楽天カードを利用している人のなかには、支払い遅延が続いており、一括請求がきた人もいることでしょう。楽天カードから一括請求がきた場合、「どのような対応を取るべきか」「払えない時はどうしたらいいのか」のように考えるかもしれません。
楽天カードから一括請求を受けても返済ができない場合、放置をするのは絶対に避けてください。このまま放置を続けると、最終的に裁判に発展してしまい財産が差し押さえられることになりかねません。
現時点では支払いが難しかったとしても、一括請求がきた際には楽天カードのコンタクトセンターに連絡し、事情を説明して交渉しましょう。そのうえで、「親族に頼る」「比較的低金利な方法で借入する」など、一括請求の金額を用意するための対策を講じてみてください。
なお、楽天カードの支払いが難しい場合、最終手段として「債務整理」という方法があります。債務整理をすれば、楽天カードを含めたクレジットカードや借金の問題を解決につなげられます。
まずは自力で支払いを済ますことを検討したうえで、どうしても支払いが難しい場合には債務整理を視野に入れてみるのもよいでしょう。
当記事では、楽天カードから一括請求がきた時の対処法をテーマに、請求を放置した場合の流れや交渉の方法を解説していきます。楽天カードから一括請求がきた場合には参考にしてみてください。
楽天カードから一括請求がきたら無視は絶対にNG!放置した場合の流れ
楽天カードから一括請求がきた場合、決して少額とは言えない金額を請求されていると考えられます。そのため、支払いが難しいため、一括請求を放置することを考えるかもしれません。
しかし、支払いが難しいといっても、楽天カードの一括請求を無視するのは絶対に避けましょう。楽天カードに限らずクレジットカードにおいて、「いつ裁判を起こされてもおかしくない状態」であるためです。
一括請求を放置していると、最終的には法的措置をとられてしまい、財産の差し押さえに発展します。
「まさかほんの少し滞納しただけで裁判なんて」と思う方のために、楽天カードを滞納した翌日から裁判手続きまでの流れについて解説します。
- 滞納翌日から遅延損害金が発生する
- ハガキや電話で督促が行われる
- 楽天カードの利用が停止される
- 楽天カードが強制解約される
- いわゆる「ブラックリスト入り」になる
- 最終的には強制執行によって財産が差し押さえられる
1. 滞納翌日から遅延損害金が発生する
楽天カードの支払いを滞納すると、滞納翌日から遅延損害金が発生します。
遅延損害金は滞納に対するペナルティの意味があり、通常の利息よりも高い利率を提供することが利息制限法により許されています。
楽天カードの場合、遅延損害金はショッピングであれば年14.6%、キャッシングは年20%です。この金額が滞納が解消されるまで加算され続けるため、返済が遅れれば遅れるほど支払う金額は大きくなってしまいます。
2. ハガキや電話で督促が行われる
楽天カードの支払いに遅れると、1週間程度でハガキや電話での督促が行われます。滞納が数日程度の場合は、「入金が確認できませんでした」「口座残高をご確認ください」といった内容で督促が行われます。
しかし、督促に応じない場合には、「遅延損害金を付してお支払いください」「このままお支払いいただけない場合、法的手続きも検討せざるを得ません」などと、論調がだんだん厳しくなっていきます。
支払い遅延が続くと法律事務所や債権回収会社から督促がくることもある
督促状が、楽天カードではなく、法律事務所や債権回収会社から届くことがあります。
その場合、覚えのない請求として詐欺ではないかと疑ってしまうかもしれませんが、この請求は決して詐欺ではありません。楽天カードが債権回収業務を外部に委託したため、委託先から督促が届いているのです。
楽天カードからの回収業務委託先の法律事務所としてよくあるのが、「阿部東京法律事務所」です。また、債権回収会社(サービサー)が回収業務を請け負うこともあります。
また、サービサーに対しては業務委託ではなく、債権自体が譲渡されることもあり、この場合にはサービサーが債権者になります。
楽天カードの場合、よくある譲渡先は「パルティール債権回収」です。
