借金500万円は世間一般的にやばい状態
結論、世間一般的にいえば、借金500万円はやばい状態にあるといえます。その根拠の1つには、法律で定められた「総量規制」が挙げられます。
総量規制とは、貸金業者が個人に融資できる金額を年収の3分の1までに制限する規制のことです。たとえば、年収が300万円であれば、総量規制によって貸金業者が融資できる金額は最大100万円までとなります。
貸金業者から500万円を借りるには、最低でも年収1,500万円は必要です。しかし、国税庁が公表する「令和4年分 民間給与実態統計調査」では平均給与が458万円とあるため、総量規制の観点からすれば、借金500万円は世間一般的に貸金業者から借入できる金額ではないといえます。
また、総量規制は、過去に多重債務が社会問題となったことで、返済能力を超えた融資を禁止するために定められた規制です。仮に総量規制を超えて借金500万円を抱えているのであれば、すでに返済能力を超えている状態にあるともいえます。
さらに、借金500万円を完済するには、発生した利息の支払いも必要です。仮に年15.0%の金利が適用されている場合、単純計算で約75万円の利息が1年間で発生します。
場合によっては「利息の支払いすら難しい」という状況に陥る可能性がある点も、借金500万円を抱えている状態はやばいといえるのです。
借金500万円を抱えている場合、世間一般的にはやばい状態にあることを理解したうえで、この金額を返済できる状態にあるのかを考えてみてください。
借金500万円は自力返済できる?月々の返済額や返済期間ごとのシミュレーション
借金500万円を自力で返済するのは、決して簡単なことではありません。月々の返済額も少額とはいえないため、「このまま返済すればいつか終わる」のように考えていると、返済できないような状態に陥る危険性もあります。
まずは、借金500万円を抱えている場合、返済シミュレーションを行って、毎月いくら返済すればいつ完済できるのかを明確にしておきましょう。そのうえで、本当に借金500万円を自力で完済できるのかを検討してみてください。
ここからは、月々の返済額と返済期間に応じたシミュレーションを解説していきます。
月々の返済額に応じた借金500万円の返済シミュレーション
ここでは、月々の返済額に応じた返済シミュレーションをしていきます。利息制限法の上限である年15.0%の場合と、年10.0%の場合に分け、毎月の負担額ごとに比較しています。
「毎月これくらい返済した場合はいつ完済できるのだろう」と考えている場合には、これから解説する返済シミュレーションを参考にしてみてください。
毎月6万5,000円返済した場合の利息や返済期間
ここでは、毎月6万5,000円を返済し続けて借金500万円を完済した場合の利息額や返済期間を解説します。
利息 |
返済回数 |
返済年数 |
返済総額 |
うち利息額 |
15% |
295回 |
24年7ヵ月 |
1900万5,195円 |
1400万5,195円 |
10% |
127回 |
10年7ヶ月 |
814万1,686円 |
314万1,686円 |
※あくまでシミュレーションであるため、実際の金額や期間とは異なる場合があります。
毎月6万5,000円ずつ返済する場合、完済まで年15.0%なら約24年半、年10.0%なら約10年半かかる計算となりました。利息に関しては、年15.0%の場合は約1400万円、年10.0%の場合は約314万円かかります。
返済シミュレーションを踏まえると、10年〜24年ほどの間、毎月6万5,000円を用意し続ける必要があるうえに、利息も膨大な金額になることがわかります。
借金500万円を毎月6万5,000円ほどの金額で返済する予定であれば、まずシミュレーションの結果が現実的かどうかを検討してみてください。そのうえで、自力で完済するのであれば効率的に返済を進めるコツを、自力では難しい場合は債務整理を視野に入れてみてください。
毎月8万円返済した場合の利息や返済期間
ここでは、毎月8万円を返済し続けて借金500万円を完済した場合の利息額や返済期間を解説します。
利息 |
返済回数 |
返済年数 |
返済総額 |
うち利息額 |
15% |
128回 |
10年8ヶ月 |
1008万1,362円 |
508万1,362円 |
10% |
92回 |
7年8ヶ月 |
717万9,835円 |
217万9,835円 |
※あくまでシミュレーションであるため、実際の金額や期間とは異なる場合があります。
毎月8万円ずつ返済する場合、完済まで年15.0%なら約10年と8か月、年10.0%なら約7年と8か月かかる計算となりました。利息に関しては、年15.0%の場合は約1,008万円、年10.0%の場合は約217万円かかります。
毎月の返済額8万円は決して安い金額ではありません。ほかにも家賃などの固定費の支払いがある場合、8万円を7年〜10年ほどの期間滞りなく返済していくのは厳しいことでしょう。
毎月10万円返済した場合の利息や返済期間
ここでは、毎月10万円を返済し続けて借金500万円を完済した場合の利息額や返済期間を解説します。
利息 |
返済回数 |
返済年数 |
返済総額 |
うち利息額 |
15% |
83回 |
6年11ヶ月 |
806万5,059円 |
306万5,059円 |
10% |
68回 |
5年8ヶ月 |
656万6,834円 |
156万6,834円 |
毎月10万円ずつ返済する場合、完済まで年15.0%なら約6年と11か月、年10.0%なら約5年と8か月かかる計算となりました。利息に関しては、年15.0%の場合は約306万円、年10.0%の場合は約156万円かかります。
毎月の返済額を10万円まで増やせれば、利息総額と返済年数を大幅に抑えられます。とはいえ、決して簡単に用意できる金額ではないため、10万円を用意するのが難しいタイミングがある可能性もあります。
借金500万円を毎月10万円で返済し続ける予定であれば、本当に今後も返済額を用意できるのかも考えておくとよいでしょう。
返済期間に応じた借金500万円の返済シミュレーション
ここでは、返済期間に応じた返済シミュレーションをしていきます。利息制限法の上限である年15.0%の場合と、年10.0%の場合に分け、毎月の負担額ごとに比較しています。
「借金500万円をだいたいこれくらいの期間で完済したい」という場合には、これから解説する返済シミュレーションを参考にしてみてください。
借金500万円を3年で完済した場合の利息や毎月の返済額
ここでは、借金500万円を3年で完済した場合の利息額や毎月の返済額を解説します。
