,986
44 10,000 7,671 2,329 225,315
45 10,000 7,747 2,253 217,568
46 10,000 7,825 2,175 209,743
47 10,000 7,903 2,097 201,840
48 10,000 7,982 2,018 193,858
49 10,000 8,062 1,938 185,796
50 10,000 8,143 1,857 177,653
51 10,000 8,224 1,776 169,429
52 10,000 8,306 1,694 161,123
53 10,000 8,389 1,611 152,734
54 10,000 8,473 1,527 144,261
55 10,000 8,558 1,442 135,703
56 10,000 8,643 1,357 127,060
57 10,000 8,730 1,270 118,330
58 10,000 8,817 1,183 109,513
59 10,000 8,905 1,095 100,608
60 10,000 8,994 1,006 91,614
61 10,000 9,084 916 82,530
62 10,000 9,175 825 73,355
63 10,000 9,267 733 64,088
64 10,000 9,360 640 54,728
65 10,000 9,453 547 45,275
66 10,000 9,548 452 35,727
67 10,000 9,643 357 26,084
68 10,000 9,740 260 16,344
69 10,000 9,837 163 6,507
70 6,572 6,507 65 0
合計 696,572 500,000 196,572

参考:株式会社アプラス「元利定額残高スライドシミュレーション」

減らせる利率が小さいと効果は薄くなりますが、今より低金利のローンが見つかれば検討してみましょう。

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リボ払いを利用するときの注意点

リボ払いは資金のやりくりが楽になる反面、使いすぎると返済できない状態になってしまいます。

そのため、利用するときは次の2点に注意が必要です。

  • うっかり支払い残高を増やすケースが多い
  • 手数料割合が増えて元金が減らなくなるケースがある

それぞれ詳しく見ていきましょう。

うっかり支払い残高を増やすケースが多い

リボ払いは、「支払い残高の管理が疎かになりやすい」という特徴があります。月々の支払い額が一定なため、気づかないうちに使いすぎてしまうのです。

返済が終わらないうちに繰り返しリボ払いを利用していると、月々の返済が追いつかず。支払い残高は増えていく一方です。

リボ払いを完済するためには、支払い残高を増やさないことも意識するようにしましょう。

手数料割合が増えて元金が減らなくなるケースがある

先に解説したシミュレーションにもありましたが、リボ払いでは月々の支払い額のうち、手数料(利息)割合が元金割合を上回ることが多々あります。

手数料計算が毎月の支払い残高を基準にするため、支払い初期ほど手数料割合が高くなるのです。

もしもリボ払いを毎月何度も使っていると、手数料割合の高い状態が延々と続くことになります。先述の通り、支払い残高を増やさないことが大切といえるでしょう。

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リボ払いの返済が困難になったら「債務整理」を検討しよう

「リボ払いを使いすぎて返済ができない」「月々の支払いで生活が苦しい」という状況であれば、債務整理を検討してみましょう。

債務整理とは、借金の減額や帳消しを行う制度の総称です。国が認めた借金救済制度であり、債権者との交渉や、裁判所での手続きによって行います。

債務整理の手続きには以下の3種類があり、減額効果もそれぞれ異なります。

債務整理の種類
手続きの種類 主なメリット 主なデメリット
任意整理 ・将来利息をカットし、元本をおおむね3~5年で返済。
・債権者との交渉なので周囲にバレにくい。
・どの借入を対象にするか選べる。
・信用情報にキズがつく(おおむね5年程度)。
自己破産 ・残債を全額免除(借金の帳消し)。 ・信用情報にキズがつく(おおむね5~7年程度)。
・財産をほぼ全て処分する必要がある。
・官報に情報が掲載される。
・手続き中は資格や職業の制限がある。
個人再生 ・残債を最大1/10まで減らし、残りをおおむね3~5年で返済。 ・信用情報にキズがつく(おおむね5~7年程度)。
・財産の処分は強制ではないが、残した財産の分だけ減額効果が落ちる。
・官報に情報が掲載される。