サービサーに債権譲渡となれば、法的手続きがとられるまでの手順がさらに進んだともいえます。そのため、この段階でも支払いが難しいのであれば、弁護士や司法書士に相談して問題解決することも視野に入れておきましょう。
3. 楽天カードの利用が停止される(楽天e-NAVIエラーコード1)
楽天カードの滞納が続けば、楽天カードが一時的に利用できなくなります。この場合、ネット上の楽天e-NAVIで確認すると、「エラーコード1」と表示されています。
エラーコード1は一時的な利用停止なので、滞納が解消されれば数日程度で利用制限は解除されるでしょう。
4. 楽天カードが強制解約される(楽天e-NAVIエラーコード2)
楽天カードで滞納が長期化すると、強制解約となりカードが使えなくなります。この場合、楽天e-NAVIには「エラーコード2」と表示されます。
強制解約となる期間に明確な基準は公表されていませんが、一般的には2か月以上の滞納が目安とされています。
強制解約されると、楽天カードを再発行することはできません。
楽天カードはポイントの還元率も高い人気のカードなので、買い物だけでなく家賃や光熱水費の引き落としなどに利用している方も多いでしょう。
楽天カードが解約されることになると、これらの支払いも滞ってしまいます。解約の通知を受けたら、次の引き落とし日までに必ず支払い方法を変更しておきましょう。
5. いわゆる「ブラックリスト入り」になる
楽天カードの支払遅延が長期化すれば、いわゆる「ブラックリスト入り」になります。
前提として、「〇日滞納するとブラックリスト入りになる」のような明確な基準は公表されていません。そもそも、ブラックリストの存在自体も明言されているわけではないため、「どの程度の遅延でブラックになる」のような基準は言えないのです。
とはいえ、一般的にも言われているように、ブラックリスト入りになるとクレジットカードやローンなどの審査に通りづらくなります。それは、信用情報として延滞の履歴が登録され、返済能力を疑われやすくなるのが原因です。
信用情報とは、クレジットカードやローンなどの利用履歴のことです。信用情報として長期間の支払遅延の履歴が登録されてしまうと、返済能力を危惧されてしまい下記のような契約が難しくなります。
- ローンやクレジットカード
- 携帯電話やパソコンなどの割賦払い
- 保証会社を通した賃貸契約
6. 最終的には強制執行によって財産が差し押さえられる
楽天カードへの支払いが遅れると、最終的には訴訟や支払督促などの裁判手続きを起こされ、給料なおの財産を差し押さえられます。
請求金額が数万円なら、手間とお金をかけてまで裁判を起こしてこないだろうと思うかもしれません。
しかし、支払督促手続を使えば、請求額が数万円でも請求することができます。手数料も通常訴訟の半額で、ネット上から「督促手続オンラインシステム」で申し立てできます。
手間や費用を減らしつつ法的手続きをとることも可能なため、「数万円だから裁判にはならないだろう」と考えるのは危険です。
実際に支払いをしていないのであれ基本的には敗訴判決になると考えられ、滞納額に遅延損害金を付した全額を支払うことを命じる判決が出ることは避けられないでしょう。
この判決がくだると、債権者はあなたの財産を差し押さえることができます。カード契約時から勤務先が変わっていない場合は、給料を差し押さえられる可能性が高いでしょう。
「たった数万円の支払いができないだけなら無視していれば諦めて時効になる」という情報もネット上に見られることもありますが、鵜呑みにするのは非常に危険です。数万円でも「裁判」や「差し押さえ」などという深刻な事態に発展する可能性は十分にあるのです。
一括請求が払えない場合は楽天カードコンタクトセンターに連絡して交渉する
楽天カードの一括請求が払えない時には、まず楽天カードコンタクトセンターに連絡するようにしましょう。支払いの意思を担当者に伝えることで、財産の差し押さえに発展することは回避できる可能性があります。
また、楽天カードコンタクトセンターの担当者に交渉をすることで、一括請求に猶予を認めてもらえるケースもあります。そのため、一括請求が払えない時には、すぐに楽天カードコンタクトセンターへ連絡をして、下記のような交渉をしてみてください。
- 分割払いを認めてもらうための交渉をする
- 一括請求の支払期限の猶予を交渉する