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毎月の返済額
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返済総額
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うち利息額
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15%
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17万3326円
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623万9744円
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123万9744円
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10%
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16万1335円
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580万8077円
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80万8077円
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※あくまでシミュレーションであるため、実際の金額や期間とは異なる場合があります。
借金500万円を3年で完済する場合、年15.0%なら月々約17万円、年10.0%なら約16万円かかる計算となりました。利息に関しては、年15.0%の場合は約123万円、年10.0%の場合は約80万円かかります。
3年間、毎月16万円〜17万円ほど用意するのは基本的に難しいといえるでしょう。そのため、収入面で問題がない場合をのぞいて、基本的には借金500万円を完済するには3年以上がかかると考えておくのが無難です。
借金500万円を5年で完済した場合の利息や毎月の返済額
ここでは、借金500万円を5年で完済した場合の利息額や毎月の返済額を解説します。
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毎月の返済額
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返済総額
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うち利息額
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15%
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11万8949円
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713万6958円
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213万6958円
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10%
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10万6235円
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637万4079円
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137万4079円
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※あくまでシミュレーションであるため、実際の金額や期間とは異なる場合があります。
借金500万円を5年で完済する場合、年15.0%なら月々約11万円、年10.0%なら約10万円かかる計算となりました。利息に関しては、年15.0%の場合は約213万円、年10.0%の場合は約137万円かかります。
毎月10万円程度を返済に回しても、借金500万円を完済するには5年かかる計算です。収入状況によっては用意できる場合もあるかもしれませんが、この場合も一般的には無理な返済計画といえます。
借金500万円を10年で完済した場合の利息や毎月の返済額
ここでは、借金500万円を10年で完済した場合の利息額や毎月の返済額を解説します。
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毎月の返済額
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返済総額
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うち利息額
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15%
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80,667円
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968万0040円
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468万0040円
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10%
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66,075円
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792万9000円
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292万9000円
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※あくまでシミュレーションであるため、実際の金額や期間とは異なる場合があります。