それぞれのメリット・デメリットを詳しく解説していくので、リボ払いの返済で悩んでいる人はぜひ参考にしてください。

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任意整理:手数料のカット

任意整理は、債権者と交渉し、これから発生する手数料をなくしてもらう方法です。任意整理が成功した時点で手数料が発生しなくなり、支払い額は全て元金に充当されます。

元金はおおむね3~5年で返済するようになるため、無理のないスケジュールで返済を継続できます。

「手数料をカットする」という手続きなので、支払い額の内訳で手数料割合が高くなっている人には、とくにおすすめの方法です。

任意整理については関連記事でも詳しく解説しているので、よろしければ参考にしてください。

任意整理のメリット

任意整理のメリットとしては、次の2つが挙げられます。

  • 無理のない返済スケジュールになる
  • 遅延損害金もカットできる

先述の通り、元金のみを3~5年で返済するようになるので、場合によっては月々の支払い額を1/2まで減らせることもあります。

また、遅延損害金もカット対象となるので、すでに滞納している人にもおすすめできます。

任意整理のデメリット

任意整理のデメリットは、次の通りです。

  • 信用情報にキズがつく(おおむね5年程度)
  • 連帯保証人に請求が移る
  • 銀行口座が一時的に凍結されることがある

とくに注意しなければいけないのが、信用情報にキズがつくことです。いわゆるブラックリストになってしまい、生活に数々の制限が発生します。

ブラックリスト期間中に発生するデメリット
・新規借入ができない
・クレジットカードの新規発行ができない
・スマホの分割払購入ができない
・保証人・連帯保証人になれない
・保証人・連帯保証人がいる場合は請求が移行する
・賃貸物件の入居審査に通らない(信販系賃貸保証会社の場合)

ただし、返済を延滞するような事態になると、どちらにしろブラックリストに登録されてしまいます。いずれブラックリストに入ってしまうのであれば、早めに返済問題を解決したほうが生活再建もスムーズです。

ブラックリストの影響や対策については、下記の関連記事も参考にしてください。

自己破産:支払い残高の全額免除

自己破産とは、残債の返済義務を免除してもらう手続きです。申し立ては裁判所で行います。

手数料だけでなく元金部分もまるごとなくせるため、減額効果としては最大の方法です。手続きが完了すればリボ払いの返済が一切なくなるため、生活再建にもすぐに取りかかれます。

ただし、減額効果が大きい分、デメリットも相応に大きくなるので、「自己破産後の生活」を十分にイメージしておくことをおすすめします。

自己破産についての詳しい解説は、以下の関連記事もぜひ参考にしてください。

自己破産のメリット

自己破産の具体的なメリットは、次の通りです。

  • 返済がなくなるので生活再建がしやすい
  • 収入がなくても利用できる

手続き後は返済を気にすることなく、収入は全て自由に使えます。何らかの状態で収入がない人や、生活保護を受給している人も利用可能です。

自己破産のデメリット

自己破産の主なデメリットには、以下のものが挙げられます。

  • 信用情報にキズがつく(おおむね5~7年ほど)
  • 連帯保証人に請求が移る
  • 銀行口座が一時的に凍結されることがある
  • 必要最低限の資産以外は処分される
  • すべての借入が対象となる(特定の債務を除外できない)
  • 手続き中は職業や移動の制限、破産管財人への郵便物転送がある
  • 氏名や住所が官報に記載される

ブラックリストの期間が任意整理より長くなり、新規の借入やクレジットカード利用には長い年月を待つ必要があります。

また、財産をほとんど処分されるのも大きなデメリットです。一定の価値があるものは、生活に最低限必要なものを除いて処分されます。

自己破産による財産差し押さえや、職業制限については、下記の関連記事を参考にしてください。

個人再生:支払い残高を最大1/10まで圧縮

個人再生は、支払い残高を最大1/10まで減額し、残りを3~5年で返済していく手続きです。自己破産と同じように、裁判所に申し立てます。

減額幅の上限は、支払い残高の金額によって以下のように決まっています。

最低弁済額の金額
債務の総額(支払い残高) 最低弁済額
100万円未満 全額
100~500万円未満 100万円
500~1,500万円未満 借金総額の1/5
1,500~3,000万円未満 300万円
3,000~5,000万円未満 借金総額の1/10