- 請求金額の一部を支払ってう返済猶予を認めてもらうための交渉をする
ガイダンスが流れたら【スキップ番号】4400上記電話番号が利用できない場合
092-303-7188(有料)または092-474-6287(有料)
分割払いを認めてもらうための交渉をする
楽天カードの一括請求の金額は、現状では支払えるほどの金額でないことも多いでしょう。そのため、「支払いたくても一括請求の金額は用意できない」というケースもあると思います。
その場合、楽天カードコンタクトセンターに連絡をして、分割払いを認めてもらえないかを交渉してみてください。交渉によっては、「毎月数万円程度を⚪︎か月で支払う」のように分割払いに変更してもらえる可能性があります。
一括請求を無視された場合、楽天カードは裁判や強制執行のためにコストをかける必要があります。コストをかけずに金額を回収できるため、楽天カードから分割払いを認めてもらえる可能性があるといえるのです。
一括請求の支払期限の猶予を交渉する
楽天カードの一括請求が払えない場合、「支払期日に猶予があれば一括請求のお金を用意できる」という人もいるかもしれません。この場合、支払期限に猶予を延ばしてもらうための交渉をするのも手です。
当然ですが、交渉をしたからといって、一括請求の支払い期限を必ず延ばしてもらえるとは限りません。楽天カードから支払期日の猶予を認めてもらう交渉をする際には、下記を担当者に伝えてみてください。
- 一括請求の金額を用意できない理由
- お金を用意できる日にちと確実に用意できるといえる理由
請求金額の一部を支払って返済猶予を認めてもらうための交渉をする
一括請求がきている場合、すでに楽天カードから督促があったと考えられます。その状況で「もう少し支払いを待ってほしい」とだけ伝えても、楽天カードに支払いの猶予を認めてもらうのは難しいと言えます。
この場合、「請求金額の一部を先に支払い、残りの金額は後日に返済する」などと交渉することも手です。単に待ってほしいと伝えるよりも、一部を支払うことで請求金額を支払う意思を楽天カードに伝えられます。
楽天カードの一括請求の費用を用意する対策
楽天カードに交渉をしたとしても、必ず分割などの方法が認められるとは限りません。また、仮に分割などの方法が認められたとして、楽天カードへ支払う金額を用意する必要はあります。
そのため、楽天カードに交渉を連絡した後は、一括請求の費用を用意するための対策を講じてみてください。
- 親族などに請求額を借りて一括返済する
- 比較的低金利な方法で借入をして請求額を用意する
親族などに請求額を借りて一括返済する
楽天カードの支払いが難しい場合は、一時的に親族を頼ることも検討しましょう。親族からなら低利息もしくは利息なしで借りられる可能性もあります。
「親に迷惑をかけたくない」という気持ちもあるでしょうが、裁判で財産を差し押さえられた、という事態になった方がよほど心配をかけてしまうでしょう。
事情を正直に説明し、借用書を作るなどしてしっかり返済することへの誠意をみせましょう。
比較的低金利な方法で借入をして請求額を用意する
楽天カードの一括請求の金額を用意する方法として、金融機関からの借入が挙げられます。しかし、金融機関から借入をしてカードの支払いを済ますのは、いわゆる「自転車操業」に陥る可能性があるためおすすめできる方法とはいえません。
とはいっても、「借入以外に楽天カードの支払額を用意する方法がない」のように、借入を検討せざるを得ないケースもあることでしょう。その場合には、自転車操業に陥るリスクを抑えるためにも、比較的低金利な方法で借入することを検討してみてください。
方法 | 概要 |
---|---|
おまとめローン | 複数社からの借入を1社にまとめるためのローン |
借り換え | 現在利用している金融機関から他社に乗り換えること |
生命保険の契約者貸付制度 | 解約時に受け取れる解約返戻金を担保にして、保険会社からお金を借りられる制度のこと |
生活福祉資金貸付制度 | 低所得者世帯・障害者世帯・高齢者世帯を対象にした貸付制度 |
上記の方法であれば、比較的低金利で借入することが可能です。楽天カードの一括請求の金額を借入する場合には、これらのような低金利な方法を検討してみてください。