借金500万円を10年で完済する場合、年15.0%なら月々約8万円、年10.0%なら約6万円かかる計算となりました。利息に関しては、年15.0%の場合は約468万円、年10.0%の場合は約292万円かかります。
毎月の返済額だけを見れば決して返済不可能な金額とはいえませんが、返済期間が10年ともなると利息額も膨大になります。可能な範囲で返済額を増やして利息を少しでも抑えるか、返済が厳しければ弁護士に相談することを検討するのがよいでしょう。
借金500万円を自力完済するには長期間の支払いが必要!長期間返済を続けるリスク
返済シミュレーションで解説したように、借金500万円を自力で完済するには長期間の支払いが必要になると考えられます。借金の返済期間が長期化することには、下記のようなリスクがあるため、負担に感じる場合はすぐにでも弁護士に相談することを検討するべきといえます。
- 支払いが長期化することで利息分も膨らみやすい
- 借金500万円だと毎月の返済額が高額になりやすい
ここからは、借金を長期間返済するリスクをそれぞれ解説していきます。借金500万円を抱えている場合、これらのリスクがあることを踏まえて、自力返済を続けるべきかを検討してみてください。
支払いが長期化することで利息分も膨らみやすい
借金をしている場合、原則借入先の金融機関から金利が設定されます。そして、毎月の返済日に借りた金額の返済分と利息分を合わせた金額を支払わなければなりません。
利息は借りた金額と返済期間に応じて変動する仕組みです。簡単にいえば、借りた金額と日数が多ければ多いほど、利息も高額になります。
借金500万円はすぐに返済できる金額とはいえません。つまり、借金500万円を完済するには、長期間の支払いが必要になると考えられ、その場合利息も高額になるのです。
上記のシミュレーションを参考にすれば、金利年15.0%で借金500万円を10年間で完済した場合は約468万円の利息がかかり、これは借金額とほぼ同額の金額ともいえます。
なお、後述する債務整理であれば、利息のカットや借金自体の減額が可能です。
借金500万円だと毎月の返済額が高額になりやすい
借入先への月々の返済額は、各金融機関が定めています。基本的には借入残高に応じて月々の返済額は決定される仕組みで、残高が多ければ多いほど返済額も高額になるのが一般的です。
借金500万円は世間一般的にも高額といえるため、月々の返済額が高額になりやすく、長期間その金額を支払う必要があります。
上記のシミュレーションを参考にすれば、金利年15.0%で借金500万円を10年間で完済した場合は約8万円を毎月返済しなければなりません。10年間収入状況や家族構成が変わらないとも言い切れず、途中で返済を続けるのが難しくなることもあるでしょう。
借金500万円ならまずは弁護士や司法書士に相談するべき
ここまでで解説したように、借金500万円の自力返済は決して簡単なこととはいえません。むしろ、一般的には難しいことともいえます。
そのため、借金500万円を抱えている場合、まずは弁護士や司法書士に相談をするべきです。弁護士や司法書士に相談をすることで、自身の状況から借金500万円を完済するためのアドバイスをもらえます。
また、弁護士や司法書士に相談をすれば、借金問題を解決するために下記のような方法を提案してもらえる場合もあります。
ここからは、債務整理と過払い金請求について詳しく解説していきます。とくに「完済できる見込みがない」「現状は問題なくてもこの先返済できる保証がない」という場合であれば、これらを視野に入れつつ弁護士や司法書士に相談するようにしてみてください。
債務整理を依頼して借金を返済しやすくする
債務整理とは、借金問題を法的に解決するための手続きのことです。借金問題の救済措置でもあり、「国から認められた救済制度」などと呼ばれることもあります。
債務整理には、「任意整理」「個人再生」「自己破産」の3つの手続きがあり、それぞれ特徴が異なります。
債務整理
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概要
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任意整理
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発生している利息や遅延損害金をカットし、元本のみの返済にできる。
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自己破産
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借金をゼロにできる
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個人再生
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借金が約1/5〜1/10に減る
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借金500万円を自力返済するのは、簡単なことではありません。そのため、債務整理を依頼して、借金問題から抜け出すことも1つの手です。
ただし、いずれの債務整理手続きであっても、手続き後から最長5年〜7年間はいわゆる「ブラックリスト入り」の状態となります。ブラックリスト入りの期間はクレジットカードやローンの審査に通りづらくなります。
借金500万円を債務整理する場合は、このデメリットを十分に理解したうえで、手続きをするべきかどうかを慎重に判断するようにしてみてください。
ここからは、債務整理の各手続きについて詳しく解説していきます。
任意整理なら借金500万円の膨大な利息をカットできる
任意整理とは、弁護士や司法書士が金融機関と交渉をおこない、今後支払う予定の利息をカットもしくは減額してもらう方法です。任意整理をすれば、基本的に借りた500万円のみを返済することになります。
任意整理の大きなメリットには、月々の返済額を減らしたうえで、完済までの期間も短縮できることが挙げられます。たとえば、借入総額500万円を任意整理する場合と、通常どおり返済を続けた場合の支払総額は下記の通りです。
⚪️返済シミュレーションの条件
- 毎月の返済額:10万円
- 適用されている金利:年15.0%
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任意整理後
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任意整理前