参照:e-Govポータル「民事再生法 231条2項3号、4号」

上記の通り、対象となる借金は最大5,000万円未満となっています。また、上記の減額幅はあくまで最大値であり、手元に残す財産や収入状況によっては減額幅は小さくなります。

個人再生については別の記事でも詳しく解説しているので、よろしければ参考にしてください。

個人再生のメリット

個人再生のメリットには、次のものが挙げられます。

  • マイホームを残せる
  • 自己破産よりデメリットが少なく、任意整理より減額効果が大きい

個人再生には「住宅ローン特則」というものがあり、住宅ローンを個人再生の対象から外すことが可能です。対象から外すことで、家に抵当権が付いていても差し押さえを防げます。

また、資格や移動の制限もなく、総じて自己破産よりリスクが軽いといえるでしょう。

個人再生のデメリット

個人再生のデメリットは、次の通りです。

  • 信用情報にキズがつく(おおむね5~7年ほど)
  • 連帯保証人に請求が移る
  • 銀行口座が一時的に凍結されることがある
  • すべての借入が対象となる(住宅ローン以外は除外できない)
  • 氏名や住所が官報に記載される

自己破産と同じように、最大7年のブラックリスト登録や、官報掲載といったデメリットがあります。

「任意整理だけでは返済を続けられないけど、自己破産のデメリットは許容できない」というときに利用するとよいでしょう。

個人再生のデメリットについては、下記の記事でも詳しく解説しています。

まとめ

リボ払いは、うまく活用すれば便利な支払い方法ですが、使いすぎると返済が困難になります。リボ払いを使うのは本当に必要なときに限定し、なるべく早く返済を進めることが大切です。

50万円のリボ払いの場合、場合によっては返済に9年以上かかりますが、月々の支払い額を上げるなどすれば早期完済も不可能ではありません。

また、すでに返済が困難な場合は、債務整理で減額・帳消しにすることもおすすめです。弁護士や司法書士に相談すれば、状況に合わせて最適な解決策をアドバイスしれくれるので、積極的に活用していきましょう。

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リボ払いについてよくある質問

50万円のリボ払いだと、返済期間はどのくらいかかるのでしょうか?

どのような返済方式なのかで変わりますが、月々の支払いを最低限にしている場合、9年4ヶ月かかる場合があります。

リボ払いにも色々種類がありますが、どのように違うのでしょうか?

業者によって細かい違いがありますが、主流なものとして「残高スライド方式」と「定額方式」の2種類があります。残高スライド方式は「支払い残高(利用額の累計)によって段階的に支払い額が変わるリボ払い」、定額方式は「毎月の支払い額が常に一定のリボ払い」です。

なるべく早くリボ払いを返済したい場合、どのような方法がありますか?

早く返済するためのコツとしては、月々の支払い額を増やしたり、繰り上げ返済を行ったりといった方法があります。また、何よりも元金を減らすスピードを早めることが重要なので、完済するまで新たにリボ払いを使わないことも大切です。

リボ払いの返済で生活が苦しい場合はどうすればよいですか?

借金の減額や帳消しができる「債務整理」を検討してみましょう。弁護士や司法書士に相談すれば、状況に応じて適切な債務整理の方法をアドバイスし、実際の手続きもサポートしてくれます。

リボ払いに詳しい弁護士や司法書士の事務所を知りたいです。

借金問題・債務整理を取り扱っている事務所であれば、適切なアドバイスが可能です。当サイトでもおすすめの事務所を多数紹介しているので、ぜひ参考にしてください。→【相談無料】債務整理に力を入れる弁護士・司法書士はこちら!

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