楽天カードの一括請求が払えない時は最終手段として債務整理を検討する
楽天カードの一括請求が払えない場合、最終手段として債務整理という方法があります。
債務整理とは、借金やクレジットカードなどの問題を解決するための手続きのことです。インターネットなどでは、「国が認めた救済措置」などと呼ばれることもあり、一般的には弁護士や司法書士に依頼をして手続きする方法です。
債務整理をすることで、楽天カードから一括請求がきている現状の改善を見込めます。具体的には、「任意整理」「個人再生」「自己破産」のいずれかの手続きがとられるのが一般的です。
- 任意整理|支払いの条件を見直してもらうために交渉をする手続き
- 個人再生|借金総額を1/5〜1/10程度に減額するための手続き
- 自己破産|楽天カードの残債を含めた借金を帳消しにするための手続き
ただし、債務整理には楽天カードの支払い問題などを解消できるメリットがある反面、デメリットも大きいです。特に、いわゆる「ブラックリスト入り」になるデメリットは、今後の生活に悪影響を及ぼしかねません。
楽天カードの一括請求が払えないといっても安易に手続きをするのではなく、弁護士や司法書士から十分な説明を受けたうえで、本当に手続きするべきかを検討するようにしてください。
任意整理|3年程度の分割弁済ができそうなとき
任意整理とは、弁護士が債権者と交渉し、利息や遅延損害金をカットした金額での和解締結を目指す手続きのことです。
交渉次第ですが、任意整理をした場合は3年〜5年程度完済できるように分割払いとなるのが一般的です。
自分で楽天カードと交渉しても、必ず分割払いが認められるわけではありません。仮に分割払いが認められたとしても、リボ払いでの返済になる可能性もあり、この場合には15%程度の手数料がかかります。
任意整理では分割弁済の際の利息をカットすることができるため、自分で交渉するより支払いの負担はかなり軽くなるでしょう。
返済方法 | 毎月返済額 | 支払総額 | (うち利息分) |
---|---|---|---|
リボ払い(15%) | 17,332 円 | 623,952 円 | (123,952 円) |
任意整理 | 13,888 円 | 50万円 | (0円) |
上の表のように、50万円を3年で返済した場合、任意整理で和解した方が毎月の返済額は3,500円程度、支払総額は12万円以上負担が軽くなることがわかります。
個人再生|利息カットだけでは返済できないとき
個人再生とは、裁判所に申立てることで、元金を5分の1程度まで減額し、3年程度で返済していく手続きです。任意整理の分割弁済では借金が支払いきれない額まで膨らんでいる場合には、個人再生を検討してみてもよいでしょう。
ただし、裁判所に申立てをする際には、安定して継続した収入があることを証明しなければなりません。複雑な手続きなので、弁護士を選ぶ際には個人再生の扱い件数の多い事務所を選びましょう。
自己破産|多重債務状態で返済が難しいとき
他にも債務があり、多重債務状態になっている場合は、自己破産を選択することも手です。自己破産は、裁判所に申し立て、自分の財産と引き換えに返済義務を免除してもらう手続きです。
自己破産手続きでは、自宅、車、保険、預貯金などの大きな財産を失う代わりに債務免除を受ける手続きです。
自分名義の財産をもっていないなら失うものは少ないという人にはダメージが少ない一方、住宅や車をローンで購入している人や、ある程度の預貯金または返戻金のある保険や不動産といった財産として持っている方にとっては、それらを失う覚悟が必要です。
債務整理の中でも最もデメリットが大きい手続きとも言われるため、他に対策がない場合の最終手段として自己破産を検討するようにしましょう。
楽天カードから一括請求を受けてやってはいけないこと
楽天カードから一括請求を受けたら、すぐに何らかの対応をとらなければなりません。
一括で請求されているということは、既に期限の利益を喪失し、分割払いで払う権利を失っているということです。訴訟手続きになるのも時間の問題です。
そのような切羽詰まった状況で、やってはいけないことがあります。
- 諦めて放置する
- 返済できる見込みがない状態で消費者金融などから借入する