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完済までの年数
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50か月
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79か月
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総額
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500万円
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789万5537円
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※あくまでシミュレーションであるため、実際の金額とは異なる場合があります。
シミュレーションの結果、任意整理をすることで約289万円の利息を抑えられるうえに、返済期間も29か月短縮できることがわかります。
なお、「借金減額シミュレーター」を利用すれば、自身の状況で任意整理をすればどの程度負担が減るのかを診断できます。任意整理するかを検討している場合は利用してみてください。
個人再生なら借金500万円を100万円〜50万円程度に減額できる
個人再生とは、将来発生する利息のカットだけでなく、借金自体を1/5〜1/10程度まで減額できる手続きのことです。借金自体を減額できるため、個人再生は任意整理よりも借金負担を軽減できる手続きといえます。
たとえば、借金500万円を個人再生した場合、借金そのものが100万円〜50万円程度まで減額されます。大幅な減額が見込まれるため、手続き後は現状よりも負担を減らしつつ返済を進めることが可能です。
ただし、個人再生は裁判所を介する手続きであるため、任意整理よりも費用や時間がかかるのが一般的です。また、個人再生をした後も返済は必要となるため、安定した収入がない場合には手続きができない可能性があります。
自己破産なら借金500万円を帳消しにできる
自己破産とは、抱えているすべての借金を帳消しにできる手続きのことです。カードローンやキャッシングからの借金だけでなく、住宅ローンや自動車ローンなども対象となります。
ただし、自己破産をすると、下記のような財産を手放さなければなりません。
- 自動車
- バイク
- 現金や預貯金
- 住宅や土地
- 株式などの有価証券
- 生命保険
また、個人再生と同様に、自己破産も裁判所を介した手続きであるため、任意整理よりも時間や費用がかかるのが一般的です。
このようにほかの手続きよりもデメリットが大きいため、自己破産はほかに解決策がない場合に検討するべき方法といえます。
なお、法律事務所では、債務整理に関する無料相談が可能です。「自己破産するしかない」という場合であっても、ほかの解決策を提示してもらえる可能性があるため、まずは弁護士や司法書士に相談することを検討してみてください。
2010年6月17日よりも前から借入している場合は過払い金請求も検討する
長年借金を抱えている場合、過払い金が発生している可能性があります。過払い金が発生していれば、弁護士や司法書士に依頼することで多く支払っていた金額が返還されます。
場合によっては数万円〜数十万円程度の金額が返還されることもあるため、下記に該当する場合は過払い金請求をすることも検討してみてください。
- 2010年6月17日よりも前から借入している
- 最後に借金を返済してから10年以内である
過払い金が発生しているかは、弁護士や司法書士に相談することで確認できます。一般的には無料相談が可能であるため、過払い金請求を検討している場合はまず法律事務所に相談してみるとよいでしょう。
借金500万円はやばい?|債務整理を検討するタイミング
借金500万円の返済が厳しくなるのには、以下のような理由があります。
- 毎月の返済が利息や遅延損害金により重くなること
- 返済が長期にわたるため、その間に収入状況が変わりやすいこと
債務整理は早く始めるほど返済負担が楽になりますが、弁護士や司法書士に相談するとなるとハードルが高いと感じてしまうかもしれません。しかし、以下のような状況に陥っているなら、なるべく早く債務整理を開始する必要があります。
利息が高い取引が多い
金利による利息は、借入額が多ければ多いほど膨らみます。借金500万円ともなると利息の支払いだけでも高額になると予測されます。
たとえば、年15.0%の金利で毎月10万円、約7年間返済を続ければ、利息だけで300万円以上になります。借金500万円の半分以上の金額を上乗せで支払うことになるため、利息が膨らみすぎる前に弁護士や司法書士に相談するのが得策です。
たとえば、弁護士に任意整理を依頼すれば、返済は4年程度、利息は全額カットできる可能性があります。また、個人再生であれば、利息のカットだけでなく、借金自体を50万円〜100万円程度までに減額できる可能性もあります。
収入が不安定
借金500万円は、金利が年15.0%なら10万円ずつ返済しても7年程度かかります。毎月の収入にばらつきがあり、7年間毎月10万円を返済できるかが怪しければ、債務整理を検討すべきでしょう。
無理な返済計画を続けようとすると滞納しやすくなります。滞納をした場合、利息に加えて遅延損害金のペナルティが課されるため、さらに返済が苦しい状況に陥る可能性があります。
最終的には財産の差し押さえとなるため、現在すでに収入に不安がある場合は、債務整理を検討することをおすすめします。
返済のために借入をしている
毎月の収入だけでは返済が間に合わないときがあり、追加の借入をすることで返済を間に合わせている場合は、すぐにでも弁護士や司法書士に相談するべきです。
返済のために借入を繰り返す状態を、一般的に「自転車操業状態」といいます。自転車創業状態で返済を行っても、あくまで一時的なしのぎでしかなく、自身の状況をさらに悪化させてしまいます。
最終的には自己破産以外の選択肢がなくなってしまう可能性もあるため、可能な限り対策を取ることが重要です。
すでに滞納を繰り返している
すでに滞納を繰り返している場合、いまの返済計画に無理があると考えられます。いずれ返済不能の状態になる可能性があり、この場合も自己破産以外の選択肢がなくなってしまうおそれがあります。
なるべく早いタイミングで弁護士や司法書士に相談することで、借金問題の深刻化を防げます。滞納をこれ以上起こさないためにも、債務整理を視野に入れつつ弁護士や司法書士に相談することを検討してみてください。
債務整理なら借金500万円を本当に完済できる?実際に債務整理をした人のアンケート
当サイトでは、実際に債務整理をした人にアンケートを実施しました。なかには500万円を債務整理した人からの回答も得られましたので、ここからはその結果を元に「債務整理をすれば本当に500万円を返済できるのか」を解説していきます。
※調査方法…インターネットアンケート
※調査期間…2024年5月
※調査人数…116人
借金500万円を任意整理した人へのアンケート結果
ここでは、借金500万円を任意整理した人へのアンケート結果を紹介します。
任意整理をした81人のうち、500万円の借金を抱えていたのは4人でした。4人に行った任意整理に関する質問とその回答は下記のとおりです。
質問内容
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回答
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任意整理で完済できたか
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できた:4人
できなかった:0人
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毎月の返済額はいくらになったか
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・9万円から3万円
・20万円から10万円
・20万円から10万円
・10万円から3万円
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任意整理によって生活が楽になったか
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なった:3人
変わらない:1人
苦しくなった:0人
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借金500万円を任意整理した4人へのアンケートの結果、全員が借金を完済できたとのことです。毎月の返済額は半分以下まで減額できた傾向があり、3人が任意整理によって生活が楽になったとの回答が得られています。
なお、アンケート回答のなかには、「借金500万円を任意整理しようと弁護士に相談したところ、個人再生や自己破産を勧められた」という回答もありました。
弁護士に相談することで、自身の状況に合った解決策を提案してもらえます。「任意整理をするべきかが判断できない」という場合でも、一度弁護士に相談してみることをおすすめします。
借金500万円を個人再生した人へのアンケート結果
ここでは、借金500万円を個人再生した人へのアンケート結果を紹介します。
個人再生をした16人のうち、500万円の借金を抱えていたのは4人でした。4人に行った個人再生に関する質問とその回答は下記のとおりです。
質問内容
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回答
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個人再生で完済できたか
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できた:4人
できなかった:0人
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手続き前と比べて月々の返済額はどのくらい減ったか
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・7万円
・7万5千円
・20万円
・5万円
・10万円
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個人再生によって生活が楽になったか
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なった:4人
変わらない:0人
苦しくなった:0人
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借金500万円を個人再生した4人へのアンケートの結果、全員が借金を完済できたとのことです。毎月の返済額は5万円〜20万円ほど減額できたとのことで、4人全員が個人再生によって生活が楽になったとの回答が得られています。
また、「毎月の返済額が減っただけでもストレスがなくなった」との回答もありました。個人再生は任意整理よりも大幅な借金減額を期待できるため、「利息のカットだけでは完済できる気がしない」という場合には、個人再生を視野に入れてみるとよいでしょう。
借金500万円を自己破産した人へのアンケート結果
ここでは、借金500万円を自己破産した人へのアンケート結果を紹介します。
自己破産をした29人のうち、500万円の借金を抱えていたのは5人でした。5人に行った個人再生に関する質問とその回答は下記のとおりです。
質問内容
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回答
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自己破産をして後悔はあったか
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後悔がある:2
後悔はない:3
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自己破産によって財産は引き上げられたか
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引き上げられた:3
引き上げられなかった:2
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自己破産後に実際の生活は楽になったか
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楽になった:3人
変わらない:2人
苦しくなった:0人
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借金500万円を自己破産した5人へのアンケートの結果、全員が借金を完済できたとのことです。「自己破産をしたことで生活が苦しくなった」という人はおらず、楽になった、もしくは変わらないとの回答が得られています。