このようなことをすると、事態をさらに悪化させる可能性があります。
支払いが難しいからといって放置する
楽天カードからの一括請求を放置しても事態は解決しません。
それどころか、打つ手がないといって督促を無視したり電話に出なかったりすると、事態は悪化していきます。
遅延損害金がかさんで債務が膨らみ、楽天カードは強制解約され、サービサーに債権譲渡されることになりかねません。
督促の電話に対応しなかったり、いつまでも返済する気配がない場合は、相手から「誠意がない」「返済する気がない」と判断されて、訴訟手続きが早まる可能性もあります。
また、この時の態度によっては相手の心証を悪くし、任意整理をしても柔軟な対応をしてもらえなくなる可能性もあります。
返済できる見込みがない状態で消費者金融などから借入する
すぐにお金が必要だからといって、返済できる見込みがない状態で消費者金融から不足分を借入するのは避けるべきです。返済の見込みがない状態で借入をすると、いわゆる「借金地獄」に陥ってしまう可能性があるためです。
借金地獄とは、借金返済に追われて生活がままならない状態で、完済の目処も立たないことです。借入をすれば一時的に滞納は解消できますが、完済の目処が立たない状態であればいずれ他の金融機関への支払いも滞納してしまうリスクがあります。
低金利な方法で借入したとしても借金地獄に陥る可能性はあるため、完済の目処が立たない状態であれば借入をするのは避けるべきです。
楽天カード特有の事情
楽天カードの特徴として、①カードを作りやすいこと、②ポイント還元率がいいことが挙げられます。そのサービスのよさから、2021年度には顧客満足度指数第1位を13年連続で獲得したほどです。
しかし、だからこそ楽天カードを滞納することのデメリットは大きいといえるでしょう。
カード作成審査はゆるく、滞納のペナルティは厳しい
カード会社の審査には、以下のような方法があります。
- 最初の間口を狭くして優良顧客だけと取引する方法
- 最初は多くの人を取り込んでおいて、後の返済状況を見て優良顧客だけを残していく方法
楽天カードは後者のタイプだといわれています。新規顧客を積極的に取り込む一方、その中で滞納しやすい顧客をふるいにかけていく方法です。
始めは審査の基準を低くしてたくさんの人を集め、そのうち優良顧客との取引のみ継続していくため、楽天カードは滞納に対して厳しい措置をとる傾向があるといわれています。
「楽天経済圏」で生活する人が多い
楽天カードは、とにかくポイント還元が大きな魅力のカードです。
楽天カード経由で支払いをするとポイントがたまりやすいため、家賃、電気、ガス、水道、その他さまざまな支払いを楽天カード経由にしている方は多くいます。
楽天カードのポイント還元制度を利用して上手に生活するスタイルは「楽天経済圏」と呼ばれ、多くの人がその中で生活しています。
それだけに、楽天カードが強制解約される影響が大きいといえるでしょう。
楽天カードが強制解約されてしまうと、それにひもづけている支払いのすべてを変更しなければならず、今後楽天経済圏の恩恵を受けることはできません。
楽天カードを失わないためには、カードの利用一時停止の時点でなるべく早く入金をする必要があります。
まとめ
楽天カードから一括請求がきた場合、請求額が払えなかったとしても放置するのは絶対に避けてください。一括請求がきた時点で、いつ裁判を起こされてもおかしくない状態にあるとも言えるため、放置を続けると法的措置をとられてしまうことになりかねません。
楽天カードから一括請求がきた際には、すぐにでも楽天カードコンタクトセンターに連絡をしましょう。支払いの意思を伝えたうえで交渉をすれば、分割払いなどが認められる可能性はあります。
なお、楽天カードの支払いが難しい場合、最終手段として債務整理することを視野に入れておきましょう。弁護士や司法書士に債務整理を依頼すれば、楽天カードを含めたクレジットカードや借金の問題が解決につながります。
楽天カードから一括請求を受けた場合に知っておきたいこと
楽天カードへの支払いを滞納したら、どのくらいで強制解約になりますか?
楽天カードは加入の審査が緩い代わりに滞納に対する態度が厳しいといわれているので、強制解約をされたくないのなら、一時利用停止のうちに支払いを済ませましょう。