なお、5人のうち「自己破産をしたことに後悔がある」との回答がありました。その理由については、「ローンを組めなくなったこと」「貯金を引き上げられたこと」とのことです。
自己破産は債務整理のなかでもとくにデメリットが大きい手続きです。アンケート回答にあるように、自己破産をしても後悔をする可能性もあるため、手続きをする際には弁護士と相談をしたうえで慎重に判断することが重要です。
借金500万円を債務整理せずに自力で完済するための手順
債務整理には借金問題を解決できるメリットがある反面、決して無視できないデメリットもあります。そのため、デメリットを危惧して、借金500万円を債務整理せずに自力で完済することを検討している人もいることでしょう。
借金500万円を自力で完済するのであれば、なるべく返済期間を長期化させずに、効率よく返済を進めることが大切です。借金500万円を効率よく返済していくための手順をまとめましたので、自力返済を検討している場合には各手順を確認してみてください。
- 現在の収支状況から返済計画を立てる
- 借金500万円を効率よく返済していくためのコツを実践する
- 借金による悩みや不安はできる限り相談するようにする
借金500万円は一般的にも簡単に返済できる金額とはいえませんが、絶対に返済できないともいえません。完済までは遠い道のりと感じるかもしれませんが、借金生活から抜け出せるよう地道に返済を続けていきましょう。
1. 現在の収支状況から返済計画を立てる
借金500万円を効率よく返済していくには、まずゴールを明確にすることが大切です。そのために現在の収支状況から返済計画を立ててみてください。
返済計画を立てる際には、下記の情報を確認しておきましょう。
- 借入総額
- 適用されている金利
- 毎月の収入総額
- 毎月の出費総額
まずは借りている金額と借入先から適用されている金利を明確にしてみてください。そして、毎月の収入から出費を差し引いて、ひと月に返済できる金額を算出しましょう。
これらの情報を明確にした後は、返済シミュレーションを活用することで、現在の収支状況に合わせた簡易的な返済計画を立てられます。返済シミュレーションとは、借入額・金利・返済額といった情報を入力することで、返済総額や完済までの期間を診断できるサービスのことです。
ローンやキャッシングを提供している金融機関であれば、公式サイトやアプリに返済シミュレーションが用意されているのが一般的です。
たとえば、大手消費者金融である「プロミス」は、返済シミュレーションを用意しています。実際にプロミスの返済シミュレーションを活用しましたので、返済計画を立てる際は参考にしてみてください。
⚪️返済シミュレーションの条件
- 借入総額:500万円
- 適用されている金利:年10.0%
- 月々の返済額:10万円
完済までの期間
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65か月
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返済総額
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6,494,843円
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参照元:プロミス「ご返済シミュレーション(お借入返済)」
今回の条件では、毎月10万円を返済していけば、借入総額500万円を65か月で完済できる結果となりました。
毎月の返済額と完済までの期間の目安がわかれば、「借金500万円は本当に完済できるのか」のような不安を少しでも解消できます。
また、後ほど解説する借金返済のコツを実践することで返済期間をさらに短縮することも可能です。借金500万円を自力返済する場合、返済計画を立てたうえで、その計画よりも早く借金を返せるように返済を進めていくとよいでしょう。
2. 借金500万円を効率よく返済していくためのコツを実践する
借金を効率よく返済するには、いくつかのコツを実践するのが重要です。返済計画を立てた後は、下記のようなコツを可能な限り実践するようにしてみてください。
- おまとめローンを検討する
- 利息の高い取引から優先的に繰り上げ返済をする
- 借金すべてを最も低金利なローンに一本化する
- 収入を増やして支出を減らす
ここからは、借金500万円を効率よく返済していくためのコツをそれぞれ解説していきます。
おまとめローンを検討する
おまとめローンとは、複数からの借入をすべて1社にまとめるための返済専用の商品です。そのため、2社以上から借入がある場合、おまとめローンを利用することを検討してみるのもよいでしょう。
複数からの借入がある場合、毎月すべての借入先に返済をしなければなりません。たとえば、3社から借入があり、毎月3万円ずつ返済している場合、月々の返済額は9万円となります。
おまとめローンを利用することで借入先が1社に変わり、月々の返済額を抑えられるのが一般的です。実際に返済する金額は借入残高や金融機関によって変わりますが、数千円〜数万円程度を抑えられることに期待できます。
具体的には、おまとめローンを提供している「東京スター銀行」のおまとめローンでは、借入残高に応じて最少返済額が定められており、借金500万円の場合は73,188円と設定されています。
そのため、現在複数の借入先に毎月8万円以上を返済している場合、東京スター銀行のおまとめローンを利用することで月々の負担を減らしつつ返済を進められます。
また、借入先が複数社の場合は各社に利息を支払わなければなりませんが、おまとめローンで一本化をすれば利息の支払いも1社になるメリットもあります。
借金が500万円ともなると、完済までに支払う利息も高額になると予測されます。少しでも利息を抑えられるよう、複数から500万円の借金がある場合には、おまとめローンの利用を検討してみてください。
利息の高い取引から優先的に繰り上げ返済をする
借金500万円を効率よく返済する場合、利息が最も高い借入先から優先的に返済するのが大切です。利息が高い借入先への返済が長引くほど、元金の返済に充てられる金額が少なくなり、借金500万円を完済できるまでの期間も長期化しやすくなります。
また、お金に余裕がある月に繰り上げ返済をすることも、借金を効率よく返済できる効果的な方法です。
繰り上げ返済とは、月々の返済とは別に追加で返済をすることです。基本的にローンやキャッシングを提供している金融機関は繰上返済に対応している傾向があります。
繰り上げ返済をすることで、借入残高の返済に充てられる金額が現状よりも増えます。そのため、月々の返済だけを続けるよりも効率よく借入残高を減らせて、完済までの期間も短縮できます。
たとえば、繰上返済をした場合と月々の返済だけを続けた場合、利息総額と完済までの期間は下記のように差が出ます。
◻️シミュレーションの条件
- 借入総額:500万円
- 毎月の最少返済額:10万円
- 繰り上げ返済の金額:月々3万円(返済1回目から支払った場合を想定)
- 適用されている金利:年15.0%
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繰上返済をした場合
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月々の返済だけの場合
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返済総額
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6,858,855円
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7,895,537円
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完済までの期間
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53か月
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79か月
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※あくまでシミュレーションであるため、実際の金額や期間とは異なる場合があります。
今回の条件では、繰り上げ返済をすることで約100万円の利息を抑えられるうえに、完済までの期間を2年2か月早められる結果になりました。
借金が500万円ともなると、最少返済額よりも多い金額を用意するのが難しい場合もあることでしょう。しかし、より多くの金額を返済することで返済ペースを上げられるため、ボーナスや臨時収入があったときだけでも繰り上げ返済をするのが重要です。
少しでも余裕ができたときには、積極的に繰り上げ返済をするようにしてみてください。
借金すべてを最も低金利なローンに一本化する
借金500万円を効率よく返済する方法には、借金すべてを最も低金利なローンに借り換えることも挙げられます。
借り換えとは、ほかの金融機関から融資を受けて、そのお金で現在利用している金融機関からの借金を精算することです。借り換え先の金融機関の金利が現在よりも低ければ、今後発生する利息を抑えられるうえに、毎月の返済額も減らせる可能性があります。
たとえば、金利15.0%のA社から金利10.0%のB社に借り換えた場合を想定します。下記の条件で完済した場合、借り換え前後の利息総額と完済までの期間は下記のとおりです。
⚪️返済シミュレーションの条件
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借り換えをした場合(年10.0%)
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借り換えをしない場合(年15.0%)
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利息総額
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1,494,843円
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2,895,537円
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完済までの期間
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65か月
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79か月
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※あくまでシミュレーションであるため、実際の金額や期間とは異なる場合があります。
今回のシミュレーションでは、借り換えをしたことで約140万円の利息を抑えられ、完済までの期間を1年2か月縮められる結果となりました。
毎月の返済負担を減らして、返済スピードを上げられる方法であるため、借金500万円を自力返済する場合には検討してみてください。
収入を増やして支出を減らす
当然ですが、収入を増やしたり、支出を減らしたりすれば返済ペースを上げられるため、借金500万円の完済が近づきます。急に収入を増やすのは簡単ではないため、まずは削減できる出費がないかを確かめてみるのがよいでしょう。
毎月の支出を見直す際は、食費や日用品費などの変動費ではなく、固定費から見直すのがおすすめです。「契約プランを変更する」「不要であれば解約する」などと1度手続きをすることで、今後の支出も削減できます。
固定費の例には、下記が挙げられます。
- 携帯料金
- 通信費
- 電気・ガス代・水道代
- ネットフリックスなどのサブスクリプションの料金
- 保険料
たとえば、携帯電話を大手キャリアの回線で契約している場合、格安SIMに乗り換えることで月々数千円から1万円程度の節約を期待できます。
なお、「支出の削減をしても大して効果がない」と考えるかもしれませんが、数千円を節約して返済に回すだけでも、返済ペースは上がります。「塵も積もれば山となる」というように、大した効果がないとは考えず、可能な限り出費を見直してみるのがよいでしょう。
3. 借金による悩みや不安はできる限り相談するようにする
借金を自力で返済する場合、「いまは返済できているけど、いつか返済が難しくなるかも」「この状態が何年も続くことに耐えられるか」といった悩みや不安が出てくることも考えられます。
借金問題は誰かに相談できずに1人で抱え込みやすいものです。精神的にも負担がかかりやすいため、借金返済による不安や悩みはできる限り相談することが大切です。
借金返済の相談先として真っ先に挙げられるのは、家族や知人です。とはいえ、「心配をかけさせたくない」「お金の話をするのは恥ずかしい」などと、知っている人だからこそ相談しづらい場合もあることでしょう。
その場合、借金トラブルに関する無料相談を受け付けている機関の利用を検討してみてください。
⚪️借金返済に関する相談窓口の例
借金500万円を自力返済する場合、相談相手がいるだけでも精神的な負担を減らせます。また、より効率的な借金返済の方法もアドバイスしてもらえる可能性があるため、負担に感じたときは相談をするようにしてみてください。
借金500万円を返済している際に滞納は絶対にNG!滞納した場合のリスク
借金500万円を返済する際に、返済額を用意するのが難しい状況に陥るかもしれません。しかし、下記のようなリスクがあるため、借金500万円の滞納は絶対に避けてください。
- 遅延損害金の負担が重い
- いわゆる「ブラックリスト入り」の状態になる
- 借入残高の一括返済を求められる可能性がある
- 訴訟提起され財産の差し押さえを受ける
借金返済が滞りそうであれば、自力返済が不可能な状況にある可能性があるため、すぐにでも弁護士や司法書士に相談することを検討してみてください。
遅延損害金の負担が重い
借金の返済に遅れると、その翌日から遅延損害金が発生するのが一般的です。
遅延損害金とは、借金の返済に遅れた場合に支払うペナルティのことです。利息とは別で支払いが必要なため、遅延損害金が発生すればするほど借金500万円の完済が遠のきます。
遅延損害金は、「借入額×年率×滞納日数÷365日」で算出できます。金融機関によって年率は異なりますが、消費者金融の場合は20.0%までの数値が設定されています。
たとえば、借金500万円の返済に1日遅れた場合、「500万円×20%×1日÷365日」となり、2739円の遅延損害金が発生します。これが30日の遅延であれば「2,739円×30日」と、82,170円の支払いが必要となるのです。
遅延損害金は借入額によっても発生するため、借金500万円ともなると1日遅延しただけで高額の支払いが必要です。借金500万円を自力返済する場合、返済遅延は絶対に起こさないように注意してください。
いわゆる「ブラックリスト入り」の状態になる
借金返済を滞納すると、その情報が信用情報として登録されます。
信用情報とは、クレジットカードやローンの利用履歴のことです。「個人信用情報機関」という機関で保管・管理されており、加盟している金融機関に情報が提供されます。
この信用情報は、「申込者に返済能力があるか」を判断するために使用されます。滞納の履歴が残っている場合、返済能力を疑われてしまう危険性があり、いわゆる「ブラックリスト入り」の状態となってしまうのです。
ブラックリスト入りの状態となると、下記などの審査に通るのが難しくなります。
- クレジットカード
- カードローン
- 自動車ローンなどの目的別ローン
- 携帯電話の割賦払い契約
- 保証会社を通した賃貸契約
なお、前述した「債務整理」をした場合も、いわゆる「ブラックリスト入り」の状態となります。とはいえ、手続きをすれば借金問題を解決できるため、万が一滞納が続くようであれば、債務整理で問題を解決することも検討するようにしてみてください。
借入残高の一括返済を求められる可能性がある
借金の返済遅延が続くと、期限の利益を喪失して一括返済を求められる可能性があります。
期限の利益とは、借りた金額を分割払いで返済できる、債務者側の権利です。期限の利益を喪失すると、分割返済ができなくなり、遅延損害金を付した残額を一括請求されてしまう可能性があります。
一括請求となる基準は公表されていないのが一般的です。そのため、2回〜3回程度であっても、借入残高の一括請求となることも否定できません。
なお、弁護士に相談することで、一括請求とならないように債権者と交渉をしてもらえます。返済遅延が起きそうであれば、「少し遅れるけどすぐに支払える」とは考えず、すぐにでも弁護士に相談することを考えましょう。
訴訟提起され財産の差し押さえを受ける
返済遅延が続くと、最終的には強制執行となり財産を差し押さえられてしまいます。
裁判手続きになった場合、債権者ではなく管轄の裁判所から「訴状」や「支払督促申立書」が届きます。訴訟手続きになると、反論して判決を覆すのは難しいでしょう。
結果的に遅延損害金を付した金額の支払いを命じる判決が出ることは避けられません。
判決が出ても支払えなければ、債権者から給料や銀行口座などの財産を差し押さえられてしまいます。
まとめ
借金500万円は、世間一般的にやばい状態にあります。簡単に自力返済できる金額ではないため、基本的には債務整理を視野に入れつつ、弁護士や司法書士に相談をするべきといえます。
とはいえ、債務整理にもデメリットがあるため、自力で借金500万円を返済することを検討している場合もあるでしょう。その場合には、まず返済計画を立てて、借金を効率よく返済していくコツを実践するのが得策です。
なお、借金を抱えている場合、悩みや不安を1人で抱え込んでしまう可能性があります。誰かに相談するだけでも精神的に楽になったり、借金問題を解決する糸口を見つけられたりします。
弁護士や司法書士がベストではありますが、家族や友人、借金相談が可能な相談窓口などに頼って、借金問題を解消することを考えてみてください。
借金500万円返済する際のQ&A
借金500万円のなかには奨学金もあります。どうやって返済すればいいでしょうか?
借金返済が難しいのであれば、弁護士や司法書士に相談するのがよいでしょう。自身の状況にあった解決策を提示してもらえます。なお、奨学金制度には減額や猶予が認められる制度があるため、そのような制度を活用するのも1つの手です。
借金が500万円もあるとローンの審査に通らないのでしょうか?
ローンの審査に通るかどうかは、申込者に返済能力があるかで決定されます。そのため、借金500万円があることだけが原因でローン審査に落ちるわけではありません。
借金500万円を家族にバレずに債務整理できますか?
「書類をみられる」「弁護士からの連絡に対応される」といったケースで、債務整理していることを知られるリスクはあります。任意整理であれば裁判所を介さない手続きであるため、家族にバレるリスクが低いです。
借金500万円を完済するうえで何から実施すればいいでしょうか?
債務整理を依頼するのが最も効果的ですが、自力完済の場合は返済計画を立てることから始めるべきです。返済計画でゴールを明確にして、効率よく返済を進めることで借金500万円の完済に近づきます。
借金500万円ある状態から逆転するにはどうすればいいでしょうか?
借金問題の救済措置である債務整理を検討してみてください。毎月の返済額の減額や借金自体の減額が可能であるため、借金500万円を完済しやすくなります。
最短即日取立STOP!